あふぇりえいと

2009年10月13日火曜日

在来トウガラシ 直売所で人気/湖南市下田地域【近畿】

在来トウガラシ 直売所で人気/湖南市下田地域【近畿】

 【滋賀・近江】湖南市下田地域で栽培されている在来の「弥平とうがらし」が直売所で人気だ。種は激辛だが、皮が甘いため、ナスの漬物を作るときに使うといいという。地域の指導機関では地域特産の「下田なす」とセットで特産化できれば、と期待している。

 この地域では古くから各戸の菜園などで自家用に2、3本栽培してきた。JAこうか湖南営農センターの呼び掛けで、同地域の山中千代治さん(77)が2004年から販売向けに栽培。ナス畑で40~50本を無農薬で育てている。肥料は元肥を中心に施し、1本に100個以上を収穫する。

 収穫したトウガラシは50グラムのパック詰めにし、JAこうか直売所・花野果市の本店と石部店へ出して人気。「補充に出向くたびに売り切れている」と山中さん。ホテルや料理店から「珍しいので送って」との依頼も来ている。

 「下田なす」の部会長でもある山中さんは、ナスの浅漬けなどでの利用を勧める。

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