あふぇりえいと

2009年12月31日木曜日

武家好み「虎」美術工芸でテーマ展 彦根城博物館 1日から

武家好み「虎」美術工芸でテーマ展
彦根城博物館 1日から



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力強い筆致で虎と竜が描かれた屏風「竜虎図」(彦根市・彦根城博物館)

 彦根城博物館(滋賀県彦根市)は1月1日から新春恒例のテーマ展「竜虎~寅(とら)年にちなんで」を催す。力強さや吉祥の象徴として虎や竜を意匠に取り入れた刀装具や絵図など20点を並べ、武家が好んだ美術工芸を紹介する。

 井伊家伝来の「虎透鐔(すかしつば)」は刀のつばで、鉄の地金を透かし彫りにして2匹の虎が向き合うように配置している。虎には金の象眼を施して猛獣の毛並みの美しさなどを表しており、武家好みの意匠を見て取れる。

 虎と竜を一対にした展示品も多く、6曲1双(縦150センチ、横360センチ)の屏風(びょうぶ)「竜虎図」、能の小道具「立物」などがある。



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にぎわいそのまま、お値段は控えめに おせち料理や正月飾り買い求め

にぎわいそのまま、お値段は控えめに おせち料理や正月飾り買い求め

年の瀬:にぎわいそのまま、お値段は控えめに おせち料理や正月飾り買い求め /滋賀

 年の瀬の30日、県内各地の商店などは、おせち料理や正月飾りを買い求める客でにぎわった。昨秋から続く不況とデフレは年末商戦にも影響し、値段の安いものが売れる傾向にあるようだ。

 おせち料理の予約販売を受け付けた西武大津店では、例年の売れ筋の2段のお重(2万~3万円)に替わり、1万円前後の1段のお重が売れているという。

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2009年12月30日水曜日

「おやじ」、紅白の夢かなわず解散 31日に草津でラストライブ

「おやじ」、紅白の夢かなわず解散
31日に草津でラストライブ


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11月に行ったライブでは1206人のおやじやその家族が会場を埋め尽くした(草津市・イオンモール草津)

  コンテンツ制作チーム「藤井組」(滋賀県守山市)と「びわ湖放送」(大津市)が、中年男性の応援歌「いいじゃないか男だ」で目指していたNHK紅白歌合戦 出場はかなわなかった。「出られなければ即解散」の公約通り、歌に参加した「アミンチュおやじ」たちはすでに解散したが、これまでの活動に感謝を込めて、 31日にイオンモール草津(草津市)でラストライブを行う。

 紅白に出場できず、「がくぜんとした」という「藤井組」の西川興監督(40)だが「与えられた状況でどうしたらおもしろくなるだろう」と考え、ラストライブを思いついた。

 ラストライブは応援していた人が主役となり、「アミンチュおやじ」たちに感謝するのが目的。「ええじゃないか」と連呼する大みそか版の「いいじゃないか男だ」も急きょ、制作した。当日は参加者みんなで歌う。

 西川監督は「どうしようもないときでも『ええじゃないか』と笑い飛ばすのが良いと思った」と話す。


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初参りの交通規制 滋賀 多賀大社

初参りの交通規制
滋賀 多賀大社


 滋賀県警は31日夜から来年1月5日夕まで、初詣でで混雑が予想される多賀大社(滋賀県多賀町)周辺で交通規制を行う。

 ◇多賀大社◇

 【歩行者用道路】国道306号多賀交差点-多賀大社前駅前と藝やカフェ前交差点-オートサイクル堂中前交差点(31日午後10時~1月1日午後6時、1月2~4日の午前9時~午後5時)▽国道306号多賀交差点-ひしや前T字路交差点(1月5日午前10時~午後3時)

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2009年12月29日火曜日

仕事納め 滋賀県内の自治体 湖北6町は閉庁式

仕事納め 滋賀県内の自治体
湖北6町は閉庁式



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長浜市との合併に向けて木製看板を下ろす山内町長(右)ら=虎姫町・町役場

 仕事納めの28日、滋賀県内の官公庁では首長が職員にあいさつするなどして、一年を締めくくった。1月1日に長浜市と合併する湖北地域6町では、閉庁式が各町役場で行われた。

 虎姫町役場では午後4時半から、山内健次町長が役場玄関前の木製の看板を外し、会議室で最後のあいさつをした。出席した職員約70人を前に「指示 を待つことなく、自ら考え、飛び立ち、着陸する公務員であってほしいと伝えてきた。公僕とは地域の中心になる人材で、新市での活躍を期待している」と語 り、69年間の町政に幕を下ろした。

 このほか、合併する湖北、高月、木之本、余呉、西浅井の各町でも仕事納めのこの日に閉庁式を行った。各役場は来年1月から長浜市の支所になり、仕事始めの4日に開所式を行う。

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ネイル画像投稿サイト『NailClue』(ネイルクルー)ネイルモデルマッチングシステムオープン

ネイル画像投稿サイト『NailClue』(ネイルクルー)ネイルモデルマッチングシステムオープン

株式会社ナスカ(代表取締役CEO:井上昌宏、本社:滋賀県栗東市小柿7-4-8、以下ナスカ)は、ユーザー参加共有型サイト『NailClue』(http://nlcl.jp/)にて、12/26(土)よりネイルモデル希望者とモデル募集中ネイリストをつなげるマッチングシステムの提供を開始する。

『NailClue』はユーザーからの投稿ネイル画像を主コンテンツとしたCGMサイトで、今年6月には多言語化(英語、中国語、スペイン語)を実現。
日本のみならず海外からの幅広い年齢層のネイル好きユーザーをターゲットに、ネイル画像数ナンバーワンサイトとして展開中。

多くの画像が投稿されている中で、ネイルアートの種類や技術の急速な発展には目を見張るものがある。ところが、昨今のネイル技術向上の背景には、 練習やコンテスト出場、検定試験に必要な「モデル探し」のための時間の浪費と希少な機会に疲弊するネイリストが数多く実在しているという。
この状況の改善を図るべく元々ネイルに興味がある当サイトのユーザーを活用してネイルモデルを公募し、モデルを探しているネイリストがサイト内 で条件に合うモデル希望者を検索・直接のコンタクトが可能なシステムを構築した。同時に、女性にとってネイルアートがより身近なものとなり、今後のネイル 業界の発展へつながることも視野に入れた。
モデル希望者とネイリストのやりとりは、当事者のみ閲覧可能な掲示板により行うため、プライバシーの確保はもちろん、PC買い替えや携帯の機種変更など利用者の環境変化にも一切影響が無い“安心さ”も提供している。

現在会員数約10,000名、画像投稿数約13,000点。

【NailClue概要】(2009年12月現在)
会員数:約10,000名(女性99%)
画像投稿数:約13,000点
会員登録:無料
URL:http://nlcl.jp


【当プレスリリースに関するお問い合わせ先】
株式会社ナスカ
担当:堀・大田(E-Mail:info@nlcl.jp)
TEL:077-554-3706 FAX:077-554-0425
URL:http://www.from.co.jp/

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2009年12月28日月曜日

素材のうまみ溶け込んだ「大津まるごとカレー」人気

素材のうまみ溶け込んだ「大津まるごとカレー」人気

 サトイモや果物のカキなど、滋賀・大津産の素材を使用したレトルトカレー「大津まるごとカレー」を、びわ湖大津観光協会(大津市)などが開発。今秋から売り出され、新名物として話題を呼んでいる。

 大津の名物といえば、琵琶湖産の魚のつくだ煮などだが、観光客から「メーン料理となる名物はないのか」という問い合わせが寄せられ、JAや地元業者などに協力を呼びかけ、新名物の開発に乗り出した。

 「多くの素材が使えて、年齢を問わず人気のメニュー」をテーマに、近江しゃもやスイカなど地元の食材を使った特製カレーが完成。9月に数量限定で販売したところ、約1カ月で完売したという。その後も問い合わせが相次いだため第2弾を検討した。

 今回は「秋野菜のカレー」を想定し、食材を厳選した。ルーには甘柿やレンゲはちみつをたっぷりと使い、小麦粉の代わりに近江米の米粉でとろみをつけるなど工夫した。

 具はニンジンやコマツナのほか、ふっくらと炊きあげた大豆、大きめにカットしたサトイモを加えた。野菜は採れたてを工場へ運び込むため風味が損なわれず、素材のうまみがしっかりと溶け込んでいる。

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双子もいるよ、羊の赤ちゃん…滋賀・高島の農業公園で3匹誕生

双子もいるよ、羊の赤ちゃん…滋賀・高島の農業公園で3匹誕生

人気を集めている3匹のヒツジの赤ちゃん(マキノピックランドで)

 滋賀県高島市マキノ町寺久保の農業公園「マキノピックランド」で、ヒツジの赤ちゃん3匹が誕生し、愛くるしいしぐさや表情が観光客らの人気を集めている。

 ピックランドでは、リンゴ園やブドウ園などの下草狩りや獣害対策を兼ね、昨年からヒツジを飼育している。今秋に28匹中、2匹のヒツジが妊娠。9 日にオス1匹、メス2匹が生まれたのを職員が確認し、オスはマナブ、メスはヒロミン、サチコと名付けられた。マナブとサチコは双子という。

 三田村治男支配人は「かわいいヒツジの赤ちゃんをぜひ見に来てほしい」と話している。

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2009年12月27日日曜日

「田井ガー家族」出迎え 東近江の公民館 寅の置物、3体展示

「田井ガー家族」出迎え
東近江の公民館 寅の置物、3体展示



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地域住民が作った寅の置物(東近江市市子川原町・蒲生公民館)

 滋賀県東近江市市子川原町の蒲生公民館で、地域住民が作った来年の干支(えと)「寅(とら)」の置物3体がこのほど展示された。「来年が良い一年になるように」との願いを込めた寅が、明るい新年を心待ちにしている。

 蒲生地区の南部にある田井町自治会が製作した。10月下旬に開催される予定だった地区の文化祭に展示しようと製作されたが、新型インフルエンザの影響で中止になったため、今回公民館に設置されることになった。

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餅つき:独り暮らしの家庭に鏡餅を 住民ら準備--守山

餅つき:独り暮らしの家庭に鏡餅を 住民ら準備--守山 /滋賀

 独り暮らしの高齢者に正月らしく過ごしてもらおうと、守山市矢島町の玉津公民館で26日、地元住民ら約20人が餅つきをした。鏡餅にして近隣の高齢者40人に、28日に届けられる。

 住民らでつくる「玉津学区まちづくり推進協議会」の市民活動部会の主催。地元産の餅米20キロが用意された。臼に入った餅米が力強くつきあげられ、館内には「ぽん、ぽん」と威勢の良い音が響いた。鏡餅用とは別に、つきたての餅に黄な粉や大根おろし、あんこをつけての“味見”もあり、参加者は「みんなで食べるとおいしい」と顔をほころばせていた。

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2009年12月26日土曜日

地銀出店 草津で火花

地銀出店 草津で火花

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びわこ銀行草津支店の資産運用窓口。掘りごたつ仕様の和室では、和やかな雰囲気で話が進むという=草津市大路2丁目

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滋賀銀行草津パーソナル出張所。資産運用専用ブースは予約があれば土日の相談も受け付ける=草津市西大路町

【人口増で個人客争奪戦】

 京阪神のベッドタウンとして新住民の流入が著しい草津市で、県内外の地方金融機関が新たに出店したり、店舗の増改築を進めたり、営業強化 にしのぎを削っている。列島を覆う不況にもかかわらず、人が集まり続ける草津の「成長力」に着目。住宅ローンや資産運用など個人相手の営業に活路を見いだ す。一方で、金融機関の過密化に懸念の声もあがり始めた。(高久潤)

