近藤重蔵翁展:遺徳をしのぶ 遺品など40点展示--高島・歴史民俗資料館
◇200年前、択捉島を探検--28日まで
200年以上も前に択捉(えとろふ)島を探検して「大日本恵登呂府」の標柱を建て、北方4島が日本固有の領土だとする礎を築いた近藤重蔵の遺品などを展示する「近藤重蔵翁展」が、高島歴史民俗資料館(高島市鴨)で開かれている。近藤翁が身内の不祥事で「お預け」となり高島の地で没して180年、地元の顕彰会は今年も14日に法要を営み、翁の遺徳をしのぶ。
重蔵は与力の三男として江戸に生まれ、1798(寛政10)年、28歳で幕府から松前蝦夷(えぞ)地御用取扱を命じられ北方探検に赴いた。択捉島に標柱を建てるなど5回にわたり蝦夷地北部や千島列島を探査した。後に、長男・富蔵の殺傷事件で監督責任を問われて高島の大溝藩にお預けとなり、1829(文政12)年に59歳で病没した。
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