まち全体が会場 近江八幡市で「ヴォーリズ展」
滋賀県近江八幡市で10月3日―11月3日に「ウィリアム・メレル・ヴォーリズ展in近江八幡」が開催される。市内に点在するヴォーリズ設計の建造物を公開し、教育者や芸術家など多方面にわたり活躍したヴォーリズの人となりを紹介する展覧会を市内各所で実施する。
ヴォーリズは1880年アメリカに生まれ、24歳の時にキリスト教伝道のため来日した。建築設計や医療、教育などに大きな功績を残し、1964年に亡くなるまでの大半を近江八幡市で過ごした。生前「世界の中心」と呼んで近江八幡を愛し、同市第1号の名誉市民にも選ばれている。
ヴォーリズ展は、全国に近江八幡を知ってもらおうと市民が手づくりで企画、1年がかりで準備してきた。近江八幡市全体を展示会場に見立て、旧八幡郵便局舎やヴォーリズ記念館、村岡邸などヴォーリズが設計した20軒を見ることができる。そのうち8つの建物の中では、ヴォーリズにちなんだ隣人愛、近江商人、教育者など10のテーマで特別展を行う。八幡掘なども加えた全長約2キロのまちめぐりコースも設定している。
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