あふぇりえいと

2009年5月30日土曜日

傘のオブジェ? 扇骨「白干し」 高島 作業がピーク迎える

傘のオブジェ? 扇骨「白干し」
高島 作業がピーク迎える


写真
たくみな手さばきで扇骨の束を広げて地面に並べる職人ら(高島市安曇川町)=撮影・水澤圭介

 日本の扇子の扇骨生産量の9割を占めるといわれる滋賀県高島市安曇川町で、扇骨を天日にさらし竹材の青みを抜く「白干し」作業が本格的な夏を前にピークを迎えている。

 「白干し」は年間を通じて行われるが、需要期の夏に向けこの時期少し多くなる。効率良く天日が当たるように扇骨は円すい形につなげ、オブジェが並んでいるように見える。梅雨に入っても、晴れた日には、かびが生えないように注意しながら作業が続く。

 扇骨生産は、江戸時代に安曇川の水害を防ぐため川沿いに植えられた真竹の活用から生まれた。扇骨が完成するまでには20近い工程があり、白干しは、その1つ。適度に竹から青みが抜けるのに1週間ほどかかる、という。
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