あふぇりえいと

2009年11月30日月曜日

錦秋の湖東を訪ねて「大本山永源寺」@滋賀県

錦秋の湖東を訪ねて「大本山永源寺」@滋賀県

今秋は2002年の紅葉の当たり年に続く、美しい紅葉が見られる年だとニュースで聞いたのですが、何故か奈良の名所ではなかなか真っ赤に色づいた紅葉を見る事が出来なかったので、ドキドキしながら永源寺を訪れました。

湖東三山からさらに南東の方角、琵琶湖へと流れ込む愛知川(えちがわ)中流を借景にして、その崖沿いに、臨済宗永源寺派の総本山「永源寺」が建ちます。
駐車場に車をとめて、錦の渓谷を眺めながら旦度橋を渡ります。このグラデーションに否が応にも期待が高まります。



少し急な石の階段を上がり、総門をくぐると、まさに錦絵を広げたような燃えるような紅葉が広がっていました。



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びわ湖・まるエコ・DAY:県内の環境団体が交流--草津

びわ湖・まるエコ・DAY:県内の環境団体が交流--草津 /滋賀

 身近な自然環境について学んだり、保全活動を行う県内の団体が一堂に会する「びわ湖・まるエコ・DAY2009」が28日、草津市下物町の県立琵琶湖博物館で始まった。同日は子どもたちが活動する「エコクラブ」12団体の交流会が開かれ、取り組みを紹介し合った。12月6日まで。

 交流会では子どもたちが3分間の持ち時間で、スライドショーや壁新聞を使って自分たちの活動をPRした。東近江市立愛東北小エコクラブは、水鳥観察や、水辺に散乱したゴミの回収活動を紹介。草津市の「伯母Q五郎~伯母川研究こどもエコクラブ」は、伯母川を中心に約20の河川で行った生物調査や、琵琶湖から川岸の植物を探しながらハイキングした体験などを披露した。

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びわ湖検定:“滋賀の達人”1級に233人挑戦 /滋賀

びわ湖検定:“滋賀の達人”1級に233人挑戦 /滋賀

 県内の自然や歴史、文化の知識を問う「第2回びわ湖検定」(びわ湖検定実行委主催)が29日、草津市の立命館大びわこ・くさつキャンパスであった。今年は、2級合格者だけが受検できる1級も加わり、県内外から集まった受検者1045人が試験に臨んだ。

 試験は「基礎的知識」を問う3級(80問)と、「やや高度な知識」の2級(100問)、「高度な知識」の1級(56問)の3種類。2、3級はマークシート方式だが、1級は「織田信長はなぜ安土山に城を築いたか」「石山寺多宝塔の内部に安置されている木造大日如来坐像の作者は誰か」など難易度の高い記述問題が並び、233人の挑戦者を悩ませた。

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2009年11月29日日曜日

甲賀・湖南人権センター:10周年イベント 太郎・次郎コンビ芸披露

甲賀・湖南人権センター:10周年イベント 太郎・次郎コンビ芸披露 /滋賀
 ◇「被差別部落出身者を受け止められる社会に」 村崎さん体験語る

 甲賀市水口町八坂2の社団法人「甲賀・湖南人権センター」(愛称・あすぱる甲賀)の設立10年を記念した「10周年まつり」がこのほど、同町水口の碧水ホールで開かれた。猿回し師の村崎太郎さんが招かれ、多彩な芸に来場者から笑い声と拍手が起こった。

 村崎さんは山口県出身。国内で途絶えていた猿回しを1978年、当時17歳で復活させ、猿の次郎の「反省ポーズ」で一躍有名になった。公演では、次郎との軽妙な掛け合いで来場者を魅了。次郎が逆立ちなどを披露し、会場を沸かせた。

 村崎さんは公演後、自身が被差別部落出身であることと華やかな芸の世界のはざまで葛藤(かっとう)があったと明かし、「『表舞台に立っている自分が隠し事をしている』と追い込んでいた」と心情を吐露。テレビ局プロデューサーである妻が自身との結婚をモデルにした本を出版したが、家族も否定的な反応だったという。それでも村崎さんは「被差別部落出身者であることを自然に受け止めてもらえる社会になってほしい」と来場者に理解を求めた。

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2009年11月28日土曜日

琵琶湖横断熱気球レース

■琵琶湖横断熱気球レース

 熱気球に乗って琵琶湖を横断するレースが滋賀県で行われました。

 大学のサークルや企業のクラブなど、全国から集まった32チームが自慢の気球をバーナーで膨らませ次々と飛び立ちます。

 滋賀県高島市をスタートし、目指すはおよそ15キロ離れた対岸の東近江市。

 熱気球で琵琶湖を横断し、決められたポイントまでいかに正確に飛行できるかを競います。

 33回目の28日の大会はあいにくの雨模様でしたが、風むきが良く気球は気持ちよさそうに秋空を進み、集まった観光客から大きな歓声が上がっていました。

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オオワシ、越冬の旅 国の天然記念物 琵琶湖に飛来

オオワシ、越冬の旅 国の天然記念物 琵琶湖に飛来

写真:山本山の紅葉を背景に飛ぶオオワシ=27日午後4時20分、滋賀県湖北町、荒元忠彦撮影山本山の紅葉を背景に飛ぶオオワシ=27日午後4時20分、滋賀県湖北町、荒元忠彦撮影
 ロシアのカムチャツカ半島などに生息するオオワシ(国天然記念物)が、越冬のため滋賀県湖北町の山本山に飛来し、羽を休めている。秋晴れとなった27日も、枯れ木にとまり、琵琶湖の魚や水鳥などの獲物を探す姿が見られた。
同町の湖北野鳥センターによると、12年続けて飛来しているメスで、羽を広げると約2.4メートルになる。同センターの植田潤専門員は「毎年、この時期 に姿を見せ、ブラックバスなどを捕ってくれる。年老いた鳥なので今年も来てくれて安心した」と目を細める。例年、2月下旬ごろまでいるという。

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2009年11月27日金曜日

ロボット競技大会:「八工 M1」がV--栗東 /滋賀

ロボット競技大会:「八工 M1」がV--栗東 /滋賀

 ◇準優勝は彦根工「GR-17」

 県内の工業系学科に通う高校生らがアイデアを凝らして手作りしたロボットが得点を競い合う「第16回ロボット競技大会」が、栗東市小野の県立国際情報高校体育館で開かれ、7校41チームが熱戦を繰り広げた。決勝で八幡工業高校のロボット「八工 M1」が彦根工業高校の「GR-17」を制して優勝した。

 競技内容は毎年異なり、4月に各校に伝えられる。今年は約90センチ四方の平面が対になったコートで、2台のロボットが散らばった立方体や三角柱のブロック、ピンポン球などの中から、三角柱とピンポン球だけをコート内のケースに入れて得点を競う内容。制限時間は4分で、ロボットは電池を動力源に有線のリモコンで操作する。

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【滋賀】開通120周年の草津線撮影 湖南で鉄道風景の写真展

【滋賀】開通120周年の草津線撮影 湖南で鉄道風景の写真展


清水薫さん撮影の甲西-三雲間の大砂川トンネルをくぐる113系電車(甲西図書館提供)
清水薫さん撮影の甲西-三雲間の大砂川トンネルをくぐる113系電車(甲西図書館提供)
開通120周年を迎えるJR草津線に関心を持ってもらおうと、湖南市立甲西図書館で、鉄道写真家が撮影した現在の同線の写真展が開かれている。来年2月の開通記念前後には、市民から集めた同線の懐かしい写真の展示も行われる。

写真家は草津市在住の清水薫さん。沿線の風景をバックに113系や117系電車が走る作品30点ほどを集めた。12月20日まで。月、火曜休館。最終日の午後2~3時、清水さんが沿線での撮影テクニックなどを教える講演会もある。事前申し込みが必要。

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2009年11月26日木曜日

近江風物詩2009:渡り鳥(湖北町) /滋賀

近江風物詩2009:渡り鳥(湖北町) /滋賀
 ◇幸せのマイホーム

 白い羽毛に覆われ優雅な姿を誇るコハクチョウ。湖北町の琵琶湖岸には10月9日に今季1羽目の飛来が確認され、11月下旬には100羽を超えた。越冬は3月下旬まで続く。71年に初飛来して以来、毎年のよう訪れるようになった。晩秋の湖岸にはコハクチョウを一目見ようと、バードウオッチャーやカメラマンがレンズを向けている。

 コハクチョウはシベリア北部の北極圏で春から夏を過ごし、10月下旬には琵琶湖に群れになってやってくる。羽を広げると1・8メートルにもなるカモ科の水鳥で、ひなは北極圏で初夏にふ化し、親鳥とともに約4000キロの道のりを渡ってくる。幼鳥は灰色の羽でピンクと黒のくちばしが特徴。1年後には、真っ白な羽毛に生え変わり、くちばしも黄色と黒になる。

 コハクチョウより1カ月ほど前には国の天然記念物オオヒシクイがロシアのカムチャツカなどから飛来してくる。琵琶湖はオオヒシクイの定期的な越冬の南限といわれる。大きさはコハクチョウより一回り小さく、全身は地味な茶色。日中には湖岸から離れた所で寝ているが、日没近くに起き出して餌を探しに飛び立つ。オオヒシクイは鋭いトゲがあるヒシという水草の実を食べることからヒシクイと呼ばれる。同町周辺では他にもマガモやアオサギといった水鳥のほか、12月にはオオワシもカムチャツカ半島から飛来し、冬の湖北は渡り鳥の楽園と化す。

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第二弾、地元食材ふんだんに 甘い香りにこだわり

大津まるごとカレー:第二弾、地元食材ふんだんに 甘い香りにこだわり /滋賀
 ◇市内コンビニ・ホテルなどで、5000食限定

 大津市産のはちみつや甘柿をはじめ、米粉や里芋、大豆、小松菜など、地元産の素材をふんだんに使ったレトルトカレー「大津まるごとカレー第二弾」(200グラム、630円)が20日から、市内のコンビニエンスストアやホテルなどで売り出されている。5000食限定。