【京都勢も参戦「過密化」懸念も】

 先月開業した滋賀銀行の草津パーソナル出張所は、通常の銀行窓口の横に資産運用の個別相談ブースを二つ備える。木目調のフロアに机とイス をゆったりしたスペースに並べ、高級感を演出。「土日も午後5時までお客様の相談に乗り、幅広い要望にお応えできる」。オープニングセレモニーで大道良夫 頭取は胸を張った。

 草津に次々店を構え、今回の出店は半年前の南草津パーソナル出張所に続き10店舗目。100メートル西に草津西支店があるが、1日約5万6千人(08年度)の県内最大の乗降客数を誇るJR草津駅の利用者をあてこんで、西口からすぐの新築ビルに出店した。

 「草津を中心にした湖南エリアは、個人顧客部門で県内唯一の成長エリア。店舗数で他行に見劣りするわけにはいかない」(広報担当者)と、「第一地銀」の意地をのぞかせる。

 来年3月に関西アーバン銀行(大阪市)との合併を控えるびわこ銀行も先月、商店街にあった草津支店を東口近くの新築ビルに移した。ここも ターゲットは個人だ。中高年向けの店づくりに腐心し、掘りごたつ仕様の和室の資産運用窓口を設置。加えて他店舗にあったローンプラザを移し、マイホーム購 入予備軍の30~40代の顧客取り込みもねらう。

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クリスマス会:サンタさん今年も 有志らカンパ--愛荘・ブラジル人学校 /滋賀

クリスマス会:サンタさん今年も 有志らカンパ--愛荘・ブラジル人学校 /滋賀

 経営難が続く愛荘町のブラジル人学校「コレジオ・サンタナ学園」で25日、一時は中止予定だったクリスマス会が町民有志らの支援で実現した。サンタクロースに扮(ふん)した有志らからお菓子などが贈られ、子どもたちは楽しい一時を過ごした。

 同校は98年開校。約120人いた子どもたちは外国人労働者らの「派遣切り」が相次いだ昨夏以降減り続け、今年1月には35人に激減。現在は71人が通うが、6割が授業料を払えないなど経営は火の車。開校以来、恒例だったクリスマス会も中止する方針だった。しかし、窮状を聞いた同町のまちづくりを考える「愛荘町100人委員会」が、カンパを行うなど支援に立ち上がり、実現にこぎつけた。

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初代藩主・井伊直政の具足 元日から公開…彦根城博物館

初代藩主・井伊直政の具足 元日から公開…彦根城博物館

井伊直政所用の具足を飾り付ける職員(彦根城博物館で)

 彦根城博物館(滋賀県彦根市金亀町)で24日、「具足飾り」の飾り付けが行われた。展示期間は1月1日から10日まで。

 同館は毎年、館蔵の歴代藩主の具足から1組を選び、年頭の来館者に公開している。今回は旧彦根藩初代藩主で、井伊家隆盛の基礎をつくった直政の所用具足を飾り付けた。

 桃山時代から江戸時代までの間につくられた具足で、朱塗りを基調に、(かぶと)金箔(きんぱく)押しの天衝脇立(てんつきわきだて)を付けた「井伊の赤備え」の形式。職員が3人がかりで飾った。

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2009年12月25日金曜日

白亜の旧校舎ライトアップ 豊郷小、改装終え

白亜の旧校舎ライトアップ
豊郷小、改装終え



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ライトに照らされ白く浮かび上がる豊郷小旧校舎(豊郷町)

 滋賀県豊郷町の豊郷小旧校舎が27日まで、夜間ライトアップされている。今年、改装工事を終えてリニューアルオープンした白亜の旧校舎が明かりに包まれ、浮かび上がっている。

 町商工会青年部や町観光協会などが、旧校舎に親しんでもらおうと初めて企画した。

 ライト2基で旧校舎を照らし、内部にも明かりをともした。また、校庭の樹木4本に計3600個の青い電球で飾り付けたほか、ペットボトル千個で作った高さ4メートルの雪だるまも登場した。訪れた人は散策したり、カメラに収めるなど幻想的な光景を楽しんでいる。

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熱々の「メリークリスマス」 甲南高生が販売--甲賀

熱々の「メリークリスマス」 甲南高生が販売--甲賀

ローストチキン:熱々の「メリークリスマス」 甲南高生が販売--甲賀 /滋賀

 甲賀市の県立甲南高校の2年生17人が、同校で飼育していた鶏約500羽を丸焼きにしてローストチキンをつくった。24日までの3日間、住民らに販売し、クリスマスムードを盛り上げた。

 十数年続く同校の恒例行事。今年は動物飼育と鶏肉加工を学ぶ生徒たちが先月下旬から準備を進め、鶏を解体後、塩やしょうゆ、酒などで作ったタレに約3週間つけ込んだ。

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寒さも我慢 ワカサギ釣り 余呉湖、太公望にぎわう

寒さも我慢 ワカサギ釣り
余呉湖、太公望にぎわう


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寒さに耐えて次々とワカサギを釣りあげる太公望たち(滋賀県余呉町・余呉湖)

 厳しい冷え込みとともに、滋賀県余呉町の余呉湖のワカサギ釣りが、例年になく早くからにぎわっている。数が多く体長も大きいといい、釣り場では太公望が寒さを我慢して釣り糸をたれている。

 余呉湖漁協によると、ワカサギは水温が下がると岸によってエサの食いも良くなる。例年、1月中旬~2月中旬までが最盛期だが、今期は12月中旬から活発に。釣果は、それまでの10倍の300匹に増え、体長も通常より大きい8~10センチとなっているという。

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2009年12月24日木曜日

手作りのトラ 地元神社に奉納へ 草津・矢橋町の住民グループ

手作りのトラ 地元神社に奉納へ
草津・矢橋町の住民グループ


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竹や新聞紙で作った来年のえと「トラ」(草津市矢橋町)

 滋賀県草津市矢橋町の住民9人でつくるグループが毎年末に、翌年のえとの模型を地元の鞭崎(むちざき)八幡宮へ奉納している。今年も神社の竹や新聞紙で長さ3・5メートル、高さ1・5メートルのトラを作り、近く奉納する。大きさはこれまでで最大という。

 作ったのは、同市の草津中を1962年に卒業した矢橋町在住の男性たちで作る「三七三(みなみ)会」。卒業した昭和37年3月から会の名称を付け た。2006年にメンバーの一部が還暦を迎え、神社で祈とうを受けたお礼にと、イノシシの模型を松の枝400本で作って奉納したのが始まりで、毎年続けて いる。メンバーの元高校美術教師が模型作りの中心になっている。

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サンタクロース:おうちに登場 子どもたちプレゼントに大喜び--大津 /滋賀

サンタクロース:おうちに登場 子どもたちプレゼントに大喜び--大津 /滋賀
 ◇クリスマスを控え各地でイベント

 クリスマスイブ前日の23日、サンタクロースとトナカイに扮(ふん)した大津市青年協議会のメンバーが同市内の家庭50軒を訪れ、子どもたちにプレゼントを届けた。突然の訪問に、子どもたちは驚きながらも、大喜びしていた。

 同協議会は99年から、6歳以下の子どもを対象にクリスマスプレゼントを届けており、今年で11回目。市の広報などで訪問先を募集し、事前に保護者からプレゼントを預かっていた。

 大津市下阪本5の会社員、中川正之さん(39)宅では、サンタさんが袋からおもちゃを取り出すと、長女の苺香(まいか)ちゃん(2)はびっくりしてお父さんにしがみついた。長男の大渡(だいと)君(4)は「ありがとう」と受け取り、「また来年も会いたい?」の問いに大きくうなずいていた。

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映画:甲賀出身の北村監督、故郷ロケ 県内舞台、来春公開

映画:甲賀出身の北村監督、故郷ロケ 県内舞台、来春公開 /滋賀

 甲賀市水口町出身の映画監督、北村豊晴さん(35)が手がける滋賀と台湾を舞台にした映画「一万年愛してる」の撮影が、22日まで4日間、県内で行われた。作品には、琵琶湖や信楽焼の窯元など湖国ならではのスポットが登場。北村監督は「監督として日本で撮影をするのは初めて。自分が一番よく知っている滋賀で撮りたかった」と話している。

 北村監督は台湾の大学で映画製作を学び、現在は台北芸術大学に在籍。日本映画の台湾ロケに通訳として参加するなど経験を積み、長編作品を監督するのは今回が初という。

 作品は、日本人女性と台湾人男性との恋愛物語。過去の恋愛で失敗ばかりしていた主人公が、語学留学先の台湾で出会った男性と3カ月の期間を決めて付き合う、という内容。実家が信楽焼の窯元という設定のため、同市信楽町の「小川顕三陶房」で撮影を行ったほか、琵琶湖遊覧船ミシガンや、信楽高原鉄道・信楽駅も登場する。ロケ地選定には、社団法人「滋賀ロケーションオフィス」や甲賀市も協力した。

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2009年12月23日水曜日

絵馬:交通事故ゼロに 安全協会が製作--近江八幡 /滋賀

絵馬:交通事故ゼロに 安全協会が製作--近江八幡 /滋賀

 近江八幡市の近江八幡地区交通安全協会北里支部の会員らが22日、交通安全を祈って絵馬を作った。

 絵馬は、来年のえとの寅(とら)が、運転中に携帯電話を使わないよう呼びかけるデザインで縦1メートル85センチ、横1メートル80センチ。近江八幡署管内では今年、11月末までに交通事故が615件発生。死者は3人で前年より4人減ったが、負傷者は約100人増加している。

 毎年、会員と協力して絵馬を作っている左官の岡田昭三・北里支部長(67)は「交通事故がゼロになるよう願いを込めた。みなさんには安全運転を心がけてほしい」と話している。絵馬は1月5日、近江八幡署前に掲げられる。

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なるほドリ:滋賀の伝統食って? /滋賀

なるほドリ:滋賀の伝統食って? /滋賀

 <NEWS NAVIGATOR>
 ◇納豆餅など地域によりいろいろ--年末年始に作ってみてはいかが

 なるほドリ もうすぐお正月。都会に出た人が帰ってきたり、親族が集まったりして、にぎやかに食卓を囲む機会も増えそうだね。滋賀の「ふるさとの味」ってどんなの?

 記者 地元の味を伝え、残そうと活動している「滋賀の食事文化研究会」がこのほど出版した、伝統食の料理本「つくってみよう滋賀の味」(サンライズ出版)を見てみましょう。例えば正月のお雑煮。湖南や湖西は、白みそ仕立てで丸餅。サトイモも入っていて、京都の影響を受けているとか。一方、湖北では澄まし汁に焼かない丸餅。具は入れても大根か水菜くらいとシンプルだそうです。

 ほかにも、冬場の伝統食として、長浜市南浜町独特のなれずし「びわますのこけらずし」や、大津市の坂本、千野、仰木など比叡山ろくの農村で作られる「納豆餅」などが紹介されています。

 Q 地域によっていろいろあるんだね。そもそも、滋賀の伝統食の特徴って?

