お客に配った版画広告、日野で展示
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明治から昭和初期にかけて日野町の商店がひいき客に配った色鮮やかな版画広告「引札(ひきふだ)」を集めた展示会「近江日野の引札展」が、滋賀県日野町大窪の近江日野商人館で開かれている。 ■絵柄 美人画多く 同館によると、引札は年末に配った。同展では、滋賀大経済学部付属史料館(彦根市)や町内のコレクターが所有する引札の実物35枚と写真123枚を展示している。 引札は小さいものでB4判程度の大きさ。絵とともに業種、所在地、店名が書いてある。絵柄は着物姿の美人画が最も多く、えびすやタイ、伊勢エビなどめでたい題材が目に付く。軍人の姿や、近江鉄道の時刻表を掲載したものもある。 |
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