オニバス:堀のハス繁殖、危ない 彦根市役所ロビーに展示、保護活動を紹介
彦根城中堀のオニバス生息地を守る活動を続けているボランティア団体「彦根城オニバスプロジェクト」(渡邊輝世代表)の活動紹介とオニバス写真・資料展が彦根市役所1階ロビーで開かれている。見る機会が少ないオニバスの種子の写真やスケッチも展示し、「保護活動に協力を」と呼び掛けている。6日まで。
オニバスはスイレン科の一年草の水草。直径1メートル以上になる葉には鋭いトゲがあり、藩政時代に堀を渡る侵入者を防ぐために植えられたという。戦後、姿を消したが、20年ほど前に堀底の泥をかき回したところ、芽が出て赤紫色の花が咲くようになった。
ところが、最近は高さ1メートル以上のハスが増え過ぎて日陰になり、オニバスの生息地が年々、狭まっている。見かねた「彦根自然観察の会」が同プロジェクトを立ち上げ、市の許可を得て、ハスの刈り取りなどオニバス保護活動を続けている。
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