 びわ湖大津観光協会が地元食材を知ってもらおうと始めた企画の第2弾。甘い香りのするカレールーにこだわろうと、菓子職人らが使う「瀬尾養蜂園」(同市国分)のはちみつを溶かしこみ、季節の果物である甘柿も加えた。県の独自品種であるお米「レーク65」の米粉でとろみをつけるのに苦労したという。

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2009年11月25日水曜日

思い出に残るイベントに 新井プロ野球選手会長、嘉田知事を訪問

思い出に残るイベントに
新井プロ野球選手会長、嘉田知事を訪問


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イベントPR用の法被を着た嘉田由紀子知事(手前)にボールを投げる新井貴浩選手会長=大津市・県庁

 12月6日にファンとの交流イベント「ベースボール・クリスマス」を滋賀県草津市で開催する日本プロ野球選手会の新井貴浩会長(阪神タイガース)らが24日、滋賀県の嘉田由紀子知事を表敬訪問し、「選手、ファンともに思い出に残る1日にしたい」と抱負を語った。

 新井会長らは、嘉田知事から「子どもたちはわくわくして参加してくれると思う」と激励を受け、イベントPR用の法被を着た嘉田知事とキャッチボー ルした。その後の会見では「自分も子どものころ、プロ野球選手と握手した経験がうれしくて、心に刻まれた。多くのファンとじかに接したい」と意気込みを 語った。

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産地復興へ「近江上布」でかばん売り出し 名工3人コラボし開発

産地復興へ「近江上布」でかばん売り出し
名工3人コラボし開発


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「近江上布」をあしらったかばんを開発した大西さん、河合さん、因幡さん(右から)

  滋賀県の伝統的な麻織物「近江上布」の製造業者らでつくるグループが、近江上布を図柄にあしらったかばんを開発し、28日に彦根市の商業施設で開くイベン トで初披露する。「現代の名工」のフラワーアレンジメント作家がデザインし、「近江の名工」の麻布製造と和装加工の業者が商品に仕立てた。名工3人が共作 した地域ブランドとして売り出し、産地復興に役立てる。

 グループは「近江上布つむぐ会」(事務局・稲枝商工会)。麻布製造の大西實(みのる)さん(62)、和装加工の因幡(いなば)稔さん(62)の同 級生2人が中心となり2008年7月に設立した。同じ稲枝地域に住むフラワーアレンジメント作家河合透さん(57)の協力を得て、商品開発を進めてきた。

 新作はユリの花を思わせる形が特徴のナイロン製の女性用かばん(横幅40センチ、高さ36センチ)で、近江上布を図柄として飾り付けた。図柄はし なやかな曲線を施した「動」、中央部に太い直線を配した「静」の2タイプをそろえた。和服にも洋服にも使えるデザインを心掛けたという。

 発表イベントは28日午後1時からビバシティ彦根で開く。河合さんによる新作かばんを花器に見立てたフラワーアレンジメント実演や、叡山学院名誉教授の渡辺守順さんの講演会「近江上布のルーツを探る」もある。

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社告:森岡裕起さんと「近江を歩く」 27日まで参加者を募集--12月6日 /滋賀

社告:森岡裕起さんと「近江を歩く」 27日まで参加者を募集--12月6日 /滋賀
 ◇「万葉人の世界」へ--太郎坊宮-船岡山

 本紙滋賀面の連載企画「近江を歩く」で、県内のさまざまなウオーキングコースを紹介している森岡裕起さんと一緒に歩くツアーの参加者を募集している。

 蒲生野で歌を交わした額田王(ぬかたのおおきみ)や大海人皇子(おおあまのおうじ)ら万葉人の世界をテーマに12月6日(日)、東近江市の太郎坊宮から瓦屋禅寺-箕作山-十三仏-船岡山を歩く約6キロのコース。

 当日午前9時15分ごろ、JR大津駅前からバスで出発。弁当代など含め参加費6000円。申し込みは毎日新聞旅行(06・6346・8800)へ。27日締め切り。最少催行人員15人。

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2009年11月24日火曜日

KEIBUN第九:一般公募300人、練習に熱--大津で来月12日 /滋賀

KEIBUN第九:一般公募300人、練習に熱--大津で来月12日 /滋賀

 12月12日にびわ湖ホール(大津市打出浜)で開かれる「KEIBUN第九2009」(しがぎん経済文化センター主催)に出演する合唱団が23日、練習を公開した。一般公募の約300人が3時間にわたって、ベートーベン作曲の交響曲第9番(第九)を熱唱した。

 同センター主催の公演は毎年恒例。今年は25回目の記念公演で、指揮は国内外で活躍する小林研一郎さんが、管弦楽は大阪フィルハーモニー交響楽団が務める。

 県内を中心に高校生から70歳代までが集まった合唱団は、今年8月から同市浜町のしがぎんホールで練習を重ねている。この日はメゾソプラノ歌手の福永圭子さんの指導を受けた。21回目の参加となる守山市大林町、主婦、原村ミチ子さん(65)は「本番に自分の力を出し切りたい」。福永さんは「音符と音符の間に気持ちを込め、ホールが一体となるような演奏にしたい」と話した。

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アート☆キャラバン号“躍動”  草津・児童ら外装デザイン

アート☆キャラバン号“躍動” 
草津・児童ら外装デザイン


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キャラバン号にはるシートの上でポーズを決める子どもたち(草津市・しが県民芸術創造館)

 芸術をアピールする車の外装を子どもたちがデザインする催しが23日、滋賀県草津市のしが県民芸術創造館で開かれ、参加者が踊りなどを楽しみながらPR車を製作した。

 公共施設や学校などに出向き、青少年に文化・芸術サービスを提供する県文化振興事業団や同館などのアウトリーチ・レビュー事業の一環。PR車「アート☆キャラバン号」の製作を子どもが芸術に触れる機会にしようと企画し、県内の小学生約30人が参加した。

 参加者は、ダンサーや美術家らの指導を受けながら即興ダンスや楽器演奏に挑戦。続いて、黄やオレンジなどカラフルなシートの上でダンスの決めポーズをとり、そのまま型をとって切り抜き、ワゴン車にはり付けた。

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2009年11月23日月曜日

紋付き、白無垢姿で花嫁行列 「いい夫婦の日」米原で再現

紋付き、白無垢姿で花嫁行列
「いい夫婦の日」米原で再現


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長持唄に合わせて旧中山道を進む花嫁行列(米原市醒井)

 「いい夫婦の日」の22日、昔ながらの花嫁行列が滋賀県米原市醒井の旧中山道で再現された。白無垢(むく)や文金高島田、紋付きはかま姿の男女が嫁入り道具や長持唄(うた)の行列を従え、かつての宿場町をあでやかに練り歩いた。

 NPO法人(特定非営利活動法人)「おうみ地域人権・文化・スポーツ振興会」の主催で、3回目。今年は8組が居醒橋から加茂神社までの480メー トルを、40分ほどかけて歩いた。到着後は人前結婚式と三三九度も行われ、大勢のカメラマンが華やかな光景をカメラに収めていた。

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シンボルツリー初登場 夜空彩る 守山「冬ホタル」点灯

シンボルツリー初登場 夜空彩る
守山「冬ホタル」点灯

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点灯されたイルミネーションを楽しむ市民ら(守山市・JR守山駅前緑地公園)

 滋賀県守山市のJR守山駅前緑地公園などを約1万個の発光ダイオードで彩るイベント「もりやま冬ホタル2009」が22日、同駅周辺で始まり、訪れた家族連れらでにぎわった。

 同市のシンボルであるゲンジボタルにちなんだ催しで、同駅前周辺を盛り上げようと、商工会議所や市が2007年から始めた。

 この日は点灯式を前に、同公園で模擬店やアカペラの披露などが行われた。午後5時からの点灯式では、今年から登場した約8メートルのシンボルツリーなどに一斉に明かりがともると、市民らが足を緩めて冬空に浮かぶイルミネーションを楽しんでいた。


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2009年11月22日日曜日

ダンスを楽しく踊ろう 東近江でフェス 430人が参加

ダンスを楽しく踊ろう
東近江でフェス 430人が参加


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練習の成果を発揮する参加者(東近江市青葉町・八日市文化芸術会館)

 滋賀県内で活動するダンスの団体が集まった「ダンスフェスティバルin東近江」が21日、東近江市青葉町の八日市文化芸術会館で行われた。そろいのTシャツや衣装を着た25チームの約430人が楽しそうに踊った。

 県や県文化振興事業団などの主催。フェスティバルは県の芸術文化祭の一環で、各団体に発表機会を提供し、ダンス活動をより楽しんでもらおうと昨年から行っている。

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彦根大ゑびす講:ちんどんやもにぎわいに花 /滋賀

彦根大ゑびす講:ちんどんやもにぎわいに花 /滋賀

 江戸時代から続く大売り出し「彦根大ゑびす講」(彦根商店街連盟主催)が21日、銀座、中央、登り町グリーン通り、橋本の4商店街で始まった。各通りは午前10時半~午後6時半まで歩行者天国になり、イベントも多彩で終日にぎわった。23日まで。

 各商店街の計100余店が格安の目玉商品を店頭に並べ、「お買い得品がそろっているよ」と威勢よく景気づけ。銀座街には露天も並び、ちんどんやや大道芸なども人気を集めた。「井伊直弼と開国150年祭」に訪れた観光客らも城内から足を伸ばしていた。

 4商店街を巡るスタンプラリーもあり、抽選会で景品が贈られた。「はずれ」でももちが2個渡され、人気を集めた。

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2009年11月21日土曜日

もっと吹け寒風、赤カブカーテン 滋賀・彦根

もっと吹け寒風、赤カブカーテン 滋賀・彦根

次々と「はさ」に掛けられていく赤カブラ=彦根市松原町

 湖東地方に冬の到来を告げる風物詩、赤カブラの天日干しが滋賀県彦根市松原町の琵琶湖岸で始まった。湖から吹く強い寒風にさらして水気を飛ばし、甘みや風味を増す作業が、12月上旬まで続く。

