あふぇりえいと

2009年7月28日火曜日

泡で文字浮き上がるビアマグ のどに潤い目に楽し

泡で文字浮き上がるビアマグ のどに潤い目に楽し

 【滋賀】甲賀市信楽町神山の陶器製造・販売会社「陶光菴(とうこうあん)」が、ビールを注ぐと泡で文字が浮かび上がる「泡マグ」の売り出しに力を入れている。気温25度以上を記録する夏日が多くなり、ビールのおいしい季節の到来だ。特殊加工を施したビール用マグカップ(ビアマグ)に注がれたビールでのどを潤しながら、クッキリ浮かび上がる文字も楽しめる。「ビールだけでなく、文字という“おまけ”も楽しんで」とPRしている。【金志尚】

 ビアマグに注がれたビールの泡が少しずつ文字の形に変わっていく。「祝」「寿」「心」……。数分後には、それぞれのビアマグに異なる文字がお目見えする。「画数の少ない字の方がスッと浮かび上がるんです」と同社の奥田和樹代表(63)。まるで魔法のような変化だ。

 「泡マグ」はもともと、県信楽窯(よう)業技術試験場(同町長野)と京都府立大が共同開発して誕生した。撥(はっ)水剤で陶器の底に文字を書き、文字以外の部分には釉(ゆう)薬(陶磁器の表面にガラス状のコーティングをするための液体)を塗っている。00年に開発され、同試験場から技術協力を受けた同社が翌年に商品化。04年には県と同大学が特許も取得した。

続きはこちら・・・

0 件のコメント: