あふぇりえいと

2009年9月30日水曜日

作家の鎌田實さん講演 「あったかい」を基に医療

琵琶湖塾:作家の鎌田實さん講演 「あったかい」を基に医療--大津 /滋賀

 ◇「いろんな人の協力がある」

 各界の著名人が毎月「生きる」をテーマに講演する「琵琶湖塾2009」の第3回がこのほど、大津市におの浜1のピアザ淡海で開かれ、医師で作家の鎌田實さん(61)が「あったかい」医療を目指して活動してきた自身の体験などを語った。

 鎌田さんは1948年、東京生まれ。74年から長野県の諏訪中央病院に勤務。以来、35年間地域医療に携わり、現在は同病院の名誉院長を務めている。患者や家族との交流を書いたベストセラー「がんばらない」などの著書もある。

 鎌田さんは職員の図書室を使ってデイケアを始めたり、ケースワーカーらと一緒に高齢者の入浴の介助をした体験を話し、「自分の仕事じゃないとか、 設備がないからと言ってしまえば、何もできない」と語った。また、「あったかい」をキーワードにして動けば、いろいろな人が協力してくれると話した。

 チェルノブイリやイラクで続けてきた医療援助にも触れ、「みんな自分のために生きているが、1%くらい誰かのために生きることが、この世の中を良くするんじゃないかと思ってやってきた」と話した。

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特殊照明でバイオ野菜工場、設備展示で普及目指す…滋賀

特殊照明でバイオ野菜工場、設備展示で普及目指す…滋賀

来月から長浜の市街地で展示される植物工場の照明設備(長浜市の長浜バイオインキュベーションセンターで)

 企業のバイオ研究開発施設「長浜バイオインキュベーションセンター」(滋賀県長浜市田村町)を運営する社団法人「バイオビジネス創出研究会」は 10月、センターの入居企業が製造している植物工場用の照明設備を市内に展示する。植物工場を市内に普及させる狙いで、野菜の試食体験や企業向けのセミ ナーなども行う計画。センターを建設した長浜市は「植物工場を長浜の新しい産業に育てたい」と意気込んでいる。

 同センターは、地元企業とバイオ分野の企業の技術を生かした新産業の創出を目指し、市が2006年に建設。現在、13社が入居している。

 同研究会が、植物工場の普及を進める経済産業省から約660万円の補助を受けて実施。展示するのは、「日本アドバンストアグリ」が製造する照明設 備で、液晶テレビに用いる照明を植物用に改良した特殊な蛍光管を用い、熱が少なく、野菜の間近で効率よく光を照射することができるのが特徴という。

 来月中旬ごろに同市元浜町の店舗の一角で、この照明装置を使ってアイスプラントやリーフレタスなどの野菜を栽培する様子を紹介し、試食も行う。

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2009年9月29日火曜日

第2回ゆるキャラまつり 全国版イベント、定着へ /滋賀

第2回ゆるキャラまつり 全国版イベント、定着へ /滋賀

 ◇「全130体大集合」「特製缶バッジ」など多彩に
 ◇街おこしの起爆剤に期待--滞在型観光の工夫を

 全国の癒やし系キャラクターを一堂に集めて10月に彦根市で開催される第2回「ゆるキャラまつり in 彦根 ~キグるミさみっと2009~」。昨秋の第1回の3倍近い約130体のキャラクターが集まることになり、主催団体は受け入れや運営準備に追われている。第1回では混雑を避けて実現しなかった全キャラクターの“勢ぞろい”も実現するなど、3日間を通じて盛り上げる。「ゆるキャラの“甲子園”として全国版のイベントにする」という主催者の意気込みと催しの内容を紹介する。【松井圀夫】

 開催中の「井伊直弼と開国150年祭」(実行委主催)の主催事業で、実行委の構成団体の一つ、彦根商店街連盟(木下良蔵会長)の150年祭実行委が担当する。第1回は昨年10月25、26の両日に夢京橋キャッスルロードを中心に、地元の人気キャラクター「ひこにゃん」をはじめ全国17都府県のゆるキャラ46体が参加して行われた。「ひこにゃん」の仲介で奈良県の平城遷都1300年祭の「せんとくん」と、対抗していた仏教団体「南都二六会」の「なーむくん」が仲直りする場面を演出したり、ゆるキャラ大綱引きなどのイベントがあり、両日で予想を超える延べ約4万6000人の観光客が訪れた。

 これに気をよくした商店街連盟が「もっと盛り上げ、多くの観光客を呼び込む起爆剤に」と第2回を企画。会期を前回より1日長くし、10月23日から3日間でイベント内容も一層充実させる。

 初日は、ひこね市文化プラザ(野瀬町)のグランドホールで「ゆるキャラ大集合」と銘打ち、午後1、3、5時の3回、全参加キャラクターが勢ぞろいする。「ゆるキャラ」の言葉を作ったイラストレーターのみうらじゅんさん、「ゆるキャラ音頭」を歌っている歌手の橋幸夫さんも出演する。

 各1200席で、8月18日から同プラザで入場整理券付き特製缶バッジ(1000円)を販売しており、既に1200個以上(9月25日現在)が売れた。「予想より売れ行きが鈍いのでは」という声もあるが、関係者は「本番が迫れば売れる。これから大いに盛り上げる」と意気込む。

 24、25の両日は午前10時~午後3時に夢京橋キャッスルロードと隣接の四番町スクエア駐車場にゆるキャラ約100体分のブースができる予定。全国的人気の「ひこにゃん」をはじめ、地元のキャラクターはホスト役として活動する。3日間で5万人以上の人出を見込んでいる。

 参加するゆるキャラは北海道から大分県までの25都道府県からで、サイパンからの参加もある。数体は名前を明かしておらず、興味をそそる。

 彦根商店街連盟の富田恵一・担当副会長は「ゆるキャラと触れ合ったりグッズが買える3日間になる。多くの人に楽しんでもらえるゆるキャラの一大イベントとして定着させたい」と話す。

 一方、「ゆるキャラにいつまでも頼っていられない」という声があるのも事実だ。ゆるキャラ人気で呼び込んだ観光客を市内の他の商店街にどう誘導するか、素通りではなく、旅館やホテルに泊まってもらう滞在型観光にするにはどうしたらいいかなど、工夫が求められている。

 今回のイベントの問い合わせは彦根商店街連盟の「ゆるキャラまつり」事務局(0749・22・7303)。

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風力発電に環境アセス 12月から施行 滋賀県、設置増に対応

風力発電に環境アセス
12月から施行 滋賀県、設置増に対応


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1500キロワットの発電能力を持つ風力施設「くさつ夢風車」。条例施行後は、同規模の風力発電の設置計画が環境アセス対象になる(草津市下物町)

 滋賀県は、大規模開発に必要な環境アセスメントの対象事業に、風力発電設備の設置を追加することを決めた。温暖化対策として、湖国でも風力発電の設置が進展する可能性があるため。環境アセスを定めた県環境影響評価条例の施行規則を改正、12月から施行する。

 新たに対象とするのは、出力1時間あたり1500キロワット以上の発電能力を持つ風力設備の設置計画。風力発電に対する国の特措法の助成対象を基 準にした。同じく風力発電に対し条例などで環境アセスを定める8県のうち半数超が商業ベースの1万キロワット以上を対象としているなか、県は「小規模でも 影響を及ぼす可能性がある」と判断、より対象幅を広げた。

 現在、県内で稼働する1500キロワット以上の風力発電施設は、草津市が2001年に設置した「くさつ夢風車」1基のみ。ただ、三重、岐阜、福井 各県との県境付近は、年間平均で発電に適している毎秒6メートル超の風速を確保できるほか、近隣の京都府や三重県では売電目的の風力発電施設が設置されて いる。

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本物そっくり子ども用の甲冑作り 高島・朽木公民館 18日に合戦

本物そっくり子ども用の甲冑作り
高島・朽木公民館 18日に合戦


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ボール紙のパーツを一つ一つ紙ひもなどでつなげて作った甲胄と松本さん(高島市・朽木公民館)

  滋賀県高島市の朽木公民館「やまびこ館」でボール紙などを材料にした本物そっくりの子ども用の甲胄(かっちゅう)作りが進んでいる。10月18日に、子ど もたちが着込み、領主朽木氏の山城だった近くの西山城跡で合戦体験を行う。11月1日には地元で開かれる朽木鯖街道「鯖(さば)・美(び)・庵(あん)」 まつりで初の武者行列参加を目指す。

 甲胄作りは、同公民館が朽木の小学生を対象に自然体験などをする「てんぐクラブ」で今年4月から始まった。子ども用22体、ゲストの大人用5体の計27体を製作する。

 胴、甲など60点ほどの型紙を、家電量販店からもらってきた大きなボール紙に張り、切り抜く。一つのパーツに十数個の穴を開け、紙ひもで結び組み立てる。彩色しニスを塗って完成させる。

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音魂:一十三十一、手術・結婚・出産…「世界が変化した」 手紙がテーマのカバー盤発売

音魂:一十三十一、手術・結婚・出産…「世界が変化した」 手紙がテーマのカバー盤発売

手紙にまつわるカバーアルバムを発売した一十三十一さん
手紙にまつわるカバーアルバムを発売した一十三十一さん

 シンガー・ソングライターの一十三十一(ひとみとい)さんが23日、カバーアルバム「Letters」を発売した。ザ・ブルーハーツの「ラブレ ター」やユーミン(荒井由実さん)の「返事はいらない」、宇多田ヒカルさんの「Letters」など“手紙”にまつわる10曲をカバー。のどの手術や結 婚・出産を経て完成した最新作について聞いた。【西村綾乃】

 一十三さんは、04年6月にアルバム「フェルマータ」でメジャーデビュー。透明感のある歌声が人気で、07年にディズニーアニメ「リロイ&スティッチ」の日本版DVDのエンディングテーマ曲を提供。比叡山延暦寺(滋賀県大津市)などでのライブも注目を集めている。

 08年4月、のどのポリープを告白し、手術のため活動を休止。同年8月には結婚、12月に男児出産と人生の大転換期を乗り越え、09年4月に活動を再開した。アルバムは、自身が出演するNACK5のラジオ番組「Letters」の人気企画から生まれた。

 「(ラジオの)コーナーは、手紙にまつわる思い出のある曲を公募して、スタッフのギターに合わせて歌うというもの。大勢に向けてというよりは、友 だちに歌っているような感覚です。リクエストは長渕剛さんの『純恋歌』、松山千春さんの『恋』など、フォークやロック、邦楽、洋楽問わずあるので、毎回 “登山”という感じ。これまでに23曲ぐらい歌って、好評だったブルーハーツや、ラジオで歌っていないけれど、松田聖子さんの『風立ちぬ』など、やってみ たいと思った曲を選びました」と制作過程を振り返る。

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2009年9月28日月曜日

琵琶湖:親子連れら400人、烏丸半島の湖岸中心に清掃活動--草津

琵琶湖:親子連れら400人、烏丸半島の湖岸中心に清掃活動--草津 /滋賀

 ◆みんなで協力、琵琶湖の環境改善や保護

 コスモ石油とエフエム滋賀は27日、環境保護意識を高めようと、草津市下物町の烏丸半島の湖岸を中心に清掃活動をした。エフエム滋賀が今月の番組で参加を呼びかけ、親子連れなど約400人が参加した。

 この活動は01年に始まり今年で9回目。コスモ石油とJFN(全国FM放送協議会)加盟38局が続けている。この日、参加者らはごみ袋とごみバサミを手にタバコの吸い殻や花火の燃えかす、ペットボトルなどを集めた。家族と参加した水口小4年の竹嶋航志君(9)は「ごみがいっぱい捨てられているのを知って残念に思う。ごみはしっかり持ち帰ってほしい」と話していた。

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コハクチョウ、初飛来はいつ? 湖北野鳥センターがクイズ実施

コハクチョウ、初飛来はいつ? 湖北野鳥センターがクイズ実施

今年の初飛来はいつ? 琵琶湖で羽を休めるコハクチョウ=昨年10月、長浜市で

今年の初飛来はいつ? 琵琶湖で羽を休めるコハクチョウ=昨年10月、長浜市で

 コハクチョウが越冬のため、今年初めて琵琶湖に飛来する日を予想するクイズを、湖北町の湖北野鳥センターが実施している。正解者には、抽選で隣接する道の駅「湖北みずどりステーション」の食事券などを贈る。

  初飛来は例年、10月中旬に確認されており昨年は10日、一昨年と3年前はともに15日だった。

 応募は、センターと道の駅にある応募箱に投函(とうかん)するか、はがき、ファクス、電子メールで。締め切りは初飛来日の前日(消印有効)。問い合わせはセンター=電0749(79)1289=へ。

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「湖都大津 社寺の名宝」 来月10日から大津市歴史博物館

企画展:「湖都大津 社寺の名宝」 来月10日から大津市歴史博物館 /滋賀
 ◇宝冠阿弥陀如来坐像など100件 文化財・秘仏、一堂に--10社寺

 大津観光十社寺「湖信会」の結成50周年を記念した企画展「湖都大津 社寺の名宝」(大津市など主催)が来月10日、大津市歴史博物館(同市御陵町)で始まる。今夏に快慶の作品であることが確認された木造の宝冠阿弥陀如来坐像(京都市・悲田院)など、初出展を含む約100件の文化財や秘仏が一堂に会する。

 湖信会は、延暦寺▽園城寺(三井寺)▽石山寺▽近江神宮▽日吉大社▽満月寺▽建部大社▽立木山安養寺▽西京寺▽岩間山正法寺--の10社寺。地域振興と観光客誘致を目的に1958年に結成後、同市の合併などに伴い、3社寺が加わって現在の構成となった。

 同展では、近江神宮所蔵の国宝「舎利容器」のほか、「木造千手観音立像」(延暦寺)や「木造二天立像」(立木山安養寺)など、原則非公開だったり、博物館では初めて展示される作品も多い。

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2009年9月27日日曜日

「夜回り先生」熱弁 「子をほめるゆとりを」--大津

講演:「夜回り先生」熱弁 「子をほめるゆとりを」--大津 /滋賀

 夜の繁華街で子どもたちに声をかけて指導し、若者の非行防止に取り組む「夜回り先生」こと水谷修さん(53)が26日、大津市島の関の同市民会館で講演した。リストカットや薬物依存など子どもたちを取り巻く問題を挙げ「家族や教師ら大人が子どもの良いところを認めて伸ばしていくことが大切」と説いた。

 講演は、同館や近くのなぎさ公園で開かれた「じんけんフェスタしが2009」(県、県人権啓発活動ネットワーク協議会主催)の行事。市民ら約950人が、薬物依存で亡くなった少年や、親に否定されて非行に走りエイズに感染して死亡した少女の話など、水谷さんから語られる厳しい現状に耳を傾けた。

 水谷さんは、不況で大人に余裕がなくなったことが子育てにも悪影響を及ぼしていると指摘し「大人はストレスを発散できる場所があるが、子どもには昼の学校、夜の家庭しかない。子どもをほめるゆとりを持ってほしい」と訴えた。

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「安土城」の特色紹介 安土城考古博物館で11月8日まで

特別展:「安土城」の特色紹介 安土城考古博物館で11月8日まで /滋賀

 ◇江戸時代の城のモデル

 織田信長が天下統一の拠点として築いた安土城の特色などを紹介する特別展「戦国の城 安土城への道」が安土町下豊浦の県立安土城考古博物館で開かれている。11月8日まで。

 中国地方を支配した毛利氏など、戦国大名が築いた城の様子も取り上げ、違いを比較できるようにしている。安土城は高い石垣の上に高層の天主をそなえ、城造りに瓦を使ったのが特徴という。同館は「安土城は戦国時代の城とは一線を画している。江戸時代の城のモデルとなったこの城の特質を知ってもらえたら」と話している。

 1989年から20年間かけて行われた安土城跡の発掘調査で見つかった出土品や遺構の写真なども展示。98年に発見された金箔(きんぱく)をはった瓦も見られる。重要文化財で、日本に一つしかないと言われる斎藤道三の肖像画も10月10日から展示する。

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菜種油「なたねの菜っちゃん」発売 多可町 

菜種油「なたねの菜っちゃん」発売 多可町 

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道の駅・R427かみの13周年イベント(26、27日)で発表された「菜っちゃん」=多可町加美区鳥羽

 多可町バイオマスタウン構想の一環として開発が進められていた、地元産を100%使用した菜種油「なたねの菜っちゃん」が26日、発売された。加 美区の生産者らを中心に、無農薬有機栽培で育てたナノハナを原料にした、顔の見える安心の商品。関係者らは「循環型農業の確立にもなる」と話し、今後の生 産規模拡大も目指している。(篠原佳也)

 バイオマスは、生ごみや家畜の排せつ物など生物由来の再生可能な有機物資源で、多可町は2008年、これらの廃棄物をエネルギーや肥料として再利用する同構想をまとめた。

 菜種は、加美区の4集落の生産者らが菜の花エコ・プロジェクトを結成し、同年10月から、遊休農地や耕作放棄田約3・5ヘクタールで栽培。今年6、7月に刈り取りし、滋賀県内の施設で絞り、商品化にこぎつけた。


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2009年9月26日土曜日

巨大遊具:できたよ「冒険の森」 高さ5メートル、幼稚園に完成--甲賀 /滋賀

巨大遊具:できたよ「冒険の森」 高さ5メートル、幼稚園に完成--甲賀 /滋賀

 ◇「子どもが危険判断、乗り越えて」

 甲賀市水口町の水口幼稚園(谷村徳幸(のりゆき)園長、園児81人)に24日、子どもの挑戦心を刺激する巨大アスレチック遊具「冒険の森」が完成し、竣工(しゅんこう)式が行われた。地上からの高さが最も高い部分で約5メートルとなるなど簡単には登れない設計。一見危険なようにも映るが、「子ども自身が判断し、リスクを乗り越えてほしい」という思いが込められている。早速、卒園生らが挑戦し、歓声を上げていた。

 冒険の森は(1)3段階の高さ(最高約5メートル)を備えたタワー「風のとう」(2)高さ約3メートルのデッキの上に立つ小屋「陽(ひ)だまりのいえ」(3)両者をつなぐ長さ約3メートルのつり橋「虹のはし」--の3要素で構成。木製で、主要部分に腐りにくいクリの木を使っている。今年5月に業者が製作を始めた。

 巨大遊具の設置で、子どもたちがけがをする危険性も指摘されるが、谷村園長は「危険には、大人が取り除かなければならない『ハザード』と子ども自身が乗り越えなければならない『リスク』の2種類がある。冒険の森はハザードは回避している」とし、際立った危険性はないとの認識を示す。子どもが自らの責任で遊ぶことを前提にしているという。

 ただ、子どもたちに無理やり遊ばせることはしない方針で、竣工式で谷村園長は「太いクリの木に寄りかかって一日を過ごすのもいい。みんなが共に喜べる遊具にしたい」と語った。

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2009年9月25日金曜日

おうみ多文化交流フェス:異国の文化、祭りで体感 料理や舞踊紹介--草津

おうみ多文化交流フェス:異国の文化、祭りで体感 料理や舞踊紹介--草津 /滋賀

 国籍や民族の違いを超えて交流する「ええやんか!おうみ多文化交流フェスティバル」(実行委主催)が22日、草津市追分町のロクハ公園で開かれた。朝鮮半島や中国、ブラジルなどさまざまなルーツを持つ人たちが集まり、伝統料理や民族舞踊など互いの文化を紹介し合った。

 今年で6回目。朝鮮半島のチマ・チョゴリなど民族衣装の着付け体験ができるコーナーや、タイ式ラーメンなど各国の料理を味わえる出店が並び、多くの来場者が文化の違いを楽しんでいた。ステージでも、ブラジル発祥の格闘技「カポエイラ」や日本の「津軽三味線」、朝鮮半島の民族舞踊などさまざまな演目が途切れることなく披露された。

 フィナーレでは、会場を来場者全員が踊りながら回り、多文化共生をアピールした。

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紅白目指し「おやじ100人ライブ」=滋賀〔地域〕

紅白目指し「おやじ100人ライブ」=滋賀〔地域〕

  「アタマをさげてさげてはげて 汗まみれ雨の日も風の日も 髪ふりみだし いいじゃないか男だ いのちを燃やしてきた証だ」-。口コミで集まった「おや じ」100人以上が、滋賀県草津市のショッピングモール内でライブを開催。お互い見ず知らずの中年男性が、肩を組み、拳を突き上げ、なりふり構わず熱唱し た。
 企画したのは、番組制作を手掛ける藤井組(守山市)とびわ湖放送(大津市)の社員ら。7月に有志8人で始め、8月にはCDデビューも果たし た。作詞、作曲した西川興さん(40)は、「おやじを応援するおやじを集め、日本中のおやじを元気にできたら面白い」と、目を細める。
 ライブに参加した同県東近江市の男性(40)は、「ちゅうちょしたけれど、子どもに促されて参加した」と話し、「気持ちがつながる感じがして新鮮。日常ではあり得ない集まりだし、メッセージ性も高い」と、興奮冷めやらぬ様子。

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幻のブルーアマリリス、優雅に 草津・水生植物公園で開花

幻のブルーアマリリス、優雅に
草津・水生植物公園で開花



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開花した「幻の花」と呼ばれるブルーアマリリス(草津市立水生植物公園)

 開花がまれで「幻の花」とされるブルーアマリリスが、滋賀県草津市下物町の市立水生植物公園みずの森で薄紫の花を咲かせている。

 ブルーアマリリスはブラジル南部の岩山で育つ球根植物。23日に高さ1メートルほどの株に直径14センチの3輪の花が咲き、24日には5輪に増え た。花弁は6枚で、淡く紫色を帯びている。優雅な花の形から愛好家の間では「ブラジルの皇后」とも呼ばれ、開花は極めて珍しいという。

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2009年9月24日木曜日

紙の結晶展:幾何学模様に来場者見入る 作品30点--大津 /滋賀

紙の結晶展:幾何学模様に来場者見入る 作品30点--大津 /滋賀

 ◇連休最後、各地でにぎわい

 大津市柳が崎のびわ湖大津館で23日、「第8回紙の結晶展」が始まり、来場者は紙で作られた美しい幾何学模様に見入っていた。27日まで、入場無料。

 大津市際川3の切り絵作家、小林明倫さん(34)が、はさみと紙を使って作り上げた約30点を展示。トレーシングペーパーなどを折り畳み、イメージに任せて自由に切り抜き、紙を開くと繊細な幾何学模様が出来上がる。オレンジやローズマリーなどの香りをかぎながら作り上げたり、幾重にも紙を重ねるなどして曼荼羅(まんだら)を表現した作品もある。

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掘り出し物あった? 親子連れら5000人--大津

リサイクルマーケット:掘り出し物あった? 親子連れら5000人--大津 /滋賀

 ◇連休最後、各地でにぎわい

 家庭で使わなくなった自転車や洋服、雑貨などを有効利用するための「第18回リサイクルマーケット・イン・大津」が23日、大津市皇子が丘の皇子が丘公園体育館で開かれた。掘り出し物を見つけようと、親子連れら約5000人でにぎわった。

 大津市と市民団体「ごみ減量と資源再利用推進会議」が主催。会場では、市民から提供された数百体のぬいぐるみや玩具が無料でもらえるコーナーに子どもたちが殺到。また市民グループ「おもちゃ病院びわこ」のボランティアスタッフ10人も参加し、壊れたラジコンやぬいぐるみなど約10点をドライバーや工具を使って修繕した。スタッフの会社員、藤野治之さん(65)は「自分の物に愛情をもってもらえれば」と話していた。

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戦国ソーラン迫力の舞い 湖北で15チーム 「茶々姫」ソング披露

戦国ソーラン迫力の舞い
湖北で15チーム 「茶々姫」ソング披露


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湖国の15チームが演舞を繰り広げた「戦国よさこいソーラン」(湖北町・高時川スポーツ公園)

  滋賀県内の15チーム450人が演舞する「戦国よさこいソーラン」が23日、湖北町の高時川スポーツ公園で開かれた。迫力ある踊りが繰り広げられ、浅井三 姉妹の長女で同町のマスコットキャラクター「茶々姫」のキャラクターソングが披露された。また姉妹キャラ「初姫」「江姫」も初登場した。

 ソーランは、地域活性化に取り組む同町のまちづくり会社「まちづくり湖北」が初めて開催。戦国大名浅井氏の居城小谷城跡が町内にあることなどから「戦国」をテーマに。

 午前中、参加チームは次々と前進しながら「ストリート演舞」を展開、午後はステージ上で舞い、観客から大きな拍手が起こった。

 茶々姫のキャラクターソングは昼休みのライブで披露され、作詞・作曲した小山義忠さん(26)=長浜市大路町=は「茶々姫のやんちゃなかわいいイメージに合わせて、かわいさ重視で作曲した」とアピール。

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戦時中の機関車避難壕、住民が整備「見学して」…米原

戦時中の機関車避難壕、住民が整備「見学して」…米原

 滋賀県米原市岩脇(いおぎ)地区の住民らが、機関車を空襲から守るために戦時中に掘られた避難壕(ごう)を、一般見学用に整備した。戦後はごみ置き場になっていたが、住民有志が約10か月がかりで処理。住民らは「戦争を今に伝える遺跡の一つ。ぜひ見学に来て」と呼びかけている。

 同地区に近いJR米原駅は東海道線と北陸線の分岐点で、戦時中も多くの物資や人が行き交う交通の要衝だった。当時を知る住民らによると、昭和戦争末期に壕が掘られたが、完成前に終戦を迎え、使われることはなかったという。

 壕は岩脇山に掘られ、全長約52メートルと約130メートルの長短2本。高さは約1・5~4メートルで、岩盤がむき出しになっている。長い方の壕はそのまま保存されていたが、短い方には自転車などの不燃ごみが入り口から数十メートル奥まで散らばっていた。

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2009年9月23日水曜日

紅茶:信楽の紅茶、全国へ 「2番茶」新たな活用、「ダージリンに負けない」 /滋賀

紅茶:信楽の紅茶、全国へ 「2番茶」新たな活用、「ダージリンに負けない」 /滋賀

 ◇業者の片木さん、開発に意気込み

 農薬を使わない「特別栽培」で茶を育てている甲賀市信楽町宮尻の茶栽培販売業「かたぎ古香園(こうかえん)」が、1番茶収穫後の「2番茶」を活用した紅茶の製造に取り組んでいる。カテキンを多く含む2番茶は紅茶に適しているといい、紅茶の産地インド・ダージリンの茶葉にも引けを取らない高品質の味わい。「信楽の紅茶を全国に広めたい」と意気込んでいる。【金志尚】
 ◇カテキン多くまろやかな味

 2番茶は日照時間の長い6月末~7月上旬にかけて収穫時期を迎え、緑茶にすると渋みや苦みが強いという。かたぎ古香園を営む片木明さん(58)は「緑茶としての価値は1番茶より低い」と話す。その2番茶の有効活用策として浮上したのが紅茶だった。

 緑茶も紅茶も元々は同じ葉から作られるが、収穫後の処理法が異なる。発酵の必要がない緑茶に対し、紅茶は発酵させる必要がある。片木さんによると、2番茶は発酵を促進するカテキンを多く含み、紅茶向き。また、農薬を使わないため葉の一部を害虫に食われるが、これを治癒しようと葉から出るエキスが良い香りを生み出すという。緑茶としての魅力には乏しい2番茶だが、片木さんは「紅茶にすると価値は10倍高まる」と笑う。

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びっくり!忍者の里に巨大手裏剣 甲賀で「稲作アート」

びっくり!忍者の里に巨大手裏剣
甲賀で「稲作アート」


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田んぼに出現した巨大手裏剣(甲賀市の新名神甲南PAから撮影)

 忍者の里で知られる滋賀県甲賀市の新名神高速甲南パーキングエリア(PA)近くの田んぼに22日、巨大な手裏剣が登場し、PA利用者らの目を驚かせた。

 甲南町観光協会や同町商工会青年部が、エリアそばの同町杉谷の田んぼ(約4000平方メートル)で昨年に続いて行った「稲作アート」。協会や商工 会のメンバーが、朝から田んぼの中を40メートル四方に区切ってひもを張り、手裏剣の形を描いた。稲刈り機などで稲を刈り込み、3時間近くかけて完成し た。

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2009年9月22日火曜日

丹波黒大豆 「紫ずきん」の出荷はじまる

丹波黒大豆 「紫ずきん」の出荷はじまる

 京都府福知山市では「紫ずきん」とよばれる丹波黒大豆の枝豆の出荷が始まりました。

 はち切れそうなぐらい大きな実をつけた枝豆「紫ずきん」。

 福知山市の200戸あまりの農家では、22日も朝早くから一つ一つ丁寧にもぎ取る収穫作業を行なっています。

 「紫ずきん」は伝統野菜・丹波黒大豆を枝豆用に品種改良したもので、茹でると豆がうっすら紫色に変わることからその名がつけられました。

 通常の枝豆より1.5倍ほど大きく、コクと甘みが特徴です。

 今年は遅い梅雨明けの影響が心配されましたが、お盆が明けてから好天に恵まれ、出来は上々だということです。

 収穫は来月22日まで続けられ、京阪神を中心に出荷されます。

 一方、雲で覆われた滋賀県伊吹山。

 ふもと一面には、見ごろを迎えたソバの花が広がります。

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アニメ「けいおん!」で町おこし 滋賀の旧校舎が「聖地」に

アニメ「けいおん!」で町おこし 滋賀の旧校舎が「聖地」に

人気アニメ「けいおん!」の主題歌などが披露される音楽ライブの開場を前に、列をつくるファン=21日、滋賀県豊郷町の豊郷小旧校舎前で

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 解体するか、保存するかで揺れに揺れた滋賀県豊郷町の豊郷小学校旧校舎が、今度は人気アニメ「けいおん!」ブームに沸いている。旧校舎は軽音楽部 員の主人公が通う高校のモデルとされ、週末には100人近いファンの若者らが全国から殺到。21日には地元商工会とファンが音楽ライブを催すなど、住民た ちは地域の活性化につなげようと意気込む。

 「けいおん!」は廃部寸前の軽音楽部の女子高生4人が、バンド活動を通じて友情を深めるストーリー。今年4~6月に中部や関西地方などで放送され、人気を呼んだ。

 アニメで登場する「桜ケ丘高校」は、豊郷小旧校舎の正面玄関近くにある銅像や校舎内の階段の手すりに施された真ちゅう製のカメやウサギなどが酷似。アニメ化の際、参考にしたとみられている。ただ、制作会社は「似ているとは聞いていますが…」と認めていない。

 校舎が酷似しているという話は、インターネットなどを通じて広まった。ファンらは「聖地巡礼」と称して足を運び、校内で情報交換したり、記念撮影 を楽しんでいる。訪れたのは3回目という会社員山本政寛さん(34)=愛知県碧南市=は「アニメそっくりで、まさに聖地」と話した。

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2009年9月21日月曜日

黄金色の原風景、稲刈りに汗 高島の棚田 家族で体験

黄金色の原風景、稲刈りに汗
高島の棚田 家族で体験


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地元の人の指導も受けながら棚田で稲刈りを楽しむ家族連れ(高島市畑)

 滋賀県高島市畑の棚田で20日、稲刈りが行われ、京阪神などから訪れた家族連れ280人が、ゆったりとした自然の中で、段々に広がり風に揺れる黄金色の稲穂を次々に刈り取った。

 「日本の棚田百選」に選ばれている畑地区は、畑棚田保存会(沢井英夫会長)を組織。都市住民に農作業体験をしてもらう「棚田オーナー制度」は今年で10回目を迎えた。

 この日は、2人から十数人のグループ82組が、100平方メートルずつの範囲を、カマを使って刈った。昼食には棚田米のおにぎりと地元のみそ汁を味わった。

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大津祭:ちま吉がPR、「こどもブック」配布 スタンプラリーもスタート /滋賀

大津祭:ちま吉がPR、「こどもブック」配布 スタンプラリーもスタート /滋賀

 来月に開かれる湖国三大祭の一つ「大津祭」を盛り上げるため、NPO法人大津祭曳山(ひきやま)連盟は19日、公式キャラクター「ちま吉」を使った「大津祭ちま吉こどもブック」の配布を始めた。大津市内8カ所の商業施設を巡るスタンプラリーも同日始まり、同市打出浜、大津パルコでは「ちま吉」の着ぐるみが登場して子どもたちと触れ合った。

 「ちま吉ブック」には子ども向けに大津祭の歴史や曳山の巡行順が説明され、ちま吉のプロフィルや仲間たちも紹介されている。スタンプを設置する8カ所の商業施設のうち3カ所でスタンプを押し、宵宮・本祭当日に開設される公式売店「ちま吉センター」(同市中央2)に持参すると、先着1000人にプレゼントが贈られる。

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欲しかったおまけ3000点 長浜で10周年特別展

欲しかったおまけ3000点
長浜で10周年特別展


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精巧に作られたアニメキャラクターの食玩(長浜市元浜町・海洋堂フィギュアミュージアム)

 チョコレートなど菓子のおまけとして作られた模型「食玩(しょくがん)」を集めた特別展「食玩10周年展」が、滋賀県長浜市元浜町の海洋堂フィギュアミュージアムで開かれている。

 食玩は、模型メーカー「海洋堂」(大阪府門真市)が10年前の1999年9月に「チョコエッグ日本の動物シリーズ」を発売。精密な作りと手のひらサイズのかわいらしさでブームを巻き起こした。

 会場には、動物や恐竜、ロボット、乗り物、アニメキャラクターなど約3000点の模型が並んでいる。原型制作や成形など、食玩ができるまでの工程や造形作家が描いた下絵も紹介している。

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西川貴教ライブにさんま来た!サプライズゲストで登場

西川貴教ライブにさんま来た!サプライズゲストで登場

地元での大型野外フェスで明石家さんま(左)と競演した西川貴教

 滋賀ふるさと観光大使を務める歌手の西川貴教(39)が開催する地元初の大型野外フェス「イナズマロックフェス2009」が20日、滋賀・草津市内で行われ、サプライズゲストで明石家さんま(54)が出演した。

 フジ系「あっぱれ!!さんま新教授」で西川と共演するさんまは、まずVTR出演で「湾岸署前ですけど」とギャグをかました後、 T.M.Revolutionのアンコールに登場。「京都駅からすぐって聞いてたのに、どこがやねん」とぼやきつつも、ヒット曲「HIGH  PRESSURE」で競演し、1万5000人を沸かせた。

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2009年9月20日日曜日

城郭の転換点、安土城を詳細に 県立考古博で調査20周年記念展

城郭の転換点、安土城を詳細に
県立考古博で調査20周年記念展


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安土城跡から出土した瓦や城を描いた古図が並ぶ特別展(安土町・県立安土城考古博物館)

 近世城郭のモデルとされる安土城の特徴を考察する特別展「戦国の城-安土城への道」が19日、滋賀県安土町下豊浦の県立安土城考古博物館で始まった。

 1989年に始まった特別史跡安土城跡発掘調査20周年を記念し、同館と県教委が主催。郡山城(毛利家)や小田原城(後北条家)など戦国時代の山城7カ所をはじめ安土城を描いた古図や写真パネルなど約430点を展示した。

 特別展は、安土城と山城の形状を比較。「屋根は板葺(ぶ)きから瓦へ」「土塁は高石垣に」「高層の天守閣も画期的だった」などと紹介している。

 織田信長は支配した土地に安土城と同じタイプの城を築き、画一的なデザインの江戸時代の城郭につながったという。

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落語会:桂文也さんら、あすウッディパル余呉で /滋賀

落語会:桂文也さんら、あすウッディパル余呉で /滋賀

 余呉町中之郷の「ウッディパル余呉」で21日、地方で公演活動を続けている桂文也さんらの落語会「落語三昧」が開かれる。同町は人口約4000人の小さな町。地元で開催される文化事業が少ない中、「小さな町でも町民の心に豊かさを」と辻川作男支配人らが企画した。出演は桂文也、桂福丸、林家染太の3人。午後6時開演。1500円。申し込みはウッディパル余呉

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八幡堀 秋染まる…滋賀

八幡堀 秋染まる…滋賀

ろうそくでライトアップ

 江戸時代の街並みが残る滋賀県近江八幡市の旧市街地をライトアップする「八幡堀まつり」(近江八幡観光物産協会主催)が19日夜、始まった。

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幻想的な光景が広がる八幡堀(近江八幡市で)

 夜の情緒ある風情を楽しんでもらおうと始まり、今年で12回目。午後6時、八幡堀周辺に飾られた約2000のろうそくや電球が点灯すると、石垣や白壁の土蔵が闇に浮かび上がり、周囲は幻想的な雰囲気に包まれた。

 20日も午後6~9時に点灯。イベントに合わせ、八幡山ロープウエーが午後9時(上り最終午後8時半)まで運転される。問い合わせは同協会(0748・32・7003)。


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2009年9月19日土曜日

田舟の嫁入り、金婚式で再現 近江八幡・八幡堀

田舟の嫁入り、金婚式で再現
近江八幡・八幡堀


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和船に乗って八幡堀を進む結婚50周年の夫妻(近江八幡市)

 結婚50周年を迎えた滋賀県近江八幡市の夫婦が19日、同市の八幡堀で手こぎ和船に乗って金婚式を挙げた。かつて地域の風習だった船での嫁入りを再現しようと行われ、堀沿いに集まった多くの観光客らは、半世紀連れ添った2人に祝福の拍手を送った。

 式を挙げたのは、同市船木町の最所(さいしょ)博文さん(73)、和子さん(70)夫妻。八幡堀一帯では、戦後まで田舟で嫁入りするのが慣習で、知り合いの企画会社がプロデュースした。

 最所さん夫妻は新町浜から和船に乗り込み、初秋の木漏れ日の下、白雲橋まで約300メートルをゆっくりと進んだ。江州音頭の歌い手が船上で祝い唄を響かせる中、2人ははにかんみながら堀沿いの知人に手を振った。

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「火天の城」公開記念ツアー 木之本町など巡る、参加者を募集

映画:「火天の城」公開記念ツアー 木之本町など巡る、参加者を募集 /滋賀

 県内でロケをした映画「火天の城」が12日から全国で公開されたのを記念して、木之本町などのロケ地を巡る「火天の城 公開記念ツアー」(しょうぶ屋など主催)が26日に行われる。

 映画は織田信長に仕えた宮大工、岡部又右衛門を主演の西田敏行さんが演じ、安土城が建築されるまでのドラマを描いている。ツアーでは、撮影が行われた木之本町の伊香具神社や西浅井町にある菅浦の松林などを訪れた後、安土城跡を見学。田中光敏監督から撮影秘話を聞く時間も設けられている。

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2009年9月18日金曜日

窯跡に緑釉陶器のおわん 滋賀・春日北遺跡


 春日北遺跡で見つかった窯跡。緑釉陶器のおわん(左上)が台に置かれていた=滋賀県甲賀市

窯跡に緑釉陶器のおわん 滋賀・春日北遺跡

 滋賀県甲賀市の春日北遺跡で、緑色のうわぐすりを塗って作る緑釉陶器の窯跡が見つかり、同県文化財保護協会が18日、発表した。内部には、一部が欠けたおわん(直径約15センチ、深さ約6センチ)1個が焼いたままの状態で置かれていた。

  緑釉陶器は最高級の陶器として平安貴族などが愛用。窯跡は平安時代中期(10世紀後半)のものとみられる。京都国立博物館の尾野善裕工芸室長は「近江は愛 知・岐阜、京都、山口と並ぶ緑釉陶器の四大生産地の一つで、平安京などに供給していたのだろう。おわんは失敗作だったため取り出さずに残していたのでは」 としている。

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まち全体が会場 近江八幡市で「ヴォーリズ展」

まち全体が会場 近江八幡市で「ヴォーリズ展」

滋賀県近江八幡市で10月3日―11月3日に「ウィリアム・メレル・ヴォーリズ展in近江八幡」が開催される。市内に点在するヴォーリズ設計の建造物を公開し、教育者や芸術家など多方面にわたり活躍したヴォーリズの人となりを紹介する展覧会を市内各所で実施する。

