あふぇりえいと

2008年12月4日木曜日

「ゆるキャラ」高い宣伝力…観光PRで活躍

地域や名産の特徴を凝縮「ゆるキャラ」高い宣伝力…観光PRで活躍

 地方自治体などで、マスコットキャラクターを地域振興に活用する動きが盛んだ。マスコットたちは「ゆるキャラ」と呼ばれ、各地で大人気。観光PRで活躍し、誘客の実績を上げた例も出ている。(上原三和、岩浅憲史)

 「ゆるキャラ」とは「ゆるいキャラクター」の略称。観光PRなどで見かける、愛らしくもあか抜けない着ぐるみキャラクターのことだ。イラストレーターのみうらじゅんさんが命名し、今年、ブームに火がついた。

 11月中旬、埼玉県で発足したのは「ゆる玉応援団」。県のマスコット「コバトン」を団長に、県内の市町村などの「ゆるい」キャラクター11体が団員として名を連ねる。草加市の名物、草加せんべいを模した「パリポリくん」、秩父地方の祭りの祭神となる龍を模した「りゅうごん」など。県内外のイベントで観光や物産の情報を発信するのが目的だ。

 県観光振興室長の荒井康博さんは「県内には強い訴求力(消費者の購買意欲に働きかける力)を持つ観光地や産品が少ない。印象的な宣伝活動のために、土地や名産の特徴を端的に表した『ゆるキャラ』は最適なのです」と話す。

 従来、地方自治体のPRでは、「ミス○○」などとして、若い女性を登用するのが一般的だった。しかし、「ミスコンテストのような応募者に優劣をつける選定方法は、時代になじまない」と荒井さん。そこで、「ゆるキャラ」に交代したという事情があるようだ。

続きはこちら・・・

0 件のコメント: