あふぇりえいと

2009年2月28日土曜日

足軽屋敷だった民家に飾られた旧家のひな人形

足軽屋敷だった民家に飾られた旧家のひな人形=彦根市芹橋二で

足軽屋敷だった民家に飾られた旧家のひな人形=彦根市芹橋二で

足軽屋敷だった民家に飾られた旧家のひな人形=彦根市芹橋二で

 「桃の節句」(3月3日)を前に、彦根市芹橋2丁目に残る旧彦根藩足軽組の屋敷「善利(せり)組足軽屋敷」で28日から3月3日まで、市内の旧家 に伝わる江戸から昭和初期のひな人形を展示する催しが開かれる。旧暦の3月3日は、井伊直弼が「桜田門外の変」で命を落とした日でもあり、主催する地元住 民らは「今に伝わる品々から地元史を振り返る機会にしてほしい」と話している。

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「21世紀型の公民館に」 滋賀会館活用で有志ら多様な意見--大津

「21世紀型の公民館に」 滋賀会館活用で有志ら多様な意見--大津

 県が「09年度末で文化施設としては供用廃止」としている大津市京町3の滋賀会館でこのほど、同会館の活用法などを考える有志の座談会が開かれた。「滋賀会館の放課後」というテーマで県文化振興事業団職員の白崎清史さん(40)らが企画し、約50人が集まった。辻喜代治・成安造形大教授(文化政策論)の司会で、文化施設と美術作家や地域住民との関係を巡る発言が続き、同会館の見学ツアーも行われた。

 座談会では、大津市在住の美術作家、高嶺格(ただす)さん(40)が「作家はハコ(建物)とではなく人間と仕事をしている。(一緒に仕事ができる)人がいることが大事」と話し、文化施設を運営する人材の重要さを指摘した。栗東芸術文化会館さきらの自主活動グループメンバー、根木山恒平さん(32)も「地域住民との関係でも、文化施設側の態勢づくりが課題」と同調した。

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ユニー「PB戦争」に参戦 値下げでイオンに追随

ユニー「PB戦争」に参戦 値下げでイオンに追随

 大手スーパーのユニー(愛知県稲沢市)は、低価格の独自ブランド(PB)商品「e-price(イープライス)」について、値下げを検討する。ライバルであるイオン(千葉市)の「トップバリュ」値下げに追随し、節約志向が強まる消費者のニーズを取り込む。平和堂(滋賀県彦根市)も「くらしモア」をてこに品ぞろえを強化する考えで、北陸で店舗展開する大手スーパー勢の「PB戦争」が激化しそうだ。

 二十七日、金沢市のユニー北陸事業所で北國新聞社の取材に応じた前村哲路社長が明らかにした。前村社長は「イープライスはメーカー商品より三割程度安い価格設定だが、競合他社が値下げするなら対抗上、同じようにやらざるを得ない」と述べた。

 イオンは既にトップバリュ全体の四割に当たる千七百品目で定価を一-三割引き下げると発表している。PB商品は、景気の悪化で消費者の節約志向をとらえている「売れ筋」であり、北陸で覇権を競うユニーにとって無視できない動きだ。

 今後、ユニーはイープライスで展開する衣食住の千五百八十五品目で、「同業他社の売価をみながら価格を検討していく」(前村社長)方針である。

 平和堂もアル・プラザ各店で、PB商品「くらしモア」を軸にした商品展開を強める。さらに三月一日からは「スマイル価格」「くらし応援価格」「スーパープライス」などと銘打ち、PB、メーカー商品を含めて通常より10-30%安い価格で提供するキャンペーンを実施。値ごろ感をさらにアップさせ、顧客を取り込んでいく。

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2009年2月27日金曜日

そば打ち体験:特産品へ、多賀の味アピール 10人が挑戦--多賀

そば打ち体験:特産品へ、多賀の味アピール 10人が挑戦--多賀

 「多賀そば」を使ったそば打ち体験会が20日、多賀町一円の古民家を活用した「多賀里の駅」で開かれ、男性2人を含む30~50歳代の約10人が挑戦した。企画したグループは、地産地消活動を基本として、将来「多賀の味」のそばを観光客にも味わってもらおうと意気込んでいる。

 地元の庄屋宅だった築150年以上の古民家を活用し地域の活性化を目指す「多賀クラブ」(栗本泉代表、8人)が企画。減反政策を受け、同町では96年ごろからそばの栽培に取り組み、現在は敏満寺や土田など12地区、約80ヘクタールで「常陸そば」を栽培している。作付面積は近畿でも最大とされるが、大阪などの製粉業者に出荷され、「多賀そば」としての知名度がないため、同クラブは特産品としての売り込みを目指す。

 この日は、そば打ちの経験がある主婦を指導役に、交代でそば粉を手でこねたり、延ばし、包丁で細かく切る作業を体験した。そばの太さや長さはバラバラだったが、昼食に試食し、みんな「おいしく、体によさそう」などと話し合い、大満足だった。

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草津に今秋、結婚式場「ペルテ ヴァローレ」-予約相談サロン先行開設

草津に今秋、結婚式場「ペルテ ヴァローレ」-予約相談サロン先行開設

草津に今秋、結婚式場「ペルテ ヴァローレ」-予約相談サロン先行開設

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写真=今秋オープン予定「ペルテ ヴァローレ」外観の完成パース

 今秋9月の開業を予定するウエディング空感「ペルテ ヴァローレ」(草津市草津町、TEL 077-562-8502)は2月20日、予約相談サロン「ステラポルトーネ」を先行オープンさせた。滋賀県で2店舗目となる。

 店内は白と赤を基調とした明るいスタイリッシュな内装で、装飾品にはレザーやシルバーの小物などを使うことで落ち着いた大人の雰囲気を演出する。7組が 同時に相談・打ち合わせができるスペースも設ける。パブリッククリエーターの山田恵さんは「ゆったりとした空間で、落ち着いて相談などをしていただけれ ば」と話す。

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2009年2月26日木曜日

エコイベント「よし博」を開催 滋賀

エコイベント「よし博」を開催 滋賀

 水を浄化し二酸化炭素を吸収するなど地球温暖化防止に役立つ植物、ヨシに親しむイベント「よし博2009」が14、15の両日、安土町下豊浦の西の湖畔周辺で開かれる。

 ヨシ刈り作業のイベントなどに参加するとエコポイントがもらえ、会場で販売される商品購入などに利用できるユニークな社会実験イベント。西の湖が昨年10月にラムサール条約に登録されたのを記念し、安土町などで作る実行委員会が初めて開催する。

 当日は午前10時から、ヨシ刈りから選別までの作業が体験できるイベントを実施。ヨシ笛によるミニコンサートや和船乗船体験、水鳥観察会、ヨシ製品の販売のほか、ヨシを利用したうどんやおこわなどを提供する茶屋も設けられる。

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滞在型工房、3月オープン 近江八幡の市民団体

滞在型工房、3月オープン
近江八幡の市民団体


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市民団体「八幡酒蔵工房」が、滞在型の工房に改装中の空き町家(近江八幡市)

 空き町家を改装した滞在型の工房を、滋賀県近江八幡市の市民団体「八幡酒蔵工房」が3月末にオープンさせる。陶芸を学べるほか、宿泊や食事もできる多彩な施設で、「地域住民と観光客が交流できるプラットホームのような場所」を目指す。

 同市の旧市街では町家の16%が空き家で、古い町並みの空洞化が深刻化している。八幡酒蔵工房が「地域の資源をリサイクルして、ものづくりの拠点にしよう」と利活用を思い立った。

 築120年で、以前は食堂だった同市仲屋町元の空き町家を、昨年10月から改装。「八幡山の景観を良くする会」などのメンバーがボランティアとして参加し、工房用のスペース作りやシャワーと脱衣所の設置、しっくい壁の塗り直しなどの作業を進めている。


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火渡り神事“熱くない” 野洲の菅原神社

火渡り神事“熱くない”
野洲の菅原神社



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くすぶっている燃え殻の上を素足で歩く参拝者(野洲市永原・菅原神社)

 滋賀県野洲市永原の菅原神社で25日、護摩木の燃え殻の上を素足で歩く「火渡り神事」が行われた。煙と小さな炎がちらつく炭の上を、氏子や近隣住民ら130人が気持ちを込めて歩き、1年の無病息災を祈った。

 境内の拝殿前で護摩木が勢いよく燃やされ、火が落ち着くと、燃え殻が3メートル四方に平らにならされた。その上を、まず村田清行宮司(72)が堂々と歩き、その後、希望者が順に5、6歩で踏み歩いた。

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2009年2月25日水曜日

「源氏物語千年紀in湖都大津」マスコット、特別住民に登録

「源氏物語千年紀in湖都大津」マスコット、特別住民に登録

発行された特別住民票を手に、ピースサインを見せる「おおつ光ルくん」=大津市役所で2009年2月24日、稲生陽撮影
発行された特別住民票を手に、ピースサインを見せる「おおつ光ルくん」=大津市役所で2009年2月24日、稲生陽撮影

 大津市の観光キャラクターに任命されたマスコット「おおつ光ルくん」が24日、同市に住民登録を申請し、特別住民票と基本台帳カードを交付され た。住所は石山寺1丁目1の1の同寺。推定年齢12歳で既に世帯主となっている。特別住民票は同市戸籍住民課の窓口で希望者に無料で配布している。

 光ルくんは昨年、大津市で開かれたイベント「源氏物語千年紀in湖都大津」のマスコット。昨年10月に彦根市であった「ゆるキャラサミット」では 特技の和歌も文字で披露しており、今回は「観光キャラとしてがんばる」と大津市を通じてコメントした。悩みは運動不足で、市観光振興課は「観光キャラとし てこつこつ働いて、運動不足を解消して」と話している。

 1日の「第64回びわこ毎日マラソン大会」でも応援に登場する予定だ。

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ヴォーリズ設計の旧事務所取り壊し 草津青年会議所

ヴォーリズ設計の旧事務所取り壊し
草津青年会議所


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取り壊し作業が始まった草津青年会議所の旧事務所。中央部分がヴォーリズ建築とされる(草津市・立木神社)