 A 同会会長の榎和子・滋賀短大名誉教授は「微生物を管理して魚を発酵させる『ふなずし』など調理技術のレベルが高く、また、そうした調理法をみんなができるところが素晴らしい」と評価します。その背景として、滋賀には寺が多いことを挙げ、「寺社での行事ごとに地域の人が料理を持ち寄ったり、一緒にお汁を炊いたりして、技術を家庭に持ち帰ったためでは」と話しています。

 Q なにげなく食べていたけど、貴重な文化なんだね。

 A そうですね。県教委は98年、県内の伝統食を「滋賀の食文化財」として、県無形民俗文化財に選びました。ふなずしに代表される湖魚のなれずし ▽産卵期の琵琶湖固有種・びわますを使ったアメノイオ御飯▽日野町鎌掛あたりに自生していた日野菜を使った日野菜漬▽丁稚(でっち)が奉公先への土産に持っていったという丁稚羊羹(でっちようかん)▽琵琶湖の魚介を使った湖魚の佃煮(つくだに)--です。ちなみに、伝統食を民俗文化財に選んでいる例は、全国的にも珍しいそうです。

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4万個の明かり、幻想的に あす催し--愛荘

イルミネーション:4万個の明かり、幻想的に あす催し--愛荘 /滋賀

 愛荘町川久保の川久保児童遊園地で、趣向を凝らしたイルミネーションが点灯され、住民らが連夜、幻想的な雰囲気を満喫している。

 地域活性化と住民の交流を目指し、川久保コミュニティーづくり実行委が地元の子どもたちや保護者らの協力を得て設置。公園全体を赤や緑、黄色など約4万個の電球で飾り付けた。入り口にはカラフルな“光のトンネル”を設け、「ひこにゃん」やアニメキャラクターなどを活用した電飾もある。

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2009年12月22日火曜日

元気やで、おいで~な滋賀、旅行ブログ公開

滋賀県ビジターズビューロでは、「21年10月~22年3月」で、「元気やで、おいで~な滋賀キャンペーン」を実施。
その中で、滋賀県を旅行してブログを書くという企画を実施していました。

そして、その旅行ブログが公開されました。
旅行ブログ更新情報

ここには滋賀各地を観光した楽しい観光情報が盛りだくさんになっています。

例えば・・・
とっこさんの、ぷちっともちっと
記事は、「たびけん「元気やで!おいで~な滋賀」①滋賀をちゃんと旅してみました☆
他にも楽しい記事が数多くけいさいされていますので、興味のある方は覗いて見てください。

「湖国と文化」編集長・中井さん、原稿や遺品を展示--滋賀会館

追悼展:「湖国と文化」編集長・中井さん、原稿や遺品を展示--滋賀会館 /滋賀

 今月5日に60歳で亡くなった季刊誌「湖国と文化」編集長、中井二三雄さんの追悼展(県文化振興事業団主催)が21日、大津市京町3の滋賀会館文化サロンギャラリーで始まった。27日まで。小説家の瀬戸内寂聴さんと誌上対談した際の写真や巻尾に毎号記した「編集幸記」、愛用した文具などを展示している。

 中井さんは00年に編集長に就任。当時は郷土史家らの記事が中心で、購読者は高齢の男性が多かった。中井さんは読者層を女性にも広げようと、県内で活躍する女性が滋賀を語る「滋賀レディス・アイ」や郷土料理を扱うコーナーを新設。同誌を「滋賀の百科事典にしたい」と話していたという。

 編集長の前は、テレビの放送作家などとして活躍。培った人脈を生かし、瀬戸内さんとの対談やジャーナリストの大谷昭宏さんの連載など、著名人を誌面に登場させてきた。

 今年3月に肝臓がんが見つかり入院。4月から自宅で療養しながら仕事を続けた。10月に再入院したが、パソコンには来年の夏号の構成が仕上がっていた。編集を手伝っていた同事業団の南雅子さん(49)は「亡くなるのを見越して、先々のことを考えていたようです」と話す。

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彦根城:もうすぐ正月、門松飾り付け きょう、ひこにゃん餅つき

彦根城:もうすぐ正月、門松飾り付け きょう、ひこにゃん餅つき /滋賀

 迎春準備の門松の飾り付けが21日、彦根市の彦根城内であり、表門、天守前、玄宮園の計3カ所に大きな門松が立てられた。

 最も大きい表門と玄宮園の門松は、高さ3メートルの松と2・5メートルの竹などを使っている。表門では時折雪が舞う中、彦根城管理事務所の職員10人がナンテンや葉ボタンなどをあしらい、1時間以上かけて組み立てた。観光客らは「もうすぐお正月ね」と見入っていた。

 22日には、午前9時から天守前広場で天守玄関に飾る鏡餅つきがあり、人気キャラクター「ひこにゃん」も参加する予定。午前11時から先着300人にきな粉もちの接待がある。

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信楽焼の「寅」人気…作家8人が制作 “招きトラ”も

信楽焼の「寅」人気…作家8人が制作 “招きトラ”も

様々な手作りの干支の寅(信楽駅構内で)

 滋賀県甲賀市信楽町の信楽高原鉄道信楽駅構内にあるギャラリー高原で、市内の陶芸作家8人が作った信楽焼干支(えと)(とら)が、人気を集めている。

 会場では、鈴の形をしたり、打ち出の小づちを持ったりした作品のほか、招き猫に模した“招きトラ”などが並ぶ。価格は1050円からで、プロ野球・阪神タイガースファンらが「来年はぜひ優勝を」と買い求めているという。

 オーナーの鶴田昌代さんは「コンパクトでぬくもりのある手作りの人形が好評」と話していた。

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2009年12月21日月曜日

近江米ブランド強化へ 「秋の詩」作付け拡大/滋賀県育成【近畿】

近江米ブランド強化へ 「秋の詩」作付け拡大/滋賀県育成【近畿】


 近畿・北陸地方で2010年産米の生産数量目標の市町村配分が始まる中、滋賀県は16日、来年産米の生産基本方針を明らかにした。近江米のブランド強化に向けて、県の育成品種「秋の詩」の栽培面積を09年産比約1.4倍の4500ヘクタールにするとともに、技術対策の徹底による「コシヒカリ」を含めた近江米の品質向上を図る。来年3月までに決める。

 JAや行政などで構成する「近江米振興協会」が同日、大津市内で開いた「近江米品質向上推進大会」で県が説明した。 同県が力を入れる「秋の詩」は粒が大きく粘りが強いが「コシヒカリ」に比べてあっさりした食感が特徴。温暖化など環境変化の影響を受けにくいとされる。値ごろ感もあり、流通業者からの注目も集めている。推進対策の柱として(1)品質向上(2)「秋の詩」の作付け拡大(3)環境こだわり米の拡大――を掲げた。

 「秋の詩」の作付け拡大は「キヌヒカリ」の品質が振るわない地域での作付け転換を図りたい考えだ。生産奨励と消費者へのPRを狙った食味コンクールも今年度に引き続き行う。

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たすきつなぎ力走/滋賀学園

たすきつなぎ力走/滋賀学園

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35位でゴールした滋賀学園の岡崎元太選手

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41位でゴールした滋賀学園の神山緩菜選手

【全国高校駅伝/男子35位、女子41位】

 全国高校駅伝が20日、京都市の西京極陸上競技場を発着点に開かれ、県代表の滋賀学園が師走の都大路をひた走った。初めて男女そろっての 出場。ともにたすきでつないで完走した。男子は2時間9分52秒で35位、女子は1時間15分40秒で41位だった。大河亨監督(41)は「男女とも3年 生がよく頑張ってくれた」と話した。

【声援が後押し 最後まで】

 男子(42.195キロ)の1区は、昨年に続いてエースの小沢一真選手(3年)。相手校のペースに惑わされず、黙々と走り続け、昨年の25位を大幅に上回る16位でつないだ。

 2区の主将本田和希選手(同)、3区の奥村滉太選手(2年)はそれぞれ自分の走りに徹し、4区の古賀渉選手(3年)が区間19位、5区の 本田健人選手(同)は区間18位とそれぞれ健闘した。6区の田渕幸佑選手(2年)がみんなの汗のしみこんだたすきをアンカーへ。受け取った岡崎元太選手 (3年)は声援に後押しされながらゴールまで走り切った。

 タイムは昨年より21秒縮めたが、本田主将は「本来の力を出し切る強さがもっと必要だった」と振り返った。

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2009年12月20日日曜日

国宝・彦根城の雪化粧、一層の風情

国宝・彦根城の雪化粧、一層の風情

雪化粧した彦根城天守(19日午前、読売ヘリから)

 厳しい冷え込みとなった19日、滋賀県内でも北部を中心に雪が降った。

 彦根地方気象台の観測では、午後5時までの最大積雪量は余呉町44センチ、米原市6センチ。4センチ積もり、初雪となった彦根市内では、国宝・彦 根城天守も雪化粧し、彦根城管理事務所の職員ら約40人が午前8時30分の開門前に、城内の通路や橋などで雪かきをし、観光客らを出迎えた。

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白銀にシュプール 360人が初滑り

びわ湖バレイスキー場:白銀にシュプール 360人が初滑り--大津 /滋賀

 比良山系の山上に広がるびわ湖バレイスキー場(大津市木戸)が18日、今シーズンの営業を開始し、県内外のスキーヤーやスノーボーダーら約360人が初滑りを楽しんだ。

 降雪は少ないが、水を空中に噴霧して冷気で雪にするスノーマシンを多数稼働させ、山上は一面銀世界に。今季一番の寒波到来で、この日午前10時の気温は氷点下8度。蓬莱山(1174メートル)からのホーライパノラマゲレンデ(約600メートル)と打見山(1108メートル)からの打見ゲレンデ(約400メートル)ともに自然の圧雪状態に近く、スキーヤーらは雪煙をあげて滑走していた。

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2009年12月19日土曜日

「まちなか交流館ゆうゆうかん」副館長・高峯陽子さん

マンガを語ろう:「まちなか交流館ゆうゆうかん」副館長・高峯陽子さん /滋賀

 ◆「風の谷のナウシカ」宮崎駿(徳間書店)
 ◇「生きるとは」一貫したテーマ 信じた道歩む姿を手本に--高峯陽子さん(31)

 宮崎駿の「風の谷のナウシカ」は読むたびに新しい発見があり、深みのあるマンガです。出会いは、小学校低学年のころテレビで見たアニメ映画版。絵が奇麗で、録画したビデオを2歳上の姉と一緒に繰り返し見て、セリフを暗記しました。高校時代には、学校の図書館で徳間書店から出版されたマンガを見つけて、さらにのめり込みました。自分で全巻を買いそろえ、今でも読み返してます。

 内容は決して楽しくなく、重たくて哲学的です。映画では自然対科学文明、小さい国対大きな国といった明確な対立構造が描かれていますが、マンガはそう単純ではありません。さまざまな価値観が入り乱れ、宗教や人権問題も登場してきます。そこに貫かれているのは「生きるとは何か」というテーマでした。

 この作品で私が惹(ひ)き付けられるのは、生き物を愛し、理不尽なことに怒りを抱くナウシカの姿勢です。風の谷の姫ナウシカが、「不浄」のものたちを愛し、自分が正しいと信じる道を歩む姿に、私もそうありたいと思わされます。

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初氷:彦根市内で観測 今冬一番の冷え込み /滋賀

初氷:彦根市内で観測 今冬一番の冷え込み /滋賀

 彦根地方気象台は18日、彦根市内で初氷を観測したと発表した。同気象台の敷地内の観測施設で早朝、薄く氷が張ったもので、昨年より11日、平年より18日遅いという。彦根市内の最低気温は0・5度(平年2・3度)で今冬一番の冷え込みだった。

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氷魚の甘露煮、販売ピーク 湖国の冬の味覚

氷魚の甘露煮、販売ピーク
湖国の冬の味覚


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氷魚の甘露煮を作る従業員ら(野洲市吉川・鮎家の郷)

 毎年、この時季に琵琶湖で行われるアユの稚魚「氷魚(ひうお)」漁に合わせ、滋賀県内の食品製造会社などでは甘露煮にする作業に追われている。

 氷魚は体長約3センチで、エリで捕獲される。体が氷のように透き通っており、まだアユ独特の苦みがなく淡泊な味が特徴だ。甘露煮にするほか、湯がいて三杯酢でも食べ、湖国の冬の味覚の一つになっている。

 県漁連によると、近年、アユ苗用の氷魚の需要が減ったため、今年は初めて今月14日~24日に限って食用専用の漁を行い、例年より流通量が増えているという。

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2009年12月18日金曜日

風味好評「湖農みそ」 湖南農高生が実習で醸造

風味好評「湖農みそ」
湖南農高生が実習で醸造



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造った「湖農みそ」のパックにラベルを張る生徒たち(草津市草津町・湖南農業高)

