新成人 1万6897人祝う
新成人を祝う記念行事が11日、彦根や長浜市など県内20市町で開かれ、会場に華やかな振り袖やスーツ姿の若者たちの活気があふれた。県教育委員会によると、今年の新成人は前年比245人減の1万6897人(男8939人、女7958人)。1995年の約2万2000人をピークに減少が続いている。
◆彦根…代表決意「夢に向かっていこう」
彦根市のひこね市文化プラザで催された式典には、990人が参加。代表して会社員の奥山泰久さんが「きっと無理だろう、失敗したらどうしようと不安を抱き夢をあきらめる人もいるが、自分を信じて行動し、自らが思い描く夢に向かっていこう」などと決意を述べた。
◆米原では425人
米原市の県立文化産業交流会館で催された式典には、425人が参加した。
新成人の活躍を期待して湖北地域の愛好家らでつくる吹奏楽団「ピュアブラス」が2曲を演奏。代表者2人が決意を述べた。
◆高島…父母や先輩のメッセージ披露
高島市の市民会館で催された式典には新成人と関係者ら600人が参加。代表して奥野麻衣さんが「自分にできることを探し、役割を果たしていくことを新成人として誓います」と決意を語った。
◆東近江…20畳敷きの大凧舞う
東近江市では、八日市大凧(おおだこ)保存会が新成人の門出を祝し、聖徳中学校グラウンドでスーツ姿の新成人と20畳敷きの「八日市大凧」を揚げた。
毎年恒例で大凧は、保存会が新成人と1カ月ほどかけて制作。えとにちなみ闘牛の絵と「燃」の漢字を組み合わせた図柄で、「闘志を燃やせ」の意味を持たせた。新成人7人ほどが綱を握り、雪が解けてぬかるんだグラウンドを駆けると、高さ50メートルほどに舞い揚がり、振り袖姿の女性らから歓声が上がった。
◆長浜…恩師からビデオレター
長浜市内のホテルで開かれた式典には、715人が参加。代表して衣斐威さんと西川智也さんの2人が「長浜で育ったことに誇りを持ち、私たちの前に広がる輝かしい未来に向かってまい進して参ります」と誓いの言葉を述べた。
◆栗東市…思い出話に花
622人が成人に仲間入りした栗東市では、栗東芸術文化会館さきらで式典を開催。国松正一市長が「何事も意志を持つことから始まり、覚悟を必要とする。覚悟を持って第一歩を踏み出し、人生を豊かにしてほしい」と激励した。
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