近江米ブランド強化へ 「秋の詩」作付け拡大/滋賀県育成【近畿】
近畿・北陸地方で2010年産米の生産数量目標の市町村配分が始まる中、滋賀県は16日、来年産米の生産基本方針を明らかにした。近江米のブランド強化に向けて、県の育成品種「秋の詩」の栽培面積を09年産比約1.4倍の4500ヘクタールにするとともに、技術対策の徹底による「コシヒカリ」を含めた近江米の品質向上を図る。来年3月までに決める。
JAや行政などで構成する「近江米振興協会」が同日、大津市内で開いた「近江米品質向上推進大会」で県が説明した。 同県が力を入れる「秋の詩」は粒が大きく粘りが強いが「コシヒカリ」に比べてあっさりした食感が特徴。温暖化など環境変化の影響を受けにくいとされる。値ごろ感もあり、流通業者からの注目も集めている。推進対策の柱として(1)品質向上(2)「秋の詩」の作付け拡大(3)環境こだわり米の拡大――を掲げた。
「秋の詩」の作付け拡大は「キヌヒカリ」の品質が振るわない地域での作付け転換を図りたい考えだ。生産奨励と消費者へのPRを狙った食味コンクールも今年度に引き続き行う。
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