 湖南農業高(滋賀県草津市)の生徒が実習で造る「湖農みそ」が、人気を集めている。20年余り、毎年末の同高の農産物即売会で販売しており、独特の風味が好評。最近は毎年、造った約700キロを完売しており、今年も19日の即売会で販売する。

 同高で収穫した米からできたこうじと県内産の大豆を使い、食品化学科の生徒が1年かけて造る。1月に仕込みを始める際、大豆を蒸すのが工夫している点。通常は炊くことが多いが、蒸すことで風味が凝縮し、甘みが増すという。こうじと混ぜ合わせた後、半年間熟成させる。

 秋以降、随時、たるから出して1キロずつパックに詰める。1パック350円で、年末の即売会や校内販売所などで販売する。

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相谷熊原遺跡:縄文時代の土器棺墓14基出土 「出現期知る資料」--東近江 /滋賀

相谷熊原遺跡:縄文時代の土器棺墓14基出土 「出現期知る資料」--東近江 /滋賀

 東近江市永源寺相谷町の相谷熊原(あいだにくまはら)遺跡を調査していた県文化財保護協会は17日、縄文時代晩期前半(約2500年前)の土器棺墓14基が出土したと発表した。土器を埋葬の容器として用いる土器棺墓は、縄文時代晩期後半に爆発的に増加。今回見つかった土器棺墓はその直前のもので、同協会は「出現期の様相を知るうえで貴重な資料」としている。

 同遺跡は、愛知川と筏川の合流地点にあたる愛知川左岸の河岸段丘上に位置。県営農地環境整備事業に伴い、今年7月から約3400平方メートルを調査していた。

 土器棺墓は、多数の竪穴住居の柱穴や石製品、土製品とともに出土。棺の中から人骨は確認されていないが、埋土からは骨片を検出した。土器棺墓は、県内では高島市や大津市で多数出土しているが、琵琶湖東岸でまとまって出土するのは初めて。

 また、調査区では縄文時代後期(約4000~3000年前)の配石遺構と集石遺構も確認した。焼けた石が円形に並べられた配石遺構は、炉として使用されたらしい。小石を円形に敷き詰めた集石遺構も、一部が熱を受けていることから、石蒸し調理に使用されたとみられる。

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ブティック「S.K」 /滋賀

ブティック「S.K」 /滋賀

 <彦根市銀座町2の30(0749・22・6434)>
 ◇センスのいい高級婦人服

 彦根市街地の彦根銀座と中央両商店街が交差する超一等地にある、しゃれた感じのブティック。ヨーロッパからの直輸入や国内のブランド品を並べて周囲との差別化を図っており、常連客は「ワクワクしてついつい買ってしまう」。

 創業は1953年。現経営者の杉本剛郎さん(66)の父甚蔵さん(故人)が友人と共同経営で始め、店名は2人の名字の頭文字から。杉本さんは婦人服販売と仕立て、友人は紳士服販売という競合しない方法を取り、軌道に乗った。

 79年に杉本さんが経営を引き継ぎ、婦人服一本に。既製服がもてはやされだした時代で、1階をブティックに改装した。既に市内の他店と取引していた有名既製服メーカーは「1都市1店」という方針のため、後発の杉本さんとの取引に応じてくれず、苦労もした。そんな時に目を付けたのが輸入品。センスのよいイタリア、フランス、ドイツものを並べ、人気を集めた。「鐘紡クリスチャン・ディオール」の導入にも成功し、業界や問屋、客からも高く評価されるようになった。

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2009年12月17日木曜日

近江しゃもの鍋、赤丸かぶのデザート 県キャンペーン「第2弾」

近江しゃもの鍋、赤丸かぶのデザート 県キャンペーン「第2弾」

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 北之庄菜や赤丸かぶ、伊吹大根といった冬の県産食材を使った料理の発表会が16日、大津市のしがぎん浜町研修センターであった。

 県の進める「おいしが うれしが」キャンペーンの一環で、9月に開いた夏食材の試食会に続く第2弾。近江八幡市のカブ「北之庄菜」や米原市の「伊 吹大根」「赤丸かぶ」などの冬野菜や「近江しゃも」「セタシジミ」などを使った料理が発表され、嘉田由紀子知事や報道関係者らに振る舞われた。

 調理を担当したのは、キャンペーンを推進する県内13の料理店やホテル。彦根市の彦根キャッスルホテルが発表した「揚げ伊吹大根と近江しゃものぽん酢あんかけ」はゆでた大根を揚げ、近江しゃもとあわせた一品。試食した嘉田知事は「軟らかく、相性がいい」と感想を話した。

 近江しゃもの鍋に、北之庄菜のおろしをあわせたのは近江八幡市の「ひさご寿し」。担当者は「生の北之庄菜はうま味と辛みが豊富。消化も助けるので宴会シーズンにぴったり」と胸を張った。

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世界初、ヨシで筆作り 受講者ら書き心地楽しむ

よし筆作り教室:世界初、ヨシで筆作り 受講者ら書き心地楽しむ--近江八幡 /滋賀

 近江八幡市為心町元の白雲館で13日、環境に優しいヨシを使った「よし筆」作り教室が開かれた。市内外から20人が受講し、「世界でも初」のヨシ製の筆を作り、書き心地を味わった。

 ヨシを使った筆は、同市の「小さな文化を作る会」代表、千賀伸一さん(63)が考案。同会が教室を開き、千賀さんが筆の作り方を指導した。受講者はヨシの1節をカッターナイフで割き、木づちでたたいて「筆先」を作った。一人で数本ずつ筆を作り上げ、墨を付けてヨシ紙に好きな文字をしたためた。

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ワンストップ・サービス実施 滋賀ハローワークで

ワンストップ・サービス実施
滋賀ハローワークで


 滋賀労働局と滋賀県などは18日と21日、県内のハローワーク計5カ所で、職業紹介や生活支援の相談を同じ場所で受け付ける「ワンストップ・サービス・デイ」を実施する。

 18日はハローワーク大津、21日は彦根、東近江、甲賀の各ハローワークと草津市の滋賀キャリアアップハローワークで行う。時間は午前9時(草津は午前10時)から午後4時まで。
 同労働局、県、関係市町と社協が参加。職業紹介、訓練、雇用保険をはじめ、住宅手当や生活保護などに関する相談を受け付ける。

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ダンスや合唱 親子で楽しむ 草津の子育て支援事業PR

ダンスや合唱 親子で楽しむ
草津の子育て支援事業PR


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PRイベントで折り紙を楽しむ親子連れ(草津市役所)

 滋賀県草津市の子育て支援事業「ファミリー・サポート・センター」の活動をPRするイベントが15日、同市役所で行われ、約200人の親子連れがさまざま催しを楽しんだ。

 同センターは、子育てを終えた世代の人が子育て中の母親の育児などを手伝う仲介を務める事業。同市は国の支援を受け、2005年10月から市内のNPO法人(特定非営利活動法人)に委託して実施している。

 この日のイベントは、同センターがボランティア団体の協力を得て毎年開催。子どもたちはダンスを踊ったり、コーラスを楽しんだりしていた。同センターは 会員を募集中で、コーディネーターを務める田中由美さん(42)は「センターの活動を知ってもらい子育て支援の輪を広げていきたい」と話していた。
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2009年12月16日水曜日

滋賀県産の野菜や貝類おいしいよ 大津市で農水産物開発発表会

滋賀県産の野菜や貝類おいしいよ
大津市で農水産物開発発表会


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新しい湖国の味が並んだ商品開発発表会

 滋賀県産の農水産物を使った料理の開発発表会が16日、大津市のしがぎん浜町研修センターであり、野菜や貝類など7品目を利用した26種類の湖国の新しい味が提案された。

 県が昨年9月に始めた地産地消キャンペーン「おいしがうれしが」の一環で今夏に続いて2回目。趣旨に賛同した563店舗のうち16店舗が冬の食材を生かしたメニューを作った。

 発表会では、嘉田由紀子県知事が「思いがけない味の取り合わせになった。新たな食材の価値を発見してください」とあいさつ。

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守山の美術館のクリスマスイベントにゆるキャラ集合-せんとくんも参加

守山の美術館のクリスマスイベントにゆるキャラ集合-せんとくんも参加

守山の美術館のクリスマスイベントにゆるキャラ集合-せんとくんも参加

「ゆるキャラパレード」に参加する「せんとくん」と「さがわん3兄弟」のイラスト

 佐川美術館(守山市水俣町、TEL 077-585-7800)は12月23日、クリスマスイベント「さがわんとクリスマス2009」を開催する。

 同館のマスコットキャラクター「さがわん3兄弟」は子どもへの教育普及活動のマスコットキャラクターとして活動。「たびた」「もも」「ちゃちゃ丸」3兄 弟が「絵を描くこと」「ブロンズ像のまね」など、それぞれ芸術に関する特技を持ち、「美術館や美術作品にもっと気軽に親しんでほしい」と誕生した。

 同イベントでは「さがわん3兄弟」をはじめ、平城遷都1300年祭の「せんとくん」や滋賀県から「キャッフィー」「おごとん」「びわっち」などが館内を 歩く「ゆるキャラパレード」を行うほか、「大きなクリスマスツリーを作ろう」「さがわん砂絵クリスマスバージョン」「大きなガラスにみんなで絵を描こ う!」などの子ども向けワークショップを開催する。

 イベントのラストには滋賀県出身のアーティスト佐合井マリ子さんのコンサートを予定し、ゆるキャラたちも参加。ワークショップで描かれた作品をバックにクリスマスイベントを歌で締めくくる。

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2009年12月15日火曜日

彦根万葉集を読む会:設立30周年記念に、斉明天皇の歌碑建立 /滋賀

彦根万葉集を読む会:設立30周年記念に、斉明天皇の歌碑建立 /滋賀

 ◇彦根の地を背景に、愛する人を思う日々を詠んだ恋歌

 彦根市の万葉集を学ぶサークル「彦根万葉集を読む会」(岩倉喜代子代表)が、斉明天皇(594?~661)が彦根の地を詠んだとされる恋歌の歌碑を同市の彦根駅東口駅前に建て、12日に除幕式が行われた。来年1月の同会設立30周年を記念して建立した。

 同会は1980年に設立。現在は彦根や大津、大阪の60~90歳代の43人が月1回、彦根市東地区公民館で学習会を開いている。会費や会員のカンパを歌碑の建立費に充てた。

 歌碑は縦70センチ、横1・2メートルの御影(みかげ)石製。同会講師の歌人、磯崎啓さん(81)=米原市=の文字で、「淡海路(あふみぢ)の鳥籠(とこ)の山なる不知哉(いさや)川 日(け)のころごろは恋ひつつもあらむ」の歌を刻んだ。

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当地の逸品:近江赤ちゃん番茶(中川誠盛堂茶舗) /滋賀

当地の逸品:近江赤ちゃん番茶(中川誠盛堂茶舗) /滋賀

 ◇子どもから大人まで安心して飲める、香ばしく自然の味わい

 ゴトゴトゴト……年季の入った釜からお茶の香りがただよう。1858(安政5)年創業の老舗「中川誠盛(せいせい)堂茶舗」の店頭では毎日、「近江赤ちゃん番茶」の茶葉が手作業で炒(い)られている。

 カフェインがほとんど含まれず、もちろん添加物は一切不使用。名前は、赤ちゃんも妊婦も安心して飲めることから。茶は通常、茶葉を蒸した後に、もむことでうまみと渋みを引き出すが、赤ちゃん番茶はもむ作業をしない。刈り取った茶葉を蒸した後に太陽の光で干し、丁寧に炒るため、葉の形がそのまま残る。滋賀に古くから伝わる独特の製法だ。

 水か沸騰した湯に茶葉を入れるだけ。自然そのもので、香ばしく渋みやクセのない味わいのため、子どもから大人まで、さらには外国人にも大好評。安心して飲めることから、プロゴルファーの宮里藍選手やアニカ・ソレンスタム選手もお気に入りといい、沖縄や海外にも発送している。全国から年間2万件もの注文があり、製造が追いつかないとか。

 平安時代、最澄が中国から持ち帰った茶の種を比叡山のふもとにまいたのが、日本の茶の始まりとされる。5代目店主の中川武さん(51)は「茶の発祥地として、こだわりをとことん持ち、正直をモットーにおいしい茶をみなさんに届けたい」と話す。ただ、そんなこだわりの茶葉を栽培している契約農家は、みんな70歳以上。今年も1軒、高齢を理由に栽培をやめた農家があり、自慢の商品が一つ減ってしまった。

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2009年12月14日月曜日

国宝・彦根城で師走恒例のすす払い

国宝・彦根城で師走恒例のすす払い

 滋賀・彦根市の国宝・彦根城で14日、師走恒例のすす払いが行われた。

 すす払いは、彦根城管理事務所の職員ら40人で行われ、高さ20メートルの天守閣に登り、この一年間にたまったはりや天井のホコリを竹ぼうきなどで払い落とした。ホコリが落とされた後は、丁寧にぞうきんがけが行われた。

 すす払いが終わると、門松やしめ縄などが飾られ、新年を迎える準備が整う。

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豆富料理「はしがき」

豆富料理「はしがき」

写真「おまかせコース」地図   

 JR大津駅から琵琶湖に向かって10分ほど歩くと、「豆富(とうふ)料理の店」と書いた提灯(ちょうちん)のかかる店が現れる。

 ご主人の橋垣麗(あきら)さんは、豆腐作りを始めて32年。もとは魚屋であったが、妻・秀子さんの実家の家業を引き継ぎ、平成元年から店を改装して豆腐 料理の店を始めた。企業秘密とも言える製法と同じ量の豆でよその店の半分の数しか作らないこだわりが、この店の濃厚でまろやかな味の豆腐を作り出す。まさ に「豆富」料理と呼ぶに相応(ふさわ)しい。

 客に提供されるのは、おまかせコース(5千円、要予約)のみで、季節感のある12~13種類の料理がタイミングよく出される。

 私が食べに行った日は、ゴマとクズ豆富、豆富の味噌(みそ)つけとダシつけ、湯葉のさしみ、豆富のウニグラタン、豆乳の茶碗蒸(ちゃわんむ)し、 豆富の蒲焼(かばや)き、豆富のカキフライ、湯葉のから揚げ、豆乳ソーメン、豆乳雪見鍋など、そして最後にデザートの豆乳のババロアが出され実に多種多 様。目も存分に楽しませてくれる。

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2009年12月13日日曜日

おい“しが”食べ歩き!? 県が地産地消ガイド本

おい“しが”食べ歩き!?
県が地産地消ガイド本


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「おいしが うれしが」キャンペーンのガイドブック

  滋賀県はこのほど、県産農水産物をアピールして地産地消を進める「おいしが うれしが」キャンペーンのガイドブックを作成した。県産農水産物やその加工品 を販売するキャンペーン推進店とサポーターの登録方法、ロゴマークやポスターの使用基準などを解説。推進店となった飲食店や宿泊施設、小売店が取り組んで いる料理、菓子、弁当なども写真付きで紹介している。

 A4判22ページ。7千部作成した。キャンペーンの仕組みを分かりやすく伝え、より効率的に取り組んでもらえるよう、参加事業者や希望者に無料配布する。

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懸命の延命も実らず 草津 樹齢300年神木が枯死

懸命の延命も実らず
草津 樹齢300年神木が枯死



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枯死した県指定自然記念物のウラジロガシ。以前は高さ10メートルほどあり、青々と葉が茂っていた(草津市草津4丁目・立木神社)

  滋賀県の指定自然記念物である草津市草津4丁目の立木神社のウラジロガシが枯れた。樹齢300年を超え、高さ約10メートルの神木として住民から親しまれ てきたが、近年、常緑樹から次々と葉が落ち、現在はほとんど落ちてしまった。中嶋一也宮司(38)は「何とか延命させようと頑張ってきたが」と残念がって いる。

 ウラジロガシはブナ科コナラ属の常緑広葉樹。中嶋宮司によると、2003年4月に枯れ始めたのに気づいたという。3本に分かれた幹のうち1本の葉 が枯れ出した後、徐々に範囲が広がった。枯れた部分を伐採して進行を止めようとしたが、08年10月には最後の1本の幹も枯れ始めた。

 氏子らが添え木をして延命を試み、何とか冬を越した。今年2月には大津市で寺社の樹木を再生する活動をする「淡海(おうみ)の杜(もり)の会」のメンバーが訪れ、根元に落葉を敷いたりシダを植えるなどして、根が乾かないように工夫した。

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20歳の決意20畳凧 新成人作る…滋賀・東近江

20歳の決意20畳凧 新成人作る…滋賀・東近江


完成した20畳敷きの大凧(東近江市の八日市大凧会館別館で)

 来年の成人式に参加する滋賀県東近江市の若者たちが作った20畳敷きの大凧が10日夜に完成し、同市の八日市大凧会館で披露された。

 大凧は縦5.7メートル、横5.4メートル、重さ40キロ。絵と文字を組み合わせて意味を持たせる「判じもん」は、青色で干支にちなんだ2頭の虎、朱色で「伸」の文字、背景に芝草を描き、「個性を伸ばそう」との願いを込めた。

 骨部分には、「成人としての自覚をもつ」「グローバルな視野を広げる」などの“20歳の思い”を記した150枚の願い札が張り付けられている。

 八日市大凧で知られる市では毎年、成人の日に祝いのたこ揚げを実施している。今年は延べ221人が参加し、11月7日から大凧の制作を開始。絵柄は、昨年の大凧作りのメンバーだった京都精華大3年藤野裕美子さん(21)が手がけた。

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2009年12月12日土曜日

色とりどり 「保存会」会員らの475点展示

びんてまり展:色とりどり 「保存会」会員らの475点展示--愛荘 /滋賀

 愛荘町の伝承工芸「びん細工手まり」の作品を紹介する「びんてまり展」が、同町市の町立愛知川びんてまりの館で開かれ、色とりどりの作品475点が楽しめる。20日まで。無料。

 びん細工手まりは、刺しゅうを施した手まりを、直径13センチほどの透明な瓶の中に入れて膨らませ、球形に整えた飾り物。江戸時代から旧愛知川町に伝わったとされ、びんが量産されだした明治中期以降に普及し、結婚や家の新築祝いなどに贈られたという。

 会場には、町民有志の「伝承工芸愛知川びん細工手まり保存会」の会員70人の作品約460点と愛知中の生徒たちの作品十数点がズラリ。伝統の幾何学模様のほか、ヒマワリやバラ、オシドリや亀などを刺しゅうした作品、クリスマスをイメージした楽しく、カラフルなものもある。

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レース舞台へ準備万全 びわ湖クロカン 13日号砲

レース舞台へ準備万全
びわ湖クロカン 13日号砲


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大会を翌日に控え、試走で芝生のコースの感触を確かめる選手たち(野洲市・県希望ケ丘文化公園)

 「2009全日本びわ湖クロスカントリー大会」(近畿陸上競技協会、滋賀県、京都新聞社など主催)の開催前日の12日、出場選手たちが会場となる野洲市北桜の希望が丘文化公園に集まり、コースを試走した。会場設営の準備も終わり、レースは本番を待つばかりとなった。

 エントリー選手は午前9時ごろから姿を見せて汗を流した。今大会のエントリーは1366人。前日の雨で芝は水を含み、選手は試走で柔らかい芝の感触を確かめた。

 会場設営も行われ、滋賀陸上競技協会役員約20人と、県内の5高校の陸上部員約90人が参加した。高校生たちは出場選手に渡すナンバーカードや記念品を仕分けして袋詰めしたり、テント張りなどを手伝った。

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琵琶湖で氷魚漁始まる

琵琶湖で氷魚漁始まる

漁に励む杉本さん(右)ら=琵琶湖で

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 琵琶湖の冬の風物詩「氷魚(ひうお)漁」が、湖一帯で始まり、早朝から漁船が沖合に繰り出している。

 氷魚は、アユの稚魚。10日午前6時すぎ、朝焼けの空が伊吹山をうっすら染める中、湖北町今西を出港した漁師の杉本剛さん(52)ら5人の舟が、1・5キロ沖合に仕掛けられた「えり」と呼ばれる定置網に向かった。

 吐く息が白い。冷たい水しぶきを浴びながら、全員でたぐる網。ぐいっ、と引き寄せると、名前の通り氷のような透き通った2~3センチの氷魚がキラキラと跳びはねた。「酢としょうゆを混ぜて食べるとおいしいよ」。杉本さんの顔に笑みが広がった。

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2009年12月11日金曜日

米粉パンが人気 「鈴鹿源流米」で試作/甲賀市甲賀町

米粉パンが人気 「鈴鹿源流米」で試作/甲賀市甲賀町

 【滋賀・近江】甲賀市甲賀町の甲賀エコファームいちのと檪野(いちの)地区はこのほど、町内の公民館で檪野農業祭を開いた。同法人が野洲川上流で6ヘクタールを特別栽培した「鈴鹿源流米」の米粉を使ったパンの試作品が人気を呼んだ。

 米粉パンは鈴鹿源流米の啓発、米の消費拡大などを願って、東暁代さんら区民女性の有志がパン屋さんに委託して作った。食パンタイプとゴマ、カボチャ、紅コウジ、ホウレンソウ、ココア入りの6種類。来場者からは「それぞれ風味が変わっておいしい」と好評を得た。

 東さんらは加工食品の新商品とし、直売所での通年販売を目指す。

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たぬきサンタがお出迎え……滋賀・信楽駅周辺でイルミネーション始まる

たぬきサンタがお出迎え……滋賀・信楽駅周辺でイルミネーション始まる

サンタクロースの格好をしたタヌキの置物と、その周囲を彩るイルミネーション
サンタクロースの格好をしたタヌキの置物と、その周囲を彩るイルミネーション

 【滋賀】信楽高原鉄道の信楽駅周辺が柔らかな光で包まれる「しがらきイルミネーション2009 きらめきアベニュー~灯りの散歩道~」が始まった。来年1月11日まで。

 陶芸の町として知られる信楽は冬場の冷え込みが厳しく、この時期は人通りも少なくなる。そんな冬の信楽でも「暖かさが感じられるように」と、有志による実行委が00年からイルミネーションを続けている。

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多彩な絵柄華やか 愛荘でびん細工手まり作品展

多彩な絵柄華やか 愛荘でびん細工手まり作品展

華やかな絵柄を施した「愛知川びん細工手まり」の数々=愛荘町の愛知川びんてまりの館で

華やかな絵柄を施した「愛知川びん細工手まり」の数々=愛荘町の愛知川びんてまりの館で

 愛荘町の伝承工芸品「愛知川びん細工手まり」の作品展が20日まで、町内の愛知川びんてまりの館で開かれている。

 びん細工手まりは、直径約13センチのガラス瓶に、幾何学模様などを施した手まりを入れた作品。地元の保存会が技術の伝承に努めている。

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2009年12月10日木曜日

長浜曳山まつり:来春、全12基が出場

長浜曳山まつり:来春、全12基が出場 /滋賀

 長浜市の中心街で来年4月に繰り広げられる長浜曳山(ひきやま)まつりで、同市と周辺6町の合併を祝って12基ある曳山が全基勢ぞろいすることになった。まつりを執行する祭総当番が決めた。

 長浜市は来年1月1日、湖北地方の6町と合併し、新しい長浜市が誕生する。曳山まつりでは、12基のうち4基が毎年交代で出場し、同市宮前町の長浜八幡宮で、呼び物の子ども歌舞伎を奉納している。

