佐川美術館企画展「こどもの本と歩んだ60年 太田大八とえほんの仲間たち展」に協力
SGホールディングスグループの佐川急便株式会社(本社:京都市南区、社長:平間正一)は、財団法人佐川美術館(所在地:滋賀県守山市、館長:栗和田榮一)が主催する特別企画展「こどもの本と歩んだ60年 太田大八とえほんの仲間たち展」(2009年6月20日ー2009年8月30日)に協力いたします。
佐川美術館は、佐川急便創業40周年記念事業の一環として、近江という優れた風土と、琵琶湖と比叡山を望む美しい自然環境に恵まれた滋賀県・守山の地に 1998年3月22日に開館いたしました。そして2007年9月には創業50周年記念事業として陶芸家・十五代樂吉左衞門先生の作品を展示する「樂吉左衞門館」を新設し、日本画(平山郁夫館)・彫刻(佐藤忠良館)・工芸と3つの柱を携えた例を見ない美術館として、地域社会をはじめとする世界に開かれた美術館を目指し活動しています。佐川急便ではこれからも佐川美術館を通じ、芸術・文化の振興と発展に貢献してまいります。
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<絵本>はこどもがはじめて触れる視覚表現であるとともに、年代・性別・様々な志向に合わせて楽しむことの出来るものとして、近年、特にその重要性と人気が高まってまいりました。
そしてこのたび財団法人 佐川美術館(所在地:滋賀県守山市館長:栗和田榮一)では、特別企画展といたしまして「こどもの本と歩んだ60年 太田大八とえほんの仲間たち展」を開催いたします。また、会期中は「さがわきっずみゅーじあむ2009」として、中学生以下のお子様は無料で入館をいただけるとともに、館内には<手にとって読める絵本コーナー>を特設、その他、出展作家ご自身による講演やワークショップ、ミュージアムコンサートや本展共催団体による「WAVE IN びわこ」など、さまざまなイベントをお楽しみいただけます。
現在90歳となられました太(おお)田(た)大(だい)八(はち)氏は、1949年のデビュー作以来、130作以上の絵本と、230冊以上の児童書などの挿絵を手がけてきました。その仕事は、話の内容によってさまざまな絵画技法を使い分けるとともに、常に新しい表現方法に挑戦するなど、作品の幅の広さと、表現の多彩さでは他の追随を許しません。
また、日本の絵本界のリーダーとして、絵本表現のレベルの向上や、子どもの本の絵を描く作家たちの社会的地位の向上、絵本を通じての国際交流などに尽力して来たことでも知られており、自ら発起人となった活動としては、「日本児童出版美術家連盟」、「絵本学会」の創設、絵本の評論専門誌「Pee Boo」の発刊、子どもの本が好きな人たちが集まった非営利団体「こどもの本WAVE」の立上げなどを挙げることができます。
本展では60年におよぶ創作活動で発表されました絵本作品原画に加え、氏と親交が深く日本の絵本界の第一線で活躍されている、あべ弘士、いわむらかずお、黒井健、五味太郎、佐々木マキ、スズキコージ、田島征三、田島征彦、西巻茅子、浜田桂子、林明子、山脇百合子、和歌山静子、惜しまれながらもこの世をさった盟友、長新太、堀内誠一といった15作家の絵本原画も合わせた46タイトル約190点の中からお楽しみいただきます。
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