トイレの歴史博物館:甲賀で始まる きょうまで /滋賀
甲賀市水口町さつきが丘の「TOTO滋賀第二工場」で1日、新旧のトイレを紹介する「トイレの歴史博物館」が始まった。古いタイプのものだけでな く、「力士用腰掛便器」などユニークなものも展示され、来場者は身近ながらあまり知られていないトイレの“奥深さ”を楽しんでいた。2日まで、無料。
TOTOは1917年創業の老舗企業。今回は、本社(福岡県北九州市)の常設展示品の一部を紹介している。
新旧さまざまなトイレがズラリと並ぶ中、特に来場者の関心を呼んでいたのが「力士用腰掛便器」。体の大きな力士が使いやすいよう、普通の便器より 幅5センチ、長さ7センチ大きく作られているという。そのほか、1951~71年に使われた「男女兼用小便器」や、わずか4・8リットルの水量で流せる最 新式のトイレも注目を集めた。
工場長の竹内英文さんは「TOTO92年の歴史の一端を見てもらいたい」と話している。
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