信楽(滋賀県)を拠点に国際的に活躍する陶芸作家の奥田博土(ひろむ)さん(60)の作品展が、大阪市中央区心斎橋筋のギャラリークロで、開かれている=写真。
会場では信楽ならではの力強い大壺や、茶碗、水指し、皿など約70点を展示。いずれも1300度の高温で、3昼夜にわたり薪(まき)で焼き上げたもので、灰が土と溶け合い、表面を独特の表情に仕上げている。
奥田さんは信楽生まれ。大阪万博のシンボル「太陽の塔」など、芸術家、岡本太郎さんの作品づくりなどにもかかわり、伝統的な陶芸作品だけではなく、土の抽象彫刻の大作を手がけるようになったという。
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