二人展:書と陶芸、上木淳吉さん×夏川亨介さん--東近江で27日まで
◇前衛と伝統コラボ--「近江商人屋敷 藤井彦四郎邸」で
前衛書の上木淳吉さん(66)=彦根市東沼波町=と、陶芸の夏川亨介さん(66)=同市後三条町=の二人展が、東近江市宮荘町の「近江商人屋敷 藤井彦四郎邸」で開かれている。落ち着いた雰囲気の中で、新しい感性の書と伝統の焼き物のコラボレーションが楽しめる。27日まで。【松井圀夫】
床の間がある13畳半の主客間など三つの和室を使っての展示。毎日書道会会友の上木さんは、独特の筆づかいで書いた抽象文字を配した2枚折りのびょうぶ、中国の甲骨文字をアレンジした作品、ひょうたんをかたどったパネルに「楽酒」と書いた遊び心いっぱいの作品、「無」や「日」の1文字の前衛書など計14点が並ぶ。
夏川さんは陶芸歴12年余。江戸末期に彦根藩窯として焼かれた「湖東焼」再興を目指す陶芸家らを支援するNPO法人「湖東焼を育てる会」の理事長としても活動している。大壺(つぼ)や大皿、見事な枝ぶりの松や鯉(こい)をあしらった陶板、彦根城内の石垣をイメージした図柄の7枚組み小皿など計11点を公開している。
続きはこちら・・・
0 件のコメント:
コメントを投稿