都と北陸地方をつなぐ古代の国道「北陸道」の要所、滋賀県高島市の弘部野遺跡で、7世紀前半~9世紀後半(飛鳥-平安時代前期)の掘っ立て柱建物群の跡などが見つかり、市教育委員会が24日、発表した。
市教委は「中央の指令を地方に伝える役人が、馬を乗り継いだ駅家の可能性がある」としている。確認されれば、北陸道では初めてで、当時の様子を示す貴重な遺構となりそうだ。
出土したのは、掘っ立て柱建物や柵の跡。三つの建物を約250年間にほぼ同じ場所で2回建て替えた跡もあった。1棟は柱の間隔が約3メートルあり、古代の大きな屋敷や役所と同じ寸法で、集落の中心的な建物だったようだ。倉庫もあった。
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