あふぇりえいと

2009年6月30日火曜日

ひとがた流し 健康願う 多賀大社で夏越の大祓

ひとがた流し 健康願う
多賀大社で夏越の大祓

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「夏越の大祓」で全国から寄せられた人形を境内の車戸川に流す神職(滋賀県多賀町・多賀大社)

 「夏越(なごし)の大祓(おおはらえ)」が30日、滋賀県多賀町の多賀大社で行われた。高齢者や親子、カップルら約200人が参列し、知らずに犯した半年間の罪汚れを清め、さらに半年を健康に過ごせるよう祈った。

 全国から、名前を記して息を吹きかけ、汚れを移した紙の人形(ひとがた)(縦15センチ、横10センチ)が約4000体寄せられ、神職が境内の車戸川に流して汚れを祓った。

 続いて、大鳥居前の直径約2メートルの茅(ち)の輪を、中野幸彦宮司ら神職21人と巫女10人が3度、参列者も3度、一礼して通った。

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当地の逸品:豆腐 (上原豆腐店)

当地の逸品:豆腐 (上原豆腐店)

 ◇川端に引いた名水百選・針江の生水、100年の味を支える
 ◇大豆のお焦げが香ばしさの秘密

 口に入れると、少し粗い舌触り。香ばしい大豆の香りが鼻に抜ける。明治30年ごろから高島市新旭町針江で続く「上原豆腐店」の3代目・上原忠雄さん(68)と妻政江さん(65)が作る木綿豆腐は、食感と風味が人気だ。毎日、新旭町内の約50軒に上原さんがミニバイクで届ける。初代のころからのお得意さんもいるという。

 同店の軒先では、わき水を生活用水として引き込む「川端(かばた)」に水があふれる。この地域の地下水は08年、「針江の生水(しょうず)」として環境省の「平成の名水百選」に選ばれた。軟水で、ほんのり甘いのが特徴。上原豆腐店の豆腐は代々、この水で作られてきた。

 夫婦の一日は早朝、前夜から水に浸しておいた大豆をすりつぶすことから始まる。直径約50センチの釜で1時間ほど煮る。この時できる「お焦げ」が、豆腐の香ばしさを引き出す。2枚の薄い木綿でろ過して豆乳に。ミネラルを多く含む沖縄産のにがりを混ぜて、型枠に流し込み、重しで水分を抜いて出来上がり。

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パイプオルガン音色を“再生” アンティーク家具販売の嶋村さん

パイプオルガン音色を“再生” アンティーク家具販売の嶋村さん

手作りで製作中のパイプオルガンと嶋村さん=大津市荒川で

手作りで製作中のパイプオルガンと嶋村さん=大津市荒川で

 英国の教会で使われていたパイプオルガンの部品を再利用して、大津市荒川の英国製アンティーク家具販売嶋村健治さん(65)がパイプオルガンを手 作りで“再生”している。7月11日午後2時から、大津市浜大津のスカイプラザ浜大津でその音色が初披露される。嶋村さんは「シンセサイザーなど、デジタ ルな音とはひと味違う奥行きのある音色を楽しんでもらえれば」と話している。

 
 古い家具の買い付けに英国を訪れた際、教会の統合などで使われなくなったパイプオルガンが捨てられている現状を目撃した。「何とか再生して懐かしい音が聞けないか」と考えたのがきっかけという。

 嶋村さんは家具を修理する技術を生かし、英国で手に入れ、100年以上は使われているパイプオルガンのパイプ49本と足踏みオルガン、送風機、本棚などを組み合わせて昨年、第1号を製作した。

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2009年6月29日月曜日

“アジサイ”梅雨に映え 近江八幡・長命寺で見ごろ

“アジサイ”梅雨に映え
近江八幡・長命寺で見ごろ


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雨にぬれて鮮やかさを増すアジサイ(近江八幡市・長命寺)

 西日本一帯にかかった梅雨前線の影響で滋賀県では29日、久しぶりの雨が降り、梅雨らしい空模様となった。

 近江八幡市の長命寺では、見ごろを迎えたアジサイが、雨にぬれ、色鮮やかさを増している。参拝客らは長い石段を登り、境内に点在するピンクや紫、水色の花をめで、雨の風情を楽しんでいる。

 同寺では20年近く前に植えられたアジサイが自然に広がり、花を目当てに訪れる人が増えてきたという。住職によると「今年は雨が少ないせいか花は少し小ぶり」。見ごろは7月中旬まで。

 彦根地方気象台によると、「前線が停滞するため7月3日ごろまでは曇りや雨が多い」という。

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絶滅危惧種のイチモンジタナゴ、滋賀・琵琶湖博物館で展示

絶滅危惧種のイチモンジタナゴ、滋賀・琵琶湖博物館で展示

 滋賀県立琵琶湖博物館(草津市下物町)で、環境省のレッドデータブックで絶滅危惧(きぐ)1A類に分類されている「イチモンジタナゴ」の稚魚=写真=が展示されている。7月12日まで。

 イチモンジタナゴは、コイ科タナゴ亜科の淡水魚。かつては琵琶湖でも多く見られたが、ブラックバスなどの外来魚が増え、卵を産みつける二枚貝が減った影響などで、生息数が減少。県内では現在は、湖北地方など数か所でしか確認されていない。

 博物館では2005年から繁殖に取り組んでおり、全長1~3センチほどに成長した40匹を水槽で紹介。成魚は、常設展示コーナーで観賞できる。

 月曜休館。問い合わせは博物館(077・568・4811)。

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2009年6月28日日曜日

ブログのテンプレートを変更しました。

夏なので、さっぱりした感じのテンプレートに変更しました。
これからも、よろしくお願いいたします。

2009年6月27日土曜日

清流の川面 バイカモが彩る…滋賀・米原の地蔵川

清流の川面 バイカモが彩る…滋賀・米原の地蔵川

地蔵川の清流にゆられ、涼しげに咲くバイカモ(滋賀県米原市で)=上田尚紀撮影

 滋賀県米原市醒井(さめがい)地区の地蔵川で、バイカモ(梅花藻)がかれんな白い花を咲かせ、川面を彩っている。

 キンポウゲ科の水生多年草で、直径1~1.5センチほどの梅に似た花を咲かせる。同川は年間を通じて水温が14度程度で生育に適しており、あちこ ちに群生している。今年は5月下旬から開花し、観光客らが花を見つけては、カメラを向けるなどして楽しんでいる。8月末までが見頃で、7月25日~8月9 日の夜間は川面がライトアップされる。

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ひつじ草クッキー:あす「周航の歌音楽祭」でおもてなし--高島

ひつじ草クッキー:あす「周航の歌音楽祭」でおもてなし--高島

 ◇商工会支所婦人部員「ちあふる今津」の手作り

 琵琶湖周航の歌の原曲「ひつじぐさ」にちなんで考案した「ひつじ草クッキー」でおもてなし--。高島市商工会今津支所婦人部員でつくるグループ「ちあふる今津」=同市名小路、藤橋市子代表、約20人=はこのほど、28日に同市で開催される第13回「琵琶湖周航の歌」音楽祭合唱コンクールの出演者や聴衆に振る舞う茶菓にと、ひつじ草クッキーを焼き上げた。【塚原和俊】

 スイレン科の多年生水草ヒツジグサは葉も花も小型。未(ひつじ)の刻(午後2時ごろ)に開花すると伝わることからこの名があるが、昼前ごろから咲き、夕方にしぼむ。同市今津町に自生地があり、地元の花として保護育成され、同町内の街頭には、生けた大型の水鉢が随所に置かれている。

 また、琵琶湖周航の歌は、旧制第三高等学校(現・京都大学)水上部員の小口太郎が1917(大正6)年、周航中に投宿した今津で詩を披露し、クルーが当時三高で流行していた吉田千秋作曲の「ひつじぐさ」のメロディーに乗せて歌いだしたのが始まりとされている。

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2009年6月26日金曜日

カフェ&ギャラリー「Plen Luno」 /滋賀

カフェ&ギャラリー「Plen Luno」 /滋賀

 <草津市野路1の8の5(077・566・4480)>
 ◇占いで癒やされ食事も進む

 JR南草津駅からほど近く、県道からわきに入った通りにある。白を基調にした内装、英国製のアンティークのテーブルや椅子に癒やされるが、売りはそれだけではない。このカフェはなんと、知る人ぞ知る「占いカフェ」なのだ。

 開業は07年11月だが、占いは昨年末から始めた。オーナーの柴山幹之さん(38)が客で訪れたカウンセラー、岡嶌泰龍さん(63)に手相を見てもらったのがきっかけだ。的確なアドバイスに驚き、店で占ってもらうようになった。

 占いは当初は日曜のみで、特にPRはしなかったが、「当たる!」と口コミで評判が広まり、やがて平日も予約制で対応するようになった。現在では、多い時は1日に6、7件の予約が入る人気ぶりだ。

 岡嶌さんは生まれた年月日や時間で占う四柱推命や手相が専門で、占い料は20分3000円から。柔らかい物腰で悩みに応じ、心が軽くなるアドバイスをくれる。「占いは心のエステ。少しでも明日の元気につながればうれしい」と話す。

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八幡てんびんまつり:8月2日開催 全イベント復活をPR--近江八幡

八幡てんびんまつり:8月2日開催 全イベント復活をPR--近江八幡

◇ポスター1000部作成

 近江八幡市の八幡てんびんまつ協議会は8月2日に開催する同市の夏祭り「第24回八幡てんびんまつり」のポスター(B2判カラー)1000部を作成し、JR近江八幡駅や市内の郵便局、銀行などに配布してPRに努めている。

 昨年はチャリティー市場や盆踊り、各種イベントが中止となり、花火大会だけだったが、今年は従来のイベントをすべて復活させて午後0時半から市役所前周辺で開催する。花火大会の花火は昨年と同じ同市北之庄沢周辺で午後8時から打ち上げられる。

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琵琶湖周航の歌:第13回音楽祭、過去最多31団体出演 28日、高島・今津

琵琶湖周航の歌:第13回音楽祭、過去最多31団体出演 28日、高島・今津

 ◇県外は京阪神や名古屋などから21団体--高島・今津の市民会館

 琵琶湖周航の歌発祥の高島市で28日、第13回「琵琶湖周航の歌」音楽祭合唱コンクール(記念事業実行委主催)が開かれる。出演団体は県内外から計31と過去最多で、会場となる同市今津町の高島市民会館は開演から夕方の審査・講評まで分刻みのスケジュールを組んで準備している。

 同音楽祭は毎年、同市で開かれ、合唱団の構成や歌い方はイメージにふさわしい形なら自由。周航の歌と自由曲を1団体8分以内で歌う。伴奏はピアノ限定で無伴奏もOK。

 今年は3年前の計29団体を2団体上回って最多を更新し、初出演は13団体に上る。京阪神や名古屋市、福井県などの県外勢が21団体で、県内からは大津、彦根、野洲市などから計10団体が出場する。高島市からは、31団体中最多の13回出演を誇る混声合唱団コーロ・いまづ▽9回目の今津少年少女合唱団▽7回目の今津東小▽初出演のマキノ北小--など6団体が出る。