 丸太と竹で組んだ「はさ」と呼ばれる高さ約4.5メートルの干し場に、市内の漬物工場の関係者らが直径7センチ前後の赤カブラの束を次々にかけていく。10~12トン干す予定で、湖岸には赤いカーテンができたよう。

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惟喬親王伝説を探る 近江八幡で「湖灯塾」

惟喬親王伝説を探る
近江八幡で「湖灯塾」

 京都新聞滋賀本社主催の「湖灯塾」(滋賀中央信用金庫協賛)が21日、近江八幡市出町の京都新聞湖灯ホールで開かれた。八日市郷土文化研究会会長の中島伸男さん(74)が「木地師の始祖惟喬(これたか)親王伝説を追う」と題して講演した。

 中島さんは旧八日市市で市史編さん室長などを歴任し、現在は東近江市の野々宮神社宮司のかたわら、郷土史研究を続けている。

 講演では、ろくろを回して椀(わん)などを作る木地師の説明に始まり、木地師の始祖とされる惟喬親王の人物像を紹介。木地師の発祥の地と言われる東近江市の姪谷(ひるたに)、君ケ畑と親王のつながりを示す伝承が、近江八幡市の湖岸から愛知川沿いに点々と残っていることを分かりやすく説明した。

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市の花・アオバナで生キャラメル  草津の調理師、作り方を伝授 

市の花・アオバナで生キャラメル 
草津の調理師、作り方を伝授 


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芝原さん(右端)から教えられながら、生キャラメルを作る参加者=草津市上笠1丁目・笠縫公民館

 滋賀県草津市の笠縫公民館は19日、市の花「アオバナ」を使った生キャラメルやクッキーの作り方を習う教室を開いた。

 京都市や東京都などで35年以上、洋食調理師として働く草津市野村2丁目の芝原良雄さん(58)が講師を務め、住民11人が参加した。

 芝原さんが作り方を考案した。生キャラメルは、生クリームにアオバナの茎や葉の粉末を混ぜて約30分間、鍋で煮た後、冷蔵庫で冷やして完成。参加者は自分たちの手作りの味をうれしそうに味わっていた。

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2009年11月20日金曜日

「みちのく高島商人に学ぶ会」発足  盛岡藩で活躍 先人の教え顕彰へ

「みちのく高島商人に学ぶ会」発足 
盛岡藩で活躍 先人の教え顕彰へ

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高島商人の村井新七などを輩出した大溝地区(現高島市勝野)。かつては大きな商家が立ち並んでいた

 江戸時代初期に盛岡藩で活躍した高島商人の足跡を研究しようと、滋賀県高島市の有志らが「みちのく高島商人に学ぶ会」(福井俊一会長)を発足した。岩手県内に住む高島商人の子孫らと交流を深めながら、先人の教えを顕彰したい、としている。

 会には、高島市職員や同OB、市商工会職員など17人が参加。研究者を講師に招き、家訓や理念を学ぶ講演会や勉強会▽岩手県盛岡市との物産交流フェアの支援▽岩手滋賀県人会との定期的な人的交流-などを行う予定。

 同会などによると、高島商人と盛岡藩のかかわりは、江戸時代初期に大溝(現高島市勝野)で油商を営んでいた村井新七が移り住み「近江屋」を開業したのが始まりという。

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米粉たいやき、滋賀・甲賀の特産に

米粉たいやき、滋賀・甲賀の特産に

販売される「米粉たいやき」(甲賀市甲賀町の甲賀もち工房で)

 甲賀もち工房(滋賀県甲賀市甲賀町小佐治)は20日から、米粉を使って焼き上げた「米粉たいやき」を販売する。県内では初めてで、同工房の河合定郎理事は「甲賀の特産にしていきたい」と意欲を見せている。

 米の消費を高めようと同工房が開発。小麦粉の代わりに、地元で生産された米ともち米を粉にし、豆乳や卵などと混ぜ合わせた。あんこ入りと、ウインナ入りの2種類の販売を予定している。

 試食した人には、もちもち感があっておいしいと好評。河合理事は「米粉ならば小麦アレルギーの人でも安心して食べてもらえるのでは。ウインナ入りなら朝食代わりにもなります」と話している。

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2009年11月19日木曜日

長浜城の公園も冬支度 恒例「雪つり」始まる

長浜城の公園も冬支度
恒例「雪つり」始まる


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本格的な冬を迎え雪害防止で施される「雪つり」(長浜市・豊公園)

 長浜城のある滋賀県長浜市公園町の豊公園で19日から、松の木を雪害から防ぐ恒例の「雪つり」が始まり、市民らは本格的な冬の訪れを感じている。

 「雪つり」は、重い雪で枝が折れて木が弱らないよう、毎年この時期に害虫駆除の「こも巻き」と合わせて実施している。

 この日は早朝から、作業員が通称・笠松の古木に、青竹を立てて先からたらした約30本の荒縄で、折れそうな枝に縄の収縮や雪が積もった際のしなりも計算しながら手際よく、円すい形に雪つりを施した。

 市は約1週間かけて公園内の約50本に雪つりを行う予定。訪れた観光客らは色づいたモミジとのコントラストに「すごくきれい」と見入っていた。
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長浜城の公園も冬支度 恒例「雪つり」始まる

長浜城の公園も冬支度
恒例「雪つり」始まる


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本格的な冬を迎え雪害防止で施される「雪つり」(長浜市・豊公園)

 長浜城のある滋賀県長浜市公園町の豊公園で19日から、松の木を雪害から防ぐ恒例の「雪つり」が始まり、市民らは本格的な冬の訪れを感じている。

 「雪つり」は、重い雪で枝が折れて木が弱らないよう、毎年この時期に害虫駆除の「こも巻き」と合わせて実施している。

 この日は早朝から、作業員が通称・笠松の古木に、青竹を立てて先からたらした約30本の荒縄で、折れそうな枝に縄の収縮や雪が積もった際のしなりも計算しながら手際よく、円すい形に雪つりを施した。

 市は約1週間かけて公園内の約50本に雪つりを行う予定。訪れた観光客らは色づいたモミジとのコントラストに「すごくきれい」と見入っていた。
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琵琶湖で新種のカイミジンコ4種発見

琵琶湖で新種のカイミジンコ4種発見

 滋賀県立琵琶湖博物館草津市)は18日、琵琶湖で甲殻類の一種の「カイミジンコ」の新種4種などを発見したと発表した。琵琶湖だけに生息する固有種の可能性もあり、400万年の歴史を持つ琵琶湖の環境特性を知る手がかりになるという。

 カイミジンコは、貝に似た2枚の殻を持つ体長1ミリ前後の甲殻類。ほとんど泳がず水草の間や泥の上などに生息。淡水では世界で約2千種が確認されている。

 新たに見つかったのは体長0・3ミリ程度のリムノシセレ属4種の雌雄。いぼ状の突起を持つもの、筆に似た毛のあるものなどに「カミヤイ」「フデ」といった名が付けられた。琵琶湖底から採集した堆積(たいせき)物のうち、水深約20センチの波打ち際のものから発見された。

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2009年11月18日水曜日

井伊直弼と幕末の人物史料 29日まで、彦根城博物館

特別企画展:井伊直弼と幕末の人物史料 29日まで、彦根城博物館 /滋賀

 幕末の大老・井伊直弼と、同時代に生きた政治的人物の作品や史料を集めた特別企画展「政治の時代-井伊直弼と幕末の群像」が、彦根市の彦根城博物館で開かれている。29日まで、無休

 ◇孝明天皇勅諚、日本初の洋式砲など--貴重な146点

 ▽藩主井伊直弼の政治▽溜詰大名(将軍のそばに仕える譜代大名)井伊直弼と幕府政治▽大老井伊直弼の政治▽直弼以後--の四つのテーマで146点を展示している。

 中には、幕府が勅許を得ずに日米修好通商条約を調印したことに怒った孝明天皇が、直弼らの説得でわだかまりが氷解したことをしたためた「孝明天皇勅諚」も。同館は「内容は知られているが、(個人蔵のため)文書が公開されるのは珍しい」としている。

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傘、無料貸し出し 草津の観光名所でサービス

傘、無料貸し出し 草津の観光名所でサービス

無料の貸し出しサービスが始まった「草津忘れな傘」=草津市草津のくさつ夢本陣で

無料の貸し出しサービスが始まった「草津忘れな傘」=草津市草津のくさつ夢本陣で

 草津市観光物産協会は17日、市内7カ所の観光名所で、急な雨の時、観光客や市民の来訪者に無料で傘を貸し出すサービスを始めた。 
 草津宿本陣やくさつ夢本陣など旧東海道筋の商店街にある4施設と、JR草津駅観光案内所、立木神社のバス停車場、水生植物公園みずの森で実施する。

 JR西日本の電車内に置き忘れられ遺失物になった傘を、協会が低価格で100本購入して再利用。協会員の外装品メーカー「ナルディック」が鉄製傘立てを製造し、市に寄贈した。

 各施設に10本ほど傘を備え、自由に持ち出しできる。返却は最寄りの傘立てに戻す。

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2009年11月17日火曜日

水郷の里マラソン:744人、近江路を完走--近江八幡

水郷の里マラソン:744人、近江路を完走--近江八幡 /滋賀

 晩秋の近江路を舞台に「2009水郷の里マラソン」(近江八幡市、市教委など主催、毎日新聞大津支局など後援)が15日、同市津田町の市立運動公園を発着点に開かれ、市民ランナーが健脚を競った。

