草津市の会社員深尾多加緒さん(59)が県内の風景を描いた油彩展「四季折々の湖国を描く」が、大津市の大津西武ショッピングセンターで開かれている。11日まで。
深尾さんは会社勤めをしながら15年前から油絵に取り組んでいる。かつてイラストレーターをしていた経験から、はっきりと陰影を表現した作品が特徴。湖岸から望む竹生島や大戸川の景色など県内を回って描いた30点を展示している。
普段、油絵で使用するよりも細い筆を使い、点描のように描くことで、逆光にきらめく水面や木の葉を精密に表現。同じ地点を描いたものでも、季節や光の向きを変え、印象の違った作品に仕上げている。
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