ヴォーリズは1880年アメリカに生まれ、24歳の時にキリスト教伝道のため来日した。建築設計や医療、教育などに大きな功績を残し、1964年に亡くなるまでの大半を近江八幡市で過ごした。生前「世界の中心」と呼んで近江八幡を愛し、同市第1号の名誉市民にも選ばれている。

ヴォーリズ展は、全国に近江八幡を知ってもらおうと市民が手づくりで企画、1年がかりで準備してきた。近江八幡市全体を展示会場に見立て、旧八幡郵便局舎やヴォーリズ記念館、村岡邸などヴォーリズが設計した20軒を見ることができる。そのうち8つの建物の中では、ヴォーリズにちなんだ隣人愛、近江商人、教育者など10のテーマで特別展を行う。八幡掘なども加えた全長約2キロのまちめぐりコースも設定している。

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大津の3ホテルが合同でオリジナルワイン-地産地消の新しいモデル目指す

大津の3ホテルが合同でオリジナルワイン-地産地消の新しいモデル目指す

大津の3ホテルが合同でオリジナルワイン-地産地消の新しいモデル目指す

大津の3ホテルが合同で開発したオリジナルワイン「浅柄野『minori』」(あさがらのみのり)

 大津市内の3つのホテルは9月19日、「新しい地産地消のモデル化と滋賀の活性化」を目的に太田酒造(草津市草津3)と協力して作ったオリジナル ワイン「浅柄野『minori』」(あさがらのみのり)の提供を始める。参加ホテルは大津プリンスホテル(大津市におの浜4)、琵琶湖ホテル(浜町2)、 ロイヤルオークホテル スパ&ガーデンズ(萱野浦)。

 同ワインは、「滋賀のいいもの、おいしいものをもっとPRすることで観光事業の助けになれば」(大津プリンスホテル広報の三谷さん)という思いが一致 し、3つのホテルが昨年から企画。本来は競合するはずの地域のホテルが共同で商品を開発するのは「滋賀県では初。全国でも例を見ない」(三谷さん)とい う。各ホテルのソムリエが太田酒造の自家農園の「琵琶湖ワイナリー」(栗東市)で作った3種類のワインをブレンドし完成させた。

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浜大津ににぎわいを 龍谷大の学生ら8人が作成--大津

商店街マップ:浜大津ににぎわいを 龍谷大の学生ら8人が作成--大津 /滋賀
 ◇多いこだわりの名店

 普段は地域とのかかわりの少ない大学生らが町おこしに協力している。シャッターが閉まった店が増え、人通りの少なくなった浜大津商店街ににぎわいを取り戻そうと、商店街を紹介する地図を作った。各商店に置いたり、近隣住民らに配る。【後藤由耶】

 作成したのは、昨年、大学の授業で浜大津周辺の商店街をフィールドワークした龍谷大3年、寿美瞳さん(20)ら8人。授業で銃砲店や何代も続く漬物店などを“発見”し、商店街の歴史や面白さにひかれたという。

 昨年11月、地域の活性化を目指すNPO「HCCグループ」(大津市)が浜大津周辺の新規転入者の多いマンションなどで行ったアンケート調査で、「地元のいいお店が分からない」という答えが多く、商店街が近くても遠い存在であることが分かった。同グループは気軽に立ち寄れる商店街をPRする案内地図の作成を同商店街振興組合と企画。授業で商店街を訪れていた同大の学生らに製作を依頼した。

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2009年9月17日木曜日

石田三成伝説、真実に迫る 愛好家が独自調査、彦根の出版社が出版

石田三成伝説、真実に迫る 愛好家が独自調査、彦根の出版社が出版

 ◇「敗軍の将」再評価

 「関ケ原の合戦」(1600年9月15日)の敗軍の将、石田三成に思い入れを持つ人たちが全国の関連史跡を巡ったり独自調査をするなどしてまとめた「三成伝説 現代に残る石田三成の足跡」(A5判、176ページ)が、同合戦にちなみ15日、サンライズ出版(彦根市)から出版された。三成ファン8人が執筆しており、関係者は「三成伝説の真実に迫る1冊」と売り込む。

 編集したのはインターネット上での三成ファンの有志の集まり「オンライン三成会」。1999年の設立以来、大多数を占める一般の三成ファンや三成の縁者、歴史研究者まで全国の会員約60人がネット上での情報交換や史跡巡り、講演会を行うなど、三成像を熱く語り合っている。

 「三成伝説」は同会結成10周年を機に企画し、三成の居城を研究している「佐和山城研究会」代表の田附清子さん(彦根市)や秋田市の佐藤誠さん、東京・渋谷区の石田茂さん、関ケ原の合戦ゆかりの岐阜県西美濃在住の長澤右(あき)さんら北海道から京都に散らばる8人が執筆した。

 内容は、三成の生涯を追いながらゆかりの地を訪ねた第1部「三成の生涯を追って」(12章)▽三成を取り巻く人々を紹介しながら、その足跡をたどった第2部「三成をめぐる人々」(11章)の2部構成。史跡などの写真や地図を多く使っている。

 「戦下手」を満天下に示したとされる三成の忍(おし)城(埼玉県行田市)水攻めについては、「三成が水攻めに批判的だった」などとする史料などから、「水攻めを主導したのは(豊臣)秀吉であって、三成ではない」「水攻めは秀吉軍にしかできない戦術であった」などと記している。NHK大河ドラマ「天地人」の主役、直江兼続との出会いも描き、名将・嶋左近や盟友・大谷吉継との結び付きも逸話を交えて取り上げている。

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歩いて琵琶湖一周に挑戦 県が認定事業

歩いて琵琶湖一周に挑戦
県が認定事業


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地図や観光名所が掲載されているビワイチマップ

 滋賀県は16日、琵琶湖を歩いて一周した人を「ビワイチ観光ウオーカー」に認定する事業を始めた。琵琶湖をウオーキングの名所に育て、観光客増に結びつける。

 「ビワイチ」は琵琶湖一周(約235キロ)の略。湖岸沿いのチェックポイント20カ所を歩いて回り、規定数のスタンプを集めた人に認定証と記念品を贈るほか、専用ホームページに名前を掲載する。認定登録料は1千円(中学生以下5百円)。

 県は「ビワイチマップ」(A5判、36ページ)を1万部作成。認定登録申込書とスタンプシートのほか、14の地図を掲載した。彦根城、浮御堂、琵 琶湖博物館などの観光スポットや琵琶湖の眺めがいい地点、バス停、トイレも紹介している。「カーブで見通しが悪い」「歩道のない生活道路」といった危険個 所も載せた。びわこビジターズビューローで配布している。

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収穫祭:高島の市農業公園で多彩な催し--19、20日 /滋賀

収穫祭:高島の市農業公園で多彩な催し--19、20日 /滋賀

 高島市マキノ町にある市農業公園「マキノピックランド」で19、20の両日、カントリーフェスタ(収穫祭)が行われる。農産物直売会をメーンに、ゲームやイベントが目白押しで、子どもからカップル、年配者、家族連れも思い思いに楽しめそうだ。現地やJR湖西線マキノ駅前などに無料の臨時駐車場を設けるほか、マキノ駅-ピックランド-マキノ高原間に、電車の発着に合わせた無料の臨時シャトルバスが両日とも運行される。

 マキノピックランドは2・4キロに及ぶメタセコイア並木に沿って果樹園などが展開し、中央部にレストランや売店などがある。園内には4万本のクリの木が植えられ、イガ投げ大会は恒例イベント。イガグリをボールに見立てたグラウンドゴルフ大会も。新企画は今春生まれた子ヒツジのレースとふれあいコーナー。竹とんぼ作りなどの催しもあり、里山ステージ・カントリーコンサート(野外)も両日、行われる。材料費などを除きイベント参加無料(クリ園などは有料)。

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第5回甲賀映画祭開催

第5回甲賀映画祭開催

「第5回甲賀映画祭開催!西原理恵子さん(『いけちゃんとぼく』原作者)来場!!!」

滋賀県甲賀市で第5回甲賀映画祭が開催されます。今年は「オンナ、オトコ、映画」をテーマに、選りすぐりの13作品を上映します。
ゲストに『女の子ものがたり』の映画化、『毎日かあさん』のアニメ化決定など、いま最も注目されている漫画家西原理恵子さん(『いけちゃんとぼく』原作者)を迎え、トークイベントを行います。ぜひお見逃しなく!

■第5回甲賀映画祭公式サイト:http://cinepa.jp/site/kff/index.html


◆10月11日(日) 会場=あいこうか市民ホール

『こま撮りえいが こまねこ』
2006年/日本/60分/カラー

監督・原作・キャラクターデザイン:合田経郎 
声の出演:瀧澤京香 若林航平 小林通孝

『いけちゃんとぼく』 ■原作・西原理恵子先生のトークイベントあり■
2009年/日本/107分/カラー/ビスタ

監督・脚本:大岡俊彦 原作:西原理恵子 
出演:深澤嵐 蒼井優(声の出演) ともさかりえ 蓮佛美沙子 モト冬樹 岡村隆史

『スラムドッグ$ミリオネア』
2008年/イギリス/120分/カラー/シネマスコープ

監督:ダニー・ボイル

出演:デーヴ・パテル フリーダ・ピント イルファーン・カーン

◆10月23日(金) 会場=水口アレックスシネマ

『おと・な・り』
2009年/日本/119分/カラー/ビスタ

監督・編集:熊澤尚人

出演:岡田准一 麻生久美子 谷村美月 池内博之 とよた真帆 平田満 森本レオ

『エターナル・サンシャイン』
2004年/アメリカ/107分/カラー/ビスタ

監督:ミシェル・ゴンドリー

出演:ジム・キャリー ケイト・ウィンスレット イライジャ・ウッド キルスティン・ダンスト


◆10月24日(土) 会場=碧水ホール

『夕凪の街 桜の国』
2007年/日本/118分/カラー/ビスタ

監督:佐々部清 原作:こうの史代『夕凪の街 桜の国』

出演:麻生久美子 田中麗奈 吉沢悠 中越典子


『ぐるりのこと。』
2008年/日本/140分/カラー/ビスタ

監督・脚本・編集・原作:樋口亮輔

出演:木村多江 リリー・フランキー 倍賞美津子 寺島進


『サンシャイン・クリーニング』
2009年/アメリカ/92分/カラー/シネマスコープ

監督: クリスティン・ジェフズ

出演:エイミー・アダムス エミリー・ブラント アラン・アーキン


『ウルトラミラクルラブストーリー』
2009年/日本/120分/カラー/ビスタ

監督・脚本・原作:横浜聡子

出演:松山ケンイチ 麻生久美子 ノゾエ征爾 ARATA 藤田弓子 原田芳雄 渡辺美佐子 

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くりちゃん検定:テキスト人気、要望に応え市民版作製 /滋賀

くりちゃん検定:テキスト人気、要望に応え市民版作製 /滋賀

 栗東市は、市教委が独自に作った漢字、計算の問題集「くりちゃん検定テキスト」の市民版テキストを作製、販売を始めた。小学校で習う漢字の読み書きや計算問題を取り上げており、問題を解くことで脳が活性化するだけでなく、認知症の予防などにも役立つという。11月に市民検定も実施する予定だ。

 テキストは元々、子どもたちの学習意欲を高めようと、人気ゲーム「脳トレ」の監修者で、同市教育顧問の川島隆太・東北大教授の協力で作製した。学習内容に応じて、漢字3種類、計算3種類がある。問題に添える絵柄などを工夫し、楽しく学べるようにした。

 同市は、テキストの難易度に沿った検定も実施。「勉強に前向きになった」などの効果が出ている。今回、市民らから「やってみたい」と要望があったため、市民向けにも販売することにした。

 市民版は、小学生向けと同じ内容。漢字、計算で各3種類、各500冊を作った。同市によると、手で書いて毎日続けることで記憶力がアップし、仕事の能率も上がるという。

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2009年9月16日水曜日

二人展:書と陶芸、上木淳吉さん×夏川亨介さん--東近江で27日まで

二人展:書と陶芸、上木淳吉さん×夏川亨介さん--東近江で27日まで

 ◇前衛と伝統コラボ--「近江商人屋敷 藤井彦四郎邸」で

 前衛書の上木淳吉さん(66)=彦根市東沼波町=と、陶芸の夏川亨介さん(66)=同市後三条町=の二人展が、東近江市宮荘町の「近江商人屋敷 藤井彦四郎邸」で開かれている。落ち着いた雰囲気の中で、新しい感性の書と伝統の焼き物のコラボレーションが楽しめる。27日まで。【松井圀夫】

 床の間がある13畳半の主客間など三つの和室を使っての展示。毎日書道会会友の上木さんは、独特の筆づかいで書いた抽象文字を配した2枚折りのびょうぶ、中国の甲骨文字をアレンジした作品、ひょうたんをかたどったパネルに「楽酒」と書いた遊び心いっぱいの作品、「無」や「日」の1文字の前衛書など計14点が並ぶ。

 夏川さんは陶芸歴12年余。江戸末期に彦根藩窯として焼かれた「湖東焼」再興を目指す陶芸家らを支援するNPO法人「湖東焼を育てる会」の理事長としても活動している。大壺(つぼ)や大皿、見事な枝ぶりの松や鯉(こい)をあしらった陶板、彦根城内の石垣をイメージした図柄の7枚組み小皿など計11点を公開している。

