江戸東京博物館で講演
日米修好通商条約の締結(1858年)、横浜・長崎の開港(1859年)から150年。日本を開国に導いた大老・井 伊直弼(1815~60年)を見直すイベントが19、20の両日、江戸東京博物館(東京都墨田区横綱)で開かれる。尊皇攘夷派の志士を処断した安政の大獄 (1858~59年)で悪役のイメージが強い直弼だが、動乱の幕末で日本を果断に動かした主役であったことも確かだ。
開国150年でイベント
イベントは「びわこビジターズビューロー」や「井伊直弼と開国150年祭実行委」などが主催。
19日夜は講談師、旭堂南左衛門さんが直弼のほか織田信長、豊臣秀吉ら近江で活躍した歴史上の人物の物語を語り、高本一郎さんのリュート(びわに似た西洋 古楽器)の演奏で楽しく歴史を学ぶ「ひこにゃんのてくてく歴史街道」(午後6時半、2000円)。舞台にはひこにゃんも登場し、意外に芸達者な一面を披露 してくれるとか。出演はほかにソプラノ・中村朋子さんら。
20日は「近江みちの国講座」(午後1時半、1000円)で、直弼の生涯と人物像に迫る彦根市教委文化財課長、谷口徹さんの講演など。
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