日吉大社では「奉納祭」
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滋賀県内各地で菊花展が始まり、見ごろを迎えた菊の花が訪れた人たちの心を和ませている。 大津市の日吉大社では4日、「奉納菊花祭」が始まり、鮮やかな菊の大輪約300鉢が展示されている。 市内の愛好家らでつくる「湖西日吉献菊会」の主催。会員の13人が育てて納めた。品種は競技花「国華吉兆」のほか、水平に花弁が付いた「一文字」など。育て方で茎の長さを調整した多彩な表情の菊も並ぶ。 京都菊栄会の小林浩さんが審査し、日吉大社賞に三ツ川健次さん(大津市)、京都新聞社賞に村片勝夫さん(同)の作品を選んだ。24日まで。入苑料が必要。 ■守山市長杯に北村さん 守山市菊花展覧会が4日、同市の市生涯学習・教育支援センターで始まり、約100点を展示している。9日まで。市と市教委が主催し今年で40回目。切り花や鉢物など8部門あり、約40点の菊花で構成した総合花壇も展示されている。 市役所正面玄関前では吉身小菊盆栽教室の作品展が開かれ、会員が育てた約40点が来庁者を楽しませている。7日まで。 市菊花展覧会の主な入賞者は次の通り(敬称略)。 守山市長杯 北村幸雄(守山2丁目)▽市菊花展覧会審査長賞、京都新聞社賞 高田典弘(金森町) ■大懸崖見ごろ 長浜の大通寺公園 長浜市元浜町の大通寺公園を会場にした「湖北菊花競技会」では、出品された菊の花が見ごろを迎えた。 県湖北菊花協会と長浜豊香会の主催で、同市や湖北6町、彦根市や近江八幡市などの愛好者約90人が500鉢余りを出品した。 会場では見る人を圧倒する畳一畳ほどの大懸崖(けんがい)や、高さ45センチ以内にとどめた福助花壇、良質に咲きそろえるのに苦労する12鉢花壇などの部門ごとに展示され、秋晴の下で来場者がゆっくりと観覧していた。展示は15日まで。 |
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