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2009年6月25日木曜日

甘くて体に良し 野洲・ちゅうずドリームファームで食べ放題

ブルーベリー:甘くて体に良し 野洲・ちゅうずドリームファームで食べ放題 /滋賀

 野洲市で採れた農産物などを販売する「ちゅうずドリームファーム」(同市吉川)で20日、ブルーベリー園が開園した。1人500円の食べ放題(時間制限なし)で、家族連れらが甘く育った大粒の実を味わっていた

 今年で2年目。約1万2000平方メートルの敷地で12品種、約2400株を栽培している。地下水と肥料を混ぜた液で育てた、甘みがある果実が特徴。昨年は6月下旬から9月上旬の開園期間中に、約2500人が訪れた。今年は8月末までの予定だが、既に観光バスだけで約110台の予約があるという。

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クリーム色、芳香…滋賀・東近江、百済寺で菩提樹

クリーム色、芳香…滋賀・東近江、百済寺で菩提樹


かわいらしい花をつけた菩提樹(東近江市百済寺町の百済寺で)

 滋賀県東近江市百済寺町の国史跡・百済寺(浜中亮明住職)で、境内の菩提樹(ぼだいじゅ)にクリーム色のかれんな花が咲き始め、参拝客らを楽しませている。

 寺には9本が植えられており、このうち1940年代に株分けされ、不動堂前に植えられた1本は現在5、6分咲きに。ほかの木の花も順次咲き始めており、今月下旬までが見頃という。

 浜中住職は「境内いっぱいに広がる芳香を楽しんでほしい」と話している。問い合わせは同寺(0749・46・1036)。


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八幡堀の水きれいに 近江八幡の市民団体 イケチョウガイ沈める 

八幡堀の水きれいに
近江八幡の市民団体 イケチョウガイ沈める


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水質浄化のため、イケチョウガイが入ったネットを八幡堀につるす市民団体のメンバーら(近江八幡市)

 水質浄化作用のあるイケチョウガイを使って、八幡堀(滋賀県近江八幡市)の水質改善活動をしている市民団体「八幡堀水質浄化ネットワーク」が24日、約1200個を追加で水中につるした。

 イケチョウガイは琵琶湖の固有種で、長さ15~20センチ。1個当たり、1日に約200リットルの水を浄化する。同ネットは昨年11月に活動を始め、約1300個を堀に沈めた。来年も増やして計3900個にするという。

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2009年6月24日水曜日

ホタルはどこで見られるの?

ホタルはどこで見られるの?

 ◆ホタルはどこで見られるの?
 ◇米原・三島池などでゲンジボタルが乱舞 子孫残す求愛行為なので見守って

 なるほドリ 米原市でホタル祭り(6月5~14日)が開かれたんだってね。ホタルっていつまで見られるの?

 記者 ホタルの種類や地域によって違います。草津市の県立琵琶湖博物館によると、最も多く見られるゲンジボタルは県内では5月下旬から6月下旬ごろまで見られます。水田に多いヘイケボタルは6月上旬から8月下旬ごろ。陸で育つヒメボタルは6月中旬から7月下旬ごろのようです。「桜前線」があるように「ホタル前線」もあり、気温が高い所から先に見られるようになります。幼虫が川から上陸するには、水温が約13度以上になることが条件の一つです。

 Q ホタルにはどんな種類があるの?

 A 世界で約2000種余りいるとされています。日本で生息しているのは45種類ほどで、代表格はゲンジボタルです。体長は、雌が約2センチ、雄が約1・5センチで、胸に十字形の黒紋があるのが特徴です。幼虫は主に川でカワニナ(巻貝)などを食べ、約1年で成虫になります。

 ヒメボタルは体長約6~9ミリと非常に小さく、陸上でカタツムリの仲間を食べて大きくなります。伊吹山(米原市)の山頂付近で多く見られ、地元ではイブキボタルとも呼ばれています。

 Q 県内でしか見られないホタルはいるの?

 A これまでの研究では確認されていません。県内ではゲンジやヘイケ、ヒメボタルなどの他、光をほとんど発しないオバボタルやクロマドボタルも見られます。

 Q 光らないホタルもいるんだね。

 A 実は光らないホタルの方が多いのです。卵や幼虫の時には光っても、成虫になるとほとんど光らなくなるホタルもいます。ホタルは求愛のために発光するのですが、光らないホタルの場合は、雌がフェロモンを出し、雄が感知します。

 Q 雄と雌で光り方の違いがあるの?

 A 雄は同じ間隔で同時に光る「集団同時明滅」をします。ホタルの光が急にきれいに見えることがありますが、この時です。こうすることで、違う間隔で光っている雌を探しているのです。

 ゲンジボタルの場合、西日本では2秒、東日本では4秒間隔で光るという違いもあります。また、気温が高いと間隔は短く、低いと長くなります。雄は腹部2節分が光り、雌は1節分が光るという違いもあります。雄の方が光がやや強いです。

 Q ふーん。ところで、県内のお薦めスポットを教えて。

 A 米原市池下の三島池は近くに駐車場やトイレがあり、ホタル観賞に最適な場所の一つです。県内唯一のホタル資料館「守山市ほたるの森資料館」(守山市三宅町)では、例年5月下旬から6月中旬、隣接の人工河川で自由にホタルを見られます。多い時は150~200匹に遭遇できるそうです。大津市の千丈川沿いにも多く見られます。ただ、こちらは住宅地で道も狭いので、車で行くと地元の人たちの迷惑になります。マナーを守って鑑賞してください。また、カメラのフラッシュはたかないでください。ホタルの成虫は数日ほどの短い命の中で子孫を残そうと光でお互いを探しているので、余計な光があると、交尾の機会が減ってしまいます。

 Q 何時くらいに行けばいいの?

 A よく見られるのは午後8時以降。雨や風が強いと葉の裏などに隠れてしまいます。湿度が高く、蒸し暑い夜の方がたくさん見ることができます。

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ゆるキャラ100体集まれ 彦根で10月、第2回まつり参加呼びかけ

ゆるキャラ100体集まれ 彦根で10月、第2回まつり参加呼びかけ

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 昨年、全国から46体の着ぐるみキャラクターが集い、2日間で延べ約4万6千人のファンが集まった「ゆるキャラまつりin彦根~キグるミさみっ と」が10月23~25の3日間、滋賀県彦根市で開かれる。2回目の今年は、さらに集客を図ろうと撮影会やトークショーなど多彩なイベントを予定してい る。

 初日の23日は、同市野瀬町のひこね市文化プラザで3回にわたり、参加キャラがステージに勢ぞろいして写真撮影会を行う。歌手の橋幸 夫さんが「ゆるキャラ音頭」を披露し、ゆるキャラの名付け親のイラストレーターみうらじゅんさんのトークも。24、25の両日は同市本町の夢京橋キャッス ルロードなどで、各キャラがブースを設け、来場者と触れ合う。

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古代北陸道の駅家跡か 滋賀・高島、建物群跡など出土

古代北陸道の駅家跡か 滋賀・高島、建物群跡など出土


 弘部野遺跡で出土した掘っ立て柱建物群の跡=24日午後、滋賀県高島市

 都と北陸地方をつなぐ古代の国道「北陸道」の要所、滋賀県高島市の弘部野遺跡で、7世紀前半~9世紀後半(飛鳥-平安時代前期)の掘っ立て柱建物群の跡などが見つかり、市教育委員会が24日、発表した。

 市教委は「中央の指令を地方に伝える役人が、馬を乗り継いだ駅家の可能性がある」としている。確認されれば、北陸道では初めてで、当時の様子を示す貴重な遺構となりそうだ。

 出土したのは、掘っ立て柱建物や柵の跡。三つの建物を約250年間にほぼ同じ場所で2回建て替えた跡もあった。1棟は柱の間隔が約3メートルあり、古代の大きな屋敷や役所と同じ寸法で、集落の中心的な建物だったようだ。倉庫もあった。

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滋賀県立障害者福祉センター「第19回夏まつり」開催!!

今年も滋賀県立障害者福祉センターで夏まつりが開催されます。


・趣旨
第20周年を記念し、障がいのある人もない人も、夏祭りにつどい障がいの理解と認識を深め、
「共に生きることの大切さを実感できる社会づくり」の一助とする。

・日時
平成21年7月26日(日)午前11:30から午後4:00kまで

・場所
滋賀県立障害者福祉センター
(滋賀県草津市笠山八丁目5番130号)

・内容
川本勇ライブ、福祉ゾーンねっとわーくの展示、特別支援学校の作品展示、福祉車両の展示、福祉用具の展示、似顔絵コーナー、クイックマッサージ、スポーツ吹き矢コーナー、お茶席、フリーマーケット、模擬店、スタンプラリー、大抽選会等

・対象
障がいのある人・障がいのない人

以上のようになっております。
なんか業務連絡っぽくなったんですが皆さん、よろしくお願いします。

詳しくはコチラ

2009年6月23日火曜日

懐かしレコード、ゆったりと 大津、来月リスニングルーム開設

懐かしレコード、ゆったりと 大津、来月リスニングルーム開設

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 懐かしのLPレコードなどが聴ける「リスニングルーム響」が7月11日、大津市浜大津のスカイプラザ浜大津6階に開設される。同プラザでは「デジタル時代とはひと味違うアナログ音楽を楽しんでもらえれば」と話している。

 リスニングルームには市民らから寄付されたり、借りたりしたLP、SP、EPレコード合わせて約700枚や明治時代末期のものとみられる蓄音機、 レコードプレーヤー、スピーカー、アンプなどが置かれている。利用者にソファなどに座って自由に聴いてもらう。レコードはビートルズやオリビアニュートン ジョン、カーペンターズといった懐かしのメロディーやクラシック、ジャズ、童謡など幅広くある。このほか、昭和初期に滋賀県のPR用として制作された「琵 琶湖音頭」「琵琶湖シャンソン」「彦根音頭」など貴重なSPもある。LPレコードのジャケットも100枚ほど展示されている。

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コクヨS&T子会社、びわ湖・淀川水系のヨシからできた「ヨシ筆ペン」を発売

コクヨS&T子会社、びわ湖・淀川水系のヨシからできた「ヨシ筆ペン」を発売

びわ湖・淀川水系のヨシからできた「ヨシ筆ペン」を発売

~エコ文具「ReEDEN(リエデン)」シリーズの品種拡充~


 コクヨグループの株式会社コクヨ工業滋賀(本社:滋賀県愛知郡愛荘町/社長:山内 健)は、びわ湖・淀川水系のヨシを使用し、環境に配慮した紙製品「ReEDEN(リエデン)」シリーズの新アイテムとして、「ヨシ筆ペン」を6月29日に発売します。

 「ReEDEN」シリーズは、枯れヨシの活用促進とびわ湖の環境保全意識を幅広く広めることを目的とし、2007年11月に発売開始しました。
 この度発売する「ヨシ筆ペン」は、ボディにびわ湖・淀川水系の天然ヨシを使用して、筆職人が一本ずつ丁寧に手作りしています。2008年11月に便箋や封筒などとともに「ヨシ特撰手紙セット」として発売したところ、ユーザーから筆ペンのみの販売を望む声が多く寄せられ、今回商品化しました。コンパクトサイズの桐箱に入れ、スペアインクを同梱しています。

○ 発売予定: 2009年6月29日
○ 販売価格(消費税込): 6,300円
○ 年間販売目標: 200万円(発売後1年間)

<基本仕様>
品名    ヨシ筆ペン
品番    KPSF-R1001
税込価格 6,300円
サイズ   ヨシ筆ペン(177×φ14mm)
       桐箱(233・63・27mm)
仕様    ヨシ筆ペン1本(インクカートリッジ内梱)
       スペアインク1本
       桐箱1箱
       説明書1部
備考    ヨシ筆ペンのボディに天然のヨシそのものを使用

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ひこにゃん切手シート発売


ひこにゃん切手シート発売

 滋賀県彦根市の人気キャラ、ひこにゃんらをデザインした切手シート(1200円)2万部が7月1日から同市内20の郵便局で販売される。

 同市内で開催中のイベント「井伊直弼と開国150年祭」の記念切手。みつにゃん、しまさこにゃん、カモンちゃんら6キャラがポーズを取っている。

 昨年9月に発売した第1弾は全国からのファンが行列をつくる騒ぎにも。局側は「キャラはゆるくても、ファンの思いは熱いので」と案じている。


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2009年6月22日月曜日

欧風レストラン「季ごころ」 ししバーガー 滋賀県草津市草津

欧風レストラン「季ごころ」 ししバーガー 滋賀県草津市草津

 イノシシ肉を手軽に 

 佐世保バーガーなど、全国的にブームを呼んでいる、ご当地ハンバーガー。滋賀県草津市草津の欧風レストラン「季ごころ」では、イノシシの肉を使った「ししバーガー」を売り出し、話題となっている。高タンパク・低脂肪でヘルシーなイノシシの肉を気軽に食べてもらおうと、瀬川和也店長(50)が発案した。

 昨冬、知人からシシ肉をもらってトマト煮込みにしたところ、好評だったことが発案のきっかけ。「こんなにおいしい食材があるのに、ボタン鍋ぐらいしか知られていない。もっと簡単に食べてもらう方法はないか」として浮かんだのが、若者にも人気のハンバーガーだった。

 シシ肉を有機野菜のトマト、レタス、生ピクルスと一緒に、直径約15センチのライ麦パンで挟み、マスタードを効かせた自家製ソースで味付け。「ライ麦パンの香ばしさと、肉のうまみがよく合う」と瀬川店長。「油っぽくなくヘルシー」「臭みがなく食べやすい」と評判だ。

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多賀町立図書館:貸し出し累計200万冊 町民8割が利用登録

多賀町立図書館:貸し出し累計200万冊 町民8割が利用登録

 多賀町立図書館(同町四手)で21日、98年10月の開館以来の累計貸し出し数が200万冊を突破した。200万冊目を借りた同町土田、会社員、平居繁男さん(37)の長女、真弥ちゃん(8)=町立多賀小3年=に、松宮忠夫・町教育長から図書券やスケッチブックなどが贈られた。

 真弥ちゃんは、3週間に1度は家族そろって図書館を利用しており、この日も午前10時半過ぎに繁男さんと母裕美さん(36)、妹の紗英ちゃん(5)の4人で訪れた。児童絵本など15冊を借りる手続きの最中に館内放送があり、係員から「200万冊目の貸し出しですよ」と告げられてキョトン。真弥ちゃんは「本は大好きなので、これからも読み続けます」と喜んでいた。

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高島の風景、360度絶景  カナダ出身男性が写真展

高島の風景、360度絶景 
カナダ出身男性が写真展



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360度に広がる高島市畑の棚田の収穫風景

 結婚を機に滋賀県高島市の風景を知った写真家シェヴァーブ・トムさん(35)=京都市右京区=の作品展が、高島市今津町の今津サンブリッジホテルのギャラリーで開かれている。360度のパノラマのような風景が1枚の横長写真で表現されている。

 シェヴァーブさんは2003年5月に高島市安曇川町出身のさおりさん(33)と結婚、2年前にカナダから日本に移り住んだ時、安曇川町の妻の実家に3カ 月ほどいたことがある。写真は、畑の棚田やマキノの資材置き場、今津の体育館での居合い武術の練習など8点。いずれも、撮影は左右、上下を30~40枚に 分割して撮り、中には80枚を超えるものもある。この一枚一枚の写真をデジタル処理し、一枚の世界地図のようにする。手間がかかり、1枚仕上げるのに半年 かかることもある、という。30日まで。

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石川遼プロ初Vのモニュメント完成…滋賀GC

石川遼プロ初Vのモニュメント完成…滋賀GC

 昨年8月の男子ゴルフ・関西オープン(滋賀GC)で、16歳の大会最年少で初優勝した石川遼(17)の業績を記念するモニュメントが同GCに完成、21日、除幕式が行われた=写真=。

 石川は「関西オープンは石川と言われるよう、連覇を狙いたい」とあいさつ。モニュメントはクラブハウスのそばにあり、高さ1・2メートル、幅35センチのステンレス製。優勝カップを手にする石川の写真を印刷した陶板が取り付けられている。

 この日、同GCでプレーした石川は「最近、納得できるプレーができてもスコアが良くないし、気持ちも乗ってこないので、いい弾みになった」と笑顔を見せていた。

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2009年6月21日日曜日

昭和の彦根 懐かしく 30年代の姿紹介 市内で写真展

昭和の彦根 懐かしく
30年代の姿紹介 市内で写真展


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伊勢湾台風で長曽根水泳場に打ち寄せられた流木を拾い集める人の写真と、最近撮影した一帯の景色(右端)を見くらべる人たち=彦根市芹橋2丁目の足軽屋敷・高橋邸

 昭和30年代の彦根の風景、行事、子どもの遊びなどを撮影したモノクロ写真のパネル31点を、今の風景のカラー写真約10点と合わせて披露する「懐かしの彦根・昭和写真展」が、滋賀県彦根市芹橋2丁目の足軽屋敷・高橋邸で21日まで開かれている。

 ■回転橋や百貨店など

 モノクロは彦根に住んだ教員、大橋宇三郎さん(1908年~1991年)が撮影。昨秋、県立琵琶湖博物館(草津市)で192点が公開され、彦根市 民にも見てもらおうと初めて彦根で展示した。城下町文化の継承に取り組む住民グループ「善利(せり)組足軽倶楽部(くらぶ)」が催した。

 モノクロ写真は、松原水泳場での地引き網漁、松原回転橋、マルビシ百貨店、旧彦根港湾、伊勢湾台風で長曽根水泳場に打ち寄せられた流木を拾う人など。20日は約150人

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アユ漁 明るい解禁

アユ漁 明るい解禁

 県内全域の河川で20日、アユ釣りが解禁された。富山漁業協同組合(富山市)によると、成育状況はここ5年で最も順調。雪解け水による濁りが少なく、餌となる藻類が豊富だったことに加え、アユの仲間がかかる伝染病防止の効果も出ているからだ。同漁協は「今年は満足してもらえる」と期待している。

 アユ漁が特に盛んな富山市の神通川ではこの日、県内外からの釣り客が早朝の解禁時間から釣り糸をたれていた。埼玉県日高市の公務員桑原栄さん(55)は「水もきれいでアユも豊富。関東から来る価値があった」と話す。

 同漁協は、神通川で5月25日までに約400万匹の養殖アユを放流。今月12日に行った成育調査で186匹の大きさを測定したところ、頭から尾までの長さは平均で前年比0・1センチ増の13・6センチ。体重も同2・9グラム増の27・1グラムで、いずれも過去5年で最大だった。天然アユの遡上(そじょう)も多く、同漁協は「水温が高めに推移していることもあり、良い結果になっている」と話す。

 また、最近10年では、アユなどマス系魚類がかかる伝染病「冷水病」の予防に努めたことも、豊富な魚群につながっている。

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2009年6月20日土曜日

2千年ハス 薄紅色の大輪咲かす 野洲・弥生の森歴史公園

2千年ハス 薄紅色の大輪咲かす
野洲・弥生の森歴史公園



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薄紅色に開いた大賀ハスの花(野洲市・弥生の森歴史公園)

 滋賀県野洲市の銅鐸(どうたく)博物館の弥生の森歴史公園で、古代ハスといわれる「大賀ハス」が咲き始めた。2千年以上前の種類とされるハスで、薄紅色の大輪の花が来園者を魅了している。

 1951年に千葉県の検見川遺跡発掘調査で見つかった種子を植物学者の故大賀一郎博士が3粒採取し、1粒だけ発芽に成功。研究により2千年以上前の種子と分かったという。同博物館はオープンする1988年に譲り受け、栽培を続けている。

 同公園の約10平方メートルのハス池に咲き、博物館の見学に訪れた小学生らが「めっちゃきれい」と眺めている。観賞には花が開いている午前中がお薦め。まだ、つぼみが多く、7月下旬ごろまで楽しめそう。入園無料。
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等身大の綾波レイ登場!? 海洋堂の「エヴァ」フィギュア展とは?

等身大の綾波レイ登場!? 海洋堂の「エヴァ」フィギュア展とは?

綾波のフィギュアに萌えるはず

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綾波のフィギュアに萌えるはず

“等身大”の綾波レイに会える?――と言っても、それは“フィギュア”の話。「エヴァンゲリオン フィギュア作品展」が2009年6月27日(土)~8月16日(日)まで開催されるのだ。

精巧なフィギュアで有名な海洋堂のフィギュアミュージアム(滋賀県長浜市)にて、同社がアニメ放映当時から10年以上に渡り製作したエヴァンゲリオンのフィギュアを一堂に集めて展示。90年代のガレージキットから最新のアクションフィギュア、等身大の作品など、フィギアでエヴァンゲリオンの世界が楽しめる。

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盛況 工芸・陶芸・布バッグなど53店舗--東近江

本町パサージュ:盛況 工芸・陶芸・布バッグなど53店舗--東近江 /滋賀
 ◇見て触って楽しんで

 「アートが街にやってくる」をキャッチフレーズに、今年もまた、東近江市の八日市本町商店街アーケードで「本町パサージュ」が開かれた。約300メートルのアーケード街に53店の手作り作品の店が並び、大勢の市民でにぎわった。【斎藤和夫】

 本町パサージュ実行委員会が近隣の工芸家や陶芸家などの作品発表の場として提供し、町ににぎわいを取り戻そうと毎年この時期に開いている。アーケード街には、ガラス工芸や木工細工、パッチワーク、エプロン、アクセサリーなどに取り組んでいる同市内や近隣のアーティストらが軒を並べ、「さあ、見て、触って、楽しんでください」と呼びかけていた。

 訪れた市民らはお気に入りのブースに寄ってアーティストから作り方などを聞いたり、手作り体験や買い物を楽しんでいた。年々、三重や大阪など県外からの出店者も多くなり、アーティスト同士の情報交換の場にもなっている。