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ドクターフィッシュ人気 長浜のキッチン「カフェパクト」

ドクターフィッシュ人気 長浜のキッチン「カフェパクト」

人の足の角質をついばむドクターフィッシュ=長浜市元浜町のキッチン「カフェパクト」で

人の足の角質をついばむドクターフィッシュ=長浜市元浜町のキッチン「カフェパクト」で

 手足の角質をついばんで取り除いてくれる通称「ドクターフィッシュ」が、長浜市元浜町のキッチン「カフェ パクト」の屋外デッキにお目見えし、観光客らでにぎわっている。
 水槽(縦180センチ、横100センチ、深さ30センチほど)に、体長3~4センチの稚魚700匹を放流。手足を入れると、吸盤のような口でパクパク吸 い付く。長浜観光に訪れた岐阜県羽島市の女性(32)は「炭酸風呂に入ったようなピリピリした感じ」と、目を丸くしていた。

 魚はトルコ原産のコイ科のガラ・ルファ。角質を食べる速さが、低周波治療器の振動と同じで血行が良くなるほか、海外ではアトピー性皮膚炎の治療などにも使われているという。

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大型遊具オープン、花苗配布も 草津・ロクハ公園

大型遊具オープン、花苗配布も
草津・ロクハ公園


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22日の緑化フェアで利用が始まる大型遊具(草津市追分町・ロクハ公園)

 滋賀県草津市追分町のロクハ公園で22日、市主催の「緑化フェア」が開かれる。大型遊具のオープン記念式典や花苗の配布などを行う。

 遊具は、筒状にロープを編んだ空中の「ワープロープ」をくぐったり、壁登りなどが楽しめる大型複合型をはじめ、タイヤのブランコなど5基。近隣の小学生の意見を聞いて、人気の遊具などを取り入れ、昨年度から順次設置した。工事費は約2600万円。

 式典は午前10時からで、小学生から募った愛称の発表や地元中学生の吹奏楽演奏などの後、子どもたちに楽しんでもらう。

 このほか、フェアでは花苗や苗木の配布、市コミュニティ事業団主催のふれあい動物園などが行われる。

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びわ湖大津・秋の音楽祭:びわ湖ホール中心に82の催し、19日~11月1日

びわ湖大津・秋の音楽祭:びわ湖ホール中心に82の催し、19日~11月1日 /滋賀

 ◇14の文化施設・団体が集まり、初の企画

 今月19日から11月1日、県立芸術劇場びわ湖ホール(大津市打出浜)を中心に大津市の琵琶湖岸や街のあちこちで、「びわ湖大津 秋の音楽祭」と銘打ち、コンサートや演劇、イベントなど計82の催しが繰り広げられる。【中本泰代】

 同ホールをはじめ市民会館、市伝統芸能会館、しがぎん経済文化センターなど14の文化施設・団体が集まり、今年初めて企画した。10月10、11日の「大津祭」に合わせ、市民や観光客に気軽に芸術を楽しんでもらい、街中のにぎわいづくりにつなげるねらい。

 上原彩子さんのピアノリサイタル=19日午後3時から、同ホール▽歌劇「ルル」=10月4日午後2時から、同ホール▽大津ジャズフェスティバル=10月31日・11月1日、同市浜大津~におの浜の20会場--など、幅広いジャンルの音楽のほか、ダンスや演劇の公演も。さらに街中では、フードバトルやハロウィーンのかぼちゃ重量当てクイズ、寄席など多彩なイベントが行われる。

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2009年9月15日火曜日

環境イベント:冒険しながら考えよう 参加者募集--26日、彦根・曽根沼 /滋賀

環境イベント:冒険しながら考えよう 参加者募集--26日、彦根・曽根沼 /滋賀

 彦根青年会議所は、エコについて考えてもらうイベント「エコアドベンチャーin曽根沼~曽根沼エコ冒険王発進~」を、26日に彦根市三津屋町の曽根沼公園一帯で開く。小学生以上(小学生は保護者同伴)が対象で、定員396人。参加者を16日必着で募集している。多い時は抽選する。参加無料。

 開設は午前9時半~午後5時10分。3グループに分かれ、外来魚を釣る「既存種お助け隊」▽ボートで野鳥や植物を観察する「曽根沼探検隊」▽間伐材などで小物作りをする「自然はありが隊」の三つを体験する。「ひこにゃん」との記念植樹もある。

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【滋賀】「黄金バット」や「おむすびころりん」 愛荘で戦前から現代の紙芝居展

【滋賀】「黄金バット」や「おむすびころりん」 愛荘で戦前から現代の紙芝居展

戦時中の紙芝居を眺める来館者=愛荘町の愛知川びんてまりの館で

戦時中の紙芝居を眺める来館者=愛荘町の愛知川びんてまりの館で

 戦前戦後の紙芝居を紹介する企画展「紙芝居の世界へ」が、愛荘町の愛知川びんてまりの館で開かれ、時代を切り取った独特の絵柄や物語が来場者の目を楽しませている。10月2日まで。

 1930(昭和5)年の作品「黄金バット」や、おとぎ話を題材にした「おむすびころりん」など戦前から現代までの70点余りを時代ごとに分けて展示している。

 目を引くのは、戦時中の作品で主人公の金太郎らが外国人兵を次々と倒す内容の「キンタラウノ ラクカサンブタイ」。愛らしい動物も武器を手に落下傘部隊の一員で登場、敵に勝利する姿が描かれている。

 紙芝居は、大恐慌のあと、行商人が客寄せのために街頭で始めた日本独自の娯楽。戦時中、動員などを目的に国策紙芝居の制作が進められ、各地の集会所などで上演されたという。


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ヒノキのコースターに豊郷小旧校舎も 犬上3町の森林組合など製造

ヒノキのコースターに豊郷小旧校舎も
犬上3町の森林組合など製造


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犬上郡3町の人たちが製作したヒノキ製コースター(豊郷町)

 滋賀県多賀、豊郷、甲良の3町の森林組合、アーティスト、木材加工、刺しゅうの業者が、豊郷小旧校舎などをデザインしたヒノキ製のコースターを製造、21日から豊郷町の豊郷小旧校舎群と伊藤忠兵衛記念館で発売する。

 コースターは直径約10センチ、厚さ2センチ。絵柄は豊郷小旧校舎、ウサギとカメの銅像、校舎とウサギ像の3種。校舎の窓枠やウサギの毛並みまで細かく表現した。200個作り、1個600円。

 ヒノキは大滝山林組合(多賀町)の間伐材。同町と豊郷町の木材加工業者が輪切りにし、甲良町出身のアーティスト山本里士さん(32)=京都市左京区=がデザイン、豊郷町の刺しゅう業者がレーザーで焼き付けた。

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2009年9月14日月曜日

【滋賀】映画「火天の城」見て観光を 特産品当たるキャンペーン

【滋賀】映画「火天の城」見て観光を 特産品当たるキャンペーン

抽選で当たる近江米などの地元特産品=安土町城郭資料館で

抽選で当たる近江米などの地元特産品=安土町城郭資料館で

 安土町観光協会は、安土城築城の大事業を成し遂げた宮大工らを描いた映画「火天の城」の全国上映を記念し、この映画の入場半券を持って町内の3観光施設に有料入館すると、三角くじを引いて地元特産品が当たる観光キャンペーンを始めた。12月20日まで。

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古文書から震源域考察 大津で「歴史地震」公開フォーラム

古文書から震源域考察
大津で「歴史地震」公開フォーラム


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歴史の視点から地震を考察し、現代の防災について考えたフォーラム(大津市・市ふれあいプラザ)

 歴史的な観点から地震を知り、現在の防災のあり方について考える公開フォーラム「近江の国の歴史地震」が13日、滋賀県大津市ふれあいプラザで開かれた。

 ■講演や討論 「安心せず警戒を」

 地震の研究者らでつくる「歴史地震研究会」の主催で、会員や市民ら約80人が参加した。研究者や県の防災担当者ら3人が講演。東京大地震研究所の 宇佐見龍夫名誉教授は、江戸時代後期の三つの地震について、日記などの古文書に残る記録に基づいて、震源域や地震の性質などを考察した。

 日記からは、けが人や死者が出たり、家屋が損傷するなど、生々しい被害の様子のほか、相次ぐ余震に「また地震が来る」との風聞が立っている様子もうかがえ「将来の地震の被害軽減についても参考になる」と述べた。

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サル撃退にオオカミのおしっこ 新名神高速道で効果

サル撃退にオオカミのおしっこ 新名神高速道で効果

 高速道路や料金所に侵入するサルに悩まされてきた中日本高速道路会社(名古屋市)がオオカミの尿を使った米国製商品でサルを撃退、効果を挙げている。

 同社によると、新名神高速では開通後約1年間でサルがひかれるなどの事故が7件発生。料金所に乗り込んできたり、桑名保全・サービスセンター(三重県)近くで暴れ、車のタイヤがかじられることも。パーキングエリアの残飯を狙っているとみられる。

 同社はフェンスをかさ上げし、さらに電気を流すことを検討したが、担当者が「ウルフピー(オオカミの尿の意味)」という商品を知り「半信半疑」ながら3月に導入。

 新名神の土山サービスエリア(滋賀県)周辺約2キロのフェンスに、約50ミリリットルを入れた穴開き容器を数メートル間隔でぶら下げると、サルの侵入がなくなり、ふんも見られなくなった。成分は100%オオカミの尿で、3・8リットル入りボトル(約4万円)で1カ月分という。

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2009年9月13日日曜日

加藤登紀子さん:2人目の「ふるさと大使」に 「周航の歌」どんどん歌いたい /滋賀

加藤登紀子さん:2人目の「ふるさと大使」に 「周航の歌」どんどん歌いたい /滋賀

 滋賀の魅力を国内外にアピールする「滋賀ふるさと大使」に歌手の加藤登紀子さんが就任し、大津市京町4の県公館でこのほど、嘉田由紀子知事から委嘱状が渡された。

 加藤さんは1969年に「ひとり寝の子守唄」で、71年に「知床旅情」で2度のレコード大賞歌唱賞を受賞。県出身ではないが、琵琶湖の美しい自然をたたえる「琵琶湖周航の歌」や「生きている琵琶湖」を歌っていることなどから、県が依頼した。

 同大使は昨年10月に創設され、1人目には県出身の歌手、西川貴教さんが選ばれている。任期の規定はない。

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大津・京町の老舗魅力を体感 ツアーが盛況

大津・京町の老舗魅力を体感 ツアーが盛況

中川誠盛堂でお茶を試飲する参加者=大津市京町で

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 大津市京町の老舗を知ってもらおうと、女性限定の「ザ・京町ツアー」が12日にあり、県内や京都市に住む9人が参加した。

 滋賀会館と地域をつなげようと活動する同館シネマホールファンクラブが主催。同館に集まった後、代表の中川学さんが案内しながら、大津市京町の旧東海道沿いにある老舗を訪れた。

 まず、茶の香りが漂う「中川誠盛堂」。1858(安政5)年創業で、自家製釜でいった県産の「赤ちゃん番茶」が参加者に振る舞われた。5代目店主 の中川武さん(50)は「茶葉の土地の水を使った方がおいしく飲めます」と説明。参加した服部敦子さん(67)=栗東市=は「芳醇(ほうじゅん)な味。水 出しで飲むのは初めて」と笑顔だった。

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「悠久」の美 「踊り子」鮮やか 日野、ダリア見ごろ

「悠久」の美 「踊り子」鮮やか
日野、ダリア見ごろ


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来園者を魅了している大輪のダリア(滋賀県日野町鎌掛・日野ダリア園)

 滋賀県日野町鎌掛の「花の郷・日野ダリア園」で、ダリアが開花シーズンを迎え、色とりどりの大輪の花が来園者を魅了している。

 7年前に同地区の住民らで作るグループが、地域振興を目的に開園。100種類、1万本のダリアや季節の花を維持管理している。

 ダリアはメキシコ原産で、品種によっては直径25センチの花を咲かせる。現在は純白の「悠久」や紅白入り交じって咲く「踊り子」などが見ごろ。秋が深まると花は小ぶりになるが、色鮮やかさを増すという。

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ひこにゃんも登場!着ぐるみ100体集合…彦根で10月開催

ひこにゃんも登場!着ぐるみ100体集合…彦根で10月開催

 10月23日午後1時から滋賀県彦根市のひこね市文化プラザグランドホール(JR彦根駅から湖国バスで文化プラザ口下車徒歩4分、同松田団地北下車徒歩8分)で、全国的な人気キャラクター「ひこにゃん」をはじめ、全国から100体を超える着ぐるみキャラクターが集合するステージイベント「第2回ゆるキャラ(R)まつり in 彦根」が開催される。

 同24、25日午前10時からは夢京橋キャッスルロード近辺(JR彦根駅から近江バスで本町キャッスルロード下車すぐ)で、参加キャラが登場するブースが設置されグッズ販売などが行われる。問い合わせは井伊直弼と開国150年祭実行委員会(電)0749・30・6141へ。


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2009年9月12日土曜日

マンガを語ろう:滋賀会館シネマホールスタッフ・野田景子さん /滋賀

マンガを語ろう:滋賀会館シネマホールスタッフ・野田景子さん /滋賀

 ◆「毎日が夏休み」大島弓子(角川書店)
 ◇不安・迷いの中、行動を後押し--野田景子さん(25)
 ◇この言葉を折に触れ再確認 夏休みとは「計画する、実行する、失敗する、出会う、知る、発見する、冒険とスリル、自由とよろこび」

 昨年、大学時代の友人に強く勧められて読んだのが「毎日が夏休み」でした。少女漫画といえば恋愛中心のイメージであまり読んできませんでしたが、これはちょっと違いました。

 登校拒否の中学生の娘と、仕事のできるサラリーマンなんだけれど会社とうまくいかずに仕事を辞めた父親が、二人で「なんでも屋」を始める物語です。暗くなりそうな話なのだけれど、明るい。

 この漫画を読んだのは、仕事場の滋賀会館で一つのプロジェクトに取り組んでいる最中でした。会館をアート空間として、芸術の拠点にしたいと考え、現代アートの映像上映やパンクロックバンドのライブ、ダンス、講演会などを企画し、実際に進めていました。その中で不安や迷いがあったのですが、この漫画と出合い、「これは十分に考えて始めたこと。失敗の方が多いけど、プロセスを楽しまなくては」と自分を肯定できました。自分の野心や野望を実現するための行動を後押してくれたんですね。

 漫画の最後に、夏休みとは「計画する、実行する、失敗する、出会う、知る、発見する、冒険とスリル、自由とよろこび」と書かれています。これまで言葉にできなかったことを言葉にしてもらえてすっきりしました。早速この言葉を手帳にメモしたくらいです。これからも折に触れ、この言葉を再確認していくのだと思います。

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虫の音鑑賞会:庭園を眺めて和菓子味わい--大津・旧竹林院 /滋賀

虫の音鑑賞会:庭園を眺めて和菓子味わい--大津・旧竹林院 /滋賀

 大津市坂本5の元里坊「旧竹林院」でこのほど、庭園を眺めながら虫の音を聞く会「秋の夕べ」が行われた。約70人が足を運び、和菓子を味わいながら、秋の風情を楽しんだ。

 里坊は、延暦寺の僧りょの住まい。同院の冨田和男館長(69)は、会のためにスズムシ約700匹を飼育。この日は虫かごを院内に置き、きれいな音色を鑑賞してもらえるようにした。

 会場では、虫の音をバックに延暦寺一山寂光院の小堀光実住職が法話をした。小堀住職は言葉の使い方を取り上げ、「言葉は便利だが、一言がいろいろな影響を及ぼす。意識しなくても相手を傷つけたり、いい思いをさせたりするので、自分の言葉を振り返ってみてほしい」と話した。

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彦根城が暑い8月に大人気 過去10年で最多入城者数

彦根城が暑い8月に大人気
過去10年で最多入城者数


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彦根城で愛きょうを振りまくひこにゃん。「お家騒動の再燃」が集客力アップにつながっている(10日、彦根市・彦根城博物館)

 彦根城(滋賀県彦根市金亀町)の8月の入城者数が約7万6000人を記録し、過去10年間で最多となった。休日高速道路の料金が最大1000円となるETC割引で観光客が増えたうえ、人気キャラクター「ひこにゃん」をめぐる「お家騒動の再燃」が集客力を一層強めた。

 8月の入城者は、「国宝・彦根城築城400年祭」の開催で月別では最多だった2007年度に比べ5・6%増、08年度比では16・8%増だった。

 集客の呼び水となったのは、ひこにゃん類似キャラ「ひこねのよいにゃんこ」の販売をめぐる7月末からの騒動。ひこにゃんの商標権と著作権を持つ市 が、類似キャラを考えたひこにゃんの原作者と、類似キャラを扱っている市内の業者に販売中止を要請。市と原作者が商標権と著作権をめぐって争った07年の 「お家騒動」再燃かと、報道が相次いだ。

 ゆるキャラグッズ販売で市内随一というショップ「キャラクターワールド」(同市本町1丁目)は「騒動に伴う宣伝効果で売り上げは8月が2~3割、9月も1割アップしている」と喜ぶ。

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2009年9月11日金曜日

マンガみたいな初公開作品が登場!話題の「若冲ワンダーランド」が滋賀で開催中

マンガみたいな初公開作品が登場!話題の「若冲ワンダーランド」が滋賀で開催中

江戸時代の中期にあたる18世紀に活躍した日本画家・伊藤若冲(いとうじゃくちゅう・1716~1800)の作品を集めた展覧会「若冲ワンダーランド」(主催:MIHO MUSEUM、京都新聞社)が滋賀県甲賀市のMIHO MUSEUM(ミホミュージアム)で、12/13(日)まで開催されている。

若冲は独特の画風が若者から年配の方まで幅広い層の人気を集めるが、今回の展覧会では、最近新たに発見された「象と鯨図屏風」が初公開ということで話題を呼んでいる。この作品は、北陸にある旧家に伝わったもので、昨年夏に存在が知られたばかりのもの。陸の王者・ゾウと海の王者・クジラがエールを交換しているような情景は、奇抜さを特色とする若冲の絵の中でも他に例をみない。「ゾウの耳がへんに丸くて、ミッキーマウスみたいでしょ。クジラが泳いでいる波の描き方なども変わっていて、マンガやアニメみたいな面白さがある」と、8/31の開催前に行われたマスコミ向けの内覧会で辻惟雄氏(MIHO MUSEUM館長)は説明をしていた。

たしかに、ゾウはディズニー・アニメに出てくるキャラクターみたいだし、クジラの絵で描かれる海は、まるで宮崎駿監督のアニメ映画「崖の上のポニョ」に出てくる海みたいだと記者は感じた。

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小江戸彦根の城まつり:11月3日開催 行列参加者を募集--彦根 /滋賀

小江戸彦根の城まつり:11月3日開催 行列参加者を募集--彦根 /滋賀

 彦根市の「小江戸彦根の城まつり」実行委は、11月3日に彦根城内で行われる第57回小江戸彦根の城まつりパレードに登場する「井伊の赤鬼家臣団列」(募集25人)と「一文字笠列」(同10人)、「市女(いちめ)笠列」(同10人)の参加者を募集している。いずれも先着順。

 パレードは城まつりのメーンイベント。子供大名行列を中心に風俗行列、彦根町火消し列など総勢約1000人が2時間にわたって城内を練り歩き、多くの観光客でにぎわう。

 家臣団列は、関ケ原の合戦で勝利した後、井伊直政ら徳川四天王が彦根に入ったという想定での行列。参加者には、重さ10キロの甲冑(かっちゅう)を身に着け、城東-駅前通り-いろは松-城内-夢京橋-中央街-銀座街の約3キロを2時間かけて歩く体力が求められる。

 一文字笠列は、裃(かみしも)姿に菅笠(すげがさ)をかぶる当時のさむらいの正装で、正面から見ると一文字に見えることからこの名が付いたという。「市女笠列」は平安時代の女性の旅姿に扮(ふん)する。

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風さわやかに 揺れるハギ 長浜・神照寺

風さわやかに 揺れるハギ
長浜・神照寺


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紫や白の花が咲きそろった神照寺境内のハギ(長浜市新庄寺町)

 ハギの名所として知られる滋賀県長浜市新庄寺町の神照寺で、境内のハギ約1500株が見ごろを迎えた。紫や白、ピンクのかれんな花々が秋の気配を感じさせている。

 室町時代に足利尊氏が神照寺を訪れ、実弟・直義との和解の証しにハギを植えたと伝えられている。

 境内一円に13種が群生する。同寺によると、今年は8月に雨が続き、猛暑日も少なかったため、例年より早く開花したという。見ごろは9月下旬まで。

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2009年9月10日木曜日

草津市:FMで緊急災害情報 市全域カバー、11年から運用へ /滋賀

草津市:FMで緊急災害情報 市全域カバー、11年から運用へ /滋賀

地震などの大規模災害に備えるため、草津市は9日、市内で流れているコミュニティーFM局「えふえむ草津」の電波を利用した防災無線システムを整備する方針を示した。2011年からの運用を目指す。16日開会の市議会9月定例会に、事業費約2億7000万円を盛り込んだ一般会計補正予算案を提案する。FMの電波を活用した防災無線システムは、全国的に珍しいという。

 国の地域活性化・経済危機対策臨時交付金を利用した。同市はこれまで、各地域の町内会長らに無線の傍受機を配り、緊急時の情報提供をしていた。しかし、災害などの発生時に、即座に市内全域に情報を伝えられるシステムはなく、必要性が指摘されていた。

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地域バリアフリー 車いす男性と点検 右京・安井小児童

地域バリアフリー 車いす男性と点検
右京・安井小児童


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自動販売機の使い勝手を点検する家村さんと児童。車いすの人には使いづらい点も見つかった(京都市右京区)

 京都市右京区の安井小の6年生52人が9日、車いすの男性6人と学校周辺を巡り、障害者やお年寄りなどの視点から、道や店にどのような問題点があるのかを点検した。

 参加したのは、全国脊髄(せきずい)損傷者連合会の京都府支部と滋賀県支部の6人。車いすの人のための京都観光サイトを府支部がつくっていることを同小が知り、地域を見直す機会にしようと招いた。

 府支部長の家村安雄さん(61)=八幡市=と見て回った児童8人は、電柱や道端の自動販売機、歩道の段差などに注目。「電柱が道の真ん中にありますが、 通れますか」「自動販売機のボタンは押せますか」などと問題点を鋭く見つけては、家村さんに尋ねていた。結果は、精査して公表する。
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びわ湖クリーンキャンペーン:琵琶湖をきれいに 4000人がごみ拾い

びわ湖クリーンキャンペーン:琵琶湖をきれいに 4000人がごみ拾い

 ◇膳所公園周辺など県内全域で

 地域の環境整備などを目標に6日、「びわ湖クリーンキャンペーン」(県労働者福祉協議会、滋賀連合主催)が県内全域で行われ、同協会の会員やその家族ら約4000人が丁寧にごみを拾い集めた。

 大津市の膳所公園周辺の琵琶湖岸や甲賀市の野洲川河川公園など、湖岸や近隣の公園、周辺道路などの清掃も行った。全体で40リットルの家庭用ごみ袋に換算して980袋分が集まった。テレビや冷蔵庫といった家電製品も捨てられていたという。

 元気よくゴミを集める長男(7)と一緒に膳所公園周辺で清掃に参加した草津市の会社員、遊佐清貴さん(41)は「手の届かないところにペットボトルなどが浮かんでいるのが目立ち、残念に思った。ゴミを捨てたらだめだという思いが子どもの身につけば」と話していた。

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早くも秋本番? ヒガンバナ咲く 米原・醒井の地蔵川べり

早くも秋本番? ヒガンバナ咲く
米原・醒井の地蔵川べり


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バイカモが揺れる地蔵川の清流に沿って咲いたヒガンバナ(米原市醒井)

 ヒガンバナの真っ赤な放射状の花が早くも、滋賀県米原市醒井の旧中山道沿いの地蔵川べりでりんとした姿を見せている。流れのバイカモを目当てに訪れた観光客は、真っ赤なヒガンバナに秋本番を感じている。

 ヒガンバナは、醒井宿の中ごろ、川べりの石垣と小橋のたもとに6本ほど咲いている。店がその前にある呉服商久保田義治さん(69)は「5、6日ご ろ咲いているのに気付いた。去年まで咲いてなかったのに」と真っ赤な花にびっくり。「観光客から醒井のシュウカイドウは花が早いとよく言われる。川の水温 が13~14度と低いのが影響しているのかも」と推察する。

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農作物の豊凶占い“古知古知相撲” 多賀大社 古例祭で奉納

農作物の豊凶占い“古知古知相撲”
多賀大社 古例祭で奉納


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今年の豊作を占うため奉納された「古知古知相撲」(多賀町・多賀大社)

 多賀大社(滋賀県多賀町)の古例祭が重陽の節句の9日行われ、農作物の豊凶を占う古知古知(こちこち)相撲が奉納された。まわし姿の若者が力強い取り組みを披露、勝てば豊作とされる東方「多賀の里」が勝ちをおさめた。

 同大社の神主が伊吹山の八岐大蛇(やまたのおろち)を退治した故事にちなんで毎年この日に行われる。今年は、多賀の里を立命館大3年の森成寿さん(20)=東近江市中羽田町=、西方の「寿命が石」を大阪経済法科大3年の戸崎達矢さん(20)=同市宮川町=が務めた。

 1勝1敗で迎えた3取組目、多賀の里が豪快な上手投げを決め、見守る人から大きな拍手が送られた。

 その後、今年の古例祭の主役「頭人(とうにん)」を務める平塚喜三さん(80)を中心に、騎馬など約200人の行列が大社から約1・3キロ離れた同町尼子のお旅所まで練り歩いた。
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信長が築き、秀吉が補強の土塁か 滋賀・横山城遺跡で見つかる


 滋賀県長浜市の横山城遺跡で見つかった土塁=8日

 織田信長が浅井長政との戦で拠点にしたとされる滋賀県長浜市の横山城遺跡で、16世紀に築かれた土塁が見つかり、同市教育委員会が9日、発表した。

 土塁は敵兵の侵入を防ぐのが目的。土を盛って補強された跡があり、市教委は文献の記録から「信長が小谷城攻めの前線基地として造った後、豊臣秀吉が改修した可能性がある」としている。

  市教委によると、土塁は主郭(本丸)の西側で見つかった。岩盤を削って造った高さ約0・5メートル、幅2メートルの土塁の上に土が盛られ、高さ約0・7 メートル、幅約4メートルになっていた。市教委は「補強時はもう少し高かったが、風雨で土が流れ落ちて今の高さになったのだろう」としている。

