あふぇりえいと

2009年6月30日火曜日

パイプオルガン音色を“再生” アンティーク家具販売の嶋村さん

パイプオルガン音色を“再生” アンティーク家具販売の嶋村さん

手作りで製作中のパイプオルガンと嶋村さん=大津市荒川で

手作りで製作中のパイプオルガンと嶋村さん=大津市荒川で

 英国の教会で使われていたパイプオルガンの部品を再利用して、大津市荒川の英国製アンティーク家具販売嶋村健治さん(65)がパイプオルガンを手 作りで“再生”している。7月11日午後2時から、大津市浜大津のスカイプラザ浜大津でその音色が初披露される。嶋村さんは「シンセサイザーなど、デジタ ルな音とはひと味違う奥行きのある音色を楽しんでもらえれば」と話している。

 
 古い家具の買い付けに英国を訪れた際、教会の統合などで使われなくなったパイプオルガンが捨てられている現状を目撃した。「何とか再生して懐かしい音が聞けないか」と考えたのがきっかけという。

 嶋村さんは家具を修理する技術を生かし、英国で手に入れ、100年以上は使われているパイプオルガンのパイプ49本と足踏みオルガン、送風機、本棚などを組み合わせて昨年、第1号を製作した。

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