オコナイ:五穀豊穣と村内安全を祈願する伝統行事
長浜で信仰文化探る企画展
◇梵字墨書の鏡餅など供物焦点に18点--長浜城歴史博物館で来月15日まで
湖北地方で今でもさかんに行われている、五穀豊穣(ほうじょう)と村内安全を祈願する伝統行事「オコナイ」について紹介する企画展「湖北の深き信仰文化--オコナイ--」が長浜市の長浜城歴史博物館で開催されている。2月15日まで。【野々口義信】
「オコナイ」という名称は、仏教の修行をあらわす「行(おこな)い」が起源で、国の安全と繁栄を祈る仏教行事がそれぞれの村に伝わり、春を迎える儀式になったものとされる。中部から九州にかけての西日本一帯で行われているが、滋賀・湖北地方でのものが最もさかん。
「オコナイ」では、
住民らが餅をつき、村の社寺にお鏡を供え、五穀豊穣と村内安全を祈願する。祈願の対象も氏神から、観音、薬師、地蔵といった仏や菩薩(ぼさつ)、不動明王、毘沙門天、天神、稲荷までさまざまで、儀式の形式も村ごとに全く違う。最近は、過疎化や信仰心の希薄化などで儀式も変化、省略化しており、伝統行事の衰退が心配されている。
続きはこちら・・・
1 件のコメント:
私は滋賀の長浜に住んでいるので興味をもって覗かせていただきました。このような伝統行事があるんですね。出身が関東で就職の関係でこちらにきたのではじめて知りました。
yahooのブログで「おもしろ雑学日記」というブログを開いていますのでよかったら遊びに来てください。
コメントを投稿