多賀木匠塾:間伐材生かし遊具「遊Run船」完成 名神高速多賀SA内広場に /滋賀
◇「安全に楽しめる 大いに利用して」--県立大生の「木匠塾」が製作
県立大(彦根市)の学生たちでつくる「多賀木匠塾」が、多賀町の名神高速上り線多賀サービスエリア(SA)で、町内の高取山などの間伐材を活用して大型遊具作りに挑戦した。10日間、延べ約450人が参加して船をイメージした遊具「遊Run船(ゆうらんせん)」を完成させ、中日本高速道路会社にこのほど、引き渡した。塾生たちは「上々の出来栄え。多くの人に安全に楽しんでもらえる」と話している。
木匠塾は03年に学生十数人で発足。中西茂行・非常勤講師(51)を塾長に、高取山ふれあい公園(多賀町藤瀬)を活動拠点とし、「間伐材を生かした遊具や施設づくり」を掲げて活動してきた。地元の山林組合などの支援も受け、これまでに遊具や休憩所など6施設を製作し、公園などに提供した。
今年度は環境科学部環境建築デザイン学科の学生44人が所属。初めて企業から受注し、多賀SA内の広場「多賀の湖」に木製遊具を作ることになった。塾生らが7月から図面や模型を作り、スギやヒノキの間伐材を準備してきた。
9月1日から、同学科3年の堤健次さん(20)▽小谷紘平さん(22)▽仲井大智さん(20)▽島上雄次さん(22)の4人をリーダーに製作作業を開始。早朝や深夜にも作業し、予定の10日間で仕上げた。
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