 今年で33回目の同マラソンには、市外・県外の653人を含む877人の市民ランナーがエントリー。打ち上げ花火を合図に10キロ、5キロ、3キロの3種目14部門のランナーが次々スタート。冷たい風が吹く中、沿道から盛んな拍手や声援を受け、744人が完走した。

 今年は新型インフルエンザの流行のため、小学生、中学生が対象の2キロ、5キロの2部門6種目が中止となった。また、市内鷹飼町の木村順二さん(78)、大津市の深井幸三さん(51)、鷹飼町の木村真理さん(24)の家族は今年で17年連続の3世代出場を果たした。

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雄琴にペット用セルフ式コインシャワーシステム-滋賀県で初導入

雄琴にペット用セルフ式コインシャワーシステム-滋賀県で初導入

雄琴にペット用セルフ式コインシャワーシステム-滋賀県で初導入

写真=滋賀県初となるセルフ式コインシャワーシステム「ドッグウォッシュZAB」で洗われるペット

 ランドリープラザ雄琴店(大津市雄琴2)は11月7日、滋賀県で初となるペット用セルフ式コインシャワーシステム「ドッグウォッシュZAB」を導入した。全国では2005年より50店ほどが導入している。

 同システムは、約6平方メートルのブースの中にシャワー、バスタブ、ドライヤーなどの設備を備えるオールインワンタイプ。同店を運営するコインズの谷田 一成社長は「バスタブの底が上下し、小型~大型犬まで対応している」と話し、洗い終わった後は「家庭用にないほどの強力な」ターボブロワでペットを乾かす ことができる。タオル、シャンプーは持参。

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古刹3カ寺 秋楽しんで 18日から「湖南三山めぐり」

古刹3カ寺 秋楽しんで
18日から「湖南三山めぐり」


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「湖南三山めぐり」を前ににぎわう長寿寺(15日、湖南市東寺)

 滋賀県湖南市にある天台宗の古刹(こさつ)3カ寺の秋を楽しむ「湖南三山めぐり」が、18日から12月3日まで行われる。期間中はいずれも国宝の本堂が公開され、予約なしで拝観できるほか、朱印帳のプレゼントもある。

 長寿寺(東寺)、常楽寺(西寺)、善水寺(岩根)の3カ寺はいずれも奈良時代の創建で、本尊のほか仏像は重要文化財が多い。

 三山は紅葉がまもなく盛りを迎えそうで、なかでも長寿寺の山門から本堂にかけた参道約180メートルの紅葉のトンネルは「20日すぎには見ごろとなりそう」(同寺)という。

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甲賀もちふる里まつり:力込め「ぺったん」 3000人が参加

甲賀もちふる里まつり:力込め「ぺったん」 3000人が参加 /滋賀

 甲賀市大久保の鹿深夢の森で15日、「第12回甲賀もちふる里まつり」が開かれ、家族連れら約3000人が参加した。もちつき大会では臼ときねが用意され、つきたての餅をほおばった。

 餅米による地域おこしを進める農業法人・甲賀もち工房が主催。同市小佐治地区は31戸の農家が計約20ヘクタールで餅米を栽培しており、米粉を使ったたい焼きや麺なども売り出された。米俵(20キロ~60キロ)を担いで運ぶ「もち俵力自慢」や、稲わらで新年のしめ縄を作る教室もにぎわった。

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2009年11月16日月曜日

水田アート 広告に活用 “環境配慮”売り物…滋賀

水田アート 広告に活用 “環境配慮”売り物…滋賀

数種類の稲を使って水田に広告を描くエコ広告のイメージ=水茎夢の郷委員会提供

 色の異なる数種類の稲などを植えて水田に絵を描く「水田アート」に取り組んでいる滋賀県近江八幡市牧町の「水茎夢の郷委員会」が、水田アートを広 告として活用する事業を始めた。「二酸化炭素を吸収する広告として、環境、農業に配慮した企業であることをPRしてもらえる」と意気込む同委員会。その名 も「エコ広告」――。

 同委員会は2005年、市内の水茎地区の水茎干拓土地改良区が中心となり、地区の地域おこしを目的に設立。水田アートは07年から始め、これまでに同地区の農家と協力し、約40~50アールの水田に、干支(えと)のネズミやウシなどの絵柄を描いてきた。

 図柄の大きさや形を調整し、低い場所からでもはっきりと絵柄が分かるように工夫。田植えや収穫時期には地元住民らを招いてイベントを行うなど、恒例行事として定着してきた。

 「エコ広告」は、このノウハウを“商品化”。費用や期間など具体的な方法はこれからの検討課題だが、オーソドックスな宣伝図柄はもちろん、鉄道の沿線に複数の絵柄を並べて植え、4コマ漫画のようにするアイデアもあるという。

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自然と女性、淡き色彩美24点 大津で「近江文芸」挿絵原画展

自然と女性、淡き色彩美24点
大津で「近江文芸」挿絵原画展


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京都新聞「近江文芸」コーナーの挿絵原画と矢田さん(大津市・滋賀銀行本店)

 大津市竜が丘の造園業矢田健一さん(70)が、京都新聞「近江文芸」欄に掲載の挿絵原画展を、同市浜町の滋賀銀行本店で開いている。水彩で描かれた淡い色合いの絵が会場を彩っている。

 矢田さんの絵は月1回掲載されており、今回は2007年以降の24点を出品した。

 テーマは「四季折々の植物と女性」で、桜のそばにたたずむ姿や、もんぺにわらぐつをはいた素朴な少女とアケビなどを、水彩ペンで描いている。

 普段は風景画を描く矢田さんは「美人画を描く良い機会だと思って楽しんでます」と話している。27日まで。無料。
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2009年11月15日日曜日

お浜御殿庭園:30日まで無料公開--彦根

お浜御殿庭園:30日まで無料公開--彦根 /滋賀

 彦根市松原町の琵琶湖岸にある国の名勝「旧彦根藩松原下屋敷(お浜御殿)庭園」が、紅葉シーズンに合わせて14日、特別公開された。市が所有者の旧彦根藩主・井伊家子孫から買い取りを進め、今年度末には大部分を公有地化して整備する。市は屋敷の現状を知ってもらうため、30日まで無料公開する。

 お浜御殿は、1810(文化7)年ごろ、彦根藩十一代藩主・井伊直中が造営した。総面積2万880平方メートル。琵琶湖の水位と連動して汀線(ていせん)が変わる「汐入(しおい)り形式」の池を中心に、東側に築山を配した趣のある景観になっている。江戸期の奥座敷棟、台所棟など4棟と土蔵がある。

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手作りアートや食文化楽しんで 商店街でイベント--東近江

本町パサージュ:手作りアートや食文化楽しんで 商店街でイベント--東近江 /滋賀

 東近江市八日市本町の本町商店街アーケードで14日、手作り食品と作品を展示・販売する「本町『秋』パサージュ2009~アートが街にやってくる~」が開かれ、大勢の市民でにぎわった。八日市発祥のルーツである「市(いち)」のにぎわいを取り戻し、芸術や食文化に接する機会をと本町パサージュ実行委が開いた。

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草津ホンモロコ売れ行き快調 今季初出荷 75キロ、30分で

草津ホンモロコ売れ行き快調
今季初出荷 75キロ、30分で


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直売会で初出荷の養殖ホンモロコを袋詰めする生産組合のメンバー(草津市・道の駅草津)

 滋賀県草津市の草津ホンモロコ生産組合は14日、養殖している琵琶湖固有種「ホンモロコ」の今季初出荷となる直売会を草津市下物町の道の駅草津で開いた。地元を中心に大勢の人が訪れ、新鮮な魚を買い求めた。

 同組合は、特産品作りと休耕田活用のためホンモロコを養殖している。この日は約8センチに育った鮮魚75キロを持ち込み、500グラム単位で販売した。

 午前9時の販売前から整理券を求める人で行列ができ、売り出しから30分ほどで完売した。大津市から訪れた斉藤あきさん(80)は3キロを買い「おいしいので、あめ煮にして1年間楽しみたい」と喜んでいた。

 同組合の松浦敏夫代表(59)は「年々来場者が増えている。ホンモロコには根強いファンがいるので本当にありがたい」と話していた。道の駅草津では12月中旬まで毎週土曜に販売する。
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2009年11月14日土曜日

年1回、息抜き 「テツコ」駅長は京都へ家族旅行--甲賀

たぬき休むでぇ:年1回、息抜き 「テツコ」駅長は京都へ家族旅行--甲賀 /滋賀

 信楽焼のタヌキの故郷・甲賀市信楽町で、年1回のタヌキの休日イベント「たぬき休むでぇ(DAY)」が開かれ、目をつぶってくつろぐタヌキらの姿を見ようと、県内外から多くの観光客が訪れた。「休むでぇ」は今年で2回目。土産店や駅前に並ぶ巨大タヌキらをはじめ、市内の保育園児らが作った約600個のアイマスクなどをつけた多くのタヌキが休みを満喫した。今年は信楽高原鉄道・信楽駅の改札口に立つ駅長タヌキ「テツコ」も、家族と一緒に京都・嵯峨まで電車旅行。16年前に同駅から嵯峨野観光鉄道・トロッコ保津峡駅に移り住んだという仲間との再会を喜んだ。同行した信楽高原鉄道の職員によると、「言葉は交わさなかったものの、テツコは懐かしそうな表情に見えた」という。

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甘~い実に大喜び 前出のむべ園、島幼稚園児を招待

ミカン狩り:甘~い実に大喜び 前出のむべ園、島幼稚園児を招待--近江八幡 /滋賀

 近江八幡市島町の市立島幼稚園(伊崎真喜子園長)の園児37人がこのほど、同市津田町の「前出のむべ園」に招待され、ミカン狩りとむべ狩りを楽しんだ。

 園児たちはまず、大人の背丈ほどのミカンの木に鈴なりになった実をもいで食べ、「甘~い」と大喜び。次いで、むべの棚から垂れ下がった実に舌鼓を打った。

 津田干拓地内にある同園は、不老長寿の実と伝えられるむべの木100株とミカンの木50株が植えられた、同市内でも唯一の「むべ園」。むべは盛りを過ぎたが、ミカンは今が真っ盛り。招待した同園経営者の前出幸久さん(74)は「来年は園も別の場所に移動するので、思い出に園児たちに楽しんでもらおうと招いた」と、喜ぶ園児たちを優しく見守っていた。