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2009年9月9日水曜日

和ろうそく:アフガンの子供たちへ2000本--野洲・中主仏教会 /滋賀

和ろうそく:アフガンの子供たちへ2000本--野洲・中主仏教会 /滋賀
 ◇寺から使用済み集め

 寺の行事などで使用済みとなった和ろうそくを集めてアフガニスタンの子供たちに送ろうと、野洲市中主仏教会(43カ寺)が6日、同市西河原のコミュニティセンターなかさとで、加盟する寺からろうそくを回収した。赤や白など色も大きさもさまざまな約2000本が集まり、「初めての試みでこれだけ集まるとは」と関係者は喜んでいる。

 寺では行事や法要の度に新品を使い、まだ使用できるものも処分してきた。風が吹いても消えにくく、照明に適している和ろうそくを、電力が不足し、子供たちが十分な明かりで勉強できていないアフガニスタンなどの発展途上国で活用してもらえればと計画した。回収されたろうそくは財団法人ジョイセフ(東京都)を通じて贈られる。

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宗派超え108の寺院連携 大津で開創法要

宗派超え108の寺院連携 大津で開創法要

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 県内108の寺院が宗派を超えて設立した「びわ湖百八霊場」の門出として、大津市坂本の西教寺で8日、開創法要が営まれた。

 西教寺の西村冏紹貫主、延暦寺の半田孝淳座主、圓城寺の福家俊明長吏の天台三山の代表が一堂に会した。本堂には県内から各寺の代表者と檀家(だんか)の300人以上が集まり、宗派を超えて唱える般若心経が一つになって響いた。

 びわ湖百八霊場は、県内各地にある歴史ある寺院や、素晴らしい文化にもっと親しんでもらい、豊かな心を育てることを目的に設けた。108の寺院に 参加を呼び掛け、県内を一周する参拝コースを作った。寺巡りを通して、周辺の地域の魅力を知ってもらい、滋賀全体を盛り上げていこうという意味も込める。

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着ぐるみ「もーりー」お披露目 ホタルのまち守山をPR

着ぐるみ「もーりー」お披露目
ホタルのまち守山をPR



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守山市をPRするキャラクター「もーりー」(守山市役所)

 ホタルをモチーフにした滋賀県守山市のシンボルキャラクター「もーりー」の着ぐるみの完成披露式が8日、守山市役所で行われた。

 もーりーは2003年に守山商工会議所が「ホタルのまち」守山をPRするために作ったキャラクター。同市がこのほど、県ふるさと雇用再生特別推進事業の一環で同会議所に委託し着ぐるみを製作した。

 もーりーはホタルの光にちなんで「お尻の光で守山を元気にすることが僕の仕事」と書かれた名刺を山田亘宏市長らに手渡し、同市長から「先頭に立って守山を盛り上げてほしい」と激励を受けた。

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乗り合いタクシー実証実験 草津市、10月下旬から

乗り合いタクシー実証実験
草津市、10月下旬から


 滋賀県草津市は、乗り合いタクシーの実証実験を10月下旬から市内で始める。公共交通の空白地域などで乗客定員10人の車両を定時運行する路線バスに近い形態を計画しており、約2年半の実験を通じて需要の有無や運行の課題などを検証する。

 路線は7系統を設定した。半径300メートル以内にバスの停留所がない地域が目立つ市周辺部では、常盤、南笠笠山、志津の3系統を運行し、予約運行の導入も検討する。市街地でも4系統を設け、民間バス路線も含めて公共交通の利便性を高め潜在需要の掘り起こしを図る。

 ダイヤは市周辺部で1時間、市街地で30~40分にそれぞれ1本程度、運賃は200円の定額制を想定している。本年度の事業費は約4800万円。

 市は8月から地元説明会を順次開催。愛称は「まめバス」とし、イメージキャラクターも決めた。運行委託予定のバス会社や住民などで路線やダイヤなどを調整し、10月下旬の運行開始を目指す。

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2009年9月8日火曜日

地産地消:「おいしが うれしが」キャンペーン1年 県庁で成果発表会 /滋賀

地産地消:「おいしが うれしが」キャンペーン1年 県庁で成果発表会 /滋賀

 ◇「下田なす」のチーズ焼き、「杉谷なすび・とうがらし」のしぎ煮--伝統野菜料理、知事も試食

 県と企業、生産者らが協力して、県産の農水産物の地産地消を目指す「おいしが うれしが」キャンペーンが始まって1年。県庁ではこのほど、嘉田由紀子知事やホテル業などの事業者らが集まり、キャンペーンの成果発表会があった。【後藤由耶】

 同キャンペーン推進店のコンビニやホテルが県の伝統野菜を使って開発したメニューを発表。コンビニエンスストア「セブン-イレブン・ジャパン」は若者にも受け入れられるようにと、湖南市の伝統野菜の「下田なす」のチーズ焼きを作った。これまで同社は同キャンペーンで2種類の弁当を販売してきたが、第3弾として10日から県内の同コンビニで下田なすチーズ焼き入りの弁当を販売するという。ほかにも大津市雄琴1の旅館「びわ湖花街道」は甲賀市の伝統野菜「杉谷なすび」と「杉谷とうがらし」を使ったしぎ煮を紹介した。

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奥田丸隆製陶 信楽焼の蚊取り線香入れ

奥田丸隆製陶 信楽焼の蚊取り線香入れ

 9月に入ったものの、相変わらず残暑は厳しい。信楽焼で知られる滋賀県甲賀市信楽町では、信楽焼の蚊取り線香入れが登場し、人気を呼んでいる。信楽焼定番のタヌキをイメージしたものなど200種類以上が販売されている。

 陶器業者や市などで作る信楽焼振興協議会が昨年、「懐かしい夏の暮らしを感じてもらおう」と、地元業者に蚊取り線香入れの製作を呼びかけた。製品は陶芸の森信楽産業展示館で開催中の「いまどき、しがらき、かやりき展」で展示販売。蚊取り線香をはじめとする殺虫剤メーカー「フマキラー」などが加入する日本家庭用殺虫剤工業界も後援している。

 会場には、蚊取り線香をタヌキの背中に置くもの、カタツムリの殻に入れる形のものなど、各業者や個人が工夫して作った作品が並び購入できる。価格も約2千円〜数万円までさまざまだ。

 約40年間続く信楽焼の窯元「奥田丸隆製陶」では、昨年からスイカやタヌキなどの形の蚊取り線香入れを製造している。

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2009年9月7日月曜日

琵琶湖横断:カヌー漕ぎつなぎ50キロ 今津中2年生134人交代で--高島 /滋賀

琵琶湖横断:カヌー漕ぎつなぎ50キロ 今津中2年生134人交代で--高島 /滋賀

 ◇長浜との往復、琵琶湖横断に挑戦

 高島市立今津中の2年生ほぼ全員が参加し、高島-長浜間を1泊2日で往復する琵琶湖横断カヤックが6日、高島市マキノ町のサニービーチを出発した。同市今津町は「琵琶湖周航の歌」発祥の地で、橋本喜義校長らが、生徒に周航気分を体験させようと昨年から始めた。2年生4クラス134人は、1人乗りカヌーを3、4人のクルーで漕(こ)ぎつないで長浜へ。7日に同じコースを戻り、往復計約50キロを周航する。

 生徒らは6日午前7時に高島市今津町弘川の同中を自転車で出発し、約6キロ北の同市マキノ町へ。ライフジャケットを着け、同8時半にカヌー三十数艇で漕ぎ出した。約30分で漕ぎ手が交代。次の漕ぎ手が分乗してスタンバイしている漁船にカヤックを横付けし、スムーズに入れ替わった。3番手以降と漕ぎ終わったクルーは、支援母船となる大型観光船で待機しながら湖上の仲間を応援した。

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釣り楽しみ琵琶湖の環境見直そう  草津 家族連れら外来魚駆除

釣り楽しみ琵琶湖の環境見直そう 
草津 家族連れら外来魚駆除


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外来魚を釣るため、琵琶湖湖岸で竿を伸ばす参加者(草津市)

 琵琶湖の外来魚の駆除を目的にした釣り大会が6日、滋賀県草津市志那中町の湖岸緑地で開かれ、家族連れらがブルーギルなどを釣り上げた。

 多くの人が琵琶湖を中心とする自然環境を見直す機会を提供しようと、市民団体「琵琶湖を戻す会」と「豊かな湖づくり推進委員会」が開催。約190人が参加した。

 参加者は、晴天に恵まれた湖岸で釣りを楽しんだが、釣果はブルーギルばかりで、フナやモロコなどの在来魚が釣れない現状にまゆをひそめていた。

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通常の4倍、大きさ文句ナシ! 重さ1キロ、東近江で収穫

通常の4倍、大きさ文句ナシ!
重さ1キロ、東近江で収穫

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東近江市愛東地区で収穫された、重さ約1キロの特大ナシ(右)=同市・あいとうマーガレットステーション

 滋賀県東近江市愛東地区の農園でこのほど、重さが約1キロもある特大サイズの「あいとう梨」が収穫された。通常の約4倍の重さで、愛東梨生産出荷組合は「こんなに大きなナシは初めて」と驚いている。

 品種は幸水で直径12センチほど。組合のナシ農家が2日に収穫した。幸水の平均サイズは250グラム前後という。

 今年は長雨で湿度が高く、日照不足を考えて成育期間を長くしたため大きく育ったとみられる。組合の河口顕男さん(30)は「全国的にも大玉のナシが増えているようだ」と話している。

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2009年9月6日日曜日

わらべうた:親子で楽しく 守山の図書館で体験イベント /滋賀

わらべうた:親子で楽しく 守山の図書館で体験イベント /滋賀

 昔から歌い継がれる「わらべうた」や昔語りを楽しむイベント「耳で楽しむおはなしとわらべうた」が5日、守山市守山5の同市立図書館で開かれた。親子ら約60人が、ほのぼのとしたひとときを過ごした。

 子どもに昔語りや絵本に興味を持ってもらおうと同館が企画。石川県かほく市の自宅を開放し、絵本の読み聞かせなどに取り組む細川律子さん(62)が講師を務め、母親から教えてもらったという昔語りや、わらべうたの手遊びを教えた。

 細川さんは、飲み込んだ鳥のきれいな歌声を聞かせてお金持ちになったおじいさんの話「とりのみじい」など五つの話を、臨場感あふれる語り口で披露。参加者は、場面を頭で思い浮かべながら、楽しげに聞いていた。

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新鮮な地場産物、味わうことが大切 多賀、イベントで栄養士が語る

新鮮な地場産物、味わうことが大切
多賀、イベントで栄養士が語る



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学校給食を通じた食育の講演後、地場産の夏野菜の料理を味わう参加者(多賀町・多賀里の駅)

 地場産の食材の魅力を紹介するイベント「野菜市と集い」が5日、多賀里の駅(滋賀県多賀町一円)であり、同町の小学校で約40年間栄養士を勤めた女性が、学校給食での食育と地産地消の取り組みについて語った。

 集いは、地元の女性や農家でつくる「多賀クラブ」(栗本泉代表)が毎月1回開き、講演会も実施している。

 この日の講師は、管理栄養士の滝喜代子さん(66)=同町一ノ瀬。2003年まで勤務した多賀小や大滝小で、イワナやタケノコなど地元で取れた旬の食材を使うメニューを考え、10種類の地元産野菜を煮込む「多賀鍋」も給食で出した。

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キバナコスモス、秋風に揺れ 日野・ブルーメの丘

キバナコスモス、秋風に揺れ
日野・ブルーメの丘


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花畑一面に咲き、秋風に揺れるキバナコスモス(日野町・ブルーメの丘)

 滋賀県日野町の滋賀農業公園「ブルーメの丘」で、キバナコスモスが見ごろを迎えた。黄やオレンジ色の花が一面を彩る花畑には、さわやかな風が吹き抜け、秋の訪れを感じさせている。

 キバナコスモスはキク科でメキシコ原産。園内の「まきばの花畑」(6千平方メートル)に約100万本が植えられている。三重県から家族と訪れた女性は「黄色いコスモスは初めて見た。とてもきれい」と感動していた。

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2009年9月5日土曜日

はさ掛けに心和む“秋” 滋賀・余呉にお目見え

はさ掛けに心和む“秋”
滋賀・余呉にお目見え


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竹ざおに掛けられた黄金色の稲穂(余呉町下余呉)

 刈り取った稲を天日で乾燥させる「はさ掛け」が、滋賀県余呉町下余呉のJR北陸線沿いの田んぼにお目見えした。住民や観光客らが、昔懐かしい秋の光景に心を和ませている。

 はさ掛けはかつて、全国各地の米どころで見られたが、乾燥機で稲を乾かすのが主流になったことから、山間部を抱える同町でも珍しくなっていた。

 下余呉の農業和田きぬ江さん(61)が今年組んだはさは4段で、高さ約2・5メートル、長さ20メートル。収穫した稲を束ね、穂を下にして竹ざおに掛けた。2週間ほど干した後、脱穀して精米するという。

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JR草津線 定期券購入で賞品当てて 複線化促進期成同盟会が初企画

JR草津線 定期券購入で賞品当てて
複線化促進期成同盟会が初企画


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応募はがきを兼ねたJR草津線の定期券などの購入キャンペーン用チラシ

 滋賀県やJR草津線の沿線市町でつくる県草津線複線化促進期成同盟会はこのほど、同線各駅で定期券などを購入した人に抽選で賞品を贈るキャンペーンを始めた。

 同線の利用促進をねらいに初めて企画。草津~柘植の各駅で、定期券や回数券(いずれも草津線経由に限る)などを購入した人は、応募はがきに1~2ポイントの押印が得られる。2ポイントで抽選に1回応募できる。

