あふぇりえいと

2011年6月3日金曜日

京極氏ゆかり?室町前半の庭園池 米原・能仁寺遺跡

京極氏ゆかり?室町前半の庭園池 米原・能仁寺遺跡

形や大きさのそろった石が敷き詰められた、方形の庭園池(米原市清滝)
形や大きさのそろった石が敷き詰められた、方形の庭園池(米原市清滝)
滋賀県文化財保護協会は2日、米原市清滝の能仁寺(のうにんじ)遺跡で、室町時代前半(15世紀初頭)の庭園池を確認した、と発表した。清滝を本拠地とした守護大名京極氏が造ったと考えられ、同協会は「谷水を生かした丁寧な造りだったことが分かる」としている。
池は、東西3・7メートル、南北2・5メートルの方形。深さは10~20センチ、底には形や大きさのそろった小石が敷き詰められていた。水の流れを生むように排水口付近の溝に段差を設けていた。
池は、昨年11月に発掘された京極家7代当主京極高詮(たかのり)の菩提寺(ぼだいじ)とされる寺院跡の下層にあり、寺を建てる際には取り壊されたとみら れる。池のほか、石の列と溝で区切った長方形の2区画と庭も見つかった。遺構の種類は不明だが、墓所の可能性がある、という。

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