あふぇりえいと

2009年6月10日水曜日

仏絵師、藤野正観さんの展覧会始まる

藤野さん(左)の仏絵の説明に聞き入る来場者=松江市袖師町、島根県立美術館
 京都で25年にわたって仏画を描く藤野正観(しょうかん)さん(58)の展覧会「藤野正観の仕事」展(山陰中央新報社主催)が、10日から松江市袖師町の島根県立美術館で始まった。流麗、細密な仏絵が来場者に独特の世界観を伝えている。15日まで。

  会場には黒い線で描かれた明王像や極彩色の観音図など藤野さんが丹念に描き込んだ28点の作品が並ぶ。ひときわ目を引く約2メートル四方の2点の曼荼羅 (まんだら)は製作に1年半を費やした大作。赤や緑、金色で細部まで描写された鮮やかな四百体余りの仏や菩薩(ぼさつ)、明王が厳かな世界観を作り出して いる。

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