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「打出のコヅチ」 琵琶湖文化館と県教委、参加者を募集--大津

「打出のコヅチ」 琵琶湖文化館と県教委、参加者を募集--大津

 ◇25日から12月まで、毎月1回・全7回

 近江の文化財をめぐるホットな話題と、それらを後世に守り伝えるための取り組みを広く知ってもらおうと、県立琵琶湖文化館(大津市打出浜)と県教委は「滋賀の文化財講座 打出のコヅチ」を開催する。12月まで毎月1回(全7回、無料)で、参加者を募っている。

 期日と内容は、25日=月岡雪鼎-十二ケ月の風物詩▽7月30日=県指定・絹本著色薬師十二神将像と保存修理▽8月27日=顕微鏡でみた文化財-ミクロの世界から▽9月24日=滋賀に根付いたモダン建築の魅力▽10月29日=仏と盗人と落書きと-文化財防犯学ことはじめ▽11月26日=滋賀県新指定文化財説明会▽12月24日=近代建築を守り、活かす-登録文化財(建造物)の取り組み。

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2009年6月19日金曜日

県内産100%のポテトチップス 「しがじゃが」発売へ

県内産100%のポテトチップス 「しがじゃが」発売へ

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 県内産のジャガイモを100%使った地産地消ポテトチップス「しがじゃが」が22日から、県内で限定発売される。

 カルビー湖南(湖南市)が製造、販売。2007年から始めて3年目。今年は野洲、米原市、安土町の畑8ヘクタールで収穫したジャガイモ200トンを使った。

 薄い塩味の「ほんのり塩味」と、湖魚を使った滋賀の郷土料理「えび豆」の甘辛い味を出した「えび風味」の2種類。

 1袋60グラムで、店頭販売価格は140~160円。県内の平和堂70店舗で先行販売し、7月6日からは県の地産地消「おいしが うれしが」キャンペーン推進店の大型量販店やコンビニなど250店舗に広げる。

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竜王観光案内所:道の駅に 町民らにも町の魅力を、ネットでも提供竜王観光案内所:道の駅に 町民らにも町の魅力を、ネットでも提供

竜王観光案内所:道の駅に 町民らにも町の魅力を、ネットでも提供

 ◇情報発信の拠点に

 竜王町鏡の「道の駅 竜王かがみの里」の情報館内に、同町や近隣の観光情報を提供する「竜王観光案内所」がオープンした。道の駅の運営会社「みらいパーク竜王」(社長、竹山秀雄竜王町長)が開設。観光情報発信の拠点として期待される。

 道の駅は03年に営業を開始。物産館とレストランで年間60万人の利用がある。11月で6周年を迎える。同町には観光案内所がなく、町の観光協会が対応していたが、協会は土日が休みで観光案内所の開設が望まれていた。

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南湖透明度2・8メートル 最高に  08年度琵琶湖 水草繁殖で改善

南湖透明度2・8メートル 最高に 
08年度琵琶湖 水草繁殖で改善


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琵琶湖の透明度の変化

 琵琶湖南湖の透明度が2008年度平均で、観測史上最高の2・8メートルとなったことが18日、滋賀県などの水質調査で明らかになった。県は水草の繁殖が透明度の改善につながったとみている。

 南湖19地点の昨年度の月別透明度は、10月に最高の3・2メートルを記録。最も低い透明度でも5月の2・3メートルだった。年度平均では前年度を0・2メートル上回った。濁りの原因となる浮遊物質量も過去最低値だった。

 南湖の透明度は1979年度に現在と同じ地点での観測がスタート。一時は1・6メートルにまで落ち込んだが、99年度以降は2メートル以上を保ち、改善傾向が続いている。

 県によると、94年の大渇水を契機に南湖では水草の繁殖エリアが急拡大。水草が湖底の泥の巻き上げを抑え、栄養塩を吸収するなどしたため透明度が 上向いたという。南湖5250ヘクタールのうち水草分布面積はここ数年、4000ヘクタールを上回っている。北湖の透明度は6・0メートルで、前年度を 0・6メートル下回った。

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2009年6月18日木曜日

川面に“バイカモ”花畑  米原 観光客楽しませる

川面に“バイカモ”花畑 
米原 観光客楽しませる



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川の流れに、かれんな花を揺らすバイカモ(米原市醒井・地蔵川)

 滋賀県米原市醒井の旧中山道沿いの地蔵川で、バイカモ(梅花藻)が白い小さな花を咲かせ、緑の藻とともに、さわやかな美しさで観光客を楽しませている。

 キンポウゲ科水生多年草のバイカモは、水温14度前後の清流に群生、梅に似た直径1センチほどの花を4月末~9月初めに咲かせる。

 地蔵川は環境省の平成の名水100選に指定された「居醒(いさめ)の清水」などのわき水が豊富。街道沿いの長さ約500メートル、幅約4メートルの所々にバイカモが群生し、水中や水上で咲く。


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近江風物詩2009:仰木の棚田(大津市) 美しさの裏に農家の労苦

近江風物詩2009:仰木の棚田(大津市) 美しさの裏に農家の労苦

 紫色のアザミが咲く畦(あぜ)からカエルがポチャンと小さな音を立てて田んぼに飛び込む。しばらく潜ってから水面にひょこっと顔を出し、こちらをのぞいた。

 大津市中心部から車で約30分の同市仰木では、比叡山系の山すそ一帯にいくつもの棚田が連なり、県内有数の絶景が広がっている。幅約1メートル、長さ約30メートルの細長い水田など、地形に合わせたさまざまな形、さまざまな大きさの水田が織りなす光景がアマチュアカメラマンや観光客を魅了する。

 田植えが終わった5月下旬、ほとんど人影はなかったが、まだ背の低い苗の間をアメンボやザリガニが動き回るなど、生命が躍動していた。周囲に建物はなく、水路を流れる水の音がとめどなく続く、のどかな空間だ。

 棚田を巡る農家の歴史は苦労の歴史でもある。田の形がいびつなだけでなく、一つ一つが狭いため生産効率が悪い。それでも、昔の農家はこの棚田を牛と鍬(くわ)で地道に耕し、生活の糧を求め続けてきた。1960年代に機械化が進んでも、田や畦道の狭さのため小型機械しか使えない。水も近くの川からポンプでくみ上げるなど手間がかかる。地元農家によると、平地の水稲栽培の5倍くらいの経費がかかるという。

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8月7日に「びわ湖大花火大会」 今年のテーマは自然散策

8月7日に「びわ湖大花火大会」
今年のテーマは自然散策


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大輪の花火が琵琶湖の夜空を彩る昨年の「びわ湖大花火大会」

 琵琶湖の夏を彩る「2009びわ湖大花火大会」(実行委主催)が8月7日、大津市の大津港一帯で行われる。26回目となる今年は「びわ湖自然散策」をテーマに、約1万発の花火が夜空に大輪を描く。有料観覧席のチケットは、7月1日から発売される。

 同花火大会は、毎年京阪神から35万人以上の見物客が訪れる。例年は8月8日開催だが、今年は土曜日に当たり、人出の増加を避けて安全確保を優先 するため、平日の7日開催になった。県内各地の自然と風景を花火で表現し、スターマインなどが、午後7時半から1時間にわたり打ち上げられる。

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2009年6月17日水曜日

ムラサキ:万葉の花、町いっぱいに 市民グループら、植え替え--東近江

ムラサキ:万葉の花、町いっぱいに 市民グループら、植え替え--東近江

 ◇八日市南高の農場

 万葉人が愛した幻の花「ムラサキ」(和種)の花を町いっぱいに広めようと、東近江市春日町の県立八日市南高の農場でこのほど、同市内の「紫草(むらさき)を育てる会」や公民館講座の受講生ら約30人が鉢植えで鑑賞できるようにムラサキの苗をプランターに植え替えた。【斎藤和夫】

 ムラサキはムラサキ科ムラサキ属の多年草。かつては全国各地の山野に自生していた。草丈は30~60センチ。初夏から秋にかけ白い小さな5弁の花が咲き、根は紫色で太く、染料や皮膚病の薬になる。今では環境の変化などから希少種となり、同市は市の花に選定した。

 この日は、同校農業技術科の水谷博教諭らの指導で「育てる会」のメンバーや学校、公民館関係者らが120株の苗を2株ずつプランターに移植。30センチほどの苗には早くも白い花が付き、根は紫色。参加者は「自分で苗から育てて根も見ないと、ムラサキの意味が分からないものね」と話していた。

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華麗!スイレン展開幕 草津の水生植物公園

華麗!スイレン展開幕
草津の水生植物公園


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スイレン展が始まり、さまざまな色や形の花が咲く園内(草津市・水生植物公園みずの森)

 140種類以上のスイレンがそろう滋賀県草津市の水生植物公園「みずの森」で16日、スイレン展が始まった。華麗に咲く花を目当てに、初日から多くの人が詰めかけた。

 今年は、春に暖かい日が続いて例年より咲き始めが早く、園内の池や温室で赤や青、ピンクなど多彩な色や形のスイレンが開花。来園者は、日の光を浴びて輝く花をカメラで撮影したり、キャンバスに写生していた。

 大きな花や葉が特徴的な南米のパラグアイオニバスと日本のオニバスの違いなどを紹介するパネル展や、園内のスイレンの人気投票も行っている。

 7月20日まで。入園有料。「市民無料の日」の28日午前10時から観察会を開く。定員20人で、当日受け付け。
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琵琶湖、彦根城…えーとこいっぱい 映画・ドラマで滋賀ロケ人気

琵琶湖、彦根城…えーとこいっぱい
映画・ドラマで滋賀ロケ人気



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 映画やテレビドラマで、滋賀を舞台に撮影した作品が目立っている。撮影所がある京都に近く、琵琶湖に代表される豊かな自然の風景や歴史的建造物が時代劇などに重宝される。作品を観光振興につなげようとする行政の手厚い支援も、ロケ地に選ばれる理由にある。

 滋賀県内へのロケ誘致を担うのは、県と12市2町で構成する「滋賀ロケーションオフィス(LO)」。湖国観光の振興を図る「びわこビジターズビューロー」内に2002年に設立された。

 制作会社に対するロケ地情報の提供などを行い、7年間で映画145本、ドラマ198本を支援した。CM撮影などを含めると総数は680本を超える。

 彦根城や近江八幡市の八幡堀、五個荘の近江商人屋敷、現代の建築物が映り込まない湖西や甲賀の自然などが人気スポット。ロケ地画像を検索できるホームページもある。

 ■「地元橋渡し」任せなさい

 映画やドラマのロケ支援を行う全国の組織が加盟する「ジャパン・フィルムコミッション」(JFC、東京)によると、国内に支援組織は150以上あ る。平均職員数は1・5人に対して、滋賀ロケーションオフィス(LO)は県からの出向者ら専従が4人もいる。JFCは「滋賀は撮影の中心・京都に近くロケ 地の需要は多い。支援実績と内容は全国でも上位」と話す。

 特に昨年は、安土城築城をテーマにした「火天の城」(東映)や、白土三平原作の漫画を映画化した「カムイ外伝」(松竹)など、今秋公開の話題作が 集中した。「ロケ誘致は他自治体との競争。制作側の要望を素早くつかみ、地元調整をいかにスムーズに行うかが鍵」。滋賀LOの片山昇さんは話す。

 他府県の支援は、ロケ地探しや撮影の許認可手続きの助言が中心だが、滋賀では「地元との橋渡し」を意識し、さらに踏み込んだ支援を行う。

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2009年6月16日火曜日

灯りの森:光のオブジェ 8月1日、長浜・豊公園で

灯りの森:光のオブジェ 8月1日、長浜・豊公園で /滋賀
 ◇「灯りの森2009 絆 ~湖北はひとつ~」


 3万個のあかりで公園を彩る「灯(あか)りの森2009絆(きずな)~湖北はひとつ~」(長浜青年会議所などの実行委主催)が8月1日、長浜市公園町の豊公園で開催される。

 「灯り」をテーマにした同青年会議所のまちづくり事業の一つで、今年5回目。同公園噴水周辺の縦4メートル、横6メートルの範囲にキャンドルでテーマの「絆」の文字を浮かび上がらせるほか、家族連れやカップル、友人同士でキャンドルやあかりのホルダーなどで思い思いのデザインで光のオブジェを描いてもらう。当日、灯りの森に参加し光のオブジェ作りができるサポーター80組を募集している。参加希望者は7月17日までに長浜商工会議所内の実行委(0749・63・2400)まで。

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未来の匠、学舎に枯れ山水 湖南農高の環境緑地科生

未来の匠、学舎に枯れ山水
湖南農高の環境緑地科生



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約1カ月掛けて整備した庭園を仕上げる生徒たち(草津市・湖南農業高)

 滋賀県草津市の湖南農業高で3年生9人が校内に整備していた日本庭園が15日、完成した。枯れ山水の坪庭で、岩や樹木などを巧みに配し本格的な仕上がりにした。

 庭園は幅約7メートル、奥行き約5メートルで、マツなどの樹木や色が異なる砂、3種類の灯籠(とうろう)などを使って山河の流れを表現した。環境緑地科の造園施工班が、総合実習の授業で約1カ月かけて制作した。

 担当教諭の設計に沿って、砂入れや植栽などを手掛けてきた。この日は、植栽の仕上げや水やりを行い作業を終えた。

 同班の物部和斗君(18)は「予想以上にきれいな出来栄え。石や樹木の向きなどを工夫して良かった」と満足そうな表情だった。
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湖国の味 新商品で発信 地元食材こだわり 販路拡大に力

湖国の味 新商品で発信
地元食材こだわり 販路拡大に力


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琵琶湖の魚介を使った「おととと貝」を手にする渡邊さん(大津市・滋賀観光物産情報センター)

  ふるさと滋賀の魅力を食で発信したいと、守山市の60代女性が、琵琶湖の魚介を使った味噌佃煮や近江牛の甘辛煮を商品化した。かつて東京で会社経営した手 腕で、こん包から営業まで1人でこなす。「今さら、ではなく、今から」をモットーに県内を駆け回り、新たな湖国土産として販路も広がってきた。

 「びわ湖の恵本舗」の渡邊明子さん(67)=守山市水保町=。近江八幡市で育ち、東京の大学を出て結婚。主婦のかたわら1975年、当時珍しかっ たパソコン店を神奈川県で開き、システム会社も経営、海外進出した経験を持つ。93年に帰郷してからも事務代行業を手掛けたが、30数年ぶりに住む湖国の 魅力を再発見し、今までにない特産品を発信したいと感じた。

 4年前に琵琶湖の魚介をいかした商品開発をスタート。ゴリや石貝、川エビをふんだんに使い、八丁味噌と合わせた佃煮「おととと貝」(600-750円)を完成させた。近江牛と赤こんにゃくを煮た「近江牛ちょっとすき焼き」(900円)も商品化した。

 近江八幡市の水産加工業者に製造委託し、自身で包装した商品を抱え、草津市や栗東市の道の駅に営業をかけた。地元食材にこだわった商品の評価は高 く、JR大津駅や守山駅の観光物産販売所にも置かれるようになった。スポレクなど全国規模の大会にも販売所を設け、ファンは各地に広がっている。

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2009年6月15日月曜日

長浜でラベンダーまつり開幕 つみ取りや苗即売

長浜でラベンダーまつり開幕 つみ取りや苗即売

約400株のハーブが咲き誇る畑=長浜市宮司町で

約400株のハーブが咲き誇る畑=長浜市宮司町で

 多くの人にハーブの魅力にふれてもらおうと、長浜市宮司町のハーブ畑で13日、「ラベンダーまつりin北びわこ2009」が始まった。14、20、21日も、午前10時-午後4時に開かれる。

 
 県内の愛好家24人でつくる普及団体「みずラベンダー」(林一枝代表)が、市から借りている畑(約180平方メートル)で栽培。ラベンダー、オカムラサキなど、20種、約400株が見ごろを迎えている。

 300円で好みのハーブを30本つみ取ることができるほか、ハーブせっけん作りも体験できる。

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「ゆるキャラ」今年も彦根に大集合 10月23~25日

「ゆるキャラ」今年も彦根に大集合 10月23~25日

 全国各地の癒やし系着ぐるみが一堂に会する「ゆるキャラまつりin彦根」が10月23~25日、昨年に続き滋賀県彦根市で開かれる。市などでつくる実行委員会が15日発表した。ご当地キャラクター「ひこにゃん」の招待で、昨年を上回る100体の集結を見込む。

 自治体の町おこしキャラクターなどが彦根市内の文化施設や商店街で愛敬を振りまく。昨年は17都府県から46体が参加し、2日間で4万6千人の観客を集めた。

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2009年6月14日日曜日

「ササユリの里」目指し草刈り 甲賀・滝地区 球根培養も

「ササユリの里」目指し草刈り
甲賀・滝地区 球根培養も



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ササユリの芽を確認し、植栽地を草刈りする住民ら(甲賀市甲賀町滝・梅垣城跡)

 地区をササユリでいっぱいにする事業に取り組んでいる滋賀県甲賀市甲賀町滝の住民が13日、植栽地の草刈りやバイオテクノロジーによる球根の増殖を行った。

 滝地区の南にある梅垣城跡近くはササユリの群生地で知られる。市の花でもあり、地区は昨年、活性化を目指し「ササユリの里づくり」をスタート。城跡(約20アール)の約20平方メートルに球根約60個を植えたり、近くの製薬会社で球根を培養、増殖に取り組んでいる。

 この日は地区役員や小学5、6年生、母親、お年寄りら約30人が群生地に咲くササユリを見学。続いて芽が出たばかりの植栽地の草刈りを行った。

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ヨシちまき作り、観光客ら挑戦 近江八幡 地元の主婦指導

ヨシちまき作り、観光客ら挑戦
近江八幡 地元の主婦指導



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地元の主婦に教わりながらヨシの葉でちまきをくるむ観光客ら(近江八幡市円山町)

 ヨシの葉でくるんだちまき作りと水郷めぐりを体験するイベントが13日、滋賀県近江八幡市円山町の「まるやま水郷めぐり観光」と西の湖一帯で催された。

 西の湖近くの地域では、ヨシの葉が柔らかくなる6月にヨシちまきを作る風習がある。イベントは、水郷地帯の伝統に親しんでもらおうと、10年以上前から続けている。

 県内外から約200人が参加し、地元の主婦の指導を受けて「難しい」と悪戦苦闘しながらヨシの葉でもちをくるんでいった。野洲市比留田の主婦青木喜久江さん(74)は「ヨシはさわやかで良い香りがする」と喜んでいた。

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2009年6月13日土曜日

水辺の生物 身近に観察 高島で企画展

水辺の生物 身近に観察
高島で企画展



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ヤゴやヨシノボリなどが身近に観察できる水辺のいきもの展(高島市・朽木いきものふれあいの里)

 滋賀県高島市朽木柏の県立朽木いきものふれあいの里で企画展示「水辺のいきもの展」が開催されている。水槽に川魚のヨシノボリや水生昆虫など約25種類がかわれている。

 ヨシノボリは、小石を口で運んで巣を作り、オスが巣を守ることで知られている。水生昆虫のコオニヤンマや川トンボの仲間のヤゴもいる。

 モリアオガエルに似たシュレーゲルアカガエルや、鳴き声は知っている実際の姿を見ることが少ないウシガエル、スジエビなどが水槽の中で動いている。無料。28日まで。月、火曜は休館。朽木いきものふれあいの里

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テントウムシ分布調査 初の一斉、協力呼びかけ…琵琶湖博物館

テントウムシ分布調査 初の一斉、協力呼びかけ…琵琶湖博物館

 県立琵琶湖博物館(滋賀県草津市)が、県内のテントウムシの分布調査に取り組んでいる。国内に約160種類が生息し、地域によって住み分けがあるとされるテントウムシだが、県内では正確な記録がなく、一斉調査は初の試み。博物館は「子どもたちが身の回りの自然環境を知るきっかけにもなるので、お子さんと一緒にぜひ参加して」と協力を呼びかけている。

 テントウムシは、甲虫目に属する昆虫で、黒い斑紋が7個あるナナホシテントウが代表的。調査は1日から、地域学芸員「フィールドレポーター」(約150人)を中心に始めており、テントウムシを見つけた日時や場所、触覚の形、模様の特徴を調査票に記入し、写真や標本を添えて博物館に提出する。地域によって斑紋の数や色が異なるとされるナミテントウが、県内ではどの型が多いのかも調べる。

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2009年6月12日金曜日

県ゆかりの作家「百花繚乱」 大津で工芸と絵画展 13日から

県ゆかりの作家「百花繚乱」
大津で工芸と絵画展 13日から



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滋賀県ゆかりの作家の作品を展示した展覧会(大津市・滋賀県立近代美術館)

 滋賀県ゆかりの作家の工芸と絵画の展覧会「COLLECTION+百花繚乱(りょうらん)郷土の美術-工芸と洋画」が13日から、大津市瀬田南大萱町の同美術館で始まる。洋画家野口謙蔵、人間国宝の陶芸家清水卯一らの作品約100点を展示する。

 同美術館の開館25周年と、京都新聞創刊130年を記念し、同美術館の収集品などから厳選した。

 このうち、野口謙蔵(1901-44)の洋画13点は制作年順に展示した。直線的な構図が特徴だった24年制作の「梅干」から順に見ると、次第に 構図と色彩に自由さがにじみ出てくる作風の変遷が分かる。清水卯一(1926-2004)の白色の釉薬を豪快に掛けた陶芸作品、志村ふくみ(1924-) の染織作品も展示する。

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「源平」のホタル共存 今津川などで初の生息確認--高島

ホタル:「源平」のホタル共存 今津川などで初の生息確認--高島 /滋賀

 高島市の今津川で10日夜、官民一体のホタル生息調査が初めて行われた。護岸内に草木が生い茂ったところではゲンジボタルがここかしこで白い光を放っていた半面、護岸がむき出しのところには見られず、生息が土やコケ、草木や樹木といった環境条件に大きく左右されることが改めてわかった。また、同川の近くでヘイケボタルの生息地が2カ所確認され、関係者は「源平仲良く共存している」と喜んでいた。

 調査は、琵琶湖の水質改善を目指す「水と緑のまち 今津の川を愛する会」=松見茂会長、約50人=が主宰し、事務局の県と市職員も合わせ計12人が参加した。一昨年、今津川の自然や生物など全般を調査し、今回初めてホタルの生息数を調べた。同市今津町弘川から同町南新保の河口まで1キロ余りを歩き、光るホタルをカウント。時折強い雨が降ったが、122匹を確認し、うち飛んでいるものは25匹いた。

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170メートルの「ゆるキャラ“戦国絵巻”」--30日まで 

テント展:170メートルの「ゆるキャラ“戦国絵巻”」--30日まで /滋賀

 ◇徳性禅寺の壁など 「ひこにゃん」や「しまさこにゃん」「いしだみつにゃん」再会

 「ひこにゃん」をはじめ彦根の癒やし系キャラクターをテント地43枚に描いた総延長約170メートルの大壁画「彦根ゆるキャラテント展」が彦根市 高宮町で始まった。徳性禅寺の壁と隣接の市立高宮小学校グラウンド沿いのフェンスにかけて展示され、道行く人たちを楽しませている。30日まで。

 地元の美術愛好者らで作る「高宮町蝸牛(かぎゅう)会」が13、14の両日に同寺と高宮地域文化センターで開く第12回蝸牛会アート展の一環。今回は「井伊直弼と開国150年祭」を市民サイドから盛り上げる市民創造事業に採択された。

 大壁画は保育所や幼稚園、小中学校、地域の美術愛好者らに制作を依頼。縦1・72メートル、横4メートルのテント地にひこにゃん、しまさこにゃ ん、いしだみつにゃんなどのキャラクターを描いてもらった。直弼を囲んで勢ぞろいしたゆるキャラたち、黒船に乗ったひこにゃん、琵琶湖を取り巻くように並 ぶキャラクターなど、趣向を凝らした作品が多い。前衛書道家らの作品や大津絵なども楽しめる。

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2009年6月11日木曜日

近藤重蔵翁展:遺徳をしのぶ 遺品など40点展示--高島・歴史民俗資料館

近藤重蔵翁展:遺徳をしのぶ 遺品など40点展示--高島・歴史民俗資料館

 ◇200年前、択捉島を探検--28日まで

 200年以上も前に択捉(えとろふ)島を探検して「大日本恵登呂府」の標柱を建て、北方4島が日本固有の領土だとする礎を築いた近藤重蔵の遺品などを展示する「近藤重蔵翁展」が、高島歴史民俗資料館(高島市鴨)で開かれている。近藤翁が身内の不祥事で「お預け」となり高島の地で没して180年、地元の顕彰会は今年も14日に法要を営み、翁の遺徳をしのぶ。

 重蔵は与力の三男として江戸に生まれ、1798(寛政10)年、28歳で幕府から松前蝦夷(えぞ)地御用取扱を命じられ北方探検に赴いた。択捉島に標柱を建てるなど5回にわたり蝦夷地北部や千島列島を探査した。後に、長男・富蔵の殺傷事件で監督責任を問われて高島の大溝藩にお預けとなり、1829(文政12)年に59歳で病没した。

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ミニチュア古民家 ぬくもり豊か 高月の男性、長浜で作品展

ミニチュア古民家 ぬくもり豊か
高月の男性、長浜で作品展



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かやぶきの民家を精巧に再現したミニチュアと古島さん(長浜市難波町・リュートプラザ)

 農村の古民家をミニチュアで再現した作品が、滋賀県長浜市難波町のびわ文化学習センター・リュートプラザで展示されている。高月町高月の元警察官古島八洲治さん(66)が、木片や粘土を使ってぬくもり豊かに表現した。来館者が昔懐かしい風景に見入っている。

 古島さんは富山県砺波市の農家の出身で、2003年3月まで滋賀県警に勤めた。在職中の1993年ごろ、趣味でミニチュアを作り始め、仕上げた作品は約150点に上る。

 一番苦心するかやぶきは、乾燥させた雑草をのりで屋根に張り付け、はさみで切りそろえて形を整えている。家屋の障子を開閉できるよう細工したり、 火鉢やひな飾り、虫取り網などを置いて季節感を出すなどのこだわりぶりだが、「設計図はなく、子どものころの記憶をもとに作っている」という。

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光跡のアート…滋賀・米原でゲンジボタル飛び交う

光跡のアート…滋賀・米原でゲンジボタル飛び交う

ほのかな光を放って飛び交うホタル(米原市の三島池で、5分間露光)

 ホタルの生息地として知られる滋賀県米原市で、今年もゲンジボタルがほのかな光を放ちながら飛び交っている。市によると、今週末ごろまで楽しめるという。

 同市の長岡地区と、同地区で生息するゲンジボタルは、1952年に国の特別天然記念物に指定。ほかにも、市内各所にはヒメボタルやヘイケボタルなど4種類が存在するという。

 観賞スポットの一つである同市池下の三島池周辺では9日夜、ゲンジボタル数十匹が淡い光跡を残して飛び交う姿に、見物客が「きれい」と息をのむ姿が見られた。


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2009年6月10日水曜日

仏絵師、藤野正観さんの展覧会始まる

藤野さん(左)の仏絵の説明に聞き入る来場者=松江市袖師町、島根県立美術館
 京都で25年にわたって仏画を描く藤野正観(しょうかん)さん(58)の展覧会「藤野正観の仕事」展(山陰中央新報社主催)が、10日から松江市袖師町の島根県立美術館で始まった。流麗、細密な仏絵が来場者に独特の世界観を伝えている。15日まで。

  会場には黒い線で描かれた明王像や極彩色の観音図など藤野さんが丹念に描き込んだ28点の作品が並ぶ。ひときわ目を引く約2メートル四方の2点の曼荼羅 (まんだら)は製作に1年半を費やした大作。赤や緑、金色で細部まで描写された鮮やかな四百体余りの仏や菩薩(ぼさつ)、明王が厳かな世界観を作り出して いる。

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湖東焼の民間絵付師・自然斎 多彩な作品紹介--彦根城博物館

テーマ展:湖東焼の民間絵付師・自然斎 多彩な作品紹介--彦根城博物館 /滋賀
 ◇幕末~明治初期、茶道具や燭台--23日まで

 彦根市金亀町の彦根城博物館でテーマ展「湖東焼絵付師 自然斎(じねんさい)」が開かれている。彦根藩領の中山道鳥居本宿で湖東焼の民間絵付師として活動した自然斎(岩根治右衛門)をテーマにした初の展示で、幕末から明治の作品や資料計40点を公開している。23日まで。会期中無休。

 湖東焼は江戸末期に始まり、彦根藩窯(はんよう)として焼かれた。自然斎は1856(安政3)年に絵付師仲間3人とともに藩の許可を得て、藩窯とは異なる体制で湖東焼を手掛けた。鳥居本宿で旅籠(はたご)を経営しながら作品を仕上げ、藩に納入したほか、旅人にも販売した。1877(明治10)年に57歳で死去。茶の湯や煎茶(せんちゃ)の道具から飲食器、燭台(しょくだい)や置物まで、多彩な作品を残している。

 展示は個人の所蔵品が中心。菊を主体に秋草や月、コウモリなどを描いた「赤絵秋草蝙蝠図燭台(あかえあきくさこうもりずしょくだい)」、女郎花(おみなえし)などの草花を配した茶道具「色絵花卉図蓋置(いろえかきずふたおき)」は秀作という。

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われは湖の子、カヌーで漕破 マキノ東小5・6年生、2泊3日で

琵琶湖:われは湖の子、カヌーで漕破 マキノ東小5・6年生、2泊3日で /滋賀
 ◇54キロ2泊3日で

 小学生たちが琵琶湖西岸54キロを2泊3日でカヌーで漕破(そうは)へ--。高島市マキノ町海津の市立マキノ東小(川崎功校長、児童109人)の5、6年生33人が9日朝、五十数キロ北の母校に向けて大津市今堅田3の琵琶湖大橋西詰の湖岸をスタートした。9艇が、各艇で2人ずつ交互に交代しながら、進み続ける。今年で9回目だが、初めて母校を帰着点とする2泊3日のコースをとり、11日昼ごろゴールする予定だ。

 同小のカヌーは2人乗りで「ゆりかもめ」と命名された12艇。児童らはこのうち9艇を使う。5、6年生計33人を2グループに分け、教師や保護者にも加わってもらって、途中20地点の岸辺で交代しながら、交互にこぎつないで母校を目指す。陸上の児童らはバスで次の中継地へ移動し、交代を待つ。

 1日目は27キロ先の高島市の萩の浜へ。2日目はさらに14キロ先の同市新旭町の針江浜へ。3日目にさらに13キロ北上し、学校正門前水路の専用桟橋にゴールする。

 湖まで数十メートルの同校では、カヌーが盛ん。高学年児童が低学年を同乗させるなどして早くから体験している。「琵琶湖西岸カヌー漕破」は、学校前から大津市へ向けての2泊3日と、高島市内で折り返す1泊のコースを隔年で採用してきたが、母校帰着の方が感動が大きいと、初めて大津市から母校に帰るコースをとった。

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2009年6月9日火曜日

ふるさと学習:鳥居本小の1、2年生が川遊び イワナやサワガニ追う--彦根

ふるさと学習:鳥居本小の1、2年生が川遊び イワナやサワガニ追う--彦根

 彦根市立鳥居本小学校の1、2年生計34人の「ふるさと学習」がこのほどあり、校区を流れる矢倉川で「川遊び」を楽しんだ。

 郷土の自然や地域の人たちと触れ合い、ふるさとの素晴らしさを体験するのが狙い。児童はたも網とバケツを持って川へ行き、鳥居本学区青少年育成協議会の佐々木恭精会長(70)が事前に放流した体長15~20センチほどのイワナ40匹やサワガニを追った。水深は10~30センチほどで、児童らは水草の中に逃げ込むイワナなどを網ですくい上げながら歓声をあげていた。

 学校に戻って佐々木会長からイワナの習性などの説明を聞き、児童らは興味を示していた。

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オオトックリイチゴ:花つけました 樹医ら、1年の活動実る--彦根

オオトックリイチゴ:花つけました 樹医ら、1年の活動実る--彦根

 ◇再生に一安心 市民ら樹木ウオッチング

 彦根城内でしか見られないバラ科キイチゴ属の「オオトックリイチゴ」(彦根市文化財)が、彦根城管理事務所の職員の手違いで切断されて約1年。同職員や樹医らの活動が実り、木は花をつけるまでに再生した。5月30日には城山一帯の樹木を観察する「樹木ウオッチング」(彦根自然観察の会主催)があり、参加した約50人は「よかった」と胸をなで下ろしながら観察していた。【松井圀夫】

