あふぇりえいと

2009年8月13日木曜日

ヨシ伸び過ぎ 景観台ナシ!? 大津の名勝・居初氏庭園

ヨシ伸び過ぎ 景観台ナシ!?
大津の名勝・居初氏庭園


写真
琵琶湖や近江富士の景色を遮るほど長く伸びたヨシ(大津市本堅田2丁目)=上=と、庭園の柵の向こう側の湖岸で、琵琶湖や対岸の山を借景にする国の名勝・居初氏庭園(2006年8月撮影)

  国の名勝居初(いそめ)氏庭園(大津市本堅田2丁目)で、湖岸のヨシが成長し過ぎて景観を損なう事態になっている。滋賀県は生態系や景観の保全を目的にヨ シを条例で保護しているが、ヨシ自体が景観を害するという訴えは初めて。県は文化的価値を考えて刈り取りの許可を検討中だ。当主は「名勝の値打ちがなくな る」と嘆いている。

 ■群落保全条例アダに、刈り取り許可、県も前向き

 江戸時代前期の1681年ごろに作られた居初氏庭園は、琵琶湖と対岸の近江富士を借景とした枯山水の庭で1984年に名勝に指定された。庭園にある茶室は「天然図画亭(てんねんずえてい)」と呼ばれ、俳人の小林一茶もその景色を句に詠んでいる。

 この眺めに今年、異変が起きた。庭園近くで湖岸のヨシが大きく成長し、茶室から臨む琵琶湖と湖東の山並みを遮った。当主の居初寅夫さん(83)によると「これほど伸びたのは初めて」という。

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