 曳山は、当時の1市2町が合併した06年にも全基が出場している。

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ひこにゃん「身の危険」ですす払い不参加

ひこにゃん「身の危険」ですす払い不参加

昨年は「ひこにゃん」も命綱を付けて、彦根城天守のすす払いに参加した=滋賀県彦根市で2008年12月15日、松井圀夫撮影
昨年は「ひこにゃん」も命綱を付けて、彦根城天守のすす払いに参加した=滋賀県彦根市で2008年12月15日、松井圀夫撮影

 滋賀県彦根市の人気キャラクター「ひこにゃん」が、今年は年末恒例の国宝・彦根城天守のすす払いに参加しないことが決まった。理由は「身の危険」。

 毎年、命綱を付けて「井伊直弼と開国150年祭」(08年から開催中)などのイベントをPRしてきたが、高さ約16メートルの天守窓から外に出るのは一苦労。作業は命がけだった。

 雄姿が見られなくなり市民はがっかり。しかし、天守前広場で22日に催す餅つき大会には参加する。「天守から転げ落ちて人気まで落ち目になっては……」と市幹部。

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2009年12月9日水曜日

高島市(滋賀) 水田 再び魚の楽園に

高島市(滋賀) 水田 再び魚の楽園に

夕暮れの琵琶湖に立つ白鬚(しらひげ)神社の大鳥居。岸辺に波が静かに打ち寄せる(高島市で)

 「なれずしの起源は水田稲作と関係がある」と民族学者の石毛直道さんは語る。東南アジアでは雨期に川の水が田へとあふれる。「水が引く際に大量に捕れる魚の保存法として、なれずし作りが始まった」という。

 琵琶湖周辺でも、かつて似たことが起きていた。「昔は春先にコイやフナが産卵のため田んぼに上ってきていたんです」。針江地区の農家、石津文雄さ ん(61)はいう。餌となるプランクトンが豊富で外敵が少ない水田は、稚魚が育つには最適の環境だ。だが1960年代後半から、農業機械を使えるよう水田 をかさ上げし、「水路との間の落差が大きくなって、遡上(そじょう)できなくなった」。

 ふなずしの材料になるニゴロブナが減った原因としては、外来魚のブラックバスやブルーギルによる食害が有名だ。水田の乾田化や、湖岸のヨシ原が埋 め立てられたことで、産卵場所が減ったことも大きい。その結果、琵琶湖のフナ類漁獲量は65年の1104トンから、2007年には95トンにまで激減し た。

 魚が産卵できる水田を取り戻そうと、県は06年度から「魚のゆりかご水田プロジェクト」を本格的に始めた。石津さんも参加農家の一人。水路に板をはめてせき止め、水位を10センチずつ上げて田んぼの高さまで階段状につなぎ、魚が遡上できる魚道を造る取り組みだ。

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「日本の楽器・琵琶~井伊家伝来雅楽器から」--彦根城博物館

テーマ展:「日本の楽器・琵琶~井伊家伝来雅楽器から」--彦根城博物館 /滋賀

 ◇直亮が収集し、演奏を楽しむ 「琵琶 銘望月」など23点、最古の写本や撥も展示

 彦根藩十二代藩主・井伊直亮(1794~1850)が収集した雅楽で使う琵琶「楽琵琶(がくびわ)」を紹介するテーマ展「日本の楽器・琵琶~井伊家伝来雅楽器から~」が彦根市金亀町の彦根城博物館で開かれている。22日まで、無休。

 楽琵琶は、平家琵琶や筑前琵琶のルーツとされ、井伊家には28点が伝わる。そのほとんどは直亮が収集し、演奏を楽しんだとされる。宮中音楽だった雅楽の楽器を大名が収集することは珍しかったが、同館は「質量とも日本有数の一大コレクション」という。

 展示は、源頼朝が大阪の四天王寺に奉納した伝承があり、嘉永2(1849)年に同寺から直亮に譲られた鎌倉時代の「琵琶 銘望月」や、豊臣秀吉所持品と伝えられる室町時代の「琵琶 銘大虎(だいこ)」など琵琶10点。他に、琵琶の演奏法や名物の楽器などを記した室町時代の「糸竹(しちく)口伝」の現存最古の写本、琵琶袋や琵琶台、琵琶撥(びわのばち)、楽譜など13点も展示している。

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大しめ縄作り、ひこにゃん一役…滋賀・彦根城、長さ6メートル重さ50キロ

大しめ縄作り、ひこにゃん一役…滋賀・彦根城、長さ6メートル重さ50キロ


しめ縄を作る作業員と、応援するひこにゃん(彦根城内で)

 滋賀県彦根市金亀町、彦根城の重要文化財・天秤櫓(てんびんやぐら)に飾りつける大しめ縄づくりが7日、城内で行われた。

 市内の農家から提供された弾力のあるもち米のわらを使用。彦根城管理事務所の作業員10人が、井伊の赤備えにちなんだ赤い法被姿で「よいしょ」とかけ声を上げて編み込み、長さ6メートル、太さ25センチ、重さ50キロのジャンボサイズを完成させた。

 市の人気キャラクターひこにゃんも「助っ人」として登場。短い手足での力仕事はさすがに無理だったが、編み込みの際に縄に手を添えて「良い1年に」と祈りを込めていた。

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2009年12月8日火曜日

手もみ茶を伝承 愛好会が初活動/甲賀市信楽町【近畿】

手もみ茶を伝承 愛好会が初活動/甲賀市信楽町【近畿】

【滋賀・近江】甲賀市信楽町に「手揉(もみ)茶愛好会」が誕生し、このほど朝宮小学校で開かれた朝宮茶まつりで、愛好会の誕生をPRする、実演・指導が披露された。

 甲賀市信楽町はブランド茶「近江 朝宮茶」の産地。製茶の原点である手もみ茶を学び、朝宮茶の歴史や文化に触れ、製茶技術の向上を目指すことを目的に、県指導農業士の北田耕平さん(65)ら協会員や茶業後継者クラブ員などの有志6人で立ち上げた。

 茶まつりで白の和帽子、グリーンの法被姿の愛好会員らは、昔ながらの焙炉(ほいろ)を囲み、来場者で手もみ製茶の実演や親子連れらへの手もみ体験指導に励んだ。愛好会の趣旨・啓発書も用意し、賛同者の加入も呼び掛けた。

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琵琶湖博物館で「冬の水鳥」観察会-オリジナル図鑑作成も

琵琶湖博物館で「冬の水鳥」観察会-オリジナル図鑑作成も

琵琶湖博物館で「冬の水鳥」観察会-オリジナル図鑑作成も

水鳥の飛来シーズンにあわせ、滋賀県立琵琶湖博物館で水鳥の観察会が行われる(写真は去年の様子)。

 水鳥の飛来シーズンを迎え、滋賀県立琵琶湖博物館(草津市下物町、TEL 077-568-4811)で12月12日、観察会「水鳥を観察しよう 色トリどりな冬の鳥たち」が行われる。

 びわ湖は国内でも有数の水鳥の飛来地として1993年にラムサール条約湿地として登録され、毎年飛来する水鳥の数は約140種、10万羽に達する。観察 会は毎年この時期の飛来シーズンに合わせて行われるもので、博物館のある烏丸半島やその周辺に訪れる水鳥を観察しその生態に親しむもの。

 当日は双眼鏡を使った観察会のほか、観察した水鳥のイラストに色をつけオリジナルの水鳥図鑑「発見ブック」を作成する企画なども予定している。

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白く輝く冬本番「大雪」 御在所岳

白く輝く冬本番「大雪」 御在所岳

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 激しく雪の降り始めるころとされる二十四節気の一つ「大雪」の7日、三重、滋賀県境の鈴鹿山系の山々に本格的な雪が積もり、山上の白い帯が冬の訪れを告げた。

 津地方気象台によると、6日から西高東低の冬型の気圧配置となり、日本海の若狭湾から寒気とともに低い雲が流れ込んで標高の高い山々で雪が降った。

 三重県菰野町の御在所ロープウエイによると、御在所岳(1、212メートル)の山頂付近の気温は7日午前9時で氷点下1・7度、積雪は3センチだった。

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2009年12月7日月曜日

「よいしょ、よいしょ」 伝統の餅つき、園児が体験

千本づき:「よいしょ、よいしょ」 伝統の餅つき、園児が体験--東近江 /滋賀

 東近江市野村町の市立八日市野幼稚園(日永勝子園長、園児62人)で5日、園児らが地元に伝わる餅つき「千本づき」を体験した。園児らはつきたてをきなこ餅などにしてほおばり、ひと足早い正月気分を味わった。

 千本づきは、威勢の良い音頭に合わせて臼の周りをぐるぐる回りながら、身の丈の倍もある杵(きね)で餅をつく。近くの河桁御河辺(かわけたみかべ)神社に伝わり、今も行われている。「地域の文化を守ろう」と、同園では十数年前から続けている師走の年中行事。

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フナ(滋賀・高島) 琵琶湖の滋味 熟成3年

フナ(滋賀・高島) 琵琶湖の滋味 熟成3年

 名古屋出身の北村篤士さん(38)は、京都の有名料亭で料理修業中に出会った女性と結婚した。だが婿入り先の家業を継ぐかどうかは半年悩んだ。1619年創業、17代続くふなずし専門店だったのだ。

 琵琶湖の西岸、高島市。黒ずんだ板壁と瓦屋根の古い街並みに「喜多品老舗(きたしなろうほ)」は店を構える。フナを漬け込む蔵に足を踏み入れた途端、むっと鼻を突くにおい……。「初めて連れてこられたときに思ったのは、『動物園の飼育小屋のにおい』だったんです」と篤士さんは10年前を振り返る。

 だがそこは料理人。口にして即座に理解した。「いろんな味が凝縮された、えもいわれぬ深いうまみがある」。18代目になった今では、もちろん、においにも慣れっこだ。

 篤士さんが重しを外し、木おけのふたを開けた。淡く黄みがかったペースト状のご飯を手でかき分けて、ふなずしを丁寧に取り出していく。

 ふなずしは、魚を塩と飯で乳酸発酵させた、なれずしの一種。使うのは琵琶湖の固有種ニゴロブナだけ。春に捕れた子持ちのメスを塩漬けすること2年、飯に漬け込んでさらに1年。実に3年がかりで作られる。

 すしの原型といわれるが、姿は江戸前の握りずしには似ても似つかない。では味は? ツンとしたにおいに一瞬ひるむが、だいだい色の卵はカラスミにも似た濃厚な味。しっぽの方は身が締まっていて、酸味が後を引く。勧められた地酒によく合う。

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ヨシ群落、湖岸に再生願い 野洲 市民ら苗2500株植え付け

ヨシ群落、湖岸に再生願い
野洲 市民ら苗2500株植え付け


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ヨシの苗を植える子どもたち(野洲市安治)

 琵琶湖岸にヨシを植栽するイベントが5日、滋賀県野洲市の菖蒲漁港近くの浜辺であり、市民ら約350人が自然環境の再生を願って苗を植え付けた。

 同市の市民団体「びわ湖の水と地域の環境を守る会」や市などが、ヨシ群落の再生を目指して2年前から毎年開催。緑化活動を支援しているNPO法人「瀬戸内オリーブ基金」などの助成を受け、ヨシのポット苗や地下茎など計約2500株を植えた。

 参加者は植栽方法の説明を受けた後、スコップを手にポット苗を丁寧に植えたり、木づちでマット苗にくいを打ち込むなどした。

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2009年12月6日日曜日

幻想的 ツリーやトナカイ--びわ湖大津館一帯

光の庭:幻想的 ツリーやトナカイ--びわ湖大津館一帯 /滋賀

 大津市柳が崎のびわ湖大津館を囲む庭園約6000平方メートルを約4万5000個のイルミネーションで彩る「光の庭」が始まり、親子連れやカップルらが楽しんでいる。1月17日まで。

