豆腐の蒲焼きで起死回生
JR大津駅から京阪浜大津駅に向かう寺町商店街の途中にある
滋賀・大津に豆腐を使って蒲焼やカキフライなど食べさせる店があると知り合いから聞き、さっそく予約を入れて訪ねた。豆腐ではなく“豆富料理”の店「はしがき」である。
店を始めたのが平成元年というから21年になる。橋垣麗さんが1人で料理を担当。近くにある「大津マーケット」で豆腐を作り、市役所や病院などに配達もしている。
橋垣さんは「魚屋」を30年近くやっていたが、戦後豆腐作りを始めた父親の跡を継いだ。現在の店を建てた大工が「豆腐とちょっと一杯飲める店にしたら」と 7人座れるカウンターを設けたのが始まり。魚屋当時から、割烹料理の店などで手伝いをしていたから、料理は得意。が、2、3か月「客なし」状態だった。
作務衣姿で次々と豆腐料理を作り出す店主の橋垣麗さん
豆腐で蒲焼を考え出したところ、新聞に「面白い人がいる」と紹介されたことがきっかけで店がはやりだしたと言う。
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