あふぇりえいと

2009年10月10日土曜日

おうみのお店:薬膳館中国茶房・ギャラリー「喫茶去」 /滋賀

おうみのお店:薬膳館中国茶房・ギャラリー「喫茶去」 /滋賀

 <大津市蛍谷4の45(077・537・2598)>
 ◇好景色に、ほっこり疲れ取れ

 大きく開いた窓の向こうに、ゆったりとした瀬田川の流れ。鳥が飛び立ち、青年の漕(こ)ぐボートがスピードを上げる。カウンターの上では、お茶の湯をわかす土瓶がしゅんしゅんと湯気を立てている。

 中国気功や太極拳、薬膳料理などの教室を主催する「薬膳館」が、「一般の人にも気軽に来てもらえるお店を」と、建物の一角にオープンした。店名は禅の言葉で「まあ、お茶を一服」。横田佳子館長は「ほっこりと疲れを取って、また元気でね、という意味。お客さまに『元気になったわ』と言ってもらえるとうれしい」と話す。

 店では薬膳料理と中国茶を楽しめる。「五行説」に従い、季節によって異なる味や色、旬の食材を使った料理は、その時期に弱りがちな内臓を補ってくれる。今なら、キノコをたっぷり使った米麺(フォー)がメーンの「笑秋暖膳」(期間限定、1500円)。免疫力を高め、風邪予防にぴったりだ。「鮑汁仙〓膳」(2000円)もお薦め。あんのかかった直径15センチほどもあるキノコ「白霊茸」は、アワビのような食感で食べごたえがあり、体が温まる。

 他の薬膳料理も生薬を取り入れており、肩こり、胃腸の不調、冷え……などなど、その日の体調に合わせてメニューを選ぶのもいい。

 中国茶は常時、80~90種類を用意。「多すぎて迷っちゃう」という人も大丈夫、スタッフが相談に応じ、いれ方も丁寧に教えてくれる。小さな茶器で3煎、4煎と、香りと味の変化を楽しめるのも中国茶ならではだ。

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