 滋賀県草津市草津4丁目の立木神社境内に残り、米国人建築家ウィリアム・M・ヴォーリズ(1880-1964)の設計とされる草津青年会議所の旧事務所の取り壊し作業が24日始まった。老朽化などのためで、跡地は駐車場として同神社が利用する。

 旧事務所は木造モルタルぶき平屋建て約55平方メートル。大きな窓があり、和洋折衷のモダンな外観になっている中央部分がヴォーリズの設計とされている。

 ヴォーリズ建築の部分は近くの駒井眼科の建物の一部だったが、1968年、医院を建て替える際に同会議所初代理事長の故駒井昇一郎さんが境内に移 築。その後、増築や改修が行われた。昇一郎さんの長男昇さん(49)は「中央部は1912年建築で、ヴォーリズの設計と聞いている」と話す。


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滋賀会館にもオスカー効果 「おくりびと」で満席御礼

滋賀会館にもオスカー効果
「おくりびと」で満席御礼


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「おくりびと」の上映を前にロビーに行列を作る人たち(大津市・滋賀会館シネマホール

  滋賀会館シネマホール(大津市)で24日、米アカデミー賞の外国語映画賞作品「おくりびと」の上映が始まった。受賞直後ということもあり、通常の席数では 足りず、補助席を設けるほどの人気ぶりで、1日で300人を超える観客が詰めかけた。シネマホールは「通常の上映で、これだけ来ることはなかった」と、オ スカー効果を喜ぶ。

 映画事業会社RCSによると、昨秋、モントリオール世界映画祭でグランプリを受賞したころ、上映を決めていたという。

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2009年2月24日火曜日

高島屋日本橋店で「大近江展」 フナずし日本酒に、ひこにゃんも

高島屋日本橋店で「大近江展」 フナずし日本酒に、ひこにゃんも

 滋賀県の物産展「大近江展」が25日~3月2日、高島屋日本橋店(東京都中央区)で開かれる。初日の25日午前10時と午後3時、彦根市のキャラクター「ひこにゃん」も登場する。

 同展は今年で21回目。今回は、高島屋創業者のルーツとされる県北西部の高島市をクローズアップ。フナずしや「もろこ」の白焼き、日本酒、米など高島市伝統の味を紹介する。このほか、びわ湖の固有種「ビワマス」のみそ漬けや塩焼きも出品され、近江牛カレーや近江の銘菓など特産品を詰め合わせた「福寄せ袋」も販売される。

 県では「大近江展を通じて、フナずしに代表される発酵食や清らかな水から醸造される酒など、滋賀県ならではの味と伝統を知ってほしい」とアピールしている。

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郷土色豊か 料理50品 東近江で主婦ら味比べ

郷土色豊か 料理50品
東近江で主婦ら味比べ


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さまざまな伝統的家庭料理を試食する人たち(東近江市・あいとうマーガレットステーション)

 滋賀県東近江市の郷土料理や家庭料理を出品してもらうイベント「東近江じまん。家庭料理大集合!冬の味」が22日、同市妹町の道の駅「あいとうマーガレットステーション」で開かれ、地元産食材を使った郷土色豊かな50品が集まった。

 農村活性化を目指し10団体で結成した「東近江ハンドシェーク協議会」が初めて募集、主婦ら31人が計50品を出品した。

 料理は、川エビと大豆を煮た「えび豆」、丁字麩(ふ)からしあえ、ブリの刺し身を使った「ぶりぬた」など伝統的な郷土料理や、各家庭で受け継がれ てきた料理などさまざま。会場では出品者らが「うまい」「どうやって作るのかな」などと話しながら試食し、レシピを確認していた。

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2009年2月23日月曜日

NEXCO西日本、新名神開通一周年記念キャンペーン「滋賀旅」を実施

NEXCO西日本、新名神開通一周年記念キャンペーン「滋賀旅」を実施

NEXCO西日本関西支社では、新名神高速道路の開通一周年を記念して、湖南地域観光振興協議会、甲賀広域観光協議会、西日本高速道路サービス・ホールディングス大阪支店と共同で、湖南・甲賀地域への旅行を促進するキャンペーン「滋賀旅」を23日から開始した。

観光施設のお知らせやクーポン券による施設利用割引が受けられるほか、キーワード探しとアンケートで応募すると、近江牛1kgや地域の名産品が当たるプレゼント特典もある。キャンペーン期間は5月10日まで。

「滋賀旅」(PCサイト)
http://www.w-nexco.co.jp/local_event/kansai/shigatabi/

竹内名人の遺志継承 雨森まちづくり委が水車を手入れ

竹内名人の遺志継承 雨森まちづくり委が水車を手入れ

木製水車の改修作業に取り組む雨森まちづくり委員会のメンバーたち=高月町雨森で

木製水車の改修作業に取り組む雨森まちづくり委員会のメンバーたち=高月町雨森で

 水車づくり名人の遺志を受け継ごう-。集落を巡る水路を生かした地域づくりを進めている高月町雨森で22日、住民からなる雨森まちづくり委員会(平井茂彦委員長)のメンバーが木製水車の改修作業をした。

 「名人」は故竹内実郎さん。地域に役立てようと、1984年ごろから冬の農閑期を利用して水車をつくり始めた。以来、今年1月末に89歳で亡くなるまで四半世紀にわたり、ボランティアで直径1-3メートルほどの水車20基を作製、手入れしてきた。

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ゆるキャラの王様“ひこにゃん”が日本橋高島屋に登場

ゆるキャラの王様“ひこにゃん”が日本橋高島屋に登場

ゆるキャラ界の大御所「ひこにゃん」がやってくる!

ゆるキャラ界の大御所「ひこにゃん」がやってくる!

バレンタインには全国から186個のチョコが届くなど、“ゆるキャラ”の中でダントツの人気を誇るひこにゃんが、またまた東京にやってくる!

日本橋高島屋では、2/25(水)~3/2(月)に「大近江展」を開催。ひこにゃんはその初日にあたる25日に登場する。場所は8階催事場のエスカレーター横で、時間は10:00~と15:00~の各30分ずつ。地元の応援に燃えるひこにゃんに会えるチャンスだ。

実は高島屋のルーツは滋賀県高島市にあり、「近江商人」との結びつきは深い。その高島市を中心として、食品から伝統工芸品まで63店舗が日本橋高島屋に集結するのだ。

目玉商品は、近江の銘菓、湖魚佃煮近江茶、近江牛カレーなど6種類4000円相当の特産品を詰めた、お得な「福寄せ袋」(2000円)。各日限定50セットで販売する。さらに、各日先着100名に高島屋発芽玄米(120g)も配布予定だ。

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2009年2月22日日曜日

県書き初め大会:県書道協会、特別賞・特選の作品展--大津市歴史博物館

県書き初め大会:県書道協会、特別賞・特選の作品展--大津市歴史博物館

 県書道協会(北川邦之理事長)主催の第8回県書き初め大会の入賞者の作品展が21日、大津市御陵町の市歴史博物館で始まり、多くの親子連れらが訪れている。作品は1月12日、同市におの浜4の県立武道館で行われた同大会の、特別賞と特選に選ばれた30点。24日まで。開館は午前9時~午後5時まで(最終日は午後3時まで。23日休館)。

 大会では幼児から高齢者まで約250人が参加し、新春を思わせる思い思いの字を書いた。作品の審査は同協会が1月18日に行い、特別賞に16点、特選に14点が選ばれた。

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不法投棄「宇宙の目」で監視

不法投棄「宇宙の目」で監視

県、4月から衛星画像活用  山間部など前兆見逃さず

 パトロールなどでは発見しにくい山間部に不法投棄された産業廃棄物を見つけ出そうと、県は4月から観測衛星の画像を利用した監視を始めることを決めた。山肌を掘り起こすなど不審な動きをいち早く見つけ、監視員を現場に派遣。〈宇宙の目〉を加えることで、監視効率を上げたい考えで、県は「人海戦術には限界があるので、人工衛星の画像を効果的に利用したい」としている。
 活用するのは、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の世界最大級の地球観測衛星「だいち」が撮影したカラー画像データ。2・5メートルの大きさまで判別できるといい、県内全域をカバー。JAXAから年4回に分けて計40枚(約100万円)を購入し、2011年度まで試験的に運用。不法投棄現場の改善状況など、時系列の変化も調べる。
 監視は、緊急雇用対策で採用する17人を活用する。県庁や県民局に配置し、ごみの山や樹木が伐採された跡、不審なブルーシートなどの“前兆”を画像で見つけ次第、予備調査を開始。実際に不法投棄が確認できたら、監視員が業者に撤去指導などをする。新年度当初予算案では4700万円を計上した。

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2009年2月21日土曜日

「2月22日」知ってる?…ニャン、ニャン、ニャンの日だ

「2月22日」知ってる?…ニャン、ニャン、ニャンの日だ

猫の作品が所狭しと並ぶ「Catアートフェスタ」。男性客の姿も(千代田区の丸善丸の内本店で)

 ニャン、ニャン、ニャンのゴロにちなみ、愛猫家から「猫の日」と呼ばれる2月22日にあわせ、猫の人形や絵画などを集めた展示会「Catアートフェスタ」が、「丸善」丸の内本店(千代田区丸の内1)で開かれている。

 工芸作家ら52人の作品や、珍しい九谷焼の招き猫など約1万点がそろい、販売もされている。

 「猫の日」は、ペットフードメーカーで作る「ペットフード工業会」により1987年に制定。この日は全国で愛猫家らによるイベントが開催されている。

 地方鉄道で「猫の駅長」が登場したり、滋賀・彦根城のイベントキャラクター「ひこにゃん」が人気となるなど、最近の猫ブームに加え、景気悪化の中で招き猫を買い求める人が増えていることなどを受け、同フェスタが企画された。

 会場には、本物の猫そっくりの陶芸作品や絵画、ユーモラスなイラストが描かれた手ぬぐいなど各種グッズが並ぶ。工芸作家らによる作品説明があり、 製作実演の見学もできる。「日本三大招き猫産地」と言われる瀬戸、常滑、九谷からは、デザインや大小様々な招き猫がやってきた。

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2009年2月20日金曜日

レイクスターズ「キッズチアスクール」に大津校-ハーフタイムショー出演も

レイクスターズ「キッズチアスクール」に大津校-ハーフタイムショー出演も

レイクスターズ「キッズチアスクール」に大津校-ハーフタイムショー出演も

レイクスターズ「キッズチア」レッスンの様子(写真は南草津校)

レイクスターズ「キッズチアスクール」に大津校-ハーフタイムショー出演も

 bjリーグのプロバスケットボールチームを運営する滋賀レイクスターズ(大津市におの浜4)は2月22日より、3歳~小学6年生を対象とした「キッズチア短期スクール大津校」の受け付けを始める。

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井伊直弼と開国150年祭:来年3月24日閉幕 今年は15事業

井伊直弼と開国150年祭:来年3月24日閉幕 今年は15事業

 ◇横浜と交流など

 彦根市で開催中の「井伊直弼と開国150年祭」の第6回実行委がこのほど開かれ、未定だった閉幕日を、直弼の没後150年の来年3月24日と決めた。

 同祭は、直弼の大老就任150年の昨年6月に開幕。同委で決まった2年目の事業計画は▽5月下旬の「彦根よさこい春の舞!」と銘打ったストリート演舞やステージ演舞▽6~9月に彦根と横浜で開く「開国(彦根)&開港(横浜)交流事業」▽直弼が愛した狂言を上演する6~11月の「講演&狂言会」▽夏ごろの「(仮称)ご城下大道芸まつり」▽秋ごろの「第2回ゆるキャラまつりin彦根」▽「(仮称)全国古式砲術・鉄砲フェスティバル」(開催時期未定)など15の事業。10月~来年3月にかけて「クロージングイベント&閉幕式典」を行い、22カ月に渡る150年祭事業を終わる。

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アートの窓:「近江八景図」 茨木杉風

アートの窓:「近江八景図」 茨木杉風

 ◇浮御堂が湖中に!?

 島にかかった2本の橋、水上のお堂に向かって舞い降りる鳥の影……。琵琶湖南湖周辺の景勝地、近江八景を描いた図だが、石山寺の方から見て唐崎の向こうに三井寺があったり、浮御堂が湖中に島のように浮かんでいたりで、位置関係や縮尺は好き放題。何とも楽しげな雰囲気だ。

 戦後、近江八幡市を拠点に南画風の絵を描いた茨木杉風(さんぷう)さんの作品。勝手気ままに描いているようで作品として成立しているのは、「やはり、全体のバランスでしょうね」(平田健生・県立近代美術館主任学芸員)。

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2009年2月19日木曜日

滋賀県 CO2見えるサイト開設

滋賀県 CO2見えるサイト開設

 家庭での温暖化対策を推進するため、WEBサイト「みるエコおうみ」(http://www.biwaco2.jp/)を開設した。
 各家庭で日常の生活における省エネ・省資源行動や、光熱使用量などを記録することにより、二酸化炭素(CO2) 排出削減量の「見える化」を図る。さらに企業などから参加特典も得られる仕組みにより、継続への動機付け(インセンティブ)とする。楽しく、わかりやすい プログラムでCO2排出が「みるみる減らせる」こと、取組結果が「目に見える」という2つの意味を込め、「みるエコおうみ」と名付けた。滋賀県ではこのプ ログラムにより、家庭部門のCO2削減を目指す。 TEL:077-528-3493 【滋賀県】

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歴史講座:堅田の茶とブリみに舌鼓 市民ら31人、地元文化を再発見--大津

歴史講座:堅田の茶とブリみに舌鼓 市民ら31人、地元文化を再発見--大津

 ◇幽安に思いはせ

 江戸期の大津市堅田地域の茶人・北村幽安について学び、地元の文化を再発見する催し「堅田と茶の湯」が同市今堅田1の1500年代から続く旧家で開かれ、市民ら31人が参加した。地元の昔ながらの町並みを守ろうと有志で作る「堅田学区まちづくり推進協議会」が企画した。

 地域の歴史研究家の細川源太郎さん(78)が「北村幽安と当時の堅田浦」と題して、豪農で茶をたしなんだ幽安に触れながら、文化が栄えた堅田の歴史をひもといた。その後、幽安が考案したとされるブリの「幽安焼」などが出され、参加者たちは舌鼓を打った。最後に、抹茶も振る舞われ、かつての堅田の茶人に思いをはせた。

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2009年2月18日水曜日

びわ湖毎日マラソン、テルガト迎え撃つ大西・清水ら

びわ湖毎日マラソン、テルガト迎え撃つ大西・清水ら

 日本陸連は18日、今夏の世界選手権ベルリン大会代表選考会を兼ねた「びわ湖毎日マラソン」(3月1日、滋賀・皇子山陸上競技場発着)の招待選手を発表した。

 日本人トップが代表に自動的に内定。前回大会で2時間8分54秒の自己新で4位に入った大西雄三(日清食品グループ)、同5位の清水智也(佐川急便)らを軸に2004年大会5位の高塚和利(小森コーポレーション)、08年東京10位の太田崇(コニカミノルタ)らが代表切符を争う。海外招待選手では、03年に当時の世界記録2時間4分55秒を出したポール・テルガト(ケニア)らがエントリーした。

 大阪市内で記者会見した日本陸連長距離・ロード特別対策委の木内敏夫委員長代行は「日本人選手には3年後のロンドン五輪まで見据え、世界を意識した走りを期待したい」と話した。

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「地産地消」で環境にやさしい物流を 滋賀県立大・土屋副学長

「地産地消」で環境にやさしい物流を 滋賀県立大・土屋副学長

 次世代の物流を考える上で、「環境」を抜きにしては先に進まない。滋賀グリーン購入ネットワークの代表幹事を務める滋賀県立大学の土屋正春副学長に、次世代の物流について話を聞いた。

 「環境法」が専門という土屋副学長。物流のステップとして「(1)何が運ぶか(2)どう運ぶか(3)何を運ぶか──に分けて考えることができる」という。

 (1)は、トラック自体の技術革新のこと。「メーカーの努力などで、環境に優しいトラックが生産されている。燃料も、より環境に優しいものが開発されている。生産から廃棄までをトータル環境について考えたライフ・サイクル・アセスメント(LCA)という見方も出ている」と同氏。「技術革新により車が変わるが、それにも限界がある。ここで次のステップに移る」という。

 次は「どう運ぶか」だが、これは「一般的にはエコドライブなどが挙げられ、ISOなどもここに入る」という。「『環境のことより仕事』と考える運送会社さんも多いが、エコドライブを実践され、『こんなに燃費が変わるのか』と驚かれる社長さんも多い」と指摘。

 同氏は「この次に来るのが『何を運ぶか』だ」という。「よい車で、良い走り方をして、運んでいる物が『環境に悪い物』では、何をしているのかわからない」。

 「CO2まみれの荷物は運ばない──という気概、スピリッツが大切な時代に来るのではないか」という同氏。「現在、荷主も運送会社もそれぞれで環境対策を行っている」とし、「今後は、環境対策に取り組む荷主と運送事業者をマッチングさせる必要が出てくる」と指摘する。

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子ども議会:彦根市政に鋭い質問 15小の6年生30人が“一日議員” 

子ども議会:彦根市政に鋭い質問 15小の6年生30人が“一日議員” 

 ◇ひこにゃんに家族をつくっては?/市民病院と民間病院の共同運営を

 彦根市議会議場で14日、「子ども議会」が開かれ、15小学校の6年生30人が“一日議員”になった。人気キャラクター「ひこにゃん」の家族づくりや彦根の活性化、財政、病院問題などについて質問や提案をし、獅山向洋市長らが答えた。未来を担う児童に行政への関心を持ってもおう--という試みで、超党派の議員有志8人による「議会開放プロジェクトチーム」(赤井康彦座長)が企画した。昨年10月の議場コンサートに続く議場開放の第2弾。【松井圀夫】

 市議会事務局職員から議事進行などの説明を聞いた後、本会議開会。田中千晶さん(佐和山小)ら3人が交代で議長を務め、全員が次々と質問に立った。

 靖本理人君(城南小)は「ひこにゃんと彦根の知名度アップのため、ひこにゃんに家族をつくっては」と提案。市側は「もともと家族はいないことになっており、イメージが変わると、人気が下がる心配がある。他の友人キャラクターとともに彦根のために活躍してもらいたい」と答えるにとどまった。

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六甲山も雪化粧、一転ブルッと寒く

六甲山も雪化粧、一転ブルッと寒く

雪化粧した六甲山(17日午前、神戸市灘区で、読売ヘリから)=里見研撮影

 冬型の気圧配置に戻った西日本は17日、各地で雪が観測されるなど厳しい冷え込みとなり、交通機関も一部乱れた。

 神戸・六甲山(標高931メートル)は、うっすら雪化粧した。山頂近くの飲食店「一軒茶屋」によると、明け方には氷点下9度まで冷え込んだ。2日前の15日には12度まで気温が上がったといい、射場(いば)浩司店長(32)は「寒暖差がこんなに大きいのは珍しい」と話す。

 東海道新幹線は、滋賀県米原市付近の降雪のため、岐阜羽島―新大阪間の上下線で、始発から午前10時過ぎまで徐行運転。23本が最大15~10分遅れ、約1万8000人に影響した。

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2009年2月17日火曜日

滋賀で最古級の木製網代 5世紀、豪族居館に使う?

滋賀で最古級の木製網代 5世紀、豪族居館に使う?


