窯跡に緑釉陶器のおわん 滋賀・春日北遺跡
滋賀県甲賀市の春日北遺跡で、緑色のうわぐすりを塗って作る緑釉陶器の窯跡が見つかり、同県文化財保護協会が18日、発表した。内部には、一部が欠けたおわん(直径約15センチ、深さ約6センチ)1個が焼いたままの状態で置かれていた。
緑釉陶器は最高級の陶器として平安貴族などが愛用。窯跡は平安時代中期(10世紀後半)のものとみられる。京都国立博物館の尾野善裕工芸室長は「近江は愛 知・岐阜、京都、山口と並ぶ緑釉陶器の四大生産地の一つで、平安京などに供給していたのだろう。おわんは失敗作だったため取り出さずに残していたのでは」 としている。
続きはこちら・・・
0 件のコメント:
コメントを投稿