近江八幡・八幡堀
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結婚50周年を迎えた滋賀県近江八幡市の夫婦が19日、同市の八幡堀で手こぎ和船に乗って金婚式を挙げた。かつて地域の風習だった船での嫁入りを再現しようと行われ、堀沿いに集まった多くの観光客らは、半世紀連れ添った2人に祝福の拍手を送った。 式を挙げたのは、同市船木町の最所(さいしょ)博文さん(73)、和子さん(70)夫妻。八幡堀一帯では、戦後まで田舟で嫁入りするのが慣習で、知り合いの企画会社がプロデュースした。 最所さん夫妻は新町浜から和船に乗り込み、初秋の木漏れ日の下、白雲橋まで約300メートルをゆっくりと進んだ。江州音頭の歌い手が船上で祝い唄を響かせる中、2人ははにかんみながら堀沿いの知人に手を振った。 |
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