 滋賀県日野町の番場遺跡で出土した国内最古級の木製網代=17日午後、滋賀県安土町

 滋賀県日野町の番場遺跡で、5世紀後半(古墳時代中期)の国内最古級の木製網代が見つかり、滋賀県文化財保護協会が17日、発表した。当時の豪族の家をかたどった家形埴輪には、外壁や屋根の覆いに網代が表現されており、建築部材だった可能性があるという。

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頑張れ!彦根東:第81回センバツ高校野球 山田友子さん

頑張れ!彦根東:第81回センバツ高校野球 山田友子さん

 ◇「井伊直弼と開国150年祭」実行委事務局職員・山田友子さん(25)=長浜市八幡東町

 出場おめでとうございます。春一番の明るいニュースに喜びが沸きました。高校野球と聞くだけで、真っ直ぐで真摯(しんし)なプレーが目に浮かびワクワクします。彦根藩の伝統は赤備えの勇猛果敢な新鋭部隊。この精神を受け継ぐ皆さんに全国制覇を期待しています。

 今年は「井伊直弼と開国150年祭」のある記念すべき年で、先人たちも見守っていると思います。皆さんの活躍を祈り、応援しています。

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県民参加型ご当地アニメ「滋賀ッツマン」-草津で上映、連日満席に

県民参加型ご当地アニメ「滋賀ッツマン」-草津で上映、連日満席に

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ワーナー・マイカル・シネマズ草津で開催された「びわ湖放送&藤井組 2009キャラクター映画祭」。連日満席とあって多くの来場者が訪れた。

 ワーナー・マイカル・シネマズ草津(草津市新浜町 草津イオンモール内)で2月14日・15日、「びわ湖放送&藤井組 2009キャラクター映画祭」が開催され、2日間(計4回)とも満席の1,200人を超える観客が訪れた。

 同イベントは、「藤井組」のブランドでコンテンツ制作を手掛ける「まちおこし」(守山市)とびわ湖放送(大津市鶴の里)が共同で企画した。

 今回は、びわ湖放送でも放送しご当地アニメとして話題となった「滋賀ッツマン」を新たに長編化した「滋賀ッツマン 世界で滋賀ッツ!映画版」をメーン に、「野洲のおっさんカイツブリ2」「ちびツブリのちっちゃな大冒険!」「VIVAビワばあさん!」「赤こんにゃく君!」などテレビでも人気のアニメソン グを上映。満席となった場内では、各アニメソングが上映される毎に拍手や笑いが起こった。
 オープニングの司会者として映画に出演したびわ湖放送の牧田もりかつアナウンサーも来場し、「自分が出ていて驚いた。県民参加型の映画という点でも非常に面白く、子どもと真剣に見入ってしまった」と映画の完成度の高さに驚いていた。

 まちおこしの西川興社長は「初日に続き2日目の上映でも満席となり本当にうれしい。チケットは完売していたが、始まるまでドキドキしていた。だが、これ だけの人に来てもらえて最高にうれしい」と話し、「藤井組」の組長を務める藤井慶さんも「ワーナー・マイカル、びわ湖放送と投稿してくれたみんなで作った 作品。上映できたことは最高の幸せ」と喜びのコメントを寄せた。

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2009年2月16日月曜日

高島市が棚田オーナー募る 今回は「酒オーナー」も

高島市が棚田オーナー募る 今回は「酒オーナー」も
昨年のイベントの様子。山々に囲まれた風光明美な棚田で参加者は田植えに取り組んだ=高島市畑で

昨年のイベントの様子。山々に囲まれた風光明美な棚田で参加者は田植えに取り組んだ=高島市畑で

 高島市は、同市畑の棚田で今年5月から半年間にわたって米づくりに取り組む「棚田オーナー」の募集を始めた。1999年に「日本の棚田百選」に選ばれたのをきっかけに毎年実施している人気イベント。応募の締め切りは3月25日。

 
 おまかせコース(50組)は、田植えと稲刈りの全2回の作業。こだわりコース(30組)は畔(あぜ)塗りと草刈り作業が加わり、全5回の作業となる。8 組限定の超こだわりコースでは、米作り全般を行い、作業回数は田んぼの所有農家と連絡を取り合って決める。いずれも収穫時に40キロの玄米と地元の特産品 がもらえる。

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早咲き菜の花 見ごろ 守山の琵琶湖岸、1カ月遅く

早咲き菜の花 見ごろ
守山の琵琶湖岸、1カ月遅く


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ようやく見ごろを迎えた湖岸の菜の花「カンザキナナナ」(守山市今浜町・第一なぎさ公園)

 滋賀県守山市今浜町の琵琶湖岸で、早咲きの菜の花「カンザキハナナ」が例年より約1カ月遅れで、ようやく見ごろを迎えた。待ちわびた写真愛好家らが訪れ、写真に収めている。

 湖岸の第一なぎさ公園の4000平方メートルに約1万2000本が植えられている。天候不順などで開花が遅れていたが、暖かくなった2月上旬から咲き始めた。

 冠雪した対岸の比良山系が背後に見えるため写真スポットとして人気がある。16日は冬型の気圧配置に戻って風が強く雲も多かったが、訪れた人は時 折のぞく晴れ間を狙って撮影していた。東大阪市の主婦河本和子さん(64)は「比良山がきれいに見えて良かった」と話していた。

 比良山系は山頂付近にうっすら雪が残る程度だったが、彦根地方気象台は17日朝にかけて県内で降雪を見込んでいる。

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2009年2月15日日曜日

134年の歴史を閉じる東近江・政所小

134年の歴史を閉じる東近江・政所小

 ◇優しい心いつまでも--4月からは山上小に統合、多くの友だち作ろう

 鈴鹿山系の山あいにある東近江市政所(まんどころ)町の市立政所小学校が3月末で134年の歴史を閉じる。かつては本校と分校に計263人の児童がいたが、今は13人。1年生と3年生はいない。過疎化で今後も児童が増える見込みがないため、4月から愛知川に沿って10キロ下流の山上小に統合される。学校は29日、閉校式とお別れ会を開く。同校の児童たちはとても素直で、何度も取材で訪れた私には寂しい限りだ。お別れ会の準備に追われる同校を訪ね、消えゆく学校の周辺をたどった。【斎藤和夫】

 市役所永源寺支所(旧永源寺町役場)から車で20分。愛知川に沿って山道を約10キロ登った所に学校はある。昨年暮れに降った雪がまだ残る。

 児童13人が音楽室でお別れ会に向け演奏や歌の練習をしていた。「ちょっと音が合わないな」。6年生の児童が言う。「先生の音が悪かったのかな」。先生が言う。家族的な雰囲気の中で練習が進み、最後の「ふるさと」の合唱では、みんなの声が合い、その日の練習が終わった。

 4年生の大蔵里菜さんは4月から山上小に移ることについて、「寂しい。けど、今度は友だちがいっぱいできると思う」と複雑な心境を語ってくれた。大蔵さんは入学したときから同級生がいなかった。1年下の学年もゼロ。だから、学校が消える寂しさと、友だちができるという期待が入り交じる。

 同校は山と清流に囲まれたへき地にある。木でこまやこけし、おわんなどを作る「木地師」の発祥地として知られ、政所茶、きのこ栽培、こんにゃく作りが盛んだ。1875(明治8)年創立。林業が盛んだった1958年には、七つの集落に385世帯、1692人が住み、本校と四つの分校に計263人が通った。しかし、林業の衰退とともに過疎化と高齢化が進み、分校は次々と閉校。政所中学も04年春に閉校し、同小だけが残った。今年1月の七集落の人口は523人にまで減り、典型的な過疎の町になってしまった。

 私は10年前から同校によく取材に行き、茶摘みやイワナの飼育などの取材をした。その際、児童が礼儀正しくものおじしないのと、いつも地域の人が子どもたちを支えていることに感心していた。

 イワナの飼育は今の小川脩哲・市教育長が同校校長だった十数年前に始めた。小川教育長は「小さな学校だが、何か全国に発信したいと、清流にしかすまないイワナの飼育を始めた。見事に成功。地域の人たちの協力で養殖池を作り、ふ化までさせ、命の大切や自然とともに生きる知恵を学んだ。子どもたちはイワナのはねる学校のことをいつまでも覚えていてくれるでしょう。そして、地域の人の思いやりも」と話す。

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モテモテひこにゃん 全国からチョコなど186個

モテモテひこにゃん 全国からチョコなど186個

全国から届いたチョコレートなどを前に大喜びのひこにゃん(滋賀県彦根市の彦根城博物館で)=加藤浩撮影

 バレンタインデーの14日、滋賀県彦根市の人気キャラクター・ひこにゃんに、全国31都道府県から、チョコレートやクッキーなど計186個が届いた。

 お手製の魚形のポシェットに入ったチョコもあった。メッセージが添えられているのも多く、「大好き!愛をこめて」や「遠いけれど、いつか彦根に行きたい」などと書かれた思いも熱い。

 集まったチョコは昨年の3倍以上で、ひこにゃんは「一つひとつ大切に食べたいにゃん」と大喜びだった。


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2009年2月14日土曜日

小中合同学習発表・作品展示会:成果を披露し交流--彦根

小中合同学習発表・作品展示会:成果を披露し交流--彦根

 彦根市小・中学校合同学習発表会・作品展示会(市小・中学校特別支援学級担任者会主催)がこのほど、同市小泉町のひこね燦(さん)ぱれすで開かれ、児童、生徒たちが学習成果を披露しあい、交流した。

 23の小・中学校の児童、生徒約160人が参加。佐和山小児童の「ぼくたちの西遊記」の劇で開幕し、各校が日ごろ取り組んでいるリズム体操や音楽、運動、箏(そう)曲演奏などを披露した。会場に集まった父母や教職員ら約280人が、一緒に手拍子を取ったり歌って盛り上げていた。

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借り物競走:ギネス認定 41組183人参加し世界記録--彦根

借り物競走:ギネス認定 41組183人参加し世界記録--彦根

 ◇花しょうぶ通り商店街「開国150年祭」関連イベント
 ◇発案者の寺村さん、一昨年は「184時間コンサート」 今回で3度目「夏に新たな挑戦」

 昨年6月に彦根市の花しょうぶ通り商店街で41組計183人が参加して行われた「開国大借り物競走(スカベンジャー・ハント)」が、ギネス世界記録に認定され、ギネス・ワールド・レコーズ本部(ロンドン)から、発案者のピアノ教室講師、寺村邦子さん(53)=同市尾末町=にこのほど、認定書が届いた。3度目のギネス記録達成の寺村さんは「夏に新たなギネス記録に挑戦する」と張り切っている。【松井圀夫】

 同競走は、「井伊直弼と開国150年祭」を盛り上げようと企画。当日は4~7人で編成したグループが、▽石田三成の旗が立っている店で『胆の毒』アメをもらう▽戦国グッズ専門店で屋号のシールを--など、11種の指示やクイズに挑戦。延長約500メートルの商店街で指定された品物を探し、05年11月に米国・フロリダ州で116人が参加して達成したギネス記録を大きく上回った。

