あふぇりえいと

2011年6月9日木曜日

三井寺の金剛力士像 県立近美に搬出

三井寺の金剛力士像 県立近美に搬出

搬出を前に緩衝材で金剛力士像を保護する関係者(大津市園城寺町・三井寺)
搬出を前に緩衝材で金剛力士像を保護する関係者(大津市園城寺町・三井寺)
今年秋に滋賀県内の3美術館が連携して催す「神仏います近江」展を前に、大津市の三井寺(園城寺)で9日、金剛力士像2体を大門(仁王 門)から展示場所の県立近代美術館(同市)に移す作業が行われた。同寺によると金剛力士像が境内の外に出るのは初めて。運送会社の文化財担当者14人が高 さ2メートル70センチの巨像を4時間かけて慎重に運び出した。
像は大門の左右に安置され、1998年の解体修理で室町時代の1457年に造られたことが判明している。
法要の後、運送会社のスタッフが像の顔や手足などを緩衝材で覆い、輸送用の台座に慎重に寝かせて搬出。同寺の福家俊彦執事長は「日ごろは注目される機会が少ない像だけに、展示によって大きさや力強さを実感してもらえるのでは」と作業を見守っていた。

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