あふぇりえいと

2008年12月14日日曜日

えふえむ草津 市民参加型の番組づくり

 ◇来年3月開局、4市7万世帯をカバー
 ◇防災と地域活性期待 パーソナリティーも育成中


 来年3月に開局予定のコミュニティーFM放送局「えふえむ草津」(酒井恵美子社長)に11月20日、電波法に基づく無線局免許の予備免許が交付された。順調に開局すれば、県で4局目のコミュニティーFMとなる。草津市の大半と、大津市、守山市、栗東市の一部の約7万世帯が放送エリアで、地域の活性化と、災害時の情報提供が期待されている。開局への経緯や取り組みを追った。【後藤由耶】
 酒井社長は名古屋市や京都市でアナウンサーなどのマネジャーをしてきたが、自身の育った草津市のホームページで、同市がコミュニティーFM放送局の事業者を募集していることを知り、経験を生かして地域に貢献したいと応募した。
 07年に新潟県で起きた中越沖地震の被災地でボランティアで救援活動に携わった友人から、被災地でコミュニティー放送局が活躍したと聞いたことも背中を押した。
 自分自身、ラジオの価値を身に染みて知った体験がある。愛知県日進市に住んでいた約10年前、ゲリラ豪雨に見舞われた。自宅マンションの裏山で土砂崩れが起きて電線が切れ、停電。テレビは映らないし、携帯電話も通じず、情報から孤立した。そのとき、ただ一つ情報を受けられたのがラジオだった。ラジオで外部の状況を把握することができ、「心底ホッとした」と振り返る。

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