 オオトックリイチゴは、彦根城表御殿の庭に植栽された中国などが原産のトックリイチゴと在来のナワシロイチゴが自然交配したものと見られ、城内でしか見られない珍種とされる。昨年7月、管理事務所の職員が高さ2メートルほどあった株をすべて、地上20~30センチを残して切ってしまった。その日のうちに同観察の会事務局長の樹医、渡邊輝世さん(73)らの指導で、同職員が株の根元に腐葉土を散布し、その後も皆で見守ってきた。

 約50株が再生し、長さ2メートルほどのつるが竹製のさくに巻き付くように育っている。既に花の時期は終わったが、渡邊さんは「ここまでくればもう大丈夫。もうすぐ実をつけそう」と説明していた。

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2009年6月8日月曜日

ひこにゃん初の海外遠征 ハワイでパレードに参加

ひこにゃん初の海外遠征 ハワイでパレードに参加

 滋賀県彦根市の人気キャラ、ひこにゃん日本時間の8日、米ハワイのホノルル市で開かれた「第30回まつりインハワイ」のパレードに参加。初の海外遠征を果たし、日本のゆるキャラ代表として大歓迎を受けた。

 日本をはじめ世界各地の郷土芸能などが一堂に会する祭りで、今年は30周年記念。昨年7月に「日米修好通商条約150年」で彦根市が招いたペリー提督の子孫がホノルル市在住だった縁で、ひこにゃんがパレードに招かれた。

 パレードはクライマックスとなる現地時間の7日午後5時すぎ、カラカウア大通りで行われ、78団体約2300人が参加。沿道には約8万人が見物に訪れた。ひこにゃんはオープンカーに乗って約1・7キロのコースを、手を振るなどして愛嬌(あいきょう)を振りまいた。

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「守山メロン飴」と「ほたる飴」 地域資源生かし初の商品化

「守山メロン飴」と「ほたる飴」
地域資源生かし初の商品化


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守山ブランド生かして商品化した「守山メロン飴」「ほたる飴」(守山市守山2丁目、みらいもりやま21)

 滋賀県守山市の官民出資のまちづくり会社「みらいもりやま21」がこのほど、守山ブランドを生かした「守山メロン飴(あめ)」と「ほたる飴」を考案し、販売を始めた。

 メロン飴は、人気が高い同市の特産「守山メロン」の果汁を使い、甘さを控えた口当たりの良い味に仕上げた。ほたる飴は、同市がゲンジボタルで有名 なことから作り、黒糖あめに金箔(きんぱく)を載せて闇夜に光るホタルをイメージした。いずれも京都市内の老舗メーカーの協力を得て、丸あめと板あめに商 品化した。

 同社は、中心市街地活性化基本計画に沿って市と連携しながら、街のにぎわいづくりを創造しようと昨年9月に設立された。新たな守山ブランドとなる 商品開発にも力を入れており、今回が最初の商品になる。清原健社長は「手にしやすい、あめを通して守山を発信していきたい」と話している。

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同志集い『エコビレッジ』 塀なし菜園あり 『農的暮らし』満喫

同志集い『エコビレッジ』 塀なし菜園あり 『農的暮らし』満喫

 環境への負荷を減らす暮らし方を目指す人たちが集まって住む「エコビレッジ」への関心が高まっている。無農薬有機農法による家庭菜園を各家に設けたり、化学物質をほとんど使わない造りのマンションに住んだりとそのスタイルはさまざま。共通しているのは、住民間のつながりが強いことだ。 (重村敦)

 琵琶湖東岸の滋賀県近江八幡市。のどかな水田地帯が広がる市の郊外に約十五ヘクタールの住宅団地「小舟木(こぶなき)エコ村」が現れた。まばらに立つ住宅には、どれも庭に木が植わり、塀がなく開放的だ。

 県内の大学や企業の関係者などでつくるエコ村ネットワーキングが提唱し、事業会社「地球の芽」が県や市などと連携して進めているプロジェクト。目標は、人と自然が共存する持続可能な地域社会だ。

 一戸建て住宅が三百七十二区画で、昨年七月に入居が始まり、現在八十五世帯が入居した。特徴は、全戸に三十平方メートル以上の家庭菜園があり、雨水タンク、生ごみを堆肥(たいひ)にするコンポストが設置されていること。基本は無農薬。団地の中央には、有機農業の講座も開かれる農産物販売所があり、「農のある生活」を支える。

 三月に入居した川合恭子さん(30)は自宅で喫茶店を開いた。入居前からナスやジャガイモ、大根などを栽培。「最初は虫が出て、キャーキャー言ってましたが、今は家族の一員という感じ。できた野菜はどれもおいしかった」とニッコリ。夫の紀之さん(31)も「人々との交流が楽しい。住み始めて環境への意識も高まりました」と話す。

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2009年6月7日日曜日

大路ものしり検定クイズ:市民センター完成記念 難問奇問に130人--草津

大路ものしり検定クイズ:市民センター完成記念 難問奇問に130人--草津

 ◇子どもの部、春木大輝君が優勝

 草津市大路2の大路市民センターで5月31日、「大路ものしり検定クイズ」が開かれた。今年4月に同センターが完成したことを記念したイベント。地域住民ら約130人がご当地検定に挑戦した。【金志尚】

 クイズは「子どものの部」(小学生)と「大人の部」(中学生以上)に分けて実施。両部門とも大路に関する詳細な知識が問われ、例えば「大路には現在何軒の風呂屋があるか」(子ども部門)、「大路市民センターの住所は?」(大人部門)など、難問奇問が相次いだ。三つの選択肢から正答を選ばせる方式で、最後の一人になるまで続けられた。

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早乙女ら歌や踊りで田植え披露 多賀大社 五穀豊穣を願う

早乙女ら歌や踊りで田植え披露
多賀大社 五穀豊穣を願う



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田植え歌と踊りに合わせ、神田に苗を植える早乙女たち(滋賀県多賀町・多賀大社)

 五穀豊穣(ほうじょう)を祈願する多賀大社(滋賀県多賀町)のお田植え祭が7日、同大社内の神田で営まれた。早乙女さおとめたちが歌や踊りにあわせ、田植えを披露した。

 今年は県内の豊年講から女子中高生ら68人が早乙女に選ばれ、植女(うえめ)、踊女(おどりめ)、歌女(うため)をそれぞれ務めた。

 本殿で神事を営んだ後、早乙女や神職らが10アールの神田に移動。植女は熱湯で清めた田に入り、田植え歌が響く中、イセヒカリの苗を丁寧に植えた。稲は9月に収穫、11月に神前に供える。

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2009年6月6日土曜日

温暖化防止:緑のカーテン作って 市など、ゴーヤの苗を配布--草津

温暖化防止:緑のカーテン作って 市など、ゴーヤの苗を配布--草津

 草津市や市民らでつくる「『小』エネルギー推進市民フォーラム」が地球温暖化防止のため、ゴーヤで緑のカーテンを作る取り組みを進めている。今年度も市民や事業所などに苗を配布。気温を下げる効果に加え、見た目の涼しさも人気を呼んでいる。

 同市などは06年度、市役所の壁でゴーヤを試験栽培。壁沿いのネットにつるをはわせて成長させると、葉が茂って日差しをさえぎる“カーテン”になる。市が“カーテン”の表と裏の空気の温度を測ったところ、最高6度、平均2・3度の違いがあった。

 このため、07年度から、希望する市民に苗を配布して育ててもらう取り組みを開始。初年度は300世帯に約900株を配り、今年度は500世帯に約1500株を配布する。昨年度配ったうち189世帯への調査を分析した結果、全体で推定約2000キロの二酸化炭素が削減できた。

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飴:甘くておいしい!!守山メロン飴とほたる飴、お土産に・おやつに

飴:甘くておいしい!!守山メロン飴とほたる飴、お土産に・おやつに

 あま~いメロンとはかない光を放つ蛍を、あめで1年中楽しんで--。守山市内の企業や市民らが出資するまちづくり会社「みらいもりやま21」(清原健社長)は同市の名物をPRしようと、「守山メロン飴(あめ)」と「ほたる飴」を開発。市内のJA直売所や駅前案内所などで販売する。毎年6月ごろに出荷される「モリヤマメロン」は上品な甘さが特徴で、ピーク時には入手困難となるほどの人気ぶり。蛍は5月下旬から6月上旬にかけて市街地などを飛び交い、毎年市内外から多くの人が訪れる。

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高島の風景 つづれ織りに マキノの男性・初個展に30点

高島の風景 つづれ織りに
マキノの男性・初個展に30点



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湖面に反射する光を美しく表現したつづれ織りの作品と杣野さん(高島市・ギャラリー藤乃井)

 つづれ織りに取り組んで40年になる滋賀県高島市マキノ町の男性が、同市安曇川町のギャラリー藤乃井で5日から、初の個展を開いている。海津の石積みや桜、橋板の風景など30点を展示。「つづれ織りで地元の風景を残していきたい」と話す。

 杣野(そまの)清史さん(59)。大手帯メーカー(京都市上京区)の子会社で20歳からつづれ織りを仕事とし、2007年9月に退職するまで15年間、中国・広東省の工場で指導した。「仕事をやめたら好きな図案で織る」と心に決め、退職後、工房を立ち上げた。

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2009年6月5日金曜日

ホタル観察会:保護活動で名所復活--あす、愛荘・岩倉川

ホタル観察会:保護活動で名所復活--あす、愛荘・岩倉川

 地域の長年の保護活動が実り、ゲンジボタルの“隠れた名所”になっている愛荘町岩倉の岩倉川で、6日午後7時から「ホタルの観察会」が開かれる。滋賀自然環境保全・学習ネットワーク湖東フィールドグループ(西澤一弘代表)の主催で、保護活動の先頭に立っている西澤代表ら地元の人たちが説明や案内をする。

 西澤代表によると、宇曽川支流の岩倉川両岸では、かつてホタルが乱舞したが、農薬の空中散布などで激減したという。見かねた地域の人たちが20年ほど前、「ホタルの名所復活」を掲げて保護活動に乗り出した。河川改修工事では、県や施工業者に働きかけてホタルの幼虫を他の場所に移すなどして守り、ホタルのエサになる巻き貝の一種を放流するなど、地道な活動を続けた。この結果、数年前からホタルが飛び交う光景が復活した。

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サツキ 新緑に映え 甲賀・大池寺

サツキ 新緑に映え
甲賀・大池寺



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新緑に鮮やかなピンクが映える蓬莱庭園(甲賀市水口町名坂・大池寺)

 滋賀県甲賀市水口町の大池寺(だいちじ)で、蓬莱(ほうらい)庭園のサツキが見ごろを迎え、新緑にピンクの花模様が映えている。梅雨を思わせる雨となった5日、観光客はしっとりとした雰囲気の庭園を楽しんだ。

 蓬莱庭園は、茶人で造園師の小堀遠州による江戸初期の作と伝わる枯れ山水庭園。サツキを曲線を描くように刈り込んで大海に浮かぶ宝船を表し、白砂を水面に見立てている。

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2009年6月4日木曜日

さくらんぼ狩り:竜王・農業公園「アグリパーク竜王」で

さくらんぼ狩り:竜王・農業公園「アグリパーク竜王」で

 竜王町山之上の農業公園「アグリパーク竜王」の4農園で、食べ放題の初夏の味覚・さくらんぼ狩りが始まった。開園を待ちわびた入園客らは真っ赤に熟れたさくらんぼを口いっぱいにほおばり、「おいしい!」と舌鼓を打った。【斎藤和夫】

 同公園でさくらんぼ狩りができるのは4農園。計約120アールの農園には、最初から栽培している南陽やその後植えた香夏錦、高砂、ナポレオンなど10品種約350本のさくらんぼの木があり、真っ赤に熟れた実がたわわに実っている。

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近江風物詩2009:ハチミツ(大津市仰木町) ミツバチ、受粉出張も

近江風物詩2009:ハチミツ(大津市仰木町) ミツバチ、受粉出張も

 ブーン--。レンゲの花にミツバチが頭を突っ込んだ。青空の下、耳を澄ますと鳥のさえずりに交じり、あちらこちらから小さな働き者たちの羽音が聞こえてくる。

 彼らの“家”は大津市仰木町の山間部にあるレンゲ畑に置かれた五つの巣箱(高さ60センチ、幅53センチ、奥行き44センチ)だ。巣箱の中は四角い木のフレーム8個で仕切られている。フレームには数本の棒が横に渡してあり、ミツバチが巣を作りやすいように工夫されている。フレームの一つ一つにミツバチが板状の巣を作り、蜜(みつ)をためていく。

 1箱に4万~5万匹がおり、花畑を飛び回る働きバチは体内の「蜜胃」と呼ばれる器官に蜜をため、巣に帰って仲間に分けたり、巣に蓄えたりする。

 巣箱を置いているのは瀬尾養蜂園の瀬尾則夫さん(38)。6月中旬から北海道へも遠征してアカシアやそばの花からも蜜を採るという。冬には、越冬のためにハチと一緒に九州へ。「プロ野球のキャンプみたいでしょ」

 ミツバチはメロンやスイカ、カボチャなどの受粉役としても“出張”する。高齢化で受粉作業が難しい農家にはありがたい存在で、ミツバチが受粉させると実の形もよくなるそうだ。瀬尾養蜂園は年間で延べ約2000個の巣箱を各地に貸し出している。

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住みよさランキング、県内7市ベスト100に

住みよさランキング、県内7市ベスト100に

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 ある経済誌が毎年発表している「住みよさランキング」で、2008年は岐阜県の本巣市が第1位となった。これは、全国の783市と東京区部を対象に、安心度、利便度、快適度、富裕度、住居水準充実度の5項目、14指標から総合的に判断しランキングしている。

 滋賀県内では、栗東市が第17位に位置し、長浜市21位、近江八幡市29位、守山市35位、草津市50位、彦根市68位、甲賀市83位と、7市が ベスト100に入った。全国では、愛知県の15市に次ぐ多さで(富山県も同じ7市)、近畿の各府県は、兵庫県6市、大阪府4市、奈良県2市、京都府と和歌 山県はゼロであった。

 また、総務省統計局が発表している「住民基本台帳人口移動報告」の都道府県間移動者数から、2008年の滋賀県への転出入の状況をみると、2875人の「転入超過」であった。一方、近畿地方では、滋賀県以外のすべてで「転出超過」となった。

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2009年6月3日水曜日

湖国四季 鮮やかに描く 滋賀県立近美 県内愛好家ら絵画展

湖国四季 鮮やかに描く
滋賀県立近美 県内愛好家ら絵画展


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湖国の風景など、会員たちの力作が出品された会場(大津市・県立近代美術館)

 滋賀県内の絵画愛好者のグループ「八美会」(鶴房健蔵会長)の第85回記念展が2日、大津市の県立近代美術館ギャラリーで始まった。湖国の風景などを描いた油絵や水彩画79点が出品されている。

 八美会は、会員約50人で、主に近江八幡市で作品展や例会を開いてきた。今回は記念展とあって、100号の大作や公募展の受賞作品なども寄せられた。

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「広がれ陶芸の仲間たち」展 7日まで、八日市文化芸術会館--東近江

陶芸:「広がれ陶芸の仲間たち」展 7日まで、八日市文化芸術会館--東近江 /滋賀
 ◇13グループ、150人の作品

 東近江市や甲賀、野洲市、愛荘、安土町など湖東地域4市3町の陶芸クラブや陶芸教室の仲間たちが交流と親ぼくと新たな仲間を求めて年に一度開いている「広がれ陶芸の仲間たち」展が5月30日、東近江市立八日市文化芸術会館で始まった。

 会場には、小さな茶わんや皿から大きな花器や花入れ、つぼ、陶板まで150人の仲間の作品約300点がグループごとに展示されている。今回出品したのは13グループで、大学でプロを目指す人たちや老人大学(現・レイカ大学)のOB、女性だけのグループなども含む多様な人たちの作品展だ。

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ひこにゃん、ハワイへ初渡航 “国際交流”に一役/滋賀

ひこにゃん、ハワイへ初渡航 “国際交流”に一役/滋賀

昨年の彦根でのパレードで人気を集める「ひこにゃん」=2008年11月3日の「城まつり」で松井圀夫撮影
昨年の彦根でのパレードで人気を集める「ひこにゃん」=2008年11月3日の「城まつり」で松井圀夫撮影

 【滋賀】彦根市の人気キャラクター「ひこにゃん」が7、8の両日、米ハワイ島のホノルル市で行われる「第30回まつり イン ハワイ」に参加した り、同市関係者と会って“国際交流”に一役買う。国内では、癒やし系のゆるキャラとして絶大な人気だが、初めての海外進出に関係者は「人気も国際級に」と 期待を募らせている。

 彦根市は「井伊直弼と開国150年祭」の関連行事で昨年7月、幕末期に開国を求めて来航した黒船のマシュー・C・ペリー提督の遠戚(えんせき)で ホノルル市在住のドナルド・E・ソフ・ディヴァニーさんを招待した。これが縁で両市の交流が深まり、今回はホノルル市から招待状が届き、同祭実行委の北村 昌造会長とひこにゃんが出席することになった。

 6日夜にホノルル入りし、7日に日本や世界各地から約2300人が参加するパレードに参加する。暑さ対策もあり、ひこにゃんらはオープンカーに 乗って行進する。実行委は「勇猛果敢に駆け抜けた“井伊の赤備え”(井伊家の部隊の赤い武具)にちなみ、真っ赤なオープンカーがレンタルできれば最高」と している。

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2009年6月2日火曜日

幻の酒米「渡船」復活へ 明治・大正の高級品種、半世紀ぶり農家栽培

幻の酒米「渡船」復活へ 明治・大正の高級品種、半世紀ぶり農家栽培

 【滋賀】東近江市のJAグリーン近江の農家約15軒が、県内在来種で栽培が途絶えていた日本酒用の米「渡船(わたりぶね)」を復活させる取り組みを進めている。昨年度は、12ヘクタールから約35トンを収穫し、県内の酒造会社11社が酒を造り、「幻の酒米」とPRしている。今春も12ヘクタールの田植えをほぼ終えており、関係者は「まろやかな味を多くの人に知ってほしい」と話している。【後藤直義】

 同JAなどによると、「渡船」は1895(明治28)年、日本酒用の米として当時の県農事試験場に持ち込まれた。粒が大きく、明治・大正期には、日本酒造りに重宝された高級品種だったという。しかし、稲穂が約160センチと高いために台風などの影響を受けやすく、病害虫にも弱いため、1955年ごろには他品種にとって替わられたという。

 酒造メーカーから相談を受けた同JA酒米部会長の沢晶弘さん(60)らが、「渡船」は現在国内で最高級の酒米とされる「山田錦」の父方の品種だと知った。04年に県の農業技術振興センターに保管されていたわずか50グラムの米をまき、東近江市、安土町、近江八幡市内の水田で毎年収穫量を増やしてきた。稲穂の背が高いため、コンバインでの収穫も時間がかかるという。

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花フェスタ:甘い香り 寄せ植えに安らぎの彩り--東近江 

花フェスタ:甘い香り 寄せ植えに安らぎの彩り--東近江 

 花が身近にある生活を広めようと、鉢の寄せ植えコンテスト「花フェスタ2009in愛の田園」がこのほど、東近江市妹町の道の駅「同市あいとうマーガレットステーション」で開かれた。会場には色とりどりの花で飾られた“箱庭”が並び、来場者の目を楽しませた。

 今年で15回目となる同コンテストには、県内外から庭や玄関先を飾る個性的な80点の作品が集まり、審査された。最優秀賞は同市下中野町の西澤茂子さん(54)のチョコレート色のチョコゼラニウムや淡い紫色の小さな花で構成された作品で、「シックで格調が高い」と評価された。

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当地の逸品:大津絵人形 (高田工芸)

当地の逸品:大津絵人形 (高田工芸)

 ◇細かな造形に極彩色 絵から飛び出たような作品200種

 素焼きした白い石こうに、極彩色で色付けした人形たち。「藤娘」や「鬼の念佛(ねんぶつ)」など、江戸時代から伝わる「大津絵」が紙から飛び出してきたような作品は、約200種類に及ぶ。

 「高田工芸」の経営者で、30年以上にわたって人形作りを手がけてきた高田進さん(72)は、戦時中に栗東市に疎開して以来、滋賀県在住。高校卒業後、京都の人形店に勤務し、71年に独立した。「オリジナリティーを追求するためには何を題材にすべきか」。そう考えた時に浮かんだのが、地元の大津絵だった。大津絵師4代目高橋松山師を何度も訪問し、絵付けの手本をもらった。

 「もう少し手の位置を上げて」。型作りでは、原形師と造形について細かく打ち合わせる。限られた予算の中でも妥協は許さない。水に溶かした粘土を型に入れて原形を作り上げ、松山師の作品に忠実に水性絵の具で絵付けを施していく。造形の細やかさが人気を呼び、県知事賞や日本観光協会長賞、98年には全国推奨観光土産品審査会で運輸大臣賞を受賞。高田さんは「長年やってきた分、報われたとの思いがあった」と振り返る。

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衣替え:日差しに輝く夏服 官公庁や学校で /滋賀

衣替え:日差しに輝く夏服 官公庁や学校で /滋賀

 衣替えの1日、官公庁や多くの会社でノーネクタイや夏用の制服に切り替わって装いがさわやかに。制服のある学校では、子どもたちが半袖の白いワイシャツを朝の日差しに輝かせながら元気に登校した。

 県庁では冷房の使用を極力抑え、「ノー上着・ノーネクタイ」で仕事をする恒例の「サマー・エコスタイル」が始まった。9月30日まで続ける。嘉田由紀子知事も湖東地域特産の麻織物「近江の麻」でできた涼しげなスーツで登庁。「自然素材で落ち着けますね。滋賀の伝統の織物の良さも再発見して」とPRした。

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