講演:「夜回り先生」熱弁 「子をほめるゆとりを」--大津 /滋賀
夜の繁華街で子どもたちに声をかけて指導し、若者の非行防止に取り組む「夜回り先生」こと水谷修さん(53)が26日、大津市島の関の同市民会館で講演した。リストカットや薬物依存など子どもたちを取り巻く問題を挙げ「家族や教師ら大人が子どもの良いところを認めて伸ばしていくことが大切」と説いた。
講演は、同館や近くのなぎさ公園で開かれた「じんけんフェスタしが2009」(県、県人権啓発活動ネットワーク協議会主催)の行事。市民ら約950人が、薬物依存で亡くなった少年や、親に否定されて非行に走りエイズに感染して死亡した少女の話など、水谷さんから語られる厳しい現状に耳を傾けた。
水谷さんは、不況で大人に余裕がなくなったことが子育てにも悪影響を及ぼしていると指摘し「大人はストレスを発散できる場所があるが、子どもには昼の学校、夜の家庭しかない。子どもをほめるゆとりを持ってほしい」と訴えた。
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