万灯祭:夏の夜、幻想的に あすから3日間--多賀 /滋賀
“お多賀さん”で知られる多賀大社(多賀町)の真夏の風物詩「万灯祭」が3日夜から3日間行われる。同大社は、境内にズラリと並ぶ提灯(ちょうちん)が一斉に灯る万灯祭の写真を載せたポスターを街頭に張り出し、ムードを盛り上げている。【松井圀夫】
黄泉(よみ)の国(死後の世界)で祖先の霊を守る伊邪那美大神(いざなみのおおかみ)に感謝をささげる伝統行事。3日午後5時半に子どもみこしが大社周辺を練り、同じころ、杉坂山では御神火祭が行われる。御神火は同7時ごろ、観光多賀をPRする2人の「ささゆりむすめ」によって大社に運ばれ、到着と同時に、信者らが奉納した境内の約1万2000個の提灯に一斉に点灯される。
提灯は5日までの午後7~9時半に点灯。提灯の灯に浮かび上がる幻想の世界を求め、地元や中京、京阪神から訪れる参拝客が多く、浴衣姿で立ち寄る若いカップルや家族連れも増えているという。
3日間とも、本殿祭や神楽があるほか、3日は津軽三味線やよさこい近江の演舞▽4日は多賀音頭総おどりやコメディーパフォーマンス▽5日は近江猿楽多賀座、ちんどん屋、猿まわし--など多彩な催しがある。
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