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わたしとおかあさん:MIOびわこ草津のFW、アランさん

わたしとおかあさん:MIOびわこ草津のFW、アランさん

 ◇「将来のため」と涙で留学勧める 支えに感謝し「2倍頑張る」--アラン・ドイス・サントス・ナチビダデさん(19)

 私が日本でサッカーをできているのは、ブラジルにいる母(48)のおかげです。クラブチームでの私のプレーが、05年に日本の高校から来たコーチの目に留まりました。勧められた留学をためらっていた私に「海外に住んで他の国の文化を経験するのは大切なこと。ぜひ行きなさい」と送り出してくれました。

 母は「海外に行く機会は少ない。サッカーをやりながら、勉強もやってほしい」と言っていました。私は遠い国には行きたくなかったのですが、来日前に取材に来た地元のテレビ局に「寂しいけれど、将来のためだから」と涙を流しながら話している母の姿を見て、頑張ろうという気持ちが出てきましたね。

 人に対して、めっちゃ優しいです。私のことも、いつも気にかけてくれています。週1回、電話をするのですが、毎回「体の調子はどう」「ちゃんとご飯を食べてるのか」と聞かれますね。負けた試合について話すと「負けることも勉強になるから、気にせず、次に向けて頑張って」と励ましてくれます。

 思い返せば、クラブチームでプレーできたのも、12歳で母がサッカースクールに入れてくれたことがきっかけです。友達と遊びでやっていたのですが、周りから「うまいからちゃんとやった方がいい」と言われ、決めたのです。裸足でボールをけっていた私に、スパイクも買ってくれましたね。スクールに入って2、3カ月後、チームにスカウトされました。運が良かったのかもしれませんが、母の支えがあったからこそだと思っています。

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2009年2月13日金曜日

菜の花漬け 守山の味に 地元女性ら企画 試行販売

菜の花漬け 守山の味に
地元女性ら企画 試行販売


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菜の花の浅漬け作りを名人の柴原さん(右)から教わる守山市の女性たち=守山市守山1丁目

  冬の風物詩となった滋賀県守山市今浜町の湖岸の菜の花「カンザキハナナ」にちなみ、同市の女性や商工会議所などが菜の花を使った土産物の開発に乗り出し た。まずは菜の花の浅漬けを長年の経験を持つ「名人」から教わり、手作りしている。カンザキハナナの本格的な開花を前に、14日から試行販売する。

 ■風物詩で新たな土産を

 同商議所や市観光物産協会、市シルバー人材センターが市内の食材を使った土産物を作れないかと企画した。

 作っているのはシルバー人材センター会員や、JR守山駅近くで高齢者の交流スペース「ハティ」を運営する女性たちで、菜の花漬けが特産の大津市芝原から柴原喜代子さん(75)を講師に招いた。

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意外と知らない? 仕事で使える「インターネットFAX」サービスの基本

意外と知らない? 仕事で使える「インターネットFAX」サービスの基本

 ワタクシゴトですが、東京から滋賀県に引越しました。なぜ滋賀県?答えは簡単。JRA(日本中央競馬会)栗東トレーニングセンターがあるからです。JRAの競走馬たちは東西2つのトレセンのいずれかに所属しなければならず、ここ栗東トレセンはウオッカ、ダイワスカーレットといった日本競馬のスターホースたちが生活しているのであります。

 生活の変化?うーん、実はあまりないのです。編集さんとは初回の顔合わせは必要ですが、その後の打ち合わせは電話とメールで十分事足ります。この原稿もネット経由で入稿しているし、画像だってデータ送信でOK。ネット環境のインフラが整っていれば、かえって取材現場に近いほうが何かと便利だったりします。

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2009年2月12日木曜日

忍者の里の「はらぐろ炭酸せんべい」

身体に良い、食品用の紀州備長炭を使用


はらぐろ炭酸せんべい

 先日の「ギフト・ショー」と同時に開催されていたのが、食卓を切り口に新しいマーケットとライフスタイル、食文化を創造する見本市「ニッポンいいもの再発見!春2009」。
 全国商工会連合会が、各地で開発された特産品・観光資源等を紹介し、地域特産品の販路開拓・観光資源等の販路開拓支援・PRを行うイベントだ。
 各地の珍しい特産品の試食ができる機会とあり、試食目当ての来場者も含め、各ブースは大盛況。

 滋賀県甲南町商工会では、甲賀流忍術発祥の地ということで、忍者の格好をしたスタッフがPR。来場者にふるまわれていたのは、薄くて黒い煎餅。その名も「はらぐろ 炭酸せんべい」は、食品用の炭を使用した炭酸煎餅である。
 「忍者の里甲南」では、身体に良いとされる燃焼温度1200℃で焼いた紀州備長炭を様々な食品物に用いており、この「はらぐろ 炭酸せんべい」もその1つとのこと。
 神戸六甲山麓の牛乳をたっぷりと紀州備長炭で練り込み、一枚一枚丁寧に焼き上げた新食感の煎餅とのことだ。

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彦根の「ひこにゃん」ら参加へ 高虎入府400年最終イベント

彦根の「ひこにゃん」ら参加へ 高虎入府400年最終イベント

ひこにゃん

 津藩主・藤堂高虎の入府400年事業の最後を飾る3月22日の「フィナーレイベント」に、滋賀県彦根市の人気ゆるキャラ「ひこにゃん」が参加を予定していることが分かった。

 ひこにゃんは彦根城築城400年で登場したかぶとをかぶった猫のキャラクターで、全国的なゆるキャラブームの火付け役的存在。

 高虎にちなんだ津市のゆるキャラ「シロモチくん」が、昨年10月に彦根市で開催された「ゆるキャラまつり」に出場。これをきっかけに親交を結んだひこにゃんが、シロモチくんの晴れ舞台に駆けつけることになったようだ。

 フィナーレイベントは市民らの実行委員会主催で、3月22日午前10時-午後4時。津市大門のセンターパレスホールで、高虎入府400年を締めくくるセレモニーや座談会がある。

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2009年2月11日水曜日

おうみのお店:漬物や民芸品の販売、喫茶も 「甲津原交流センター」

おうみのお店:漬物や民芸品の販売、喫茶も 「甲津原交流センター」

 都市住民との交流拠点施設として旧伊吹町時代に開設された大型ログハウス風の施設。漬物加工施設、地域特産物販売コーナーなども併設している。

 センターのある甲津原地区は、岐阜県境に近く、豊かな自然がいっぱい。フキ、ミョウガ、サンショウなどの山菜も豊富。地域の主婦らが甲津原漬物加工部を組織、ミョウガのかす漬けを生産、売り出したところ評判になり特産化。その後漬物加工を生かし、センターで予約で食べられるミョウガ、カブ、ナスなどの漬物すし(420円)、山菜を使った山の幸弁当(840円)に発展した。

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赤鬼魂ここに:第81回センバツ・彦根東OBエール 野村勝彦さん

赤鬼魂ここに:第81回センバツ・彦根東OBエール 野村勝彦さん

 ◇普段の練習成果を出して--県高野連審判部長・野村勝彦さん(71)

 ◆私と彦根東

 彦根東が2回目にセンバツ出場した1953年、野球部にあこがれて入学しました。入部し、2年生秋からは主将を務めました。当時は、練習試合にたくさんの観客が来てくれました。1年生の夏の大会で審判の判定に抗議してグラウンドに座り込み、1年間の活動停止処分に。それでも野球が好きで、同級生7人とグラウンドを走ったり、ウサギ跳びをしたりしました。1年後の復帰試合は、野球ができるだけでうれしかったですね。

 ◆近況

 卒業後、彦根郵便局に就職し窓口業務をしながら夜間の短大で経済を学びました。野球選手としての限界はありましたが、グラウンドに立っていたいと思い、仕事の傍ら審判を始めました。ジャッジは公平ですが、母校を心の中で応援してきました。98年に定年退職し、00年からは県高野連審判部長を務めています。

 ◆野球部の皆さんへ

 甲子園では気持ちが高ぶってしまうと思いますが、普段の練習の成果を出してほしい。今回の出場をきっかけに強い野球部になることを期待します。【聞き手・後藤由耶】

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2009年2月10日火曜日

琵琶湖のヨシ、最盛期の65%に回復 既存植物消滅など課題指摘も

琵琶湖のヨシ、最盛期の65%に回復
既存植物消滅など課題指摘も



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造成が進められているヨシ帯(草津市北山田町)

  琵琶湖のヨシ回復に取り組んでいる滋賀県は10日、県ヨシ群落保全審議会を開き、ヨシ帯の面積が植栽などで戦後最盛期の65%まで回復したと報告した。し かし、委員からは、ヨシ帯造成で既存の沈水植物が姿を消した例が指摘されたほか、魚類の繁殖効果への疑問など厳しい意見が相次いだ。

 県のまとめでは、1953年に260ヘクタールあったヨシ帯は湖岸開発でほぼ半減したが、県などが植栽と消波堤の設置などの保全活動を続けた結果、2007年に169ヘクタールに回復した。

 県は造成したヨシ帯で魚類や植物、鳥類の種類が増えたことを報告し、「生態系や水質の保全に効果がある」と評価。フナなどコイ科魚類の産卵も多数確認されたとした。

 これに対し、委員の学識者や自然保護関係者からは事業の手法や効果への疑問が続出。ヨシを造成した複数の場所で、多様な沈水植物が埋められたり、姿が見えなくなるケースが指摘された。


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近江米ピンチ!「秋の詩」普及へ 県が温暖化の影響考えるシンポ

近江米ピンチ!「秋の詩」普及へ
県が温暖化の影響考えるシンポ



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温暖化と滋賀県農業のあり方を考えたシンポジウム(大津市・県農業教育情報センター)

 温暖化が農業にもたらす影響と対策を考えるシンポジウムがこのほど、大津市内で開かれた。滋賀県農業技術振興センター(安土町)の担当職員らが、近江米の質と量の低下に危機感を表し、品種転換や栽培の工夫による対策を呼びかけた。

 寺本憲之栽培研究部長は、温暖化が特に品質の悪化につながっていると指摘、品質の良さを示す1等米比率が1998年から80%を割り込む一方、寒 冷地の北海道では向上していると紹介した。出穂する夏場の高温が阻害要因とされるが、「苗を遅植えしたり、もみ殻数を減らすなど栽培面を工夫してほしい」 と語った。