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2009年11月13日金曜日

夜空を染める、紅葉の赤 大津・日吉大社でライトアップ始まる

夜空を染める、紅葉の赤
大津・日吉大社でライトアップ始まる

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ライトアップで紅葉した木々が色鮮やかに浮かび上がった日吉大社参道(13日午後5時55分、大津市坂本)

 大津市坂本の日吉大社で13日、秋のライトアップが始まった。紅葉した木々が夜空に映え、幻想的な雰囲気に包まれている。

 坂本の社寺などでつくる協議会が毎年開いている。今年は70基のライトと30基のあんどんが置かれた。

 5時半に点灯されると、3000本のモミジが浮かび上がった。観光客は雨で落葉して赤く染まった参道を歩きながら、色づいた木々をカメラに収めていた。

 東京から来た大学生藤原明子さん(23)は「明かりで紅葉の赤が際立ってきれい」と話していた。

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古民家拠点に児童ら創作能に挑戦 近江八幡 ドイツ人を講師に

古民家拠点に児童ら創作能に挑戦
近江八幡 ドイツ人を講師に


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ウベさん(左)の動きに合わせて舞の練習をする小学生(近江八幡市玉置町)

 滋賀県近江八幡市にある築180年以上の古民家で、小学生らが能の練習に励んでいる。講師はドイツ人という異色の組み合わせで、15日に酒游舘(同市仲屋町中)で練習の成果を披露する。

 芸術を通して同市の古民家再生を目指すNPO法人(特定非営利活動法人)エナジーフィールドが、子どもたちが日本の伝統芸能に触れ、美について学 ぶ機会をつくろうと企画した。来日約30年で、能を学んでいるドイツ人のウベ・ワルターさん(56)=南丹市美山町=に講師を依頼し、先月から能の練習を 始めた。

 8日に行われた練習に参加した7人の小学生は、慣れない言葉遣いやリズムにとまどいながらも一生懸命に学んでいた。近江八幡市の八幡小3年西村実花子さん(9)=同市北ノ庄町=は「能は難しいけど声の調子の変化が楽しい」と話した。

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チャレンジショップ・パン工房「Le Couple」 /滋賀

チャレンジショップ・パン工房「Le Couple」 /滋賀

 <近江八幡市鷹飼町80の4>
 ◇県産材料にこだわったパン

 こんがりと焼き上がったパンが、店先に並んでから15分ほどで完売してしまう。人気店の「店主」は東近江市宮川町の新井久美子さん(41)だ。起業を目指す市民に実践の場を提供する県立男女共同参画センター(近江八幡市)の事業「チャレンジショップ IN G-NETしが」の第1号に選ばれ、今年10月から来年2月まで、同センター1階のランチスペースで週2回、パンを販売している。

 材料にこだわり、県内産の小麦や玄米粉、野菜、卵、牛乳などを使用。山形の食パン(半斤)、あんパン、メロンパンなど8種が並び、価格はどれも100~200円。ホテルの調理師の夫和彦さん(45)が里芋、サツマイモなど旬の野菜をたっぷり入れて作ったカレーを包んだ「季節のカレーパン」(2個、200円)は、とろっとした芋の甘みとスパイスの辛さが絶妙だ。

 新井さんは製菓専門学校を卒業後、パン屋に就職した経験がある。結婚などでパン作りから遠ざかっていたが、97年、一念発起して自宅裏に保健所の許可を得た3坪の小さな工房を設立。夫婦という意味の「Le Couple(る・くぷる)」の看板を掲げ、地元の直売所などで販売を始めた。

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琵琶湖に「お水返し」 富士宮市の一行、永遠の“夫婦愛”誓う

琵琶湖に「お水返し」 富士宮市の一行、永遠の“夫婦愛”誓う

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 近江八幡市長命寺町の琵琶湖畔に11日、同市と夫婦都市提携する静岡県富士宮市の「富士と琵琶湖を結ぶ会」の一行53人が訪れ、同市の浅間大社境内からわき出る富士山の水を琵琶湖に注いで永遠の“夫婦愛”を誓った。

 「お水返し」と称して1991年から続く。同会会長の宮崎善旦・富士宮市観光協会長(59)、小室直義・同市長(61)、ミス富士山グランプリの 塩沢希実さん(26)、ミス富士山の加瀬沢綾乃さん(22)ら6人が琵琶湖畔に並び、竹筒に入れられた水2・5リットルを流し入れた。毎年夏、琵琶湖の水 を富士山に注ぐ「お水取り」などをしている近江八幡市の友好交流関係者16人が目を細めて見入った。

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2009年11月12日木曜日

井伊家ゆかりの「赤備え」で…人力車が滋賀・彦根に登場

井伊家ゆかりの「赤備え」で…人力車が滋賀・彦根に登場

井伊の「赤備え」にちなんだ赤い衣装で、いろは松前を走る人力車

 滋賀・彦根青年会議所所属の若手経営者ら3人でつくった「ひこね亀楽車(きらくしゃ)」=橋本健一代表(35)=が、滋賀県彦根市金亀町の彦根城城郭などを巡る人力車の運行を始めた。コースは、彦根城表門橋を発着点に、内堀、中堀沿いや四番町スクエアなどを回る約1.5キロで、引き手がガイドも担当する。

 人力車は長さ約2.5メートル、高さ約2メートル、幅約1.2メートルで、新潟市内の技術者に特注した。車体は木製で、ほろに井伊家の家紋をあし らい、旧彦根藩の甲冑・赤備えにちなんで赤く塗装した。引き手の衣装も「赤備え」で、陣がさをかぶって車を引く。製作費は150万円。

 大人2人乗りで40分の観光コースが4000円、10分程度の城郭内などのスポット移動は1000円から。今後、需要にあわせて新コースや料金メニューを設定していくことにしている。

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ライトアップで、赤き夜の庭園 兵主大社で試験点灯

ライトアップで、赤き夜の庭園
兵主大社で試験点灯



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夜の庭園に照らし出された紅葉(野洲市五条・兵主大社庭園)

 国の名勝に指定されている滋賀県野洲市五条の兵主大社庭園で11日夜、ライトアップの試験点灯が行われ、赤く染まり始めた木々が幻想的に照らし出された。

 兵主大社の庭園は回遊式で平安時代に造られたとされる。ライトアップは市観光物産協会と市商工会が毎年行っており、今年は13~23日の午後6~9時に点灯し、紅葉した樹木や池を中心に庭園内を大小100基の照明で演出する。

 入園料500円。同大社楼門から拝殿をろうそくの明かりで彩る「未来(ゆめ)あかり」(21、22の両日)やミニコンサートなども行う。

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2009年11月11日水曜日

日野町民ら挑む 17人に“博士”の称号贈呈

わたむき検定:日野町民ら挑む 17人に“博士”の称号贈呈 /滋賀

 日野町の西大路公民館で7日、ご当地検定の「わたむき検定」が行われ、今年は藤澤直広町長を含む町民28人が挑戦。17人に「わたむき博士」の称号が贈られた。

 ふるさと日野を愛する人に、町のことをより知ってもらおうと、町中央公民館が昨年から始めた。「日野商人が多く出店した地方は(答え・関東方面)」「国重文に指定されている西明寺のご本尊は(同・十一面観世音菩薩)」など、三択式の200問が出題され、180問以上正解すると「わたむき博士」、160問以上だと「准わたむき博士」の称号が授与される。

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子育てママ応援 フリーペーパー編集長・廣瀬さん、専門番組で

えふえむ草津:子育てママ応援 フリーペーパー編集長・廣瀬さん、専門番組で /滋賀

 今年3月に開局した草津市のコミュニティーFM局「えふえむ草津」が、子育て中のお母さんを応援する専門番組を開設し、育児と仕事の両立など気苦労の絶えない世代に幅広い情報を発信している。

 毎週水曜午前10時45分から10分間、生放送される「ピーマムショー」。番組を手がけるのはフリーペーパー編集長の廣瀬香織さん(36)だ。廣瀬さんは昨年11月、子育て情報などを集めたフリーペーパー「ピースマム滋賀」(年4回発行)を創刊。さらにお母さんたちとのつながりを深めようとラジオ番組作りに参加した。

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オヤジ応援歌をPR 番組製作会社内の「藤井組」

オヤジ応援歌をPR 番組製作会社内の「藤井組」

嘉田由紀子知事(右)も一緒に「いいじゃないか男だ」を熱唱=草津市のイオンモール草津で

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 働く“オヤジ”をオヤジが応援する歌「いいじゃないか男だ」の「紅白」出場を目指し、制作した番組製作会社「まちおこし」(守山市)内のグループ「藤井組」などが最後のPRイベントを、草津市のイオンモール草津で開いた。

 ♪いいじゃないか男だ いのちを燃やしてきた証しだ-。

 会場に1206人が集まり、曲を熱唱した。イベントには嘉田由紀子知事も飛び入りで参加。「滋賀県から盛り上げよう」と呼び掛け、一緒に歌った。イベントの様子を同社がビデオにまとめてNHKに送り、PRする予定だ。

 作詞作曲した同社の西川興社長(40)は「紅白に出場して、全国のオヤジに喜んでもらえれば」と話し、オヤジに「これからも元気に働こう」とエールを送った。

 CDには「いいじゃないか男だ」を含め全8曲を収録。1500円。

 問い合わせは藤井組=電077(514)3956=へ。

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2009年11月10日火曜日

迫力の弓馬術に歓声--大津・近江神宮

流鏑馬:迫力の弓馬術に歓声--大津・近江神宮 /滋賀

 大津市神宮町1の近江神宮で3日、恒例の「流鏑馬(やぶさめ)」の神事があった。疾走する馬の上から射手が矢を放ち、小さな的に命中させると、約5000人の観衆から大きな拍手がわき起こった。

