あふぇりえいと

2009年6月19日金曜日

南湖透明度2・8メートル 最高に  08年度琵琶湖 水草繁殖で改善

南湖透明度2・8メートル 最高に 
08年度琵琶湖 水草繁殖で改善


写真
琵琶湖の透明度の変化

 琵琶湖南湖の透明度が2008年度平均で、観測史上最高の2・8メートルとなったことが18日、滋賀県などの水質調査で明らかになった。県は水草の繁殖が透明度の改善につながったとみている。

 南湖19地点の昨年度の月別透明度は、10月に最高の3・2メートルを記録。最も低い透明度でも5月の2・3メートルだった。年度平均では前年度を0・2メートル上回った。濁りの原因となる浮遊物質量も過去最低値だった。

 南湖の透明度は1979年度に現在と同じ地点での観測がスタート。一時は1・6メートルにまで落ち込んだが、99年度以降は2メートル以上を保ち、改善傾向が続いている。

 県によると、94年の大渇水を契機に南湖では水草の繁殖エリアが急拡大。水草が湖底の泥の巻き上げを抑え、栄養塩を吸収するなどしたため透明度が 上向いたという。南湖5250ヘクタールのうち水草分布面積はここ数年、4000ヘクタールを上回っている。北湖の透明度は6・0メートルで、前年度を 0・6メートル下回った。

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