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2009年2月9日月曜日

滋賀県がCO2削減基金 経済界と共同で全国初

滋賀県がCO2削減基金 経済界と共同で全国初

 滋賀県は平成21年度から、企業の二酸化炭素(CO2)排出量削減と、環境技術開発を両立させる「しが炭素基金」を地元経済界と共同で創設することを決めた。県によると、自治体が経済界と共同でCO2削減の基金をつくるのは全国で初めて。県は21年度当初予算案に100万円を計上した。

 県環境政策課によると、参加企業がそれぞれ年間のCO2削減目標を決め、達成できなかった分を1トン当たり数千円で換算して積み立てる。太陽光の利用など、排出量を減らす新技術の開発や普及を進める企業に基金から資金援助する。

 約300社の参加を目標に、滋賀経済同友会などを通じて今後募る予定。

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商家、旧家に伝わる節句人形 近江八幡・旧市街地で展示始まる

商家、旧家に伝わる節句人形 近江八幡・旧市街地で展示始まる

旧市街地の各地で展示が始まった節句人形=近江八幡市の白雲館で

旧市街地の各地で展示が始まった節句人形=近江八幡市の白雲館で

 近江八幡市の旧市街地の商店などで7日、商家や旧家に伝わる節句人形を展示する「まちなみに装うひいなのほほえみ」が始まった。3月15日まで。

 
 30店ほどの店内やショーウインドーにひな人形や五月人形を飾り、町並みに彩りを添える催し。地元の観光物産協会と商工会議所、市の共催で4回目。

 旧西川家住宅(新町)では五月人形、旧伴家住宅(同)ではひな人形、かわらミュージアム(多賀町)では瓦粘土で作った人形が展示され、体験工房で創作もできる。

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2009年2月8日日曜日

歴史まちづくり法:第1次で国、彦根市の「風致計画」認定 城跡など保全へ

歴史まちづくり法:第1次で国、彦根市の「風致計画」認定 城跡など保全へ

 ◇歴史まちづくり法に基づき

 「地域における歴史的風致の維持及び向上に関する法律(歴史まちづくり法)」に基づく彦根市の「歴史的風致維持向上計画」が、金沢市や山口県萩市、岐阜県高山市など全国4都市とともに国から第1次認定された。国の補助制度を活用して旧彦根藩政時代の城跡、武家や足軽屋敷、町家などの建物や景観の保全を図る。市は「世界遺産登録の推進にもつながる」と期待している。

 同法は歴史を生かした町並み形成を促進するため昨年11月に施行された。市町村が国宝や国指定文化財を核に歴史遺産などと一体化したまちづくりを策定し、認定されると、国が事業費の半分~3分の1を補助する。初年度の補助金は5市で約7億3000万円。

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ひこにゃんも応援?“悪役”井伊直弼見直そう 江戸東京博物館で講演

ひこにゃんも応援?“悪役”井伊直弼見直そう
江戸東京博物館で講演


ひこにゃんひこにゃん

 日米修好通商条約の締結(1858年)、横浜・長崎の開港(1859年)から150年。日本を開国に導いた大老・井 伊直弼(1815~60年)を見直すイベントが19、20の両日、江戸東京博物館(東京都墨田区横綱)で開かれる。尊皇攘夷派の志士を処断した安政の大獄 (1858~59年)で悪役のイメージが強い直弼だが、動乱の幕末で日本を果断に動かした主役であったことも確かだ。

開国150年でイベント

 イベントは「びわこビジターズビューロー」や「井伊直弼と開国150年祭実行委」などが主催。

  19日夜は講談師、旭堂南左衛門さんが直弼のほか織田信長、豊臣秀吉ら近江で活躍した歴史上の人物の物語を語り、高本一郎さんのリュート(びわに似た西洋 古楽器)の演奏で楽しく歴史を学ぶ「ひこにゃんのてくてく歴史街道」(午後6時半、2000円)。舞台にはひこにゃんも登場し、意外に芸達者な一面を披露 してくれるとか。出演はほかにソプラノ・中村朋子さんら。

 20日は「近江みちの国講座」(午後1時半、1000円)で、直弼の生涯と人物像に迫る彦根市教委文化財課長、谷口徹さんの講演など。

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日系人労働者の現状 「安全で住み良い国だった」

日系人労働者の現状 「安全で住み良い国だった」

 ◇“弱み”につけ込まれ失職、帰国資金も工面できず

 日本人がブラジルに移住を開始して100年に当たる昨年春、日本全国で二つの国の長い交流を祝うイベントが催された。それから、わずか半年余り。移民の子孫にあたる日系人らは今、不況のあおりを受けた「派遣切り」などで真っ先に職を失っている。近畿で最多の約1万4000人のブラジル人が暮らす県内で、日系人労働者の現状を追った。【近藤希実】

 ■突然の解雇

 しんしんと雪の降る1月15日の夜。名古屋市から軽乗用車を走らせ、米原市の人材派遣会社を訪れた日系ブラジル人のミヨシ・タカヒロさん(62)=仮名=は「何も解決しなかったね」と肩を落とし、白い息を吐いた。

 ミヨシさんは昨年12月1日、同社から同月5日での解雇を言い渡された。寮も退去させられ、今は名古屋市の長女宅に身を寄せる。15日は、ミヨシさんの加盟する「アルバイト・派遣・パート関西労組」(事務局・大阪市)が会社と団体交渉を行ったが、解雇撤回などの要求は聞き入れられなかった。

 組合は、会社が解雇を4日前に通告したことを「解雇予告を30日以上前と定める労働基準法違反だ」と指摘。一方、会社は日本語で「退職願」と書かれた書類にミヨシさんらが署名したことを挙げ、「自主退職だから(同法は)関係ない」と主張している。

 ミヨシさんらは日本語を読めないため、通訳に「クビだ」と説明され、「仕方なくサインした。自分から辞めるわけがない」と反発したが、議論は平行線をたどった。

 ■祝福ムード一転

 自動車など製造業の工場の多い県内では、昨年後半から非正規労働者の解雇が加速した。外国人の場合は特に深刻で、県国際協会が湖南、長浜両市で調査したところ、ブラジル人の4割が失業していることが明らかになった。

 「こんなひどい状況になるなんて信じられない」。ブラジル人の生活支援を行うNPO「関西ブラジル人コミュニティ(CBK)」=神戸市東灘区=の松原マリナ代表は困惑する。

 昨年は、1908年4月に日本人800人を乗せた「笠戸丸」が神戸港を出港しブラジルへの移民が始まってから100年。CBKも4月に神戸市で百周年祭を催し、コンサートや写真展、映画に日本人も含む1万人が訪れ、記念の年を祝ったばかりだった。

 食品工場の多い神戸市では、まだ失業者は少ないが、「残業や勤務日数が減り、みんな不安がっている。少し前までお祝いムードだったのに……」と声を震わせた。

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2009年2月7日土曜日

大津石山寺で7年ぶりに本尊公開-次回開帳は2016年

大津石山寺で7年ぶりに本尊公開-次回開帳は2016年

 石山寺(大津市石山寺1)で3月1日から、安産・福徳・縁結びの観音として信仰を集めている本尊如意輪観世音菩薩(にょいりんかんぜのんぼさつ)の木造如意輪観音半跏像が限定公開される。

 同寺は近畿2府4県と岐阜県に点在する33カ所の観音霊場「西国三十三所(さいごくさんじゅうさんしょ)」の第13番札所。西国巡礼中興の祖、花山法皇の1000年遠忌を記念し、西国三十三所全ての観音霊場がそろって本尊の開扉を行うもので、33カ所そろっての開扉は今回が初めて。

 木造如意輪観音半跏像は天然記念物の硅灰石(けいかいせき)の岩盤を台座にして左足を下げた半跏の姿の像で、滋賀県最古の木造建築物であり、国宝にも指定されている同寺本堂の中に安置されている。像高2メートル93.9センチで、国の重要文化財に指定されている。2002年に像内から国内最古の部類に属する飛鳥仏を含む4体の小型の胎内仏が発見され、2003年にはこれらも同像の附属として重要文化財に追加指定されている。

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本物のオケすごい 彦根・城北小 校歌で共演も

「東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団」
本物のオケすごい
彦根・城北小 校歌で共演も

 プロの音楽家によるオーケストラ実演授業が6日、滋賀県彦根市の城北小であった。「東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団」の約70人が迫力ある演奏を披露。校歌を伴奏して児童約240人と共演した。

 文化庁主催の「本物の舞台芸術体験事業」の一環で、優れた芸術活動を間近で見てもらい、豊かな情操を培うのが目的。

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借り物競走で世界一 彦根・発起人ら「次も挑戦」

借り物競走で世界一
彦根・発起人ら「次も挑戦」


 借り物競走の参加者数で世界一を目指し、滋賀県彦根市で昨年6月に行われた「開国大借り物競走 スカベンジャーハンティング」がこのほど、ギネスワールドレコーズ(本部・ロンドン)から世界記録の認定を受けた。参加者は183人と、これまでに米国で記録された116人を大きく塗り替えた。届けられた認定証は、花しょうぶ通り商店街の戦国丸に飾られる。

 大借り物競走は、市内で開催中の「井伊直弼(なおすけ)と開国150年祭」を盛り上げようと、同市尾末町のピアノ講師寺村邦子さん(53)らが発起人となり実施。同商店街を会場に、市民らが4-7人のグループに分かれ、果物や菓子、井伊直弼の肖像画など指示された品物11個を1時間以上かけて探し回った。

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2009年2月6日金曜日

彦根市の人気キャラクター「ひこにゃん」に、今年は…

彦根市の人気キャラクター「ひこにゃん」に、今年は…

 彦根市の人気キャラクター「ひこにゃん」に、今年は全国から9000通近い年賀状が届いた。昨春の5倍以上の驚異的な伸びで、「ひこにゃん」人気の“底力”を見せつけられた思いだ。

 ひこにゃんからは、1月9日までに届いた賀状に「今年も応援してね」と返事を出している。このため、「間に合わないと大変」と、関東にいる孫のためにわざわざ大阪から電車で彦根市役所を訪れ、年賀状を直接届けた男性や、自分で彦根城に持ち込んだ人もいたというから驚きだ。

