多賀大社 古例祭で奉納
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多賀大社(滋賀県多賀町)の古例祭が重陽の節句の9日行われ、農作物の豊凶を占う古知古知(こちこち)相撲が奉納された。まわし姿の若者が力強い取り組みを披露、勝てば豊作とされる東方「多賀の里」が勝ちをおさめた。 同大社の神主が伊吹山の八岐大蛇(やまたのおろち)を退治した故事にちなんで毎年この日に行われる。今年は、多賀の里を立命館大3年の森成寿さん(20)=東近江市中羽田町=、西方の「寿命が石」を大阪経済法科大3年の戸崎達矢さん(20)=同市宮川町=が務めた。 1勝1敗で迎えた3取組目、多賀の里が豪快な上手投げを決め、見守る人から大きな拍手が送られた。 その後、今年の古例祭の主役「頭人(とうにん)」を務める平塚喜三さん(80)を中心に、騎馬など約200人の行列が大社から約1・3キロ離れた同町尼子のお旅所まで練り歩いた。 |
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