あふぇりえいと

2009年7月5日日曜日

夏色トンボ羽化ピーク 滋賀県北部の湿原

夏色トンボ羽化ピーク 滋賀県北部の湿原

写真

 滋賀県北部の湿原で国内最小のトンボ、ハッチョウトンボの羽化がピークを迎えた。梅雨の晴れ間に輝く水辺に、鮮やかな赤色が映えている。

 体長は2センチ前後。雄は真っ赤だが、雌は茶褐色。本州から九州に分布する。琵琶湖博物館(同県草津市)によると、6、7月が羽化の最盛期で、9月末ごろまで観察できる。県内では湿地が減っていることなどから、減少傾向という。

 雄同士が縄張り争いで飛び交ったり、丈の低い草の先に止まって羽を休めていた。

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