あふぇりえいと

2009年8月27日木曜日

「大津まるごとカレー」食べて 具材とルーに地元食材使用

「大津まるごとカレー」食べて 具材とルーに地元食材使用

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 具材とルーに大津産の食材を使った新商品「大津まるごとカレー」が9月13日発売されるのを前に、大津市真野のグリーンファーム堅田店で26日、先行試食販売会があった。

 食材に真野で飼育された地鶏「近江しゃも」が使われ、ソラマメ、ジャガイモ、ニンジンなどの野菜もすべて市内産。ルーの隠し味には、風味を加える ため「比良すいか」のすり下ろされた果肉と、コクを出すために「比良みそ」が使用されている。最初はまろやかだが、徐々に適度な辛みを感じる味に仕上がっ ている。

 テレビ番組の企画で、同市の食品製造会社「いのうえ」が作り始め、市農林水産課とJAレーク大津の協力で材料を調達。箱のデザインは同市の成安造 形大の学生が担当するなど、大津の総力を挙げて生み出された。市内は耕地面積が少ないため、すべて地元産の材料を調達するのに苦労したという。

 レトルトパック一食入りで630円。市内のホテルや旅館、道の駅、コンビニ店などで販売される。限定5000食。「いのうえ」の井上修司専務は秋野菜を使った次回作や草津の地元カレーも計画中で、「いずれは県内全体にまで広げ、滋賀まるごとカレーも作りたい」と話す。

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