あふぇりえいと

2009年7月10日金曜日

シカ肉料理:ヘルシー、新メニュー--高島・里山レストラン天空 

シカ肉料理:ヘルシー、新メニュー--高島・里山レストラン天空 

 ◇「食害対策で捕獲」「ムダにはしない」の一石二鳥

 高島市朽木の森林公園施設「グリーンパーク想(おも)い出の森」内の「里山レストラン天空」は今月1日から、地元で捕獲されたニホンジカの肉を使った料理をメニューに取り入れている。ヘルシーとされるシカ肉を、野生鳥獣が素材のジビエ料理として売り出し地産地消を促進する。また、野生ジカによる農産物の食害被害に困っている同市は捕獲に力を入れており、シカ肉料理への利用で一石二鳥の効果を期待している。

 「グリーンパーク想い出の森」は同市の施設で財団法人朽木むらおこし公社(岡本義弘理事長)が指定管理者として経営にあたっている。施設内のレストラン「お食事処山女魚(やまめ)」を「里山レストラン天空」と改名して1日、リニューアルオープンしたのに合わせ、ジビエ料理としてシカ肉メニューを登場させた。

 シカ肉料理は3種類で、鹿カツカレープレート(税込み1300円)▽鹿カツプレート(同1000円)▽鹿ハンバーグプレート(同)。料理長の宮本知昭さん(53)は「香辛料を使うなど食べやすく工夫した」と話している。

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