巨大遊具:できたよ「冒険の森」 高さ5メートル、幼稚園に完成--甲賀 /滋賀
◇「子どもが危険判断、乗り越えて」
甲賀市水口町の水口幼稚園(谷村徳幸(のりゆき)園長、園児81人)に24日、子どもの挑戦心を刺激する巨大アスレチック遊具「冒険の森」が完成し、竣工(しゅんこう)式が行われた。地上からの高さが最も高い部分で約5メートルとなるなど簡単には登れない設計。一見危険なようにも映るが、「子ども自身が判断し、リスクを乗り越えてほしい」という思いが込められている。早速、卒園生らが挑戦し、歓声を上げていた。
冒険の森は(1)3段階の高さ(最高約5メートル)を備えたタワー「風のとう」(2)高さ約3メートルのデッキの上に立つ小屋「陽(ひ)だまりのいえ」(3)両者をつなぐ長さ約3メートルのつり橋「虹のはし」--の3要素で構成。木製で、主要部分に腐りにくいクリの木を使っている。今年5月に業者が製作を始めた。
巨大遊具の設置で、子どもたちがけがをする危険性も指摘されるが、谷村園長は「危険には、大人が取り除かなければならない『ハザード』と子ども自身が乗り越えなければならない『リスク』の2種類がある。冒険の森はハザードは回避している」とし、際立った危険性はないとの認識を示す。子どもが自らの責任で遊ぶことを前提にしているという。
ただ、子どもたちに無理やり遊ばせることはしない方針で、竣工式で谷村園長は「太いクリの木に寄りかかって一日を過ごすのもいい。みんなが共に喜べる遊具にしたい」と語った。
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