 滋賀観光協会と日本古式弓馬術協会が毎年文化の日に開き、今年で20年目。鎧(よろい)をまとった武田流鎌倉派の射手が、参道入り口の鳥居を駆け出し、220メートルの馬場に設けられた三つの的を次々と射抜いた。五穀豊穣(ほうじょう)の願いを込めた54センチ四方の5色の的、30センチ四方のヒノキ、さらに直径10センチの土器と、的は次第に小さくなり、矢が命中すると「カーン」と音をたて砕け散った。見物の子どもたちは「速い」「かっこいい」と歓声を上げていた。

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地場産「わら納豆」、高島・安曇小の給食に

地場産「わら納豆」、高島・安曇小の給食に

写真給食前に担任から「たかしま天然わら納豆」の説明を受ける2年生の児童たち=高島市の安曇小学校

 高島市安曇川町田中、安曇小学校(奈良羊子校長、児童305人)の5日の学校給食に、無農薬栽培の大豆でつくった「たかしま天然わら納豆」が初めて全校 児童に配られた。無農薬の稲わらで大豆をくるみ、わらについた納豆菌で発酵させた。納豆独特のにおいが消え、児童の評判は上々。市教育委員会は、今月中旬 から市内の全小学校の給食に採り入れるという。

 わら納豆を提供したのは、食の安全をめざし市内で農薬や化学肥料を使わない有機農法に取り組む「たかしま有機農法研究会」。昨年6月、「無農薬の わらで納豆を作れば安全で安心して食べられる納豆が作れるのでは」と、大豆部会を設置し、メンバー2人が約1ヘクタールの畑で栽培。収穫した大豆を京都府 亀岡市の納豆製造会社に持ち込み試作したところ、ねばりが強く、独特のにおいも消え歯ごたえは上々だった。

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学生アートで車内飾る 大津の京阪電鉄「文化祭号」発車

学生アートで車内飾る 大津の京阪電鉄「文化祭号」発車

学生らの作品でにぎやかに飾り付けられた車内=大津市の京阪電鉄坂本駅で

学生らの作品でにぎやかに飾り付けられた車内=大津市の京阪電鉄坂本駅で

「日本で一番細長い美術館」として、学生のアートで車両を飾った京阪電鉄の「石坂線みんなで文化祭号」が7日、大津市内の同電鉄石山坂本線で運行を開始した。

 
 作品展示を通して、沿線の学校同士をつなげようと、4年前から毎年企画。5回目の今年は、市内の中学や高校など13団体が参加。2両編成の車両には、内部の天井から外側のボディーまで、360点の絵画、デザイン、書、写真などがびっしりと飾られた。

 今年は京阪膳所駅で縦横12センチの画用紙を配布し、駅の利用者に描いてもらった絵を車内に飾る一般参加の企画もある。

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2009年11月9日月曜日

法然上人没後800年記念し浄土教美術一堂に/鎌倉国宝館

法然上人没後800年記念し浄土教美術一堂に/鎌倉国宝館

約30年ぶりの寺外展示となる浄楽寺の阿弥陀三尊像=鎌倉市の鎌倉国宝館

約30年ぶりの寺外展示となる浄楽寺の阿弥陀三尊像=鎌倉市の鎌倉国宝館

 浄土宗の開祖・法然上人が亡くなってから2011年で800年になるのを記念した特別展「光明寺と浄土教美術」が、鎌倉市雪ノ下の鎌倉国宝館で開かれている。浄土宗の大本山・光明寺(同市材木座)の所蔵品をはじめ、全国の浄土教美術を一堂に集めている。

 法然上人の創始した浄土宗は、第二祖・聖光(しょうこう)上人に受け継がれ、第三祖・良(りょう)忠(ちゅう)上人によって確立されたといわれる。良忠上人は鎌倉に居を構え、光明寺の前身となる寺を開き、数々のゆかりの品々が光明寺に残されている。

 特別展では、これら光明寺の所蔵品に加え、全国から集めた仏像、絵画、書物など計62件を展示。光明寺の歴史をひもとくとともに、法然・聖光・良忠の浄土宗三祖や運慶・快慶ら同時期に活躍した仏師(仏像専門の彫刻家)らにスポットを当てた。

 仏像の目玉展示は、国の重要文化財(重文)に指定されている浄楽寺(横須賀市)所蔵の「阿弥陀(あみだ)三尊像」。1189年に運慶が造立した作品で、 寺外の公開は約30年ぶりとなる。快慶の弟子・行快作の重文「阿弥陀如来(にょらい)立像(りゅうぞう)」(滋賀県・阿弥陀寺所蔵)も15年ぶりに公開展 示されている。

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彦根が"ゆるキャラの聖地"といわれるワケ

彦根が"ゆるキャラの聖地"といわれるワケ

 2008年に引き続き、第2回となる「ゆるキャラまつりin彦根」が10月23日から25日まで滋賀県彦根市で開催された。昨年は2日間で46,000人を動員した同イベントは、いわば「ゆるキャラ」の殿堂的イベント。今年は全国のゆるキャラが100体以上も集結し、今や彦根は"ゆるキャラ界の聖地"と認知され、ステージでは「ゆるキャラ大使」に任命された橋幸夫が『ゆるキャラ音頭』を披露したとニュースなどでは報じられている。

 みうらじゅんの著書『全日本ゆるキャラ公式ガイドブック』によると、ゆるキャラとは、地方自治体主催のイベントや町おこし、名産品などのPRのために作られたキャラクターで、なかでも"ゆるゆるの"キャラクターの着ぐるみを指す言葉だそうである。この"ゆるゆる感"については、キャラクターのクオリティのばらつきや特徴的なネーミング、強すぎるローカル色や行政体質が垣間見られカワいさに徹しきれない感じなど、様々な要素が相まって醸し出された独特の雰囲気ということらしい。

 2004年頃からメディアなどで徐々に認知されはじめたゆるキャラは、2006年、「ひこにゃん」の登場で一大ブレイクを遂げることになる。彦根市の「井伊直弼と開国150周年」キャラクターとして登場したひこにゃんは、カワイさに徹したデザインの完成度の高さで話題をさらった。みうら氏によれば、それまで、どこかマイナーな存在であったゆるキャラの注目度を一気に押し上げ、「ゆるキャラ界に"ひこにゃん以前"と"ひこにゃん以後"をもたらすほどの大変動を起こした存在」(同書)とのことである。なるほど彦根が"ゆるキャラの聖地"というのも頷ける気がする。

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2009年11月8日日曜日

旧余呉小・活用アイデアコンペ

旧余呉小・活用アイデアコンペ

 滋賀県余呉町が、廃校になった旧余呉小学校の木造の講堂(1927年建築)と校舎(57年建築)、グラウンドを総合的に活用するアイデアを募集している。30日(月)まで。A4用紙3枚程度の提案書を、〒529-0515 滋賀県余呉町中之郷958、余呉町役場総務課に郵送(30日消印有効)。持参も可。応募資格は不問。最優秀賞には湖北産の新米10万円相当を、優秀賞には5万円相当を贈呈。詳しくは総務課(0749・86・3221)へ。

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3万灯のキャンドルナイト 彦根の街を演出

3万灯のキャンドルナイト
彦根の街を演出


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ろうそくの明かりで文字や模様が浮かび上がる(7日午後5時30分、彦根市本町・四番町スクエア)

 電気を消してスローライフを呼びかける「ひこね3万灯のキャンドルナイト」が7日、滋賀県彦根市の彦根城近くの商店街などで行われ、ろうそくの明かりに照らされ、幻想的な雰囲気に包まれた。

 観光協会や大学教員らでつくる実行委員会の主催。今月11日夜には各家庭で2時間、キャンドルの明かりで過ごしてもらう「ひこね100万人のキャンドルナイト」も行う。

 日暮れとともに、商店街店主らが店舗前で赤いカップに入れたろうそくに次々と点火すると「I※HIKONE」の文字や井伊家の家紋、ひこにゃんなどの図柄が浮かび上がった。

 午後7時からの点灯式ではピラミッド型の高さ約6メートルのキャンドルタワーのろうそくにも明かりがともり、観客から歓声が上がった。

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2009年11月7日土曜日

「滋賀ッツマン」人気

「滋賀ッツマン」人気

DVD「滋賀ッツマン」を手にキャラクターへの熱い思いを語る西川監督(守山市で)

 従来の勧善懲悪型とは異なり、戦わないことが誇りというヒーローを描いたアニメ「滋賀ッツマン」が人気を博している。“地域密着”をテーマに、個 性的な得意技を持った各地のご当地キャラクターが次々に登場するのが受け、昨年9月にびわ湖放送(BBC)で放映開始されてから半年で映画が上映。今月8 日にはDVDも発売される予定で、一風変わったニューヒーローのファンがますます増えそうだ。

 地域の歴史や文化などを生かしたキャラを作り、地元に愛着を持ってもらおうと、番組製作チーム「藤井組」(守山市)がBBCと共同で企画した。放 映開始以降、視聴者からは「身近な地域の話題が取り上げられて楽しい」などの反響があり、これまでにキャラクターの投稿も1000件以上寄せられたとい う。

 滋賀ッツマンは、県章の形をしたヘルメットをかぶり、スーパーマンのような風貌(ふうぼう)。プロフィルでは、活躍しないことが本当の平和だという信念を持ち、今だに戦ったことがないため、「怪力の持ち主らしい」などと記されている。

 得意技は、各地域を守るヒーローを次々と誕生させること。これまでに、地元の観光名所を紹介する長浜の「ながはマーメイド」や、近江商人の格好をした近江八幡の「おうみ8まん」など、約30のキャラクターが登場している。

 2月には、ワーナーマイカルシネマズ草津(草津市)で3日間にわたって映画を上映。約1800枚分の予約チケットが1時間でほぼ完売し、多くの家族連れらでにぎわった。

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信楽たぬき休むデー 今年は“大忙し” 8日から多彩イベント

信楽たぬき休むデー 今年は“大忙し”
8日から多彩イベント


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 ふとんをかけられて「お休み」状態に入った大ダヌキ(昨年11月8日、甲賀市信楽町)

 滋賀県甲賀市の信楽町観光協会などは「たぬき休むでぇ~(DAY)」の11月8日、誰でも飛び入り参加できる腹鼓大会など信楽町中心部一帯で多彩な催しを開く。「ほっとするたぬきの休日」実行委主催で、信楽焼のタヌキに感謝し、慰労を込めた昨年に続く2回目のPR作戦。

 信楽焼のタヌキは「八相縁起」といって開運縁起を表すとされ、商売繁盛や開運、合格祈願、交通安全などにひと役買っている。

 「11月8日の11は『いい』のゴロ合わせで、他の月を抜くいちばん良い数字。8は末広がりで、八相縁起に通じる」(同観光協会)と、2008年8月8日に日本記念日協会に「たぬき休むでぇ~」を登録した。

 今年は同日を中心に14の催しを予定。各会場では大津市のキャラクター「おおつ光ルくん」や信楽の「匠(たくみ)ポン山(ざん)」が愛きょうを振りまく。

 問い合わせは信楽観光協会TEL0748(82)2345。

 ■主なイベント 

 たぬきの腹鼓大会 午後3時、新宮神社境内。「自慢の腹鼓を響かせて」▽全国たぬきフォーラム 午後2時、町開発センター。広島市の音楽グループによる 「八相縁起」の演奏も▽ぐっすりおやすみ狸(たぬき)さん 陶器店のタヌキのアイマスク姿▽写メールコンテスト 9日までに撮影した信楽焼のタヌキの写 真。応募は30日まで▽たぬきげんきフェア 9~30日、各陶器店の大売り出し。
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直政に長森雅人さん--城まつりパレード

小江戸彦根の城まつり:直政に長森雅人さん--城まつりパレード /滋賀
 ◇江戸にトリップ

 彦根市の晩秋を彩る第57回小江戸彦根の城まつりのメーンイベント「城まつりパレード」があり、井伊の赤鬼家臣団列や子供大名行列など総勢約1000人が彦根城内や商店街を練り歩いた。NHKの大河ドラマ「天地人」で初代彦根藩主・井伊直政役を演じている俳優の長森雅人さんが直政に扮(ふん)し、馬上から手を振ったり、新型インフルエンザに負けないように勝ちどきを上げ、沿道の市民や観光客から大きな拍手を受けた。

 パレードは城東小を出発。市役所前を通っていろは松から城内へ入り、夢京橋、銀座街を経て同小に戻る約3キロのコースで、市内の小学6年生約190人からなる子供大名行列や風俗行列、彦根町火消しなどが続き、時代絵巻を繰り広げた。

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平安期の如来坐像、仏像内部から 病治癒願い製作か

墨書銘:平安期の如来坐像、仏像内部から 病治癒願い製作か--大津・若王寺 /滋賀

 大津市歴史博物館は5日、浄土宗若王寺(じゃくおうじ)(同市大石中)の本尊、木造大日如来坐像(高さ92・3センチ)の内側から、平安後期の承暦4(1080)年11月2日の日付や仏像製作の目的を記した墨書銘が見つかったと発表した。像内に墨書銘を記した仏像は同時代では珍しく、市内では三井寺の木造不動明王坐像(1014年)に次ぐ古さという。8日から23日まで、同博物館で特別展示される。

 像はヒノキ製で、昨年6月から解体修理していた。今年6月に専門業者が背面材の内側を赤外線カメラで確認したところ、「承暦肆年庚申(じょうりゃくよねんかのえさる)歳十一月二日 奉造立■金色大日如来 為平癒 奉安置」(■は判読不能)と書かれた長さ約25センチの墨書銘を発見した。造像当時の日付とみられ、「平癒」という言葉から、誰かの病気治癒を願って造られた豪華な金色像だったと考えられるという。

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2009年11月6日金曜日

咲き薫る--大津・湖西浄化センター

バラ:気品 咲き薫る--大津・湖西浄化センター /滋賀

 県下水道公社の湖西浄化センター(大津市苗鹿3)で、約1000株のバラの花が見ごろを迎えている。13日まで公開しており、浄化施設横の花壇は甘い香りに包まれてミツバチが盛んに飛び交っている。

 花壇は、処理した汚泥を肥料化して使う実験をするために造られた。01年に汚泥を建築資材に加工するシステムが導入されて以降は市のシルバー人材センターが市販の肥料を使って栽培している。

 05年ごろから品種を増やし、現在はバラ愛好家に人気の「ブルームーン」やオレンジ色の「高雄」など40品種が花を咲かせる。湖西事務所は「浄化施設でバラというのは不思議かもしれないが、甘い香りを楽しんで」と話している。入場無料。

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2009年11月5日木曜日

「真夏の夜の夢」の中江監督が来滋-上映後にトークイベントも

「真夏の夜の夢」の中江監督が来滋-上映後にトークイベントも

「真夏の夜の夢」の中江監督が来滋-上映後にトークイベントも

写真=「真夏の夜の夢」上映後のトークイベントの様子(中央が中江監督)

 映画「真夏の夜の夢」の中江裕司監督が11月3日、滋賀会館シネマホール(大津市京町3、TEL 077-522-6191)で舞台あいさつとトークイベントを行った。中江監督は、父親が東近江市の近江商人の血筋で滋賀県とは縁があるという。

 同作品は、沖縄を舞台にシェイクスピアが書いた祝祭劇「真夏の夜の夢」をアレンジしたもの。人間と島の守り神・精霊(キジムン)たちが織り成す幸福に満ちた物語を描く。

 主な出演者は、ヒロインのゆり子役に柴本幸さん、精霊マジルー役に蔵下穂波さん。3,000人からのオーディションで選ばれた蔵下さんについて、中江監督は「オーディションで森の中にいる情景が見え、マジルーにぴったりだった」と話した。

 上映後に開かれたトークイベントでは撮影に関する話や映画業界の話を約30分間にわたって披露。監督の「僕は妖怪使い」などの声に場内が笑いに包まれる場面も。

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滋賀の各地で菊花咲き競う 日吉大社では「奉納祭」

滋賀の各地で菊花咲き競う
日吉大社では「奉納祭」


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色とりどりの菊の大輪が並んだ「日吉大社奉納菊花祭」(大津市・日吉大社)

 滋賀県内各地で菊花展が始まり、見ごろを迎えた菊の花が訪れた人たちの心を和ませている。

 大津市の日吉大社では4日、「奉納菊花祭」が始まり、鮮やかな菊の大輪約300鉢が展示されている。

 市内の愛好家らでつくる「湖西日吉献菊会」の主催。会員の13人が育てて納めた。品種は競技花「国華吉兆」のほか、水平に花弁が付いた「一文字」など。育て方で茎の長さを調整した多彩な表情の菊も並ぶ。

 京都菊栄会の小林浩さんが審査し、日吉大社賞に三ツ川健次さん(大津市)、京都新聞社賞に村片勝夫さん(同)の作品を選んだ。24日まで。入苑料が必要。

 ■守山市長杯に北村さん

 守山市菊花展覧会が4日、同市の市生涯学習・教育支援センターで始まり、約100点を展示している。9日まで。市と市教委が主催し今年で40回目。切り花や鉢物など8部門あり、約40点の菊花で構成した総合花壇も展示されている。

 市役所正面玄関前では吉身小菊盆栽教室の作品展が開かれ、会員が育てた約40点が来庁者を楽しませている。7日まで。

 市菊花展覧会の主な入賞者は次の通り(敬称略)。

 守山市長杯 北村幸雄(守山2丁目)▽市菊花展覧会審査長賞、京都新聞社賞 高田典弘(金森町)

 ■大懸崖見ごろ 長浜の大通寺公園

 長浜市元浜町の大通寺公園を会場にした「湖北菊花競技会」では、出品された菊の花が見ごろを迎えた。

 県湖北菊花協会と長浜豊香会の主催で、同市や湖北6町、彦根市や近江八幡市などの愛好者約90人が500鉢余りを出品した。

 会場では見る人を圧倒する畳一畳ほどの大懸崖(けんがい)や、高さ45センチ以内にとどめた福助花壇、良質に咲きそろえるのに苦労する12鉢花壇などの部門ごとに展示され、秋晴の下で来場者がゆっくりと観覧していた。展示は15日まで。
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びわこ小学生駅伝:寒空に負けず、たすきつなぐ--高島

びわこ小学生駅伝:寒空に負けず、たすきつなぐ--高島 /滋賀

 第3回びわこ小学生駅伝(高島市、同市教委など主催)が3日、同市安曇川町の市健康の森梅ノ子運動公園一帯で開かれ、同市と大津市の小学生計26チームが寒空の中、元気にたすきをつないだ。単独で走るふれあいマラソンにも約30人が参加した。低学年3・2キロ、中学年5キロ、高学年7・8キロのコースを、それぞれ3人、4人、5人で走った。上位成績は次の通り。【塚原和俊】

 【低学年】(1)ひばりスイミングファイターズA(2)日吉台スポーツ少年団3(3)同少年団4【中学年】(1)マ北ランナーズ(2)本庄ガッツ(3)マキノファイターズ2【高学年】(1)B&G高島スイミングスクール(2)青柳レイクスターズ(3)マキノ北小6年


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2009年11月4日水曜日

「梶原平三誉石切」で成果披露 長浜の子ども歌舞伎教室

「梶原平三誉石切」で成果披露
長浜の子ども歌舞伎教室

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舞台で歌舞伎を熱演する児童たち(長浜市・曳山博物館広場ステージ)

 文化庁の伝統文化こども教室事業の一環で初めて企画した「子ども歌舞伎教室」の舞台発表が3日、滋賀県長浜市の曳山(ひきやま)博物館広場ステージであり、本格的な衣装と化粧で子どもたちが成果を披露した。

 長浜曳山文化協会の主催で、歌舞伎文化のすそ野を広げるのが目的。まつりでは山組の地域の子どもか、依頼した仮役者で男子が原則だが、教室では対象を市内全域に広げて女子も対象とした。

 教室には女子3人を含む10人が参加。子どもたちは6月11日から毎週木曜日を中心に、専門家から礼儀作法や独特の発声、所作などの指導を受けて練習に励んできた。

 演目は「梶原平三誉(ほまれの)石切」。装束を整え舞台にあがった子どもたちは、少し緊張しながらも練習の成果を発揮して懸命に配役をこなし、観客は大きな拍手を送っていた。
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初冠雪:伊吹山で確認、昨年より16日早く /滋賀

初冠雪:伊吹山で確認、昨年より16日早く /滋賀

 今季一番の寒さとなった3日朝、滋賀・岐阜県境の伊吹山(標高1377メートル)の初冠雪を彦根地方気象台が確認した。昨年より16日、平年よりは12日早い。

 比良山頂でも同日朝、初冠雪を確認。昨年より17日、平年より18日早いという。標高約1100メートルのびわ湖バレイ・ロープウエー山頂駅付近では、10センチの積雪を観測。山上では時折吹雪が舞い、大阪などから訪れたハイカーのグループは「琵琶湖の青い水と紅葉と、3種類の景色を味わえた」と話していた。

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2009年11月3日火曜日

「滋賀のいいもの」魅力発信 設立準備委が発足

「滋賀のいいもの」魅力発信 設立準備委が発足

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 大手メーカーに押されがちな地場産品の魅力を広く発信しようと、県内の酒造業者を中心に有識者やNPO、行政関係者が集い、ネットワーク「スロー フード滋賀 設立準備委員会」を発足させた。イベントやインターネットなどを通じて「滋賀のいいもの」をアピールしていく。事務局によると、食にかかわる 多分野の人が連携するのは県内では初めてという。

 メンバーは20人。ワイン、地酒、しょうゆ、日本茶、ナシなどの業者のほか、環境保護団体やフリーペーパーのライター、県立琵琶湖博物館の学芸員や消費者の立場から朝市の運営委員が参加。滋賀の食文化を研究する滋賀大の堀越昌子教授も加わる。

 行政では、東近江市や近畿農政局の鳥獣害対策の担当者が名を連ねる。東近江市農林水産課の小泉和也副参事は「毎年、シカ700頭を駆除するのはもったいない。再利用できれば」と話す。

 参加者の初めての意見交換会が豊郷町の酒造会社「岡村本家」で、10月31日と11月1日の2日間にわたり行われ、準備委の発足に至った。参加し た業者からは「良質なものを作っている自負はあるが、地元ですら知られていない」などの悩みが出る一方、「それぞれの知恵やネットワークを生かし、共通の 課題に取り組もう」などの意見が出た。

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彦根城博物館:入館者250万人 ひこにゃんもお祝い

彦根城博物館:入館者250万人 ひこにゃんもお祝い /滋賀

 彦根市の彦根城博物館の入館者が2日、87年の開館以来250万人を突破した。人気キャラクター「ひこにゃん」も駆け付け、250万人目の静岡県南伊豆町の看護師、高橋松太郎さん(54)に国宝「彦根屏風」のミニチュアなどを贈った。

 高橋さんは妻多香子さん(49)、小学6年の長女杏佳さん(12)と観光旅行で来館。係員から「250万人目です」と知らされ、くす玉が割られると、高橋さんは「博物館に来たのは初めて。とてもうれしい」と話し、杏佳さんも「可愛いひこにゃんに会えてよかった」と喜んでいた。

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ファン集合、模型や写真展示--きょうまで、大津

鉄道:ファン集合、模型や写真展示--きょうまで、大津 /滋賀

 大津市のスカイプラザ浜大津で、鉄道模型の走行会と、琵琶湖岸を埋め立てる前の浜大津地区の様子を伝える写真展が開かれ、来場者の人気を集めている。3日まで。

 いずれも京阪電鉄・大津線感謝祭の一環。県内の鉄道ファンでつくる「滋賀鉄道模型愛好会」の作品が会場いっぱいに走り回り、運転操作も楽しめる。会場内には、リゾート客らでにぎわった戦前の県内を写した写真など約80点も展示され、鉄道ファン以外も楽しめる内容になっている。同愛好会を主宰する村田三千雄・スカイプラザ館長は「鉄道ファンの人気を集める京阪大津線が、かつて湖岸沿いぎりぎりを走っていた姿を見てほしい」と話している。

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2009年11月2日月曜日

大河ドラマと地域づくり 滋賀・湖北町でシンポ

大河ドラマと地域づくり 滋賀・湖北町でシンポ

2011年の大河ドラマが「江~姫たちの戦国」に決まり、江の生まれた滋賀県湖北町で「大河ドラマと地域づくり」をテーマにしたシンポジウムが開かれた。NHKチーフ・プロデューサーの屋敷陽太郎さんらが湖北の魅力や歴史観光について話した。

浅井三代小谷城まちづくり委員会(南部厚志委員長=湖北町長)が「戦国浪漫街道フェスティバル」と題し10月3日、湖北町文化交流センターで開いた。

基調講演で屋敷さんは「先日、小谷城跡に登りました。山から見た琵琶湖に水の優しさを感じました。父の浅井長政は、近江の子どもという意味で、江と名づけたのでは。信長、秀吉、家康と直接近い距離で接することができた人です。江の視線から歴史を見ると、また別の広がりが見えてくるのではないでしょうか」と、江を採り上げた理由を話した。

また、屋敷さんは前作の「篤姫」でのエピソードを紹介し「鹿児島のタクシーの運転手に聞いても篤姫を誰も知らない。それに比べると楽観はしているのですが、本当に見てもらえるのだろうかと不安になります。そんな時は地元の人たちから勇気をもらいながら進めているんです」と、地元のエールを求めた。

パネルディスカッションでは、これまでにも「秀吉」や「功名が辻」で地元活性化に取り組んだ長浜商工会議所会頭の髙橋政之さんが「岐阜や北陸など、大きなスケールで江ゆかりの地と連携して皆で盛り上げましょう」と呼びかけ、郷土史研究家の香水敏夫さんは「小谷城跡を全面的に調査し、家臣の屋敷や庭が復元できないでしょうか。ここは本物の歴史絵巻が楽しめるところです。まち中、歴史研究家になれば」と話した。

観光庁地域資源課の竹谷健治さんは「日本中で観光振興を進めており、皆さんの連携によって観光客に足を止めてもらわなければなりません」と話し、屋敷さんは「湖北では、もしかすると長政もここを歩いたのかもしれない、と妄想が膨らみます。大河ドラマは、今ここで生きている人と出会い、その人からヒントを得られるのが制作する側の楽しみです」。

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美しい並木いつまでも 桜守の会、若木100本

植樹:美しい並木いつまでも 桜守の会、若木100本 /滋賀

 テングス病にかかり枯死が心配される「日本さくら名所100選」の海津大崎の桜並木(高島市マキノ町)の保全に取り組む「美しいマキノ・桜守の会」=中川達也会長=は1日、ボランティアら100人余りの参加で100本の若木を植樹した。昨秋からの植樹は計146本になり、並木延長4キロ計約620本の24%に達する。

 並木はソメイヨシノで1936(昭和11)年の植樹から70年以上たち老化による衰えや病害が目立つ。植樹した100本は病害虫に強い品種「神代曙(じんだいあけぼの)」で、植樹場所は県道の並木と平行する湖岸に広げた。

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2009年11月1日日曜日

姫様気分 彦根城周辺を運行

人力車:姫様気分 彦根城周辺を運行 /滋賀

 彦根市の彦根城周辺で31日、江戸時代に戦場を勇猛果敢に駆け抜けた「井伊の赤備え」にちなんだ朱色の人力車が運行を始めた。京都・嵐山を優雅に走る人力車に魅せられた彦根青年会議所の会員3人が「ひこね亀樂車」(橋本健一代表)を立ち上げ、約3カ月かけて準備を進めてきた。人力車は全長2・5メートル、幅1・2メートルで乗車定員2人。車体やほろの随所に旧彦根藩主・井伊家の家紋などを配した。製造費は約150万円。陣笠に朱色のズボン、腹掛け姿の足軽をイメージした車夫が引いて運行する。【松井圀夫】

 彦根城の表門橋前で待機し、国宝・天守を望む内堀沿いから滋賀大講堂~中堀沿いのスミス記念堂~京橋を経て表御橋に戻るコース(約1・5キロ)を約40分かけて運行する。乗車料金4000円。他に10分1000円のコースもある。

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信楽焼とLEDのコラボ 地場産業の活性化へ

照明器具:信楽焼とLEDのコラボ 地場産業の活性化へ--甲賀 /滋賀

 甲賀市信楽町の信楽焼のメーカーが、LED(発光ダイオード)を取り入れた照明器具の開発に力を入れている。生産高の減少が続く信楽焼業界だが、伝統技法と新光源の融合で地場産業の活性化を図りたい考えだ。【金志尚】

 信楽焼メーカー10業者などでつくる「信楽陶製照明器具開発研究会」。信楽窯業技術試験場が主導し、LEDの第一人者とされる照明デザイナー、落合勉さん(61)をアドバイザーに招いた。来年3月の販売開始を目指している。

 同会は07年8月に結成。今年3月に東京で開催された国内最大級の照明展示会に試作品を出展した。LEDをコンパクトに収容し、従来の信楽焼のイメージを変えたと好評だったという。

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