あふぇりえいと

2009年8月7日金曜日

先祖の霊慰め 平和祈願 ひこね万灯流し

先祖の霊慰め 平和祈願
ひこね万灯流し

写真
川面を流れる灯ろうが幻想的な雰囲気をつくりだした「ひこね万灯流し」(6日午後7時5分、彦根市・芹川芹橋付近)

 広島の原子爆弾投下直後の火災から採火された「原爆の火」を灯ろうに移し、水に浮かべて先祖の霊を慰め、平和を願う「ひこね万灯流し」が「原爆の日」の6日夜、滋賀県彦根市の芹川の芹橋周辺で行われた。彦根の商店街連盟や商工会議所などでつくる実行委主催。

 午後7時ごろ、市民らが先祖の名や願い事を書いた六角柱の形の灯ろう(高さ20センチ)約800個に火がともされ、河原などから次々と川に浮かべられた。

 灯ろうは、雨で速くなった流れを列になったり、寄り添うなどして下り、家族連れらが見守った。点火に先だって、近くの浄願寺で彦根市仏教会の僧侶による法要が営まれた。

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