あふぇりえいと

2009年10月14日水曜日

信楽焼:欠けにくい食器 地元の陶器メーカー開発、来月下旬から発売 /滋賀

信楽焼:欠けにくい食器 地元の陶器メーカー開発、来月下旬から発売 /滋賀

 甲賀市信楽町の信楽焼卸売会社「藤陶」が地元の陶器メーカーと「欠けにくい」信楽焼の食器を開発、来月下旬から主力商品として売り出す。同社の藤田仁史社長(48)は「飲食店や学校施設などに売り込みたい」と意気込んでいる。

 藤田社長によると、信楽焼は欠けやすいのが難点で、業務用食器には不向きとされてきた。このため、藤田社長は取引先の陶器メーカー「菱三陶園」(同町)に持ちかけ、▽陶器を頑丈にする成分であるアルミナと土の配合率▽焼き方▽焼き上げる時間--などを共同研究。工夫を重ね、丈夫な信楽焼を作り出すことに成功した。吸水率も従来の2・44%から0・13%と大幅に下がった。

 既に岡山市の配食サービス業者から「使いたい」と申し出があったという。

 藤陶の取り組みは今年7月、経済産業省近畿経済産業局から「地域産業資源活用事業計画」に認定された。今後最大で5年間、3000万円を上限に販路拡大費などに補助金が交付される。

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