あふぇりえいと

2009年9月14日月曜日

古文書から震源域考察 大津で「歴史地震」公開フォーラム

古文書から震源域考察
大津で「歴史地震」公開フォーラム


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歴史の視点から地震を考察し、現代の防災について考えたフォーラム(大津市・市ふれあいプラザ)

 歴史的な観点から地震を知り、現在の防災のあり方について考える公開フォーラム「近江の国の歴史地震」が13日、滋賀県大津市ふれあいプラザで開かれた。

 ■講演や討論 「安心せず警戒を」

 地震の研究者らでつくる「歴史地震研究会」の主催で、会員や市民ら約80人が参加した。研究者や県の防災担当者ら3人が講演。東京大地震研究所の 宇佐見龍夫名誉教授は、江戸時代後期の三つの地震について、日記などの古文書に残る記録に基づいて、震源域や地震の性質などを考察した。

 日記からは、けが人や死者が出たり、家屋が損傷するなど、生々しい被害の様子のほか、相次ぐ余震に「また地震が来る」との風聞が立っている様子もうかがえ「将来の地震の被害軽減についても参考になる」と述べた。

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