 「木々達からの光の贈り物」をテーマに、琵琶湖岸に面した同館周辺をクリスマスツリーやトナカイ、ペガサスなどの電飾で彩り、幻想的な夜の一時を演出している。6年目となる今年は、これまで2基だったツリーを6基に増やした。長男陽樹君(1)を連れて訪れた大津市浜大津4、牧野友也さん(37)は「一足早いクリスマス気分を味わえてうれしい」と話していた。

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阪神・新井選手らとキャッチボール 草津の立命大に2万3千人

阪神・新井選手らとキャッチボール
草津の立命大に2万3千人


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人気を集めたプロ野球選手とのキャッチボール(立命大びわこ・くさつキャンパス)

 プロ野球選手とファンの交流イベント「ベースボール・クリスマス」が6日、滋賀県草津市の立命大びわこ・くさつキャンパスで開かれた。親子連れら約2万3千人がキャッチボールなどで選手と触れ合った。

 日本プロ野球選手会の主催で、今年で3度目。同選手会が6月に学校法人立命館と野球を通じた社会貢献に向けて包括協定を結び、初めて滋賀で開催された。巨人の坂本勇人、日本ハムの森本稀哲選手ら12球団の28人が参加した。

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西川貴教さん、県と草津市に300万円寄付 野外音楽フェス収益の一部

西川貴教さん、県と草津市に300万円寄付 野外音楽フェス収益の一部


寄付の目録を嘉田知事(右)に手渡す西川貴教さん=県庁で

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 ミュージシャンで滋賀ふるさと観光大使の西川貴教さんが4日、県庁と草津市役所を訪れ、9月に草津市烏丸半島で開催した野外音楽フェスティバルの収益の一部から県に250万円、草津市に50万円の計300万円をそれぞれ寄付した。
 県庁では嘉田由紀子知事と会い、琵琶湖保全の活動のためにと寄付の目録を手渡した。西川さんは「イベントが成功し、県外の人が滋賀に興味を持ってもらうきっかけになって良かった」と振り返った。
 嘉田知事は「西川さんの発信力に驚いた。元気の種をまいていただき、うれしい」と感謝した。
 音楽フェスティバルは9月19、20日の2日間、琵琶湖の水質保全をテーマに掲げて開催され、約3万人が詰めかけた。

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2009年12月5日土曜日

華やかサンタ列車 信楽高原鉄道24日まで運行

華やかサンタ列車 信楽高原鉄道24日まで運行

 車内をクリスマス風に飾りつけた信楽高原鉄道(滋賀県甲賀市)の「サンタ列車」が5日、運行を開始し、家族連れらがにぎやかな雰囲気を楽しんでいた。

 今年で12回目のイベント。列車内を赤色のカーテンや色鮮やかなモールやリースで飾り、クリスマスの雰囲気を演出。運行中の車内では滋賀大学で幼児教育を学ぶ学生4人がサンタクロースの衣装を身に付け、子供の乗客に絵本を読んだり、筆記具のクリスマスプレゼントを贈ったりしていた。

 孫と一緒に乗車した同市水口町の団体職員、山田輝子さん(61)は「飾り付けがきれいで楽しかったです」と笑顔で話していた。

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全校児童10人、力合わせて熱演--甲賀・多羅尾小

オペレッタ:全校児童10人、力合わせて熱演--甲賀・多羅尾小 /滋賀
 ◇「ブレーメンの音楽隊」役者、合唱兼任--きょう市民ホール

 甲賀市立多羅尾小学校(同市信楽町多羅尾)の全校児童10人が5日、あいこうか市民ホール(同市水口町水口)で開かれる市制5周年記念式典でオペレッタ(喜歌劇)を披露する。同小は今年5、6年生がゼロで、4年生の4人を中心にけいこに励んできた。演目は「ブレーメンの音楽隊」。小さな役者たちは「練習の成果を出し切りたい」と意気込んでいる。【金志尚】

 同小では「みんなで力を合わせてできることを」と88年からオペレッタを始め、毎年校内の発表会などで披露している。全校児童が60人以上いたころは合奏や合唱など担当は幅広かったが、児童数の減少に連れ合奏は約10年前になくなり、合唱も役者が兼任するようになった。

 例年5、6年生が後輩を引っ張ってきたが、今年は初めて4年生が最上級生になった。4人が中心に演じられるように、年老いたロバ、犬、猫、鶏が音楽隊に入ることを夢見て、ブレーメンを目指す物語を演目に選んだ。10人は台本作りなどを経て、9月から練習を重ねてきた。

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滋賀脊髄損傷者協会30周年記念

平成21年12月5日、滋賀県長浜市、北ビワコホテル「グラツィエ」で、
滋賀県脊髄損傷者協会創立30周年記念大会がとり行われた。

同協会は、30年前に湖北長浜の地で発足してから、重度障害者の自立更正と福祉の増進を願い、今日まで活動を続けており、JRの駅にエレベーター設置請願活動や、車椅子駐車場をより使いやすくするためのキャンペーンなど数多くの活動を通し、障害者の社会生活を支えてきた。

今回の大会には、県や長浜市、文部科学省、など数多くの来賓が出席し協会の30周年を共に祝い、
記念講演では、講師にジェフ・バーグランド氏を招き、「いろんな出会いを共に楽しむ ~地球 人・間(ひと) 暮らし~」というテーマで楽しい講演が行われた。

また、協会に貢献したものへの功労表彰も行われ、表彰者に記念品が贈られた。

協会理事長 四塚 康則氏は、これまで協会の活動を支えてきた人たちに感謝を述べ、今後の協会の発展を表明した。

2009年12月4日金曜日

高島・箱館山スキー場で ハッピーハコちゃんもお出迎え

山開き:高島・箱館山スキー場で ハッピーハコちゃんもお出迎え  /滋賀
 ◇あすから営業

 高島市今津町の箱館山スキー場が3日、山開きした。神事で今シーズンの安全と繁盛を祈った後、スノーボードやスキーのインストラクターらが初滑りし、5日の営業開始へ盛り上げた。同スキー場のキャラクター「ハッピーハコちゃん」もキッズパークで子どもたちを出迎えた。

 スキー場は標高620~690メートルにあるが積雪はまだ。この日の今津町の最低気温は4・8度(平年3・1度)とやや暖かく、小雨。造雪機がフル稼働し、第2ゲレンデに長さ310メートルの滑走コースと、子どもやファミリーが遊べる長さ50メートルのキッズパークが造られた。招待された地元の今津北小1年児童18人はさっそく、そり遊びをして一足早い白銀の世界を楽しんだ。

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西川貴教さんが琵琶湖保全に寄付 音楽フェスの収益金の一部を

西川貴教さんが琵琶湖保全に寄付
音楽フェスの収益金の一部を

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寄付の目録を嘉田知事に手渡す西川貴教さん=左=(4日午後1時、滋賀県庁知事室)
今年9月に草津市で野外音楽フェス「イナズマロックフェス2009」を開いた滋賀ふるさと観光大使のミュージシャン西川貴教さんが4日、滋賀県庁と草津市役所を訪れ、イベント収益の一部を寄付した。
大津市の県庁では、琵琶湖保全の活動基金として250万円の目録を嘉田由紀子知事に手渡し、「すばらしいイベントになった。滋賀県に興味を持って もらうきっかけになればと思った」とあいさつ。嘉田知事から今後も継続開催するよう求められ「精いっぱい努力したい」と答えた。
草津市役所では、橋川渉市長に「環境関係に役立てて」と50万円を寄付。「まちの人が進んで会場誘導などに協力してくれた。今度開催するなら地元の人と制作委員会を作りたい」と話した。
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パンフラワー教室展:本物そっくり バラやコスモス--大津

パンフラワー教室展:本物そっくり バラやコスモス--大津

 粘土で形作った花を本物そっくりに色付けした「パンフラワー」の教室展が大津市打出浜3のNHKギャラリーで開かれ、バラやコスモスなどかれんな花々が彩った。

 粘土のようにしたパンで造花を作っていたことからその名がついた。絵の具を練り込んだ粘土を一枚一枚重ねながら花や葉を形作り、そこに絵の具で色合いの変化を出して仕上げる。生徒は現在約15人。ブローチなどのアクセサリーにとどまらず、生け花や、子どもや孫の結婚に備えてブーケに挑戦する人もいるという。

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2009年12月3日木曜日

紅葉100選の寺「百済寺」@滋賀県

紅葉100選の寺「百済寺」@滋賀県

三連休に行った百済寺(ひゃくさいじ)の紅葉。
百済寺は、近辺の金剛輪寺、西明寺と共に「湖東三山」と言われる天台宗のお寺でそれぞれ紅葉の名所です。
中でもこの百済寺は、日本紅葉100選、近畿五大紅葉に選ばれている名所だそうで、期待も高まります。
駐車場へ向かう道は早くも渋滞。近づいてくると、目に飛び込んで来るのは色鮮やかな紅葉。
500円の参拝料を納めて入る本堂やそこへ向かう参道の紅葉はまだ少し早いよう。
お参りを終えて、下りて来て、「天下遠望の名園」と呼ばれるお庭に行きました。
入口付近の紅葉はもう落葉となっていて、おまけに予報より少し早く雨まで降り出しました。

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甲賀市、「であい八景」を選定

甲賀市、「であい八景」を選定

 甲賀市は、市内の魅力ある自然や歴史の風物を「こうか・であい八景」に選定した。「甲賀版・近江八景」とも言えるもので、5日に市内のあいこうか市民ホールである市制施行5周年記念式で発表する。

 八景は(1)びわ湖の源流(2)陶都の山容(3)豊かな田園(4)お茶のふるさと(5)甲賀の里を望む(6)東海道の道しるべ(7)甲賀の車窓から(8)甲賀のにぎわい-からなる。

 鈴鹿山脈を源流に、琵琶湖に注ぎ込む野洲川とその支流の四季折々の風景や、信楽焼を生み出した信楽高原の自然、田園や茶畑の風景、旧東海道の宿場町の町並みのほか、市内を東西に走る大動脈、新名神道路も取り上げた。(1)~(4)が知ってもらいたい、(5)~(8)は訪れてほしい風景とした。

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モミの木、キラキラ--彦根・みどり幼稚園

イルミネーション:モミの木、キラキラ--彦根・みどり幼稚園 /滋賀

 彦根市川瀬馬場町の私立みどり幼稚園の園庭で1日夕、「命と愛」をテーマにしたイルミネーションの点灯式があった。

 高さ5メートルのモミの木3本に長さ18メートルの電飾20本を巻き、カラフルな電球約3000個を取り付けた。園児代表18人がスイッチを入れると、イルミネーションが一斉に点灯。鮮やかな明かりの下、園児や保護者ら約500人が「赤鼻のトナカイ」などを合唱した。来年1月12日まで午後5~10時に点灯する。園側は「イルミネーションを楽しみながら、愛の心で命を守ることを願いましょう」と呼び掛けている。

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オオワシ、12年連続飛来…滋賀・湖北

オオワシ、12年連続飛来…滋賀・湖北

魚を横取りしようとするカラスを威嚇するオオワシ(滋賀県湖北町の山本山で)=大久保忠司撮影
滋賀県湖北町に天然記念物のオオワシが越冬のため飛来し、野鳥ファンを喜ばせている。同町の湖北野鳥センターによると、12年連続で飛来している 推定15歳以上のメス。体長は約1メートルで羽を広げると約2.4メートルにもなる。普段はセンター近くの山本山で羽を休め、1日に1、2度、琵琶湖でブ ラックバスや小型の水鳥を捕獲。魚を横取りしようと様子をうかがうカラスを威嚇している。
センターの清水幸男所長(58)は「人間ならおばあちゃんの年齢。静かに見守って」と呼びかけている。

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2009年12月2日水曜日

特典色々 滋賀においで~な 県内102カ所でキャンペーン

特典色々 滋賀においで~な
県内102カ所でキャンペーン


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県内の観光関連施設で、料金割引やプレゼントなどの特典が受けられるクーポンなど
滋賀県は1日、県内の観光関連施設102カ所で、料金割引やプレゼントなどの特典が受けられるキャンペーンを始めた。
期間は来年3月末まで。彦根城、日吉大社、箱館山スキー場といった観光地をはじめ、宿泊施設、温泉、飲食店、名産品店などで各種特典、サービスがある。
県内の宿泊施設や観光案内所で各5万部配布するクーポンかパスポートを提示する。クーポン、パスポートは、びわこビジターズビューローのホームページからダウンロードもできる。
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多賀大社:年の瀬モード 破魔矢作り /滋賀

多賀大社:年の瀬モード 破魔矢作り /滋賀

 “お多賀さん”で知られる多賀大社(多賀町)で1日、破魔矢などの縁起物作りが始まった。社務所の和室では赤いはかま姿の巫女(みこ)らが、来年の干支(えと)の寅(とら)を描いた絵馬などを破魔矢に取り付ける作業に追われている。

 当分は11人の巫女を中心に神職らも加わり、3~4人ずつ交代で準備するが、学校が冬休みに入る24日からはアルバイトの高校生や大学生ら約60人を投入。大みそかまでに干支守りや熊手など約70種、総数約15万点を用意する。縁起物は例年並みで、境内の授与所に並ぶのは大みそかの夜半過ぎになるという。巫女らは「縁起物作りにかかるとすぐ正月です」と話していた。

 多賀大社は例年、三が日に46~48万人の初詣で客が訪れる。

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巫女さんら縁起物作り 多賀大社で正月準備

巫女さんら縁起物作り
多賀大社で正月準備


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正月に向けて、縁起物の準備に追われる巫女たち(滋賀県多賀町・多賀大社)
正月に向け、初詣で用の縁起物作りが1日、滋賀県多賀町の多賀大社で始まった。同大社の初詣で客は県内で最も多く、来年の正月三が日で48万人の参拝を見込んでおり、巫女(みこ)や神職たちは準備作業に追われている。
社務所で巫女たちが慣れた手つきで、来年のえとのトラが描かれた絵馬を、白や黄色の羽根が付いた破魔矢(はまや)に次々と結びつけていた。正月までに鏑矢(かぶらや)と合わせて1万2千本を仕上げる。

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2009年12月1日火曜日

暗闇に映えるペットボトル1万本の電飾

暗闇に映えるペットボトル1万本の電飾


ペットボトル1万本を使ったイルミネーションが暗闇に映える=東近江市で
ペットボトル1万本を使ったイルミネーションが暗闇に映える=東近江市で
東近江市石塔町の草の根広場で、廃品のペットボトルを活用したイルミネーションの点灯式があり、暗闇に青や黄色の光が浮かび上がった。点灯は午後5~同9時で、来年1月10日まで。
  イルミネーションは高さ8メートルの木材を支柱に、ペットボトルをつり下げたメーンのクリスマスツリーや長さ15メートルのペットボトルの壁を通り抜け る三角通路、ジャングルジムにペットボトルを張り付けたオブジェなど大小10個。使用したペットボトルは1万本で、電飾は発光ダイオード(LED)や電球 を使用し、暗闇に映えるイルミネーションは幻想的な雰囲気が漂う。

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チェーンソーアート:来年のえと「寅」を彫刻--草津

チェーンソーアート:来年のえと「寅」を彫刻--草津 /滋賀
 ◇チェーンソーを駆使して 27日まで水生植物公園みずの森で展示

 草津市下物町の市立水生植物公園みずの森で、毎年恒例の「ポインセチアと干支(えと)」の展示が始まった。今年は、チェーンソーを使って来年のえと「寅」の彫刻を製作するイベントがあり、訪れた人たちが見入っていた。

 チェーンソーアートの愛好家などでつくる「高取チェンソーCLUB」(多賀町)のメンバー2人が、コミュニティ広場に設置されたネットの中で、何台ものチェーンソーを駆使して技を披露。派手に木くずが舞う中、直径36センチ、高さ1・2メートルの杉の間伐材から、みるみるうちにトラの輪郭が、次いで目や口など細部が現れ、完成時には見物人から拍手が上がった。季節の花を見に訪れたという大阪府吹田市の主婦、松尾千里さん(55)は「器用ですごい。無駄な木をこんなふうにして残せたらいいですね」と感心していた。腕をふるった松田玲さん(51)は「アートをきかっけに、森林に興味を持ってもらえれば」と話した。

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「茶入りおにまん」初披露 伝統のおやつ普及へ/甲賀市で農の匠ら小学生に

「茶入りおにまん」初披露 伝統のおやつ普及へ/甲賀市で農の匠ら小学生に

 【滋賀】甲賀市土山町の福永昭子さん(農の匠=たくみ=県認証の熟練技能者)らがこのほど、町内の大野小学校5年生36人に特産の「近江土山茶」をふんだんに使った「お茶入りケーキ風おにまん」を初披露し、子どもたちを喜ばせた。

 ゲストティーチャーによる家庭科学習で披露した。「茶をテーマの料理を児童たちに紹介してほしい」と学校から講師要請を受けた福永さんが、郷土料理研究の仲間の協力を得て、講師陣を引き受けた。

 「おにまん」はサツマイモを主材料にした伝統のおやつだが、「茶は新型インフルエンザ予防としても注目されており、土山茶の啓発も兼ねて使ってみよう」と福永さんが茶入りにアレンジ。煎茶(せんちゃ)に熱湯を注いだ茶液をパン生地にざっくりと混ぜた後、細かく切ったサツマイモを加え、アルミケースに盛って蒸し、使った茶殻もちりばめてレーズンか甘納豆を乗せて完成させた。

 福永さんは「茶は健康に良く、おやつにも使って」などと勧め、土山煎茶の粉末を牛乳やゼリーのもとに混ぜて作った「チャチャゼリー」も紹介した。

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2009年11月30日月曜日

錦秋の湖東を訪ねて「大本山永源寺」@滋賀県

錦秋の湖東を訪ねて「大本山永源寺」@滋賀県

今秋は2002年の紅葉の当たり年に続く、美しい紅葉が見られる年だとニュースで聞いたのですが、何故か奈良の名所ではなかなか真っ赤に色づいた紅葉を見る事が出来なかったので、ドキドキしながら永源寺を訪れました。

湖東三山からさらに南東の方角、琵琶湖へと流れ込む愛知川(えちがわ)中流を借景にして、その崖沿いに、臨済宗永源寺派の総本山「永源寺」が建ちます。
駐車場に車をとめて、錦の渓谷を眺めながら旦度橋を渡ります。このグラデーションに否が応にも期待が高まります。



少し急な石の階段を上がり、総門をくぐると、まさに錦絵を広げたような燃えるような紅葉が広がっていました。



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びわ湖・まるエコ・DAY:県内の環境団体が交流--草津

びわ湖・まるエコ・DAY:県内の環境団体が交流--草津 /滋賀

 身近な自然環境について学んだり、保全活動を行う県内の団体が一堂に会する「びわ湖・まるエコ・DAY2009」が28日、草津市下物町の県立琵琶湖博物館で始まった。同日は子どもたちが活動する「エコクラブ」12団体の交流会が開かれ、取り組みを紹介し合った。12月6日まで。

 交流会では子どもたちが3分間の持ち時間で、スライドショーや壁新聞を使って自分たちの活動をPRした。東近江市立愛東北小エコクラブは、水鳥観察や、水辺に散乱したゴミの回収活動を紹介。草津市の「伯母Q五郎~伯母川研究こどもエコクラブ」は、伯母川を中心に約20の河川で行った生物調査や、琵琶湖から川岸の植物を探しながらハイキングした体験などを披露した。

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びわ湖検定:“滋賀の達人”1級に233人挑戦 /滋賀

びわ湖検定:“滋賀の達人”1級に233人挑戦 /滋賀

 県内の自然や歴史、文化の知識を問う「第2回びわ湖検定」(びわ湖検定実行委主催)が29日、草津市の立命館大びわこ・くさつキャンパスであった。今年は、2級合格者だけが受検できる1級も加わり、県内外から集まった受検者1045人が試験に臨んだ。

 試験は「基礎的知識」を問う3級(80問)と、「やや高度な知識」の2級(100問)、「高度な知識」の1級(56問)の3種類。2、3級はマークシート方式だが、1級は「織田信長はなぜ安土山に城を築いたか」「石山寺多宝塔の内部に安置されている木造大日如来坐像の作者は誰か」など難易度の高い記述問題が並び、233人の挑戦者を悩ませた。

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2009年11月29日日曜日

甲賀・湖南人権センター:10周年イベント 太郎・次郎コンビ芸披露

甲賀・湖南人権センター:10周年イベント 太郎・次郎コンビ芸披露 /滋賀
 ◇「被差別部落出身者を受け止められる社会に」 村崎さん体験語る

 甲賀市水口町八坂2の社団法人「甲賀・湖南人権センター」(愛称・あすぱる甲賀)の設立10年を記念した「10周年まつり」がこのほど、同町水口の碧水ホールで開かれた。猿回し師の村崎太郎さんが招かれ、多彩な芸に来場者から笑い声と拍手が起こった。

 村崎さんは山口県出身。国内で途絶えていた猿回しを1978年、当時17歳で復活させ、猿の次郎の「反省ポーズ」で一躍有名になった。公演では、次郎との軽妙な掛け合いで来場者を魅了。次郎が逆立ちなどを披露し、会場を沸かせた。

 村崎さんは公演後、自身が被差別部落出身であることと華やかな芸の世界のはざまで葛藤(かっとう)があったと明かし、「『表舞台に立っている自分が隠し事をしている』と追い込んでいた」と心情を吐露。テレビ局プロデューサーである妻が自身との結婚をモデルにした本を出版したが、家族も否定的な反応だったという。それでも村崎さんは「被差別部落出身者であることを自然に受け止めてもらえる社会になってほしい」と来場者に理解を求めた。

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2009年11月28日土曜日

琵琶湖横断熱気球レース

■琵琶湖横断熱気球レース

 熱気球に乗って琵琶湖を横断するレースが滋賀県で行われました。

 大学のサークルや企業のクラブなど、全国から集まった32チームが自慢の気球をバーナーで膨らませ次々と飛び立ちます。

 滋賀県高島市をスタートし、目指すはおよそ15キロ離れた対岸の東近江市。

 熱気球で琵琶湖を横断し、決められたポイントまでいかに正確に飛行できるかを競います。

 33回目の28日の大会はあいにくの雨模様でしたが、風むきが良く気球は気持ちよさそうに秋空を進み、集まった観光客から大きな歓声が上がっていました。

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オオワシ、越冬の旅 国の天然記念物 琵琶湖に飛来

オオワシ、越冬の旅 国の天然記念物 琵琶湖に飛来

写真:山本山の紅葉を背景に飛ぶオオワシ=27日午後4時20分、滋賀県湖北町、荒元忠彦撮影山本山の紅葉を背景に飛ぶオオワシ=27日午後4時20分、滋賀県湖北町、荒元忠彦撮影
 ロシアのカムチャツカ半島などに生息するオオワシ(国天然記念物)が、越冬のため滋賀県湖北町の山本山に飛来し、羽を休めている。秋晴れとなった27日も、枯れ木にとまり、琵琶湖の魚や水鳥などの獲物を探す姿が見られた。
同町の湖北野鳥センターによると、12年続けて飛来しているメスで、羽を広げると約2.4メートルになる。同センターの植田潤専門員は「毎年、この時期 に姿を見せ、ブラックバスなどを捕ってくれる。年老いた鳥なので今年も来てくれて安心した」と目を細める。例年、2月下旬ごろまでいるという。

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