あふぇりえいと

2009年2月28日土曜日

「21世紀型の公民館に」 滋賀会館活用で有志ら多様な意見--大津

「21世紀型の公民館に」 滋賀会館活用で有志ら多様な意見--大津

 県が「09年度末で文化施設としては供用廃止」としている大津市京町3の滋賀会館でこのほど、同会館の活用法などを考える有志の座談会が開かれた。「滋賀会館の放課後」というテーマで県文化振興事業団職員の白崎清史さん(40)らが企画し、約50人が集まった。辻喜代治・成安造形大教授(文化政策論)の司会で、文化施設と美術作家や地域住民との関係を巡る発言が続き、同会館の見学ツアーも行われた。

 座談会では、大津市在住の美術作家、高嶺格(ただす)さん(40)が「作家はハコ(建物)とではなく人間と仕事をしている。(一緒に仕事ができる)人がいることが大事」と話し、文化施設を運営する人材の重要さを指摘した。栗東芸術文化会館さきらの自主活動グループメンバー、根木山恒平さん(32)も「地域住民との関係でも、文化施設側の態勢づくりが課題」と同調した。

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