完成した20畳敷きの大凧(東近江市の八日市大凧会館別館で)
来年の成人式に参加する滋賀県東近江市の若者たちが作った20畳敷きの大凧が10日夜に完成し、同市の八日市大凧会館で披露された。
大凧は縦5.7メートル、横5.4メートル、重さ40キロ。絵と文字を組み合わせて意味を持たせる「判じもん」は、青色で干支にちなんだ2頭の虎、朱色で「伸」の文字、背景に芝草を描き、「個性を伸ばそう」との願いを込めた。
骨部分には、「成人としての自覚をもつ」「グローバルな視野を広げる」などの“20歳の思い”を記した150枚の願い札が張り付けられている。
八日市大凧で知られる市では毎年、成人の日に祝いのたこ揚げを実施している。今年は延べ221人が参加し、11月7日から大凧の制作を開始。絵柄は、昨年の大凧作りのメンバーだった京都精華大3年藤野裕美子さん(21)が手がけた。
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