大津市:JR膳所駅バリアフリー化
駅機能は2階に集約--整備基本構想
◇周辺には広場や歩道
大津市はこのほど、バリアフリー化されておらず周辺道路の狭さも問題になっているJR膳所駅と周辺について、学識者や自治会、交通事業者らでつくる調査委員会がまとめた整備基本構想の骨子を明らかにした。線路上をまたぐ形で新設する駅舎の2階に駅機能を集約し、周辺にも広場や歩道などを確保することが柱。今年3月をめどに構想をまとめ、2012年度の工事発注を目指す。
市によると、同駅は1921年の線路移転で現在の形になった。地下通路が狭いためエレベーターも設置できず、毎日5000人以上が乗降する市内11カ所のJR駅で唯一バリアフリー化されていない。昨年秋に市が自治会や企業などの781人から回答を得たアンケートでは、同駅の通路・階段を不満とした人が44%に上り、複数回答で駅周辺の改善策を聞いたところ、67%が駅のバリアフリー対策を挙げた。
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