県内108の寺院が宗派を超えて設立した「びわ湖百八霊場」の門出として、大津市坂本の西教寺で8日、開創法要が営まれた。
西教寺の西村冏紹貫主、延暦寺の半田孝淳座主、圓城寺の福家俊明長吏の天台三山の代表が一堂に会した。本堂には県内から各寺の代表者と檀家(だんか)の300人以上が集まり、宗派を超えて唱える般若心経が一つになって響いた。
びわ湖百八霊場は、県内各地にある歴史ある寺院や、素晴らしい文化にもっと親しんでもらい、豊かな心を育てることを目的に設けた。108の寺院に 参加を呼び掛け、県内を一周する参拝コースを作った。寺巡りを通して、周辺の地域の魅力を知ってもらい、滋賀全体を盛り上げていこうという意味も込める。
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