 ひこにゃんは、可愛い仕草とともに、年賀状の返事のような細やかな配慮も人気につながっているようだ。年賀状は近畿、関東を中心に全都道府県から届き、市は「ひこにゃんも全国制覇だ」と胸を張る。政治不信や医療不安、不況、リストラ……。何かとストレスが多そうな今年も「ひこにゃん」に癒やされる人が多くなりそう。

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受験生1万人、春つかむ 滋賀の私立高で合格発表

受験生1万人、春つかむ
滋賀の私立高で合格発表


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受験番号を見つけ、友達と合格を喜び合う受験生(草津市・綾羽高)

 滋賀県内の私立高で6日、合格発表があった。願いをかなえた受験生や保護者らが歓声をあげた。

 綾羽高(草津市)では午前9時半すぎ、合格者番号を記した掲示板を教職員らが掲げた。自分の番号を見つけて飛び上がって喜ぶ女子生徒や、祝福する同高教員と握手する男子生徒の姿が見られた。

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<環境キャンペーン>琵琶湖博物館・生き生き地球館を訪問

<環境キャンペーン>琵琶湖博物館・生き生き地球館を訪問


1日、日本滋賀県の中央に位置する琵琶湖。 大きな湖の青い水が輝く。琵琶湖は、滋賀県や京都府をはじめとする地域住民1400万人の飲料水源であり、日本で最も大きな湖だ(673.9平方キロメートル)。
琵琶湖畔に位置する博物館は日曜日を迎え、家族単位の観覧客でにぎわっていた。 「湖と人間」をテーマに96年に設立された博物館には年間48万人が訪問する。 展示室には琵琶湖周辺の動植物の化石、湖を汚染させたゴミなどが展示されている。

しかしこの博物館が誇るものは展示物ではない。 住民の「はしかけ」プログラムを通した積極的な参加だ。 このプログラムは住民が自発的に環境保護に参加できるよう作られた。

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2009年2月5日木曜日

華やか、商店街で雛めぐり 7日から長浜市で30店余

華やか、商店街で雛めぐり
7日から長浜市で30店余


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商店に飾りつけられた華やかな段飾り(長浜市元浜町)

 桃の節句を前に、市街地商店街で愛らしいひな飾りを楽しんでもらうイベント「長浜お雛(ひな)さまめぐり」が、7日から滋賀県長浜市元浜町などの中心商店街一帯で開かれる。展示マップを作り、店先にステッカーを張って、市民や観光客にアピールする。

 NPO法人(特定非営利活動法人)「まちづくり役場」が、冬場の観光客を増やそうと初めて企画した。土産物店や飲食店などに呼び掛け、三十数店が協力することになった。



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琵琶湖の外来水生植物、遮光シートで枯死・駆除作戦

琵琶湖の外来水生植物、遮光シートで枯死・駆除作戦

 琵琶湖や周辺水域で繁殖し、生態系への影響が懸念される外来の水生植物を撃退しようと、滋賀県は4月から遮光シートを使った駆除に乗り出す。

 シートで覆って光合成をさせないようにし、枯死させるのが狙い。シートは園芸用で100平方メートル2万円。財政難の県は「安上がりに、効率よく根絶させたい」としている。

 同県では2004年、彦根市の神上沼(じんじょうぬま)(6・5ヘクタール)で、特定外来生物に指定されている南米原産のナガエツルノゲイトウが発見され、今では沼の3分の1を覆う。大津市などの琵琶湖では、ナガエツルノゲイトウのほか、ミズヒマワリやボタンウキクサなど計7種が確認されている。

 繁殖し続けると、水中の酸素量が低下してプランクトンが減少。ニゴロブナやホンモロコの産卵場所になる在来植物の生育地も奪う恐れがあり、専門家らが「ブラックバスの二の舞いになる」と指摘していた。

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馬とふれあい早春のグルメを楽しむ 栗東市観光物産協会、参加者募集

馬とふれあい早春のグルメを楽しむ 栗東市観光物産協会、参加者募集

 ◇トレーニング・センターなど見学--来月11、12日

 栗東市観光物産協会は3月11、12の両日、市内にあるJRA(日本中央競馬会)トレーニング・センターや道の駅などを回る「馬とふれあい早春のグルメを楽しむツアー in Ritto」を企画する。2月12日から申し込みを受け付ける。

 ツアーは毎年、同センターなどの協力を得て実施。センターで、普段は見ることができない馬の調教の様子などを見学後、地元食材を使った料理を味わい、道の駅で買い物を楽しむ。

 両日とも午前8時半~午後3時。参加費は1人3500円で、定員は各35人。申し込みは先着順だが、毎年人気が高く、10~20人のキャンセル待ちが出るという。問い合わせは同協会(077・551・0126)。

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2009年2月4日水曜日

貴重な文書や鬼瓦31点 長浜で政安建てた陣屋の資料展

貴重な文書や鬼瓦31点 長浜で政安建てた陣屋の資料展

小堀政安陣屋の鬼瓦=長浜市で

小堀政安陣屋の鬼瓦=長浜市で

 長浜市出身の茶人大名・小堀遠州の分家の子孫、小堀政安(まさやす)(1816-76)が明治元(1868)年ごろ、領地の南郷村(現・同市南郷町)に建てた統治拠点・陣屋の資料31点を集めた企画展が3日、市内の浅井歴史民俗資料館で始まった。3月10日まで。

 
 政安は、遠州の三男政尹(まさただ)を初代とする江戸詰の旗本・小堀権十郎家の9代目で幕末の当主。明治維新を受け、自分の領地で新たに封建制を敷こうと陣屋を建設したが、明治政府が許さず、間もなく解体された。

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節分祭:赤ずきんに裃、威勢よく「福は~内」 「お多賀さん」で恒例の祭

節分祭:赤ずきんに裃、威勢よく「福は~内」
「お多賀さん」で恒例の祭


 節分の3日、“お多賀さん”で知られる多賀大社(多賀町)で、恒例の「節分祭」があった。また、国宝・彦根城天守前広場(彦根市)では、観光客ら先着100人に福豆が配られた。

 多賀大社では、今年還暦を迎える男女約240人が赤ずきんに裃(かみしも)や和服姿になり、午前と午後に分かれて、特設舞台から厄よけと招福の福豆計100キロ、福餅計315キロをまいた。

 午前は、本殿での節分祭の後、年男ら約120人が特設舞台に集合。中野幸彦宮司が白羽の矢を射たのを合図に、「鬼は外」「福は内」と威勢のよいかけ声とともに福豆などをまき、参拝者らがエプロンを広げたり帽子で豆や餅を受けていた。

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「ゆるキャラ」が人気…商品モデル・広報大使として活躍

「ゆるキャラ」が人気…商品モデル・広報大使として活躍




日本の各地方自治体が開発したキャラクターが人気を博している。これらのキャラクターは商業的な「ハローキティ」や「ポケモン」とは違い、地方公共団体が地域全般の情報をPRする「ゆるキャラ(ゆるいマスコットキャラクター)」と呼ばれる。

当初は地域や特産品広報として利用されていたが、今では地域を代表する広報大使として各種キャンペーンや地域イベントに登場してい る。各地方自治体はキャラクターホームページに1日のスケジュールをはじめ、誕生の由来、趣味、好きな食べ物、性格、交友関係など多彩な情報を提供してい る。「ゆるキャラ」は2008年の‘新造語・流行語対象候補60’に浮上している。

◇「ひこにゃん」と「なみすけ」=「ゆるキャラ」ブームを巻き起こした代表的なキャラクターが「ひこにゃん」だ。滋賀県彦根市が 2006年に‘彦根城築城400周年’のキャラクターとして開発した。「ひこにゃん」は、彦根藩の2代藩主だった井伊直孝を落雷から救ったという猫に、井 伊直孝を象徴する赤い兜を被ったキャラクターだ。りりしくて可愛い「ひこにゃん」が人気を呼び、菓子や文房具、人形などの広告にも使われ始めた。関連商品 の販売が始まった2007年3月から11月にわたり、彦根市は170億円にものぼるキャラクター販売の収入を上げた。

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赤鬼魂ここに:第81回センバツ・彦根東OBエール 中川貴之さん

赤鬼魂ここに:第81回センバツ・彦根東OBエール 中川貴之さん

 ◇野球通じて精神力培って--京都大薬学研究科准教授・中川貴之さん(37)

 ◆私と彦根東

 彦根東時代は軟式テニスに3年生の夏まで打ち込みました。厳しい走り込みのおかげで、校内の長距離走大会では、同級生でアトランタとシドニーの五輪代表にもなった花田勝彦・上武大准教授ら陸上部員に次ぐ順位。勉強も、実家の日野町から1時間半以上もかかる遠距離通学でしたが、練習でくたびれても深夜まで机に向かいました。3年間、テニスと勉強しかしなかったような気もします。

 ◆近況

 大学で准教授となった今は、研究室の学生らと一緒に、鎮痛剤の開発につながる「痛み」の感覚の解明と薬物依存のメカニズム解明のための研究を続けています。実験の対象は、生きた実験用ネズミから培養した細胞までさまざま。多くの人が苦しむ原因不明の慢性的な痛みや薬物依存への特効薬開発が研究の究極目標です。

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2009年2月3日火曜日

びわ湖湖南!冬のええとこクイズラリー:草津・烏丸半島の夕暮れなど46カ所

びわ湖湖南!冬のええとこクイズラリー:草津・烏丸半島の夕暮れなど46カ所

 ◇草津・烏丸半島の夕暮れ、守山・菜の花畑など46カ所
 ◇16問、来月末まで--抽選で特産品

 湖南地域の4市(草津、守山、栗東、野洲)や商工会議所などでつくる県湖南地域観光振興協議会は、冬場の名所をPRする冊子「びわこ湖南!冬のええとこクイズラリー」を3万部製作、県内の公共施設やホテルなどに配布した。クイズを楽しみながら、景勝地や体験施設などを回ってもらう試みだ。【南文枝】

 冊子は、寒さなどで足が遠のく冬場の誘客のために製作。琵琶湖岸に集う渡り鳥▽冠雪した比良山系をバックに一面に広がる菜の花畑▽烏丸半島の夕暮れ▽酒蔵▽冬野菜が買える農産物直売所--など46カ所を紹介している。

 クイズは16問。施設のベンチの数や駐車場の台数、外壁の絵柄など、現地に行かないと分からないように工夫した。地域内の2市以上の名所を巡ってクイズを解き、冊子に添付したはがきに答えを書いて応募すると、抽選で300人に特産品などが当たる。

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社交ダンス:リズムに乗せ華麗に 200人参加--大津

社交ダンス:リズムに乗せ華麗に 200人参加--大津

 ◇市内のサークルパーティー主催

 中高年を中心に活動する大津市の社交ダンスサークル主催によるダンスパーティーが1日、大津市におの浜の「におの浜ふれあいスポーツセンター」で開かれた。

 健康維持と親ぼくを深めるため、同市のダンスサークル「大津ドリーム」と「さわやかステップ」が毎年合同で開催しており、今年で5回目。パーティーには両サークルのメンバーのほか一般参加も含め、60~80代の男女約200人が参加。会場では「夢見るシャンソン人形」「君しのぶ夜」などの名曲が流れる中、タンゴやジルバのリズムに乗せて、きらびやかなドレスに身を包んだ女性が男性にリードされ、時にはリードしながらあでやかに舞っていた。

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大津市文化財:「木造観音菩薩立像」など2体を指定 最澄時代の可能性も

大津市文化財:「木造観音菩薩立像」など2体を指定 最澄時代の可能性も

 ◇延暦寺里坊・松禅院所蔵--古文書1点も

 大津市教委は2日、比叡山延暦寺の里坊・松禅院(同市坂本本町)で見つかった「木造観音菩薩立像」など仏像2体を含む3点を市の文化財に指定した。観音像はこれまで比叡山で見つかった中で最も古いとみられ、延暦寺を開いた最澄が生きていた時代(8~9世紀)の像の可能性もあるという。文化庁は「法隆寺や唐招提寺にはもっと古い木像もあるが、最澄や空海に関係する像は少ない。歴史的価値が高いのでは」と評価している。

 里坊は、延暦寺の僧が隠居後に生活する住居。指定された仏像2点は、95~98年に市が里坊49カ所を調査した際に確認した。盗難を防ぐため、発見場所などは公開されてこなかった。

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2009年2月2日月曜日

社交ダンス:リズムに乗せ華麗に 200人参加--大津

社交ダンス:リズムに乗せ華麗に
200人参加--大津


 ◇市内のサークルパーティー主催

 中高年を中心に活動する大津市の社交ダンスサークル主催によるダンスパーティーが1日、大津市におの浜の「におの浜ふれあいスポーツセンター」で開かれた。

 健康維持と親ぼくを深めるため、同市のダンスサークル「大津ドリーム」と「さわやかステップ」が毎年合同で開催しており、今年で5回目。パーティーには両サークルのメンバーのほか一般参加も含め、60~80代の男女約200人が参加。会場では「夢見るシャンソン人形」「君しのぶ夜」などの名曲が流れる中、タンゴやジルバのリズムに乗せて、きらびやかなドレスに身を包んだ女性が男性にリードされ、時にはリードしながらあでやかに舞っていた。

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地デジ支援センター、京滋2カ所に開所 説明会や受信相談

地デジ支援センター、京滋2カ所に開所
説明会や受信相談


 テレビの地上デジタル放送(地デジ)への移行を支援する総務省の「テレビ受信者支援センター」が2日、京都と滋賀にそれぞれ開所した。現行のアナログ放送が終了する2011年7月を控え、センターは「京滋の地域事情に応じた疑問に答える」といい、地デジの説明会や受信相談に力を入れる。

 近畿総合通信局によると、今春には京都府の97%、滋賀県の94%の世帯が地デジ視聴可能エリアになる。ただ、アンテナの状況や周りの地形、ビルなどの障害物によって、地デジ対応テレビが映らない場合もあるという。
 このため、総務省は相談などに応じるセンターを2日までに全国に開設した。放送業者などでつくるデジタル放送推進協会(東京都)が運営する。京都のセンターは京都市中京区、滋賀は大津市に事務所を置いた。

 センターに直接連絡はできない。問い合わせや説明会の申し込みは、総務省の受信相談センター(神奈川県)TEL0570(07)0101が窓口となる。

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オニバス:堀のハス繁殖、危ない 彦根市役所ロビーに展示、保護活動を紹介

オニバス:堀のハス繁殖、危ない 彦根市役所ロビーに展示、保護活動を紹介

 彦根城中堀のオニバス生息地を守る活動を続けているボランティア団体「彦根城オニバスプロジェクト」(渡邊輝世代表)の活動紹介とオニバス写真・資料展が彦根市役所1階ロビーで開かれている。見る機会が少ないオニバスの種子の写真やスケッチも展示し、「保護活動に協力を」と呼び掛けている。6日まで。

 オニバスはスイレン科の一年草の水草。直径1メートル以上になる葉には鋭いトゲがあり、藩政時代に堀を渡る侵入者を防ぐために植えられたという。戦後、姿を消したが、20年ほど前に堀底の泥をかき回したところ、芽が出て赤紫色の花が咲くようになった。

 ところが、最近は高さ1メートル以上のハスが増え過ぎて日陰になり、オニバスの生息地が年々、狭まっている。見かねた「彦根自然観察の会」が同プロジェクトを立ち上げ、市の許可を得て、ハスの刈り取りなどオニバス保護活動を続けている。

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鬼の凧展:全国の鬼が集まった 凧会館に15都道府県から27点--東近江

鬼の凧展:全国の鬼が集まった 凧会館に15都道府県から27点--東近江

 ◇角凧に蝦夷凧、壱岐鬼面凧…

 3日の節分に合わせ、鬼を絵柄にした全国各地の凧(たこ)を集めた「鬼の凧展」が東近江市八日市東本町の八日市大凧会館で開かれている。京都豆菓 子協同組合が節分のイベント用に作った、畳6枚分の大きさで、かわいらしい大鬼が描かれた角凧や、同館が所蔵する北海道から長崎まで15都道府県27点の 凧が展示されている。

 鬼というとこわいイメージがあるが、山口県の「見島鬼ようず」は、鬼の目に紅白のふさが取り付けられ「鬼の目にも涙」をデザインしたユーモラスな凧。「優しい心を持って鬼のように強く育って」という願いが込められている。

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2009年2月1日日曜日

滋賀の風土分かりやすく

滋賀の風土分かりやすく


成安造形大の近江学研究所が発刊した研究紀要

 滋賀の歴史や風土、文化を多角的に検証する成安造形大「近江学研究所」(大津市仰木の里東)は、「研究紀要『近江学』」を創刊した。写真家の寿福 滋さんや今森光彦さんの作品を多用し、大津絵や観音像といった身近な話題から掘り下げて学問的考察を進めるなど読みやすい内容で、同研究所は「広く読ま れ、湖国の素晴らしさを再認識する材料になれば」としている。

 同研究所は2008年4月、近江の風土や文化が内包する豊かさを知り、新たな価値観を探る目的で設立。他大学の研究者、博物館の学芸員、大津絵師など様々な分野の講師を招き、市民向けの講座を開いてきた。

 紀要には、「大津絵の誕生と三井寺別所の宗教文化圏」(福家俊彦・三井寺執事)、「近世近江の宿場町と街道」(水本邦彦・京都府立大教授)、「湖北の観音像」(高梨純次・県立近代美術館学芸課長)など学外研究員の寄稿を掲載。

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冬の食:キャンペーン人気上々 ホテル・旅館・飲食店、18店で展開--彦根

冬の食:キャンペーン人気上々
ホテル・旅館・飲食店、18店で展開--彦根


 ◇趣向凝らした限定メニュー--3月15日まで
 ◇京阪神・中京方面から毎年訪れる観光客も

 彦根市内のホテルや旅館、飲食店など18店が、地元の冬の幸を生かすなどした特製メニューを提供する観光客誘致キャンペーン「彦根・冬の食」(彦根観光協会主催)を展開し、上々の人気を呼んでいる。「美食三昧(ざんまい) 彦根を食べつくす」をテーマにし、3月15日までの期間限定。オリジナルメニューを1200~7245円で提供している。【松井圀夫】

 観光客が減る冬季の対策として、数年前から誘客作戦を展開し、「冬の食」は7シーズン目。「冬の彦根ではおいしいものが食べられる」と、京阪神や中京から毎年訪れる観光客が増えており、今冬は「井伊直弼と開国150年祭」と連動して売り込んでいる。
 参加店は「近江牛彦根寿司御膳」「鴨なんばんそば・うどん」「彦根・冬の幸の競演」「鴨すき豆腐鍋ランチセット」など、それぞれ趣向を凝らしたメニューを用意している。昼、夜ともに出すところが多く、人気を集めている。これらの料理に対するアンケートに答えると、特典もある。

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「ヨシ(葦)」って知ってます? あまり耳慣れないかもしれないけど、実はすだれや茅葺き屋根に使われている素材で、私たちの暮らしにはおなじみの植物。そのヨシを使ったスイーツが期間限定で登場する。

そもそもヨシって食べられるの? なんて思ったのだが、実はすでにお茶やうどんなど、ヨシの葉を使った食べ物もいろ
いろ作られているらしい。青いヨシの葉の粉末は、抹茶のような風合いがあり、ビタミンCは抹茶の約3倍と豊富なのだとか。

今回、都内のカフェ数軒に登場する「よしスイーツ」は10種類以上。よしミルクプリン、よしゼリー、よしわらびもちパフェ、よしホワイトチョコ、よしフィナンシェ……など、どれもヨシの上品な風味をアクセントにしたかわいらしいメニューだ。
よ しスイーツを作ったのは、「エコによしスタイル」研究会。そもそもヨシは、屋
根にも紙にも食料にも肥料にもなる、とかなりお役立ちな植物。しかも、刈り 取っても一年で4mも育つという驚きの成長力をもち、二酸化炭素の吸収にも役立っている。そこで「エコによしスタイル」研究会では、ヨシ原の保全やヨシを
使った製品開発を実施。ヨシの消費を拡大することで、ヨシ原の保全などに還元していくのがねらいだ。

(上)「よしミルクぜんざい」。
(下)「よしフィナンシェ」

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