 抽選は、11月下旬までと来年3月20日までの各消印分で行う。賞品は、乗車券購入用のプリペイカード「オレンジカード」かIC乗車券「ICOCA」で、1回の抽選で1万円分10本、5千円分20本が当たる。

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大津祭:曳山巡行有料観覧席を販売中 厄よけのちまき付き /滋賀

大津祭:曳山巡行有料観覧席を販売中 厄よけのちまき付き /滋賀

 湖国3大祭りの一つで、からくり仕掛けの曳山(ひきやま)で知られる10月の大津祭に合わせ、びわ湖大津観光協会は本祭の10月11日にJR大津駅前の大通りに設置する有料観覧席の販売を始めた。曳山全13基のからくり披露が見られる特別席で、厄よけのちまき付き。1人2000円(260席)。

 今年の大津祭は10月10日が宵宮、11日が本祭。両日は中国の故事などを再現したからくり人形を乗せた各町の曳山が中心街を練り歩き、祭り囃子(ばやし)に合わせてからくりを披露する。観覧席では、午後1時半から約1時間、13基が3回ずつからくりを披露する予定だ。

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2009年9月4日金曜日

古例祭・古知古知角力 9月9日

古例祭・古知古知角力
9月9日


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古例祭・古知古知角力

 滋賀県多賀町の多賀大社で9日午後1時から「古例祭・古知古知角力(こちこちずもう)」が行われる。

 毎年、重陽の節句(9月9日)に豊年満作を感謝する秋祭り。「古知古知角力」は、伊吹山の八岐(やまたの)大蛇(おろち)を退治したという古事をしのぶ 行事。旧中河原村と旧高宮村の2村の童児により角力が行われたのが始まりといわれ、今に伝えられる。現在は氏子の青年たちによって3番勝負が行われる。多 賀大社TEL0749(48)1101。
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セブン-イレブン、滋賀県産の食材を使用した「パスタ」と「弁当」を滋賀県内の店舗で発売

セブン-イレブン、滋賀県産の食材を使用した「パスタ」と「弁当」を滋賀県内の店舗で発売

  セブン-イレブン・ジャパンは、滋賀県が地産地消を推進する「おいしが うれしが」キャンペーンへの取り組み商品として、9月4日から「滋賀県産下田なすと杉谷とうがらしのパスタ」を、9月10日から「滋賀の恵みプレート」 を、滋賀県のセブン-イレブン全店(8月末現在163店)で期間および地域限定で発売する。

 今回の商品は、“JAこうか”から供給の協力を得て、近江の伝統野菜「下田なす」や「杉谷とうがらし」を使用。弁当に使用した「下田なす」につい ては、新しい食べ方の提案として、チーズ焼きにして盛付けたという。どちらの商品にも滋賀県が推進する地産地消「おいしが うれしが」キャンペーンのシールを貼付し、売り場に設置するPOPで消費者へ県産食材を使用した商品を積極的にアピールする考え。

 また、「nanacoのネットクーポン」サービスを実施。専用ホームページからクーポンを取得し、電子マネー「nanaco」で商品をご購入いた だくと、クーポン代相当の「nanacoポイント」が後日還元されるお得なサービスとなっている(クーポンは無くなり次第終了となる)。

  「滋賀県産下田なすと杉谷とうがらしのパスタ」は、旨みのある県産下田なすと、皮が薄くクセのない県産杉谷とうがらしを盛付けたパスタ。下田なすと杉谷と うがらしは軽く素揚げし、彩り良く盛付けている。酸味のあるトマトソースと、甘辛く味付けした牛挽肉で、メリハリのある味付けとのこと。

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ウリハッキョマダン:異文化交流 国籍、民族の違い乗り越え--大津 /滋賀

ウリハッキョマダン:異文化交流 国籍、民族の違い乗り越え--大津 /滋賀

 ◆「みんな集まれ!ウリハッキョ マダン2009」
 ◇在日コリアンや日系ブラジル人ら400人

 大津市木下町の滋賀朝鮮初級学校で8月30日、「みんな集まれ! ウリハッキョ マダン2009」が開かれた。国籍や民族の違いを乗り越え、互いの文化や考え方を認め合おうという目的で、在日コリアンや日系ブラジル人、日本人ら400人以上が参加し、楽しい時間を共有した。

 06年に始まり、今回で4回目。「ウリハッキョ」「マダン」とは韓国語で「僕らの学校」「広場」の意味。当日は、校庭にたくさんの出店が立ち並び、朝鮮半島やブラジルの伝統料理などが振る舞われた。また、校庭に設けられた舞台でも、サンバや朝鮮半島の伝統的な打楽器「サムルノリ」の演奏などが披露された。

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2009年9月3日木曜日

滋賀・大津で湖国三大祭の一つ「大津祭」

滋賀・大津で湖国三大祭の一つ「大津祭」

 滋賀県大津市で湖国三大祭の一つとして知られる「大津祭」が10月10、11日に開かれる。

 江戸時代初期から行われている祭礼で、天孫(てんそん)神社の例祭。古くは四宮祭と呼ばれ、県の無形民俗文化財に指定されている。

 本祭りである8日には、最も人気の高いイベント曳山巡行が行われる。ゴブラン織りや精巧な金具に飾られた、豪華けんらんな13基の曳山が、囃子(はやし)とともに、巧妙なからくりを演じながら巡行する。

 13基の曳山(西行桜狸山=さいぎょうざくらたぬきやま、源氏山=げんじやま、殺生石山=せっしょうせきざん、湯立山=ゆたてやま、西宮蛭子山=にしのみやえびすざん、孔明祈水山=こうめいきすいざん、龍門滝山=りゅうもんたきやま、西王母山=せいおうぼざん、石橋山=しゃっきょうざん、神功皇后山=じんぐうこうごうやま、月宮殿山=げっきゅうでんざん、狸々山=しょうじょうやま、敦巨山=かっきょやま)は、毎年組み立てては解体を行っていて県下では他に例を見ない。

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秋季大祭:400年の伝統、「なるこまいり」祭事も--5、6日に白鬚神社 /滋賀

秋季大祭:400年の伝統、「なるこまいり」祭事も--5、6日に白鬚神社 /滋賀

 湖中の大鳥居で知られる高島市鵜川の白鬚(しらひげ)神社(梅辻春樹宮司)の秋季大祭が5、6日に開かれる。「なるこまいり」と呼ばれる子どもの成長を願う祭事が約400年の伝統を持つ。同神社は近江最古の神社とされ、全国各地の白鬚神社の総本宮を誇る。

 「なるこまいり」は、数え年2歳の子に同神社が本名とは別に「神様からの名」を与え、親たちは3日間、わが子を本名ではなく「神様からの名」で呼んで子の長寿を祈るというもの。梅辻宮司は「今年も男女それぞれ約300の名を用意している」と参詣を待っている。

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最古級の剣道具を発見 大津の旧家 風雲急の江戸後期

最古級の剣道具を発見
大津の旧家 風雲急の江戸後期


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現在とは大きく形状が違う江戸後期の剣道具。小手は代用品で、剣道が普及途上なのがうかがえるという

  大津市の旧家でこのほど、江戸後期の剣道具一式が見つかった。資料や形状から天保年間(1830-43)の製造とみられ、研究者によると現存では最古級と いう。風雲急を告げる時代を背景に、武道が庶民の生活に入り込んでいった様子が分かる貴重な資料という。8月の日本武道学会で報告された。

 見つかったのは、竹刀と胴、三枚垂(さんまいだれ)、小手。竹刀は4尺2寸の「長竹刀」で現在より約6センチ長い。つばはイノシシ皮で先端がとがっている。胴は胴台に比べ胸が短い。小手は弓道の弓懸けを改造して作成しており、短めとなっている。

 滋賀県教委の三苫保久主事が同市本堅田の旧家の蔵で見つけた。研究者によると、竹製の胴と面金の形状から製造は天保年間ごろまでさかのぼる可能性がある、という。

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五次元絵画、緑の中で鑑賞 草津・みずの森 ポリメノ氏遺作展示

五次元絵画、緑の中で鑑賞
草津・みずの森 ポリメノ氏遺作展示


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明るい色使いや迫力ある画風の作品が並ぶ会場(草津市・市立水生植物公園)

 滋賀県草津市の市立水生植物公園みずの森で、同公園の風景などを題材にしたイタリア人画家、故パウロ・ポリメノ氏の回顧展がこのほど始まった。絵が飛び出してきそうな作品が来場者を楽しませている。

 フランスやイタリアを拠点に活動したポリメノ氏は、ペインティングナイフで描く迫力のある画風から「五次元を描く作家」と評され、2007年に他界した。回顧展はポリメノ氏と長く暮らした大津市出身の北出瑤子さん(72)が開催した。

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かぶせ茶で産地日本一に 全国茶品評会

かぶせ茶で産地日本一に 全国茶品評会

良い茶を育てるため、生産農家は年間を通じて世話を続ける  全国の茶どころが出来を競い合う第63回全国茶品評会審査会が埼玉県で行われ、かぶせ茶の部門で福知山市が産地賞第1位に選ばれた。また個人でも水坂茶生 産組合の高橋善雄さんが2位にあたる農林水産省生産局長賞に選ばれた。産地賞の2位は舞鶴市、3位は滋賀県甲賀市だった。褒賞授与式は10月にある。市内 では1990年に当時の大江町が産地1位になっている。
 

 審査は8月25日から28日まで入間市の県農林総合研究セン ター茶業特産研究所で行われ、全7茶種9部門のうち、府内からは、てん茶など4茶種5部門に出品した。品評会では「玉露」と「かぶせ」は細分化してある が、流通段階では同じ玉露として扱われ、特に両丹地方のかぶせ茶は、玉露と変わらない手をかけた栽培がされている。
 
 産地賞を獲得した福知山市は、主に由良川筋と夜久野町などで栽培されていて、各生産組合がJAと連携して栽培管理に努めてきた。
 
 由良川筋は川の恩恵で、夜久野高原は火山による黒土で土が深く、茶の栽培に適している。一方で雪が多くて茶の木が折れたり、霜で新芽が影響を受ける年もあるなど、苦労がある。農家はそれを栽培管理で乗り越え、良い茶を生産し続けてきた。
 
 かぶせ茶は、収穫前に2週間から20日ほど茶の木に黒い覆いをかぶせ、茶葉のうまみを増す栽培方法。他産地では茶の木に直接覆いをかける所もあるが、風で覆いの幕と葉がこすれたりするため、福知山では棚を造って覆いを張ることで、木を傷めないようにしている。

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虫の音を聞く会:ライトアップされた天守を前に 30日まで「玄宮楽々園」 /滋賀

虫の音を聞く会:ライトアップされた天守を前に 30日まで「玄宮楽々園」 /滋賀
 
 ◇午後6時半~9時

 彦根市の彦根城内にある国の名勝「玄宮楽々園」で1日、「玄宮園で虫の音を聞く会」(彦根観光協会主催)が始まった。ライトアップされた国宝・彦根城天守を前に虫の音を楽しむ風景の写真を配したPRチラシもあり、「彦根の風情をどうぞ」と売り込んでいる。

 彦根城の虫の音などは96年に環境庁の「日本の音風景百選」に選ばれ、催しは今年で24回目。彦根の秋を彩るイベントとして定着し、「玄宮園から眺める国宝天守と名月は格別」と根強い人気を集めているという。

 開催は30日まで。毎日午後6時半~9時、天守を眺めながらライトアップされた玄宮園の池のほとりで自然繁殖したマツムシやコオロギ、愛好者提供の虫かごに入れたスズムシの鳴き声が楽しめる。庭園の池を巡る散策コースには、大小のあんどんなど約100個が設置され、ムードを盛り上げる。

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2009年9月2日水曜日

ひまわり列車:信楽高原鉄道が運行 家族の夏の思い出に--甲賀

ひまわり列車:信楽高原鉄道が運行 家族の夏の思い出に--甲賀 /滋賀

 ◇職員も“タヌキ”で愛きょう

 甲賀市内を走るローカル線、信楽高原鉄道は夏休み最後の土日に当たる8月29、30の両日、車内をひまわりの造花で飾る「ひまわり列車」を運行した。タヌキの着ぐるみを着た職員も車内で愛きょうを振りまき、親子連れらがつかの間の列車の旅を楽しんだ。【金志尚】

 同鉄道は春先に梅の盆栽で車内を彩る「梅盆列車」を運行するなど季節に応じてさまざまな取り組みを行っている。「ひまわり列車」は今回が初めてで、家族で夏休みの思い出を作ってもらおうと企画した。

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揺れるススキに秋の気配 草津 七草園投句会始まる

揺れるススキに秋の気配
草津 七草園投句会始まる


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ススキが風に揺れる秋の七草園(草津市・市立水生植物公園)

 朝晩の暑さが和らいできた1日、滋賀県草津市の市立水生植物公園みずの森で「秋の七草園」を舞台にした恒例の投句会が始まった。

 七草園は、ススキやハギ、ナデシコなどの秋の七草を中心とする草花を植えている。この日は、すでに咲き始めているオミナエシのかれんな花や、風に揺れるススキが来園者に秋の気配を感じさせていた。今月中旬には、ハギのトンネルが見ごろを迎えるという。

 投句は、秋の七草を題材にした俳句が対象。同園や市立図書館などで配布している所定の用紙に記入し、30日まで同園などに設けている応募用の箱へ。10月中旬に審査し